JPS5944905B2 - 塗剤の自動塗布装置 - Google Patents

塗剤の自動塗布装置

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JPS5944905B2
JPS5944905B2 JP3296777A JP3296777A JPS5944905B2 JP S5944905 B2 JPS5944905 B2 JP S5944905B2 JP 3296777 A JP3296777 A JP 3296777A JP 3296777 A JP3296777 A JP 3296777A JP S5944905 B2 JPS5944905 B2 JP S5944905B2
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JP
Japan
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paint
valve
coating
coating material
nozzle
Prior art date
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JP3296777A
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JPS53118445A (en
Inventor
秀昭 鈴木
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS53118445A publication Critical patent/JPS53118445A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水溶性あるいは有機性等の塗剤を被塗布物品に
自動的に塗布する装置に関し、特に、防炭剤、シール剤
、接着剤、クリーム状塗剤等の比較的高粘度を有する塗
剤を所定の塗布量又は塗膜厚さで物品に塗布する工程に
用いる塗剤の自動塗布装置に関する。
例えば、第1図に示すような自動車の部品であるステア
リングギヤラック1を滲炭焼入する際に、ラック部の歯
底面1aに防炭剤を塗布する必要があるが、このような
場合従来は、塗剤である防炭剤を刷毛やへら等につけて
手作業によつて塗布していた。
この作業は高い熟練度を要し、しかも塗布量や塗布面高
さにバラツキを生じやすく、それらが規制されている場
合には作業者に与える精神的疲労が大きかつた。このよ
うな比較的高粘度の塗剤を自動的に塗布するために、例
えば第2図に示すようなローラによる転写塗布装置があ
る。
これは、容器2内の塗剤3を矢示A方向に回転する第1
のローラ4の周側面に破線で示すように付着させ、これ
をさらに矢示B方向に回転する第2のローラ5の周側面
に転写させ、それを矢示C方向に移動する物品6の上面
を転写させるものである。しカルながらこのような装置
では、第1のローラ4及び第2のローラ5に付着する塗
剤の量は無規制に近いバラツキを生じ、塗膜厚さの均H
ヒが難しく、手直しが必要となる。第1のローラ4には
容器2からの塗剤3の付着量をある程度規制するブラシ
7等が設けられているが、その調整は熟練と勘に依らざ
るを得ない。ま、た、塗剤は常時外気にさらされている
ため短時間のうちに粘度が高くなり、安定した塗剤の供
給ができず、したがつて塗膜厚さが不安定となるため手
直し作業量が増大する欠点を有し、実用上問題があるも
のであつた。本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであつて、空気圧によつて塗剤を圧送して吐出口より
被塗布物品に対して塗剤を吐出させ、吐出装置における
塗剤通路の開放、遮断と塗剤への空気圧の加圧、非加圧
を連動させると共に、塗剤が直接外気に触れないように
し、空気圧及び被塗布物品の移動速度を制御することに
より、所望の塗布量又は塗膜厚さを容易に得られるよう
にした、比較的高粘度の塗剤の自動塗布装置を提供する
ものである。
以下添付図面の実施例によつて本発明を詳細に説明する
。先ず、第3図を参照して、10は空気圧切換弁、11
,12はそれぞれ速度調整弁、13はピストン14及び
それと一体に移動するピストンロツド15を有するエア
シリンダである。
20は塗剤吐出装置であつて、その詳細は第4図に示し
てあり、固定部21aと胴部21bとノズル装着部21
cとからなり内部に塗剤を保留するチヤンバ一22を形
成された本体21と、ノズル装着部21cに装着され、
吐出口23aとチヤンバ一22に連通する塗剤通路23
bとを有するノズル23と、胴部21bの側部に設けら
れた塗剤供給口24からチヤンバ一22への塗剤通路2
5を開閉する遮断兼吸引弁26とから成る。
この遮断兼吸引弁26は本体の上方を貫通して延びる弁
ロツド27の下端に設けられ、弁ロツド27は連結棒1
6によつてピストンロツド15と連結されこれと同動す
る。28は塵埃等の侵入防止用シール部材、29a,2
9bは塗剤流出防止用のOリングである。
30は加圧容器であつて、その詳細は第5図に示してあ
り、本体31と蓋体32とが固着具33a,33bによ
り密封固着されており、蓋体32には蓋33によつて密
封される塗剤注入口34が設けられている。
本体31の内側には塗剤容器35が設置されており、塗
剤注入口34から塗剤3が注入され貯留される。本体3
1の側部にはパイプ17が固着され、これを通じて加圧
容器30内に空気圧が導入される。18は蓋体32を貫
通して塗剤容器35内に挿入された吸入管であり、塗剤
3を吸入して管路19を介して塗剤吐出装置20の塗剤
供給口24に供給する。
36は塗剤流入口36aを有する浮動蓋であつて塗剤3
より比重の小さい材料からなる。
37は棒体及び電線が塗剤容器35内に伸びて先端に検
知部37aを取付けた塗剤検知器、38,39はシール
用のOリングである。
第3図で40は加圧容器30に送られる空気圧を任意に
調整する空気減圧調整弁、41はそのゲージ、6は被塗
布物品、42はノズル23の下方に被塗布部品6が有る
か無いかを検知する物品検知スイツチ、43は送気管で
ある。次にこのように構成された本実施例の作用を説明
する。
被塗布物品6が移動台又はコンベア等に載置されて矢示
F方向(第6図では図に垂直方向)に移動して、ノズル
23の下方に到来すると、これを物品検知スイツチ42
が検知し、それによつて電磁駆動部材10aを作動して
空気圧切換弁10が第3図に示す位置となり、加圧空気
[F]が速度調整弁11を介してエアシリンダ13の上
部Uに供給され、下部Dは大気2に連通するためピスト
ン14は下降し、それに同動して塗剤吐出装置20内の
遮断兼吸引弁26も矢示H方向に下降し、塗剤の通路を
開放する。このとき同時に加圧空気が空気減圧調整弁4
0を介して加圧容器30に送られ、その空気圧によつて
塗剤3が吸入管18、管路19を介して塗剤吐出装置2
0に供給される。したがつて塗剤3は通路25からチヤ
ンバ一22内に圧入され、チヤンバ一22に貯留されて
いた塗剤はノズル23の吐出口23aから吐出され、物
品6の上面の所定の個所に帯状に塗布される(第3図は
この状態を示す)。塗布量又は塗膜厚さは空気圧及び物
品の移動速度を調節することによつて任意に設定し得る
。ノズル23の下方を物品6が通過し終ると、物品検知
スイツチ42の信号により、空気圧切換弁10が図示位
置から切換わることにより加圧空気[F]及び大気2の
接続管路を切換える。したがつて、エアシリンダ13の
下部Dに加圧空気[F]が送られ、上部Uが大気2に連
通されることになり、ピストン14は矢示J方向に上昇
し、それに伴ない遮断兼吸引弁26も上昇して塗剤通路
25に嵌入してこの通路を遮断するので塗剤が供給され
なくなり、塗剤の吐出が停止する。このとき同時に加圧
容器30内は大気圧となり、塗剤3は加圧されなくなる
。また、遮断兼吸引弁22が上昇して通路25内に嵌入
するとその体積分だけチヤンバ一22内の容積が増加し
て若干の負圧を生じさせ、塗剤の滴下を防止する。この
負圧の大きさは弁ロツド27の連結棒16との螺着部2
7aによる位置調整や弁26の厚さを変えることにより
変更し得る。但し、ノズル23内の塗剤が全部は吸引さ
れないようにしてチヤンバ一22内に気泡が生じないよ
うにする配慮が必要である。塗剤吐出装置20のチヤン
バ一22内には常時塗剤が満ちており、被塗布物品6が
到来したときには即時に吐出口23aより塗剤を吐出し
得る状態にある。チヤンバ一22は又空気圧に多少の変
動が生じても吐出口23aからの塗剤の吐出量を均一に
する作用をも有する。一方、塗剤感知器37は吸入管1
8の下面(吸入口)より幾分上側に検知部37aを設置
しており、塗剤3の上面が吸入管18の下面より低くな
る前にブザーやランプ等によつて塗剤の残量が少なくな
つたことを作業者に知らせる。そこで作業者は塗剤注入
口34の蓋33を取つて新しい塗剤を塗剤容器35に注
入し、吸入管18に空気が送られるのを防止することが
できる。なお、弁26と通路25とに例えば第4図に示
すようにテーパを付して完全な閉め切りができるように
しておけば、加圧容器30内は常時加圧しておくことが
でき、これによつて装置の応答性の向上と空気の節約と
が計れる。
この場合、送気管43に逆止弁を設けるかあるいは送気
管43を加圧空気[F]の供給源に直結すればよい。塗
剤は直接外気に触れることはなく、わずかに加圧容器3
0内で貯留塗剤の液面が加圧容器内の空気に触れている
だけであるから粘度の経時変化は極めて少なく、浮動蓋
36を設ければ空気に触れる面は著しく減少し、さらに
経時変化を減少することができる。
このような装置によつて、例えば第1図に示したような
ステアリングギヤラツク1のラツク底面部1aに防炭剤
を塗布するような場合には、第6図に示すように、塗剤
吐出装置20の本体21にラツク底面部1aの数だけ、
それに対応する位置にノズル23A,23B,23Cを
設け、ステアリングギヤラツク1を第6図の紙面に垂直
な方向に多数整列して移動せしめれば、極めて能率的に
防炭剤を自動塗布することができる。
このように吐出口23aを有するノズル23の数は必要
に応じて適宜増減でき、又吐出口23aの径は塗剤の粘
度、塗布量等に応じて最適値が異なるので、必要に応じ
て異なる径の吐出口23aを有するノズルに交換するこ
とができる。以上のように、本発明によれば従来困難で
あつた比較的高粘度の塗剤の自動塗布を斉易に行なうこ
とができ、しかもその塗布量又は塗膜厚さを空気圧及び
被塗布物品の移動速度を制御することにより所望値に安
定して規制でき、塗剤の経時変化も殆んどない。
また、吐出口の数や位置あるいは形状を選択し、被塗布
物品の移動方向を直線状、曲線状またはそれらの組合せ
等適宜に選ぶことによつて、任意の塗布パターンを得る
ことができ、その応用範囲は極めて広いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置によつて塗剤を塗布する物品の一
例を示す斜視図、第2図は従来の自動塗布装置の一例を
示す説明図、第3図は本発明の一実施例の説明図、第4
図は第3図の実施例における塗剤吐出装置の詳細を示す
断面図、第5図は第3図の実施例における加圧容器の詳
細を示す断面図、第6図は本発明におけるノズルと被塗
布物品との関係の一例を示す要部正面図である。 3・・・・・・塗剤、6・・・・・・被塗布物品、10
・・・・・・空気圧切換弁、13・・・・・・エアシリ
ンダ、15・・・・・・ピストンロツド、20・・・・
・・塗剤吐出装置、22・・・・・・チヤンバ一、23
・・・・・・ノズル、14・・・・・・ピストン、23
a・・・・・・塗剤吐出口、26・・・・・・遮断兼吸
引弁、30・・・・・・加圧容器、37・・・・・・塗
剤検知器、40・・・・・・空気減圧調整弁、42・・
・・・・物品検知スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塗剤吐出口を有するノズルと該ノズルの後方に設け
    られた塗剤を保留するチャンバーと該チヤンバーへの塗
    剤の供給通路を開放する第1の位置及び遮断する第2の
    位置に移動される弁とを有する塗剤吐出装置と、塗剤を
    貯留し、該塗剤を加圧して前記塗剤吐出装置へ給送する
    加圧容器と、前記塗剤吐出装置の弁を第1の位置及び第
    2の位置に移動せしめる弁駆動装置と、前記ノズルの前
    方に被塗布物品があるときは前記弁を第1の位置に移動
    せしめ、被塗布物品がないときは前記弁を第2の位置に
    移動せしめる前記弁駆動装置の切換装置とからなる塗剤
    の自動塗布装置。 2 塗剤吐出装置の弁が、第2の位置に移動したとき前
    記チャンバー内に若干の負圧を生じさせる遮断兼吸引弁
    である特許請求の範囲第1項記載の塗剤の自動塗布装置
    。 3 弁を第1の位置と第2の位置に移動せしめる装置が
    、ピストンを有するエアシリンダである特許請求の範囲
    第1項、または第2項記載の塗剤の自動塗布装置。 4 塗剤吐出装置が、複数の塗剤吐出口を有する特許請
    求の範囲第1項、または第2項、または第3項記載の塗
    剤の自動塗布装置。 5 加圧容器が、塗剤の残量が少なくなつたことを知ら
    せる塗剤検知器を備えている特許請求の範囲第1項、ま
    たは第2項、または第3項、または第4項記載の塗剤の
    自動塗布装置。
JP3296777A 1977-03-25 1977-03-25 塗剤の自動塗布装置 Expired JPS5944905B2 (ja)

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JP3296777A JPS5944905B2 (ja) 1977-03-25 1977-03-25 塗剤の自動塗布装置

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JPS53118445A JPS53118445A (en) 1978-10-16
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0433049Y2 (ja) * 1986-01-29 1992-08-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0433049Y2 (ja) * 1986-01-29 1992-08-07

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