JPS594553B2 - 傾動可能シリンダ−ブロツクを有する斜板型の軸方向ピストン機 - Google Patents
傾動可能シリンダ−ブロツクを有する斜板型の軸方向ピストン機Info
- Publication number
- JPS594553B2 JPS594553B2 JP49030705A JP3070574A JPS594553B2 JP S594553 B2 JPS594553 B2 JP S594553B2 JP 49030705 A JP49030705 A JP 49030705A JP 3070574 A JP3070574 A JP 3070574A JP S594553 B2 JPS594553 B2 JP S594553B2
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- Japan
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- valve plate
- cylinder block
- piston
- plate
- socket
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/12—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B1/26—Control
- F04B1/30—Control of machines or pumps with rotary cylinder blocks
- F04B1/32—Control of machines or pumps with rotary cylinder blocks by varying the relative positions of a swash plate and a cylinder block
- F04B1/328—Control of machines or pumps with rotary cylinder blocks by varying the relative positions of a swash plate and a cylinder block by changing the inclination of the axis of the cylinder barrel relative to the swash plate
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/12—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B1/20—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having rotary cylinder block
- F04B1/2014—Details or component parts
- F04B1/2042—Valves
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Hydraulic Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は傾動自在のシリンダブロックを有する斜板型の
軸方向ピストン機械に関するもので、詳細には駆動軸に
より機械の本体内の固定ベアリング内で回転されるソケ
ット板とボール及びソケット継手によりソケット板と作
動的に結合されるピストンと円弧状摺動路内でストロー
ク制御機構により変位されるようにつくられた弁板とか
ら成り、該円弧状摺動路は該シリンダから離れた該弁板
の背面と合致する形状につくられて該背面を支持し、該
弁板の側面は該機械本体の側面間に案内せられて傾動中
心軸の方向の変位を防止するようにした傾動自在のシリ
ンダブロックを有する斜板型の軸方向ピストン機械に関
する。
軸方向ピストン機械に関するもので、詳細には駆動軸に
より機械の本体内の固定ベアリング内で回転されるソケ
ット板とボール及びソケット継手によりソケット板と作
動的に結合されるピストンと円弧状摺動路内でストロー
ク制御機構により変位されるようにつくられた弁板とか
ら成り、該円弧状摺動路は該シリンダから離れた該弁板
の背面と合致する形状につくられて該背面を支持し、該
弁板の側面は該機械本体の側面間に案内せられて傾動中
心軸の方向の変位を防止するようにした傾動自在のシリ
ンダブロックを有する斜板型の軸方向ピストン機械に関
する。
具体化されたこの種の軸方向ピストン機械は、コンパク
トな独立した伝達装置に特に適し、而して使用中、圧力
及び回転速度が高いときでさえ、その無音と振動のない
ことで優れている。
トな独立した伝達装置に特に適し、而して使用中、圧力
及び回転速度が高いときでさえ、その無音と振動のない
ことで優れている。
この種の機械では面域と溝とを備えた弁板を設けこれに
於て流体圧力がシリンダブロックに作用し、且つそれに
より該弁板に伝達される傾動モーメントのバランスをと
るべく使用されるようにする提案が既になされた(ドイ
ツ刊行特許明細書第1017468号及びこれに対応す
る米国特許第2967491号)。
於て流体圧力がシリンダブロックに作用し、且つそれに
より該弁板に伝達される傾動モーメントのバランスをと
るべく使用されるようにする提案が既になされた(ドイ
ツ刊行特許明細書第1017468号及びこれに対応す
る米国特許第2967491号)。
更に該弁板を安定にするべく、その側面はローラーによ
り支持される面を備えている。
り支持される面を備えている。
この装置は該シリンダブロックが傾動されるときいつで
も特にこれが負荷下で傾動されるとき、該弁板に作用す
る方は、該弁板を不整合とならしめ且つ機械の本体内の
側方支持装置間に割り込ましめる欠点がある。
も特にこれが負荷下で傾動されるとき、該弁板に作用す
る方は、該弁板を不整合とならしめ且つ機械の本体内の
側方支持装置間に割り込ましめる欠点がある。
この作用を防止するために円弧状凹面摺動路を有する軸
方向ピストン機械に於て、該弁板の側面をボールにより
及び該ボールの助けを介して推力の大きさに依存する追
加の側方力を該弁板の側面に加えるように支持して杉板
の側面はその結果保持されるようにしたものが提案され
た。
方向ピストン機械に於て、該弁板の側面をボールにより
及び該ボールの助けを介して推力の大きさに依存する追
加の側方力を該弁板の側面に加えるように支持して杉板
の側面はその結果保持されるようにしたものが提案され
た。
(米国特許明細書第3233555号)。
しかし乍ら、上記両者装置は次の如き欠点を有する。
即ちシリンダブロックが傾け、られているとき該弁板が
回転しているシリンダブロックにより加えられるトルク
の作用により側方案内面間に割り込み押し込まれること
を防止するべく、該弁板は大きい寸法であらねばならな
いが、さもなければその補助装置が設けられねばならな
い不利がある。
回転しているシリンダブロックにより加えられるトルク
の作用により側方案内面間に割り込み押し込まれること
を防止するべく、該弁板は大きい寸法であらねばならな
いが、さもなければその補助装置が設けられねばならな
い不利がある。
傾動し得るシリンダブロック及び調節可能なりレードル
をもつ軸方向ピストン機械に於て、該弁板を円弧状摺動
路間に或は該機械本体内側の球状面上に支持することが
提案された。
をもつ軸方向ピストン機械に於て、該弁板を円弧状摺動
路間に或は該機械本体内側の球状面上に支持することが
提案された。
(スイス特許明細書第325587号)。
しかし乍ら、この明細書に記載の装置は球状面上にそれ
自身が自由に調節し得る弁板を側方に案内するための装
置を欠く。
自身が自由に調節し得る弁板を側方に案内するための装
置を欠く。
それ故このような案内のない弁板構造では側方案内装置
間に割り込みによる押し込みの問題は起らない。
間に割り込みによる押し込みの問題は起らない。
本発明の目的は、確実に案内されるこの種の機械のため
の弁板を提供するにあり、これにより割り込み或は押し
込みの危険が追加の手段を使用せずに完全に除去され、
又圧油の通路に絶対不可欠であるものに限定された全体
の寸法が最小のものを得ることが出来るようにしたもの
である。
の弁板を提供するにあり、これにより割り込み或は押し
込みの危険が追加の手段を使用せずに完全に除去され、
又圧油の通路に絶対不可欠であるものに限定された全体
の寸法が最小のものを得ることが出来るようにしたもの
である。
この目的を達成するため、本発明によれば傾動中心軸に
対し半径方向に延びる弁板の2つの面の少くとも1つは
流体圧推力が該弁板をその側面の1つの面を機械本体内
の共働する案内側面と接触状態に保たせるように球面円
弧状に形成される。
対し半径方向に延びる弁板の2つの面の少くとも1つは
流体圧推力が該弁板をその側面の1つの面を機械本体内
の共働する案内側面と接触状態に保たせるように球面円
弧状に形成される。
追加の手段を全く欠いた状態で、この装置は該弁板にそ
の側面を案内する面の1つとの接触を維持することを強
制し、かくして該シリンダブロックの推力の大きさ及び
その傾斜角度に無関係に割り込みを防止することを保証
する。
の側面を案内する面の1つとの接触を維持することを強
制し、かくして該シリンダブロックの推力の大きさ及び
その傾斜角度に無関係に割り込みを防止することを保証
する。
本発明の一実施例に於いて、該弁板の背面は本発明によ
り意図された2つの円弧面の1つであり、又機械の本体
の談合致し得る形状につくられた摺動路は傾動中心軸の
存する中心をめぐる球状面である。
り意図された2つの円弧面の1つであり、又機械の本体
の談合致し得る形状につくられた摺動路は傾動中心軸の
存する中心をめぐる球状面である。
傾動面に対して該球状面が対称的である特定の場合に於
いて、該球状面の中心は傾動中心軸と該シリンダブロッ
クの回転軸との交叉点に一致する。
いて、該球状面の中心は傾動中心軸と該シリンダブロッ
クの回転軸との交叉点に一致する。
本発明の他の特徴によれば、該弁面は該シリンダブロッ
クの回転軸上に存する中心をめぐる凸球面又は凹球面で
あり得る。
クの回転軸上に存する中心をめぐる凸球面又は凹球面で
あり得る。
この特徴は本発明の上記第1実症例と組合わせてもよい
。
。
本発明の全ての実施例は何等の追加の手段なしに次のこ
とを保証する。
とを保証する。
即ち該弁板は1つの側方案内面と接触を保たれ而してこ
れによりシリンダブロックの傾動が負荷の存在とは無関
係に調節されるとき、その路内に該弁板が割り込み或は
押し込むことから防止されることを保証する。
れによりシリンダブロックの傾動が負荷の存在とは無関
係に調節されるとき、その路内に該弁板が割り込み或は
押し込むことから防止されることを保証する。
本発明実施例を添付図面につき下記詳述する。
第1図示の軸方向ピストン機械は機体2内のボールベア
リング1内に装着され且つソケット板4と一体に形成さ
れた駆動軸3から成る。
リング1内に装着され且つソケット板4と一体に形成さ
れた駆動軸3から成る。
ピストン7のピストン杆6の端部のボール5は該ソケッ
ト板4のソケット内で動く。
ト板4のソケット内で動く。
シリンダブロック9は該ソケット板4とピストン7を介
して該1駆動軸3により回転される。
して該1駆動軸3により回転される。
ビストンストロークは該軸3の回転中心軸11に対する
シリンダブロックの回転中心軸10の傾斜角度に依存す
る。
シリンダブロックの回転中心軸10の傾斜角度に依存す
る。
該シリンダブロック9は該ソケット板4の中心のソケッ
ト内にはめ込まれた軸13の球頭12により中心位置に
保たれる。
ト内にはめ込まれた軸13の球頭12により中心位置に
保たれる。
該シリンダブロックは弁板15に圧接する。
杉板15は隊って機械の本体の部分17面上に形成され
た円弧状摺動路16により摺動自在に支持され、而して
該シリンダブロックは機械が負荷を受けているときは専
ら流体圧推力により或は、さもなければ軸13の端とシ
リンダブロック9との間に介入した圧縮はね14によっ
てのみ該弁板と接触状態に保たれる。
た円弧状摺動路16により摺動自在に支持され、而して
該シリンダブロックは機械が負荷を受けているときは専
ら流体圧推力により或は、さもなければ軸13の端とシ
リンダブロック9との間に介入した圧縮はね14によっ
てのみ該弁板と接触状態に保たれる。
該駆動軸の回転中心軸11に対してのシリンダブロック
9の回転中心軸10の傾斜の角度、従って該シリンダブ
ロック9内のピストン7により排出される容量は該弁板
15と係合するピン18により変えられ得る。
9の回転中心軸10の傾斜の角度、従って該シリンダブ
ロック9内のピストン7により排出される容量は該弁板
15と係合するピン18により変えられ得る。
該ピンは機械本体の部分17に設けた横断孔20内に摺
動自在に含まれる制御杆19に固着されている。
動自在に含まれる制御杆19に固着されている。
該制御杆19は、該制御杆19を前後に動かすようにつ
くられたストローク制御機構に接続されている。
くられたストローク制御機構に接続されている。
而してこれにより該ピノ18により該弁板15をその円
弧状摺動路16内で変位せしめて、紙面と垂直な方向の
傾動中心軸21をめぐり該シリンダブロック9を揺動せ
しめる。
弧状摺動路16内で変位せしめて、紙面と垂直な方向の
傾動中心軸21をめぐり該シリンダブロック9を揺動せ
しめる。
該弁板15は、該シリンダブロックの回転の角度位置に
機能的依存関係で機械の機体の部分17に設けた入口及
び出口24.25に該室8を接続することによって該シ
リンダ室8へ及び8からの流体圧媒体の流入及び流出の
ための(そら笠形の)ポート22及び23を含む。
機能的依存関係で機械の機体の部分17に設けた入口及
び出口24.25に該室8を接続することによって該シ
リンダ室8へ及び8からの流体圧媒体の流入及び流出の
ための(そら笠形の)ポート22及び23を含む。
(第2図乃至第5図)
第1図及び第2図示の実施例に於いて該弁板15は球状
凸状前面26を有する。
凸状前面26を有する。
この面形状のため負荷されたシリンダブロック9の推力
Rは該弁板15上にか\る。
Rは該弁板15上にか\る。
この推力Rは該弁板15の背面27を支持する円弧状摺
動路面16の反推力Zにより対抗される。
動路面16の反推力Zにより対抗される。
しかし乍ら該推力R及びZは該弁板15をしてそのひと
つの側面28と、核体の部分17の側方案内面29との
間の接触を維持せしめる合成側方推力Sを生ずる。
つの側面28と、核体の部分17の側方案内面29との
間の接触を維持せしめる合成側方推力Sを生ずる。
従って該弁板の反対側に間隙32が、こちら側の側面3
0とこれに対応する案内面31との間に開口生成する。
0とこれに対応する案内面31との間に開口生成する。
その側面28の1つと、こ減と協働する側方案内面29
間の接触維持は、該弁板15が該制御杆19及びそのピ
ン18により変位せしめられつつあるとき、該弁板は摺
動路16とその側方案内面29及び31とにより形成さ
れた案内路の軸との軸整合をはずれて側方に傾かず、而
して、かくして割り込みとならないことを保証する。
間の接触維持は、該弁板15が該制御杆19及びそのピ
ン18により変位せしめられつつあるとき、該弁板は摺
動路16とその側方案内面29及び31とにより形成さ
れた案内路の軸との軸整合をはずれて側方に傾かず、而
して、かくして割り込みとならないことを保証する。
(第5図を参照し乍ら後に説明する)
第1図、第2図及び第3図示の実施例に於いて弁板15
の面26は球状凸面である一方、摺動路16の形状と合
致する弁板の背面27は傾動中心軸21上に位置された
中心をめぐる円弧状或は球状である。
の面26は球状凸面である一方、摺動路16の形状と合
致する弁板の背面27は傾動中心軸21上に位置された
中心をめぐる円弧状或は球状である。
又同じ部品及び対応する力作用の線は同じ参照番号によ
り示されている。
り示されている。
第4図の実施例に於いて該弁板15の作用前面26は平
らであり、その背面27及びその対応する摺動路16の
みは傾動中心軸21上の中心をめぐって球面的に弧状の
面をもつ。
らであり、その背面27及びその対応する摺動路16の
みは傾動中心軸21上の中心をめぐって球面的に弧状の
面をもつ。
傾斜の有効角度の振幅が対称的である図示の実施例に当
てはまる特定の場合に於いて球状背面27の中心及び球
状摺動路16の中心は該傾動中心軸21が該シリンダブ
ロックの回転中心軸10と交叉する交叉点に位置する。
てはまる特定の場合に於いて球状背面27の中心及び球
状摺動路16の中心は該傾動中心軸21が該シリンダブ
ロックの回転中心軸10と交叉する交叉点に位置する。
他に第1図の同じ部品及び相当する力は前記図面と同じ
符号によって示されている。
符号によって示されている。
本発明に従って装置の幾何学構成の結果として起り、而
して該弁板15に作用する関連した力は第5図を参照す
ることにより更に容易に理解されるであろう。
して該弁板15に作用する関連した力は第5図を参照す
ることにより更に容易に理解されるであろう。
この図に於いて
P + P’=スl−ローフ制御機構により生ずる調節
力P−該推力により互に押圧される面間の摩擦P′=側
方案内面の個所での係合側面間の摩擦S二該弁面と及び
或は該弁板の背面とその共働する摺動路との幾何学構成
により生じ る側方推力 MR=該シウシウシリンダブロック9弁板15に伝達さ
れるトルクで、反時計方向が士、時計方向が−を附して
表わされる。
力P−該推力により互に押圧される面間の摩擦P′=側
方案内面の個所での係合側面間の摩擦S二該弁面と及び
或は該弁板の背面とその共働する摺動路との幾何学構成
により生じ る側方推力 MR=該シウシウシリンダブロック9弁板15に伝達さ
れるトルクで、反時計方向が士、時計方向が−を附して
表わされる。
該弁板15は側方推力Sにより側方案内面に押し付けら
れるが、該推力Sと該弁板15が傾動される作用点0と
の距離をaとすれば、該弁板15にSXaの案内側面に
対して傾けられることを避けるモーメントが生ずる。
れるが、該推力Sと該弁板15が傾動される作用点0と
の距離をaとすれば、該弁板15にSXaの案内側面に
対して傾けられることを避けるモーメントが生ずる。
また該弁板15とその摺動路16との間に該摺動路16
の方向に摩擦Pが発生するが、この摩擦Pは弁板15に
作用するアキシャルピストン機械の作動圧力に起因する
ものであり、しかも該圧力はシリンダブロックの回転方
向と該機械の使用のモードによりポート22又は23の
領域に両ポート22,23の中間からbだけ離れて作用
するので該弁板15には前記モーメントsXaに対向し
て作用するモーメントP×bを生ずる。
の方向に摩擦Pが発生するが、この摩擦Pは弁板15に
作用するアキシャルピストン機械の作動圧力に起因する
ものであり、しかも該圧力はシリンダブロックの回転方
向と該機械の使用のモードによりポート22又は23の
領域に両ポート22,23の中間からbだけ離れて作用
するので該弁板15には前記モーメントsXaに対向し
て作用するモーメントP×bを生ずる。
さらに該弁板15にはその調整中に摩擦P′によりモー
メントPXbと反対向きのモーメントP′×cが作用す
る。
メントPXbと反対向きのモーメントP′×cが作用す
る。
従ってSXaのモーメントがPXb−P’Xc±MRよ
りも大きいか或は等しければ該弁板15は側方案内面2
9又は30に面接触し、弁板の割り込み、押し込みが防
止される。
りも大きいか或は等しければ該弁板15は側方案内面2
9又は30に面接触し、弁板の割り込み、押し込みが防
止される。
実用試験によって該負荷受圧面の球面幾何形状により発
生される側方推力Sは完全な安定を保証するに常に充分
であることが確認された。
生される側方推力Sは完全な安定を保証するに常に充分
であることが確認された。
実際、本発明により提案された装置の幾何学構成により
成就される弁板の安定性は無負荷作動中でさえいかなる
追加の案内及び位置設定手段の設置をも全く不要とする
ほど充分高い。
成就される弁板の安定性は無負荷作動中でさえいかなる
追加の案内及び位置設定手段の設置をも全く不要とする
ほど充分高い。
後者の場合には常に存在するばね14の推力は全く充分
であり又本発明に従った装置に於いて、この推力は該シ
リンダブロック9が該弁板15との接触を維持すること
と該弁板15が該摺動路16の面との接触を維持するこ
とを確実にする二重の機能を遂行する。
であり又本発明に従った装置に於いて、この推力は該シ
リンダブロック9が該弁板15との接触を維持すること
と該弁板15が該摺動路16の面との接触を維持するこ
とを確実にする二重の機能を遂行する。
本発明の実施の態様は以下の通りである。
態様の1
弁板15の背面27及び機械の部分17のそれと合致し
得る形式にされた摺動路16は傾動中心軸21上に存す
る中心をめぐる球面であることを特徴とする特許請求の
範囲に従った軸方向ピストン機械。
得る形式にされた摺動路16は傾動中心軸21上に存す
る中心をめぐる球面であることを特徴とする特許請求の
範囲に従った軸方向ピストン機械。
態様の2
摺動路16の球状面の中心は傾動中心軸21とシリンダ
ブロックの回転中心軸10との交叉点と一致することを
特徴とする態様の1に従った軸方向ピストン機部 態様の3 弁板15の面26は該シリンダブロックの回転中心軸1
0上に存する中心をめぐる凹球面又は凸球面であること
を特徴とする特許請求の範囲に従った軸方向ピストン機
部
ブロックの回転中心軸10との交叉点と一致することを
特徴とする態様の1に従った軸方向ピストン機部 態様の3 弁板15の面26は該シリンダブロックの回転中心軸1
0上に存する中心をめぐる凹球面又は凸球面であること
を特徴とする特許請求の範囲に従った軸方向ピストン機
部
第1図はシリンダブロックの傾斜面に於ける軸方向ピス
トンポンプの線図的断面図、第2図は本発明の第1実施
例の第1図のI−I線截断の断面図、第3図はその第2
実癩例の1図のI−I線截断の断面図、第4図はその第
3実施例の第1図のI−1線截断のそれに相当する断面
図、第5図は弁板に影響する力を示すための該弁板の作
用面の線図を示す。 1・・・・・・ボールベアリング、2・・・・・・機体
、3・・・・・・駆動軸、4・・・・・・ソケット板、
5・・・・・・ボール、7・・・・・・ピストン、9・
・・・・・シリンダブロック、10・・・・・・シリン
ダブロックの軸、15・・・・・・弁板、16・・・・
・・円弧状摺動路、21・・・・・・傾動軸、26・・
・・・・前面、27・・・・・・背面、28,30・・
・・・・弁板の側面、29゜31・・・・・・機体内の
側方案内面。
トンポンプの線図的断面図、第2図は本発明の第1実施
例の第1図のI−I線截断の断面図、第3図はその第2
実癩例の1図のI−I線截断の断面図、第4図はその第
3実施例の第1図のI−1線截断のそれに相当する断面
図、第5図は弁板に影響する力を示すための該弁板の作
用面の線図を示す。 1・・・・・・ボールベアリング、2・・・・・・機体
、3・・・・・・駆動軸、4・・・・・・ソケット板、
5・・・・・・ボール、7・・・・・・ピストン、9・
・・・・・シリンダブロック、10・・・・・・シリン
ダブロックの軸、15・・・・・・弁板、16・・・・
・・円弧状摺動路、21・・・・・・傾動軸、26・・
・・・・前面、27・・・・・・背面、28,30・・
・・・・弁板の側面、29゜31・・・・・・機体内の
側方案内面。
Claims (1)
- 1 機体と、傾動自在のシリンダブロックと、該シリン
ダブロックの回転中心軸と、駆動軸により該機体内に固
定されたベアリングで回動するソケット板と、該ソケッ
ト板を通る該傾動自在のシリンダブロックに関する傾動
中心軸と、該ソケット板にボール及びソケット継手によ
り結合して該ソケット板と共働するピストンと、ストロ
ーク制御機構により変位されるようにつくられ且つその
ような変位で前記傾動中心軸のまわりに該ブロックを傾
動すべく作用する該シリンダブロックのピストン端の弁
板と、該弁板を支承するための該機体内の円弧状摺動路
とを備え、該弁板には該シリンダブロックの該ピストン
端で係合し且つ流体圧推力を受ける前面及び該円弧状摺
動路に合致し得ると共に係合する形状をした背面とを有
し、該弁板の両側面を案内すると共に該傾動中心軸の方
向に該弁板の移動を防止する機体内の側方案内面を有す
る型式の軸方向ピストン機械に於て、該弁板の両側面の
1方を該機体内の共働する側方案内面に連続して接触を
保持させる側方への推力が該弁板上の該シリンダブロッ
クの各ピストン端により及ぼされる各流体圧推力によっ
て発生するように該弁板の前面と背面のいずれか1つを
該流体圧推力に対して球状に彎曲した曲面に形成して成
る傾動自在のシリンダブロックを有する軸方向ピストン
機械。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2313575 | 1973-03-19 | ||
DE2313575A DE2313575C3 (de) | 1973-03-19 | 1973-03-19 | Hydrostatische Axialkolbenmaschine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS49127202A JPS49127202A (ja) | 1974-12-05 |
JPS594553B2 true JPS594553B2 (ja) | 1984-01-30 |
Family
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