JPS5946015B2 - 薄型電卓 - Google Patents

薄型電卓

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JPS5946015B2
JPS5946015B2 JP53035658A JP3565878A JPS5946015B2 JP S5946015 B2 JPS5946015 B2 JP S5946015B2 JP 53035658 A JP53035658 A JP 53035658A JP 3565878 A JP3565878 A JP 3565878A JP S5946015 B2 JPS5946015 B2 JP S5946015B2
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JP
Japan
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sheet
conductive
electrodes
flexible
electrode
Prior art date
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JP53035658A
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JPS54127626A (en
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真澄 石渡
栄 法隆
光明 関
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Canon Inc
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Canon Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は薄型電子機器例えば電子式卓上計算機(以下電
卓と称す)に関し、特に2〜0.5mm位に薄くてかつ
可撓性を有する電子機器に関する。
可撓性を有する薄型電卓を構成する際、従来の固い構造
の電卓を構成する場合に比べていくつか注意しなけれぱ
ならない点がある。その1つにパワースイッチがある。
従来のパワースイッチは電卓本体の側面に付けられてい
るのが多かつたが、薄くなるにつれてそれが困難となり
、キーボードと同一面上に設けざるを得なくなりつつあ
る。
またそのスイッチ機構も機械的ロックスイッチのみなら
ず、電子的フリップフロップ回路のセット、リセットに
より電源をオンオフするパワースイッチも見られるよう
になつた。
このような構成においては、不用意なパワーオンにより
無駄に電池を消費することになり絶対的に避けなけれぱ
ならない。特に例えばクレジットカード、キャッシュカ
ードの如き可撓性を有させた場合、導電ゴム等の有接点
タイプのキーボードを用いると不用意にパワースイッチ
がオンしてしまい極めて不都合である。
これは可撓性の手帳ケース、名刺入れ等に入れて持ち歩
くときも同様である。本発明は上記の点に鑑み、電子機
器のキーボードがどんなに曲げられても不用意にパワー
スイッチがオンすることなく、携帯用に極めて好適な電
子機器を提供するものである。
以下図に従つて説明する。
第1図は従来の午−スイッチの一例で絶縁ゴム4に附着
した導電ゴム5を押し下げて絶縁基板3上の電極1、2
をショートすることによりスイッチングを行なう。
しかしこの方式では電極と導電ゴムとがある距離を保つ
て離れている必要があり、この方式のまま薄くするには
限界がある。
例えば薄くするため導電ゴム5と電極1.2を必要以上
に近ずけてしまうと絶縁ゴム4の弛み等が原因で導電ゴ
ム5と電極1、2とが接触してしまいスイッチング動作
としての確実さがなくなつてしまうという欠点があつた
。これは導電ゴム5をシート状としたUSP36992
94等でも同様である。また可撓性を有させると不用意
にスイッチオンすることは明らかである。
そこで不用意なスイッチオンを避けるためには第2図に
示すように絶縁基板3上の電極1、2上に金属粒子14
を含む高分子物質で成る導電異方性シート6(商品名C
HO−NECT()R)米国コメリツクス社製)を配置
し、これを押すことにより電極1,2が導通するような
構造のキーボードが有効である。
このシート6は例えば直径約150〜230μmの球状
の導電粒子例えばニツケル粒子を最小厚さ約130μの
シリコン・ポリマ中に分散させたものである。
また第3図に示す如く導電率が大幅に増える導電粒子の
含有率Vよりも少し少なめの導電粒子を入れたもので、
.電極が接触している部分の厚み方向のみ導電性になり
、横方向では絶縁性である導電異方性の性質を有する。
(参照日経エレクトロニクス1975,4,7P31〜
37)この場合電極と導電異方件シートとの接触がただ
触れているという状態では導電領域は形成されずある程
度の接触圧が必要である。第4図は第2図においてシー
ト6に異なる圧力が加わつたときのシート6中の導電領
域の変化を示した。a図はシート6に全く圧力が加わら
ない状態でシート6中には導電領域が形成されていない
。指によつてある圧力V1が加えられると電極とシート
6が十分に接触するためb図に点線で示したような導電
領域が形成される。
さらに圧力を増すとC図に示すように導電領域が拡かり
、2つの電極が導通するようになる。これはシート6が
ゴムのような弾性を有するためV2の圧力によつて収縮
しシート6中のニツケル粒子の単位体積当りの含有量が
変化し、第3図に於けるV点を越えるためであると考え
られる。このようなシートを用いるとキー配列を任意に
設定でき、キーの位置合せも不要で製作上極めて好まし
い。またこのシートは前記参照文献にも見られる如く液
晶表示器等のコネクタとして開発されたものであるが、
第4図の説明から明らかな如く、コネクタとして使用す
る場合、余り強く圧接し過ぎると隣り同士が導通してし
まうので、ある範囲で圧接せねばならず、これは実装の
際、欠点になる。しかしキーボードとしては選択的にキ
ーを押すため上記問題は考慮する必要はない。一方電卓
用のLSIもCMOSのように消費電力の少ないものが
実用化されるようになつたが、それとともにLSの各端
子の入出力インピーダンスが高くなつた。
そのためプリント板上で各電極やパターン間にわずかな
漏れ電流が発生してもLSの動作に著しい影響を与える
ようになつた。これを避けるため電極やパターンをでき
るだけ離す等の対策が実施されている。第2図に於いて
上記理由により電極1,2を離した場合、第4図から推
定されるようにスイツチ回路として動作しないこともあ
り、不安定なものとなつてしまう。
これを解決する方法として第5図のような構成が極めて
好ましい。第5図に於いては第2図の構成の上に、アル
ミハク又はシート状の導電ゴム等の導電性物質7が配置
されている。
電極1,2上の導電性物質7が指で押されると第6図に
示すようにシート6中に導電領域が形成され1−6−J
ヨ黷U−2の経路で電極1,2が導通する。
第5図のような構成に於ては第4図に於けるV1とV2
間の圧力でスイツチングが可能なため第2図のような構
成に比してより少ない力でスイツチングができる。
ここでLSの端子から電極1,2を結ぶパターンが電極
1,2の近くにあるが、電極1,2の上を指で押した時
第2図、第5図のような構成の場合、電極1,2以外の
パターン間が導通してしまう場合も起り得る。
このような場合は第7図のような構成が考えられる。第
7図に於てはシート6は電極1,2の上方のみに配置さ
れている。
さらにシート6を保持するため、上カバーシート9を用
意し接着剤8で接着する。この場合第2図の変形と考え
るときは接着剤8は絶縁性でよいが、第5図の変形と考
えるときは接着剤8は導電性物質7と同様の効果を示す
導電性の接着剤を使用する。上カバーシート9は柔軟・
叶のあるものならば電気的に導通、不導通を問わない。
第7図のような構成でシート6を切つて1つ1つ接着す
るのは作業上好ましくないという場合は第8図のような
構成が考えられる。
第8図に於ては、電極1,2やパターン10,11とシ
ート間に絶縁性シート12が挿入されており、絶縁性シ
ート12は電極1,2の部分のみ穴が開けられてスペー
サの機能を果す。
また第5図に於ては電極とシート6が直接接触している
ため、シート6の感度に部分的なバラツ千がある場合と
か、製品として組立てたとき電極とシート6間に常にあ
る力が加わつてしまうというような場合にはスイツチ回
路として不安定なものとなつてしまう。
第8図に於ては電極とシートが指で押されない限り接触
することはないのでスイツチング動作がより確実になる
。第8図で挿入した絶縁性シート12を第9図のように
シート6と導電性物質7との間に入れた場合、押さなけ
ればシート6と導電性物質7とは接触しないのでやはり
スイツチング動作がより確実になる。
またシート6が高価な場合、第7図のように電極1,2
の上にのみ配置したいという要求か出てくる。
この要求は第10図のような構造にすることにより解決
できる。
第10図においては、電極部分のみ穴が開いていてシー
ト6よりわずかに厚い絶縁・訃シー口3をパターン10
,11上に配置し、電極部分の穴にシート6を配置しそ
の上を導電性シート7で覆う構造にする。
この構造によれぱシート6を接着する必要がないので組
立作業も能率よく行うことができる。第10図の構造で
は又先に述べたパターン間の思わぬ導通が起るようなこ
ともなく、スイツチング動作をより確実に行うことも可
能である。なお絶縁基板3と電極1,2とパターン10
,11はエツチングまたはスタリーン印刷等で成るフレ
クシブルプリント板として構成すると、薄くすることが
でき又フレクシブルな薄型電卓を構成することも可能で
ある。
また電極1,2間を導通させる橋絡接触タイプのみなら
ず、1−6−7の導通のみでスイツチングさせるいわゆ
る固定一可動タイプのキースイツチに使用してももちろ
ん好適である。第11図は導電異方性シート6を午一ス
イツチ部分と液晶等の表示器のコネクタとして兼用した
例で製作、組立が極めて容易となり好ましい。すなわち
表示器Dの電極DEと導電部2D間にシート6を介して
電流が流れ、押された千一に対応した数字パターンを表
示させることができる。
またフレキ配線板も表示器付近で折り曲げて上下一体に
形成したので安価に組立てられる利点を有する。第12
図はさらに電池B1論理演算素子Lへのコネクタ手段と
してもシート6を用い、第12図Cの如く所要箇所を切
抜き、フレ千配線3を折り重ねて端部3Tで固着したも
のである。
電池Bは一端子B1がシート6を介してフレ午配線板3
の導電部2と接続され、他端子B2はフレキ3の導電部
2B2と直接圧着して接続される。
ここもシート6を介して接続させることももちろんでき
る。論理演算素子Lの電極足LEl,LE2も同様にシ
ート6を介してフレキ3の導電部2L1と2L2と接続
される。
またフレキ3の上側導電部7はできるだけ広く一面に設
け、論理素子Lの上面を被覆するように構成する。かく
すれば雑音の防止等のシールド効果を可待することがで
き好ましい。14は絶縁シートであるが必ずしも必要と
しない。
またフレキ配線板3は上下一体であるからアース接続の
ための特別の機構も不要となる。さらにこのフレキ配線
板3の導電パターンを銀、アルミ等の蒸着または銀ペイ
ント等のスクリーン印刷で制作すれば、液晶等の表示器
Dの反射板必要箇所を導電部2Rで兼用することができ
る。したがつて反射板が不要となるからさらに薄く構成
できるものである。第13図は第12図Bのさらに他の
実施例で、表示器Dの両端部に電池B1論理素子Lを配
置する。
このようにすれば可撓性部分がさらに広くなつて好まし
い。第14図は偏平型の電池Bを用いた例で、その接続
には両極ともフレキ配線板3を用いた。また論理素子L
は通常とは逆にして載置し、さらに基板3の上下に一部
埋め込んで厚くなるのを防ぐと共に位置ぎめ、補強等の
機能を有させる。
また電極LEl,2は前例同様シート6を介して下側の
フレキ配線板3と導通させるが、同時このように1つの
電極足の上面及び下面の両方を導通路として用いると配
線路も短かくなり好ましい。また近年のLSは電極足を
なるべく減らすため、その端子を兼用させ、それをタイ
ミングによつて区別しているので支障はない。上記の如
く平面的配線から立体的配線にすることにより実装密度
が向上し、薄型、小型な可撓性電卓が極めて理想的に製
作できるものである。
第12,13図の例では表示部とキーボード部に厚みの
差があり、ポケツトに入れたとき違和感が残るが、第1
4図の例では厚みが等しいので好ましい。しかし第12
,13図例ではキーボード部は0.5mT1L位或いは
それよりもさらに薄く0.1mm位に薄くして、表示部
をくるくる巻き込んでおくこともできる。また第14図
例ではキートツプK1を配置することができ、或いはK
2部をキー操作部としてもよい。15は可撓性外装カバ
ーである。
またシート6は論理素子L1表示器Dの厚みに応じて最
適の厚さのものを用いることができる。第12,13図
例においては0.1〜1mTIL程度のシート、第14
図では0,5〜2mm程度のシートを用いる。しかしこ
のシートは軽いスイツチング動作を考慮すると薄い方が
好ましい。しかし論理素子L1表示器Dは厚みに限度が
あるのでそれらのギヤツプを考慮しなければならない。
第15図はその点を配慮し、かつ厚みがどこも等しくな
るように工夫した例である。
すなわち導電異方性シート6の可撓性を最大限に利用し
、キーボード部では前述の如きキーストロークのために
底側にシート6を配置し、論理素子L1表示器D付近で
は上カバー側に曲げて配置する。電極足LEl,LE2
とフレキ配線板3の導電部との接続は、上側のフレキ3
と直接行なうか、または下側のフレキ3もシート6と同
様に持ち上げて前述の方法で接続する。またフレキ3の
下側と外装カバー15との間にスペーサSを介在させる
。このように構成すると全体の厚みが均一でかつ超薄型
の可撓性電卓が製作できる。また第12,13図の如く
パワースイツチPl,P2を上面に他のキースイツチと
同様に構成しても、曲げられた場合に不用意にパワーオ
ンする危険性はない。
すなわち上または下方向にキーボード部が曲げられても
その応力は四方に分散し、厚み方向に垂直な圧力が印加
された場合だけ、厚み方向のみに導通する性質を有する
導電異方性シート6が極めて巧みに機能して上述の危険
性を避けることができるものである。
また表示器も液晶、エレクトロクロミ一、PLZT等超
薄型で製作でき、しかも電池、論理素子を両側または両
端に配置して端部に集中せしめたので、表示器の保護も
計れ、さらに残るキーボード部は自由端となるのでその
可撓性の特徴を十分に発揮させることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の例図、第2,3,4図は本発明の原理説
明図、第5,6図は本発明の一例図、第7,8,9,1
0図は他の実施例図、第11,12,13,14,15
図は本発明電子機器の各例を示す図である。 6・・・・・・導電異方性シート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 導電異方性シートの両面に可撓性フィルムを装着し
    上記可撓性フィルムに設けた電極を夫々対向させ上記可
    撓性フィルムを加圧する事により上記導電異方性シート
    が導通し、上記電極間を導通せしめてキー信号を得るこ
    とを特徴とする可撓性薄型電卓。
JP53035658A 1978-03-28 1978-03-28 薄型電卓 Expired JPS5946015B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53035658A JPS5946015B2 (ja) 1978-03-28 1978-03-28 薄型電卓
US06/024,301 US4261042A (en) 1978-03-28 1979-03-27 Key signal entering device for thin electronic apparatus
DE19792912049 DE2912049A1 (de) 1978-03-28 1979-03-27 Tasten-signaleingabevorrichtung fuer flache elektronische geraete

Applications Claiming Priority (1)

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JP53035658A JPS5946015B2 (ja) 1978-03-28 1978-03-28 薄型電卓

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JPS54127626A JPS54127626A (en) 1979-10-03
JPS5946015B2 true JPS5946015B2 (ja) 1984-11-09

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JP53035658A Expired JPS5946015B2 (ja) 1978-03-28 1978-03-28 薄型電卓

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2542836B2 (ja) * 1986-12-26 1996-10-09 富士ゼロックス株式会社 文字フォント発生装置

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JPS54127626A (en) 1979-10-03

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