JPS5946436A - 原子力発電所の換気空調設備 - Google Patents
原子力発電所の換気空調設備Info
- Publication number
- JPS5946436A JPS5946436A JP57157710A JP15771082A JPS5946436A JP S5946436 A JPS5946436 A JP S5946436A JP 57157710 A JP57157710 A JP 57157710A JP 15771082 A JP15771082 A JP 15771082A JP S5946436 A JPS5946436 A JP S5946436A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- carbon dioxide
- room
- damper
- density
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F11/00—Control or safety arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、原子力発電所の事故時にも運転員の居住性を
維持しなければならない室の換気空調設備において、外
気取入口から流入してくるＩＨすれのある放射性物質に
よる室内運転員の被曝量を低減した原子力発電所の換気
空調設備に関する〇〔発明の技術的背景とその問題点〕 従来、原子力発電所の換気空調設備は第１図に示しだ系
統に構成されている。
維持しなければならない室の換気空調設備において、外
気取入口から流入してくるＩＨすれのある放射性物質に
よる室内運転員の被曝量を低減した原子力発電所の換気
空調設備に関する〇〔発明の技術的背景とその問題点〕 従来、原子力発電所の換気空調設備は第１図に示しだ系
統に構成されている。
すなわち、符号１は運転員の居住性を必要とする室で、
この室１には空調装置２およびフィルタ３を有しかつ外
気取入口４から隔離ダンパ５を介して外気を給気する給
気ダクト６が設けられている。
この室１には空調装置２およびフィルタ３を有しかつ外
気取入口４から隔離ダンパ５を介して外気を給気する給
気ダクト６が設けられている。
隔離ダンパ５はスイッチ７により開閉される。
また室１内の空気を排気し空調装置２の流入側へ戻す戻
りダクト８が接続されているＯなお、フィルタ３は給気
ダクト６にバイパス的に接続されている。
りダクト８が接続されているＯなお、フィルタ３は給気
ダクト６にバイパス的に接続されている。
しかして、何らかの事故時に居住性を必要とする室１の
換気空調設備は、事故と同時に外気取入口４の隔離ダン
パ５を閉鎖し、一定時間経過後に運転員の判断により、
遠隔手動スイッチ７により隔離ダンパ５を開にする。
換気空調設備は、事故と同時に外気取入口４の隔離ダン
パ５を閉鎖し、一定時間経過後に運転員の判断により、
遠隔手動スイッチ７により隔離ダンパ５を開にする。
その際、原子力発電所周辺に浮遊する放射性物質を外気
取入口４から室１内に取シ入れることから、運転員が被
曝する可能性が生じる０また、外気取入量は、最大在室
人員を安全側に仮定し７だ場合には室内二酸化炭素濃度
が規定値以下となるよう設計されることから実際の事故
時には在室人員の必要量より多くなる。
取入口４から室１内に取シ入れることから、運転員が被
曝する可能性が生じる０また、外気取入量は、最大在室
人員を安全側に仮定し７だ場合には室内二酸化炭素濃度
が規定値以下となるよう設計されることから実際の事故
時には在室人員の必要量より多くなる。
しだがって、放射線による被曝はむしろ大きくなる問題
点が考えられる。
点が考えられる。
なお、隔離ダンパ５を開にするＶＣは運転員が手動で行
なうため、信頼性に乏しい０まだ開は忘れた場合には酸
欠または二酸化炭素中毒により、運転員の生命に害を及
はすなどの問題点が考えられる０ 〔発明の目的〕 本発明は前記問題点を解決すべくなされたものであり、
事故時に居住性が必要となる室に居住する運転員の被曝
量を低減するとともに、ダン／＜の開は忘れにより運転
員が酸欠または二酸化炭素中毒になることを防止した原
子力発電所の換気空調設備を提供することにある。
なうため、信頼性に乏しい０まだ開は忘れた場合には酸
欠または二酸化炭素中毒により、運転員の生命に害を及
はすなどの問題点が考えられる０ 〔発明の目的〕 本発明は前記問題点を解決すべくなされたものであり、
事故時に居住性が必要となる室に居住する運転員の被曝
量を低減するとともに、ダン／＜の開は忘れにより運転
員が酸欠または二酸化炭素中毒になることを防止した原
子力発電所の換気空調設備を提供することにある。
本発明は原子力発電所において冷却材喪失事故時にも居
住性ケ必要とする室の二酸化炭素濃度を検出して、その
二酸化炭素濃度により外気取入口の下流側に設けた隔離
ダンパを制御し運転員の放射線被曝量を低減した原子力
発電所の換気空調設備である。
住性ケ必要とする室の二酸化炭素濃度を検出して、その
二酸化炭素濃度により外気取入口の下流側に設けた隔離
ダンパを制御し運転員の放射線被曝量を低減した原子力
発電所の換気空調設備である。
以下、第２図を参照しながら本発明の一実施例を説明す
る０ 第２図において、居住性を必要とする室１には外気取入
口４から隔離ダンパ５を介して空調装置２に流入し空調
された空気を流入する給気ダクト６と、室工内の空気を
空調装置２の流入側に戻す戻りダクト８が設けられてい
る０ また室１内の二酸化炭素を検出する二酸化炭素検出器９
が該室１内に設けられている０さらに隔離ダンパ５には
前記二酸化炭素検出器９からの信号によって隔離ダンパ
５の開度を調整する開度調整器１０が設けられている。
る０ 第２図において、居住性を必要とする室１には外気取入
口４から隔離ダンパ５を介して空調装置２に流入し空調
された空気を流入する給気ダクト６と、室工内の空気を
空調装置２の流入側に戻す戻りダクト８が設けられてい
る０ また室１内の二酸化炭素を検出する二酸化炭素検出器９
が該室１内に設けられている０さらに隔離ダンパ５には
前記二酸化炭素検出器９からの信号によって隔離ダンパ
５の開度を調整する開度調整器１０が設けられている。
しかして、上記装置において、事故時にも居住性を必要
とする室１の換気空調設備は、外気取入口４から流入し
た空気が空調装置’；’、 Ｉｃより温度調整され、事
故時にはフィルタ装置３を通流したのちダクト６を経て
空調装置２１ｃ戻る。
とする室１の換気空調設備は、外気取入口４から流入し
た空気が空調装置’；’、 Ｉｃより温度調整され、事
故時にはフィルタ装置３を通流したのちダクト６を経て
空調装置２１ｃ戻る。
外気取入口４の下流には隔離ダンパ５が設けられ、室１
に設けた二酸化炭素検出器９からの信号によシ、ダンパ
開度調節器１０の信号で隔離ダンパ５の開度を調節する
。
に設けた二酸化炭素検出器９からの信号によシ、ダンパ
開度調節器１０の信号で隔離ダンパ５の開度を調節する
。
また、ダンパ開度調節器１０ Ｋは、スイッチ７が接続
されておシ、事故信号在存時のみダンパ開度調節器１０
が働くようにしている。
されておシ、事故信号在存時のみダンパ開度調節器１０
が働くようにしている。
原子力発電所通常時には、外気取入口４から流入した空
気は隔離ダンパ５、空調装置２を経て給気ダクト６によ
υ室１内に給気され、一部の空気は戻シダクト８によシ
再び空調装置２へ戻る０事故信号がスイッチ７に入ると
ダンパ開度調節器１０が働き隔離ダンパ５が全開となる
。
気は隔離ダンパ５、空調装置２を経て給気ダクト６によ
υ室１内に給気され、一部の空気は戻シダクト８によシ
再び空調装置２へ戻る０事故信号がスイッチ７に入ると
ダンパ開度調節器１０が働き隔離ダンパ５が全開となる
。
その後、時間経過により、室１内の二酸化炭素濃度が上
昇すると、二酸化炭素検出器９が濃度信号をダンパ開度
調節器１０ニ送り、隔離ダンパ５を一定開度にし、室内
の二酸化炭素濃度を規定値以下に保持する。
昇すると、二酸化炭素検出器９が濃度信号をダンパ開度
調節器１０ニ送り、隔離ダンパ５を一定開度にし、室内
の二酸化炭素濃度を規定値以下に保持する。
第５図は本発明と従来の事故発生時における室内の二酸
化炭素（ＣＯ２＞濃度と時間との関係を示したものであ
り、第３図から明らかなように本発明曲線ａは従来曲線
すよりも速やかに室内の二酸化炭素濃度を検出し、その
濃度を規定値以下に一定に保持することができる。なお
、破線Ｃは規定値を示している。
化炭素（ＣＯ２＞濃度と時間との関係を示したものであ
り、第３図から明らかなように本発明曲線ａは従来曲線
すよりも速やかに室内の二酸化炭素濃度を検出し、その
濃度を規定値以下に一定に保持することができる。なお
、破線Ｃは規定値を示している。
第４図は事故発生時における運転員の放射線被曝量と時
間との関係を示したものであり、第４図から明らか力よ
うに本発明曲線ａは従来曲線すよりも放射線被曝量が少
なくガることか認められる。
間との関係を示したものであり、第４図から明らか力よ
うに本発明曲線ａは従来曲線すよりも放射線被曝量が少
なくガることか認められる。
以上説明のように室内の二酸化炭素濃度を一定に保持す
るようダンパ開度を調節するため、必要以上の外気取入
を行なわないことから、室内運転員の放射線被曝量は低
減する。
るようダンパ開度を調節するため、必要以上の外気取入
を行なわないことから、室内運転員の放射線被曝量は低
減する。
また、自動化したことによシ運転月のミスから運転員の
生命を防護することが出来る。
生命を防護することが出来る。
第１図は従来の換気空調設備を概略的に示す系統図、第
２図は本発明の一実施例を概、略画に示す系統図、第６
図は従来と本発明との室内の二酸化炭素濃度変化を示す
曲線図、第４図は従来と本発明との被曝量と時間変化を
示す曲線図である。 ｌ・・・事故時にも居住性を必要とする室２・・・空調
装置 ３・・−フィルタ装置 ４・・外気取入口 ５・・隔離ダンパ ６・・・給気ダクト ７ ・・・スイッチ ８・・・戻シダクト ９・・・二酸化炭素検出器 １０・・・開度調節器 代理人弁理士 須山 佐− 第１図 第２図
２図は本発明の一実施例を概、略画に示す系統図、第６
図は従来と本発明との室内の二酸化炭素濃度変化を示す
曲線図、第４図は従来と本発明との被曝量と時間変化を
示す曲線図である。 ｌ・・・事故時にも居住性を必要とする室２・・・空調
装置 ３・・−フィルタ装置 ４・・外気取入口 ５・・隔離ダンパ ６・・・給気ダクト ７ ・・・スイッチ ８・・・戻シダクト ９・・・二酸化炭素検出器 １０・・・開度調節器 代理人弁理士 須山 佐− 第１図 第２図
Claims (1)
- 原子力発電所の居住性を必要とする室に外気取入口から
隔離ダンパな介して空調装置を通流させた外気を流入す
る給気ダクトと、前記室の空気を排出し前記空調装置の
流入側へ戻す戻りダクトとを具備した原子力発電所の換
気空調設備において、前記室の二酸化炭素濃度を検出し
、その二酸化炭素濃度によって前記隔離ダンパの開度を
制御する開度調整器を設けたことを特徴とする原子力発
電所の換気空調設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57157710A JPS5946436A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 原子力発電所の換気空調設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57157710A JPS5946436A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 原子力発電所の換気空調設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5946436A true JPS5946436A (ja) | 1984-03-15 |
Family
ID=15655675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57157710A Pending JPS5946436A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 原子力発電所の換気空調設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5946436A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5148681A (en) * | 1990-03-08 | 1992-09-22 | Bechtel Group, Inc. | Passive emergency ventilation system |
| JP2016042009A (ja) * | 2014-08-19 | 2016-03-31 | 三菱重工業株式会社 | 換気システム |
| CN111536667A (zh) * | 2020-05-09 | 2020-08-14 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调及其控制方法、计算机可读存储介质 |
-
1982
- 1982-09-10 JP JP57157710A patent/JPS5946436A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5148681A (en) * | 1990-03-08 | 1992-09-22 | Bechtel Group, Inc. | Passive emergency ventilation system |
| JP2016042009A (ja) * | 2014-08-19 | 2016-03-31 | 三菱重工業株式会社 | 換気システム |
| CN111536667A (zh) * | 2020-05-09 | 2020-08-14 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调及其控制方法、计算机可读存储介质 |
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