JPS5944716A - 電気ケ−ブルの架橋方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特に導体の周囲（こ内部半導１！層を有する電
気ケーブル〔こ有用な架橋方法瘉こ関するものである。

従来、このような電気ケーブルにおける未架橋絶縁物を
有効をこ架橋する方法（加硫方法）について、いくつか
の技術が提案されている。例えば、■特公昭４６−４８
８７号公報蚤こ示さ杓、た技術は、導体を誘導加熱する
ことにより未架橋絶縁物の架橋作用を促進させるように
しており、■ｌ侍公公明３−１６０３２号公報に示され
た技術は、導体を予熱するに際し、ライン線速により導
体予熱装置Ｋを制御して、導体の温度を上下させるよう
（こしている。

しかしながら、導体と絶縁被覆との間に内部中４電層が
設けられている↑４気ケーブルは、前記■■の技術など
により、導体の予・Ｉ！へ、内外両方からの未架橋絶縁
物の加熱を実施したとしても問題が残されている。すな
わち、未架橋絶縁物がポリオレフィンなどの材料である
と、架橋工、（気で例えば３００℃程度昏こ加熱される
が、この加熱によって半導電層が軟化あるいは溶融して
変形し、導体の撚り目の間などをこ流れこんで、半導・
成層が失なわれてしまいケーブルの性能が４．？Ｊわね
てし味うなどの問題点である。

本発明は前記背景１こ基づいてなされたもので、その目
的とするところは、未架橋絶縁物の内外圧を平衡させて
半導電層）こ変形を与えないよう（こなし、予熱温度の
高温化をｆ１易にして架橋速度の向上を図り、かつ、電
気ケーブルの高品質化を図ることｆこある。

以下、本発明を図面１こ示す一実施例（こ苓づいて説明
する。

図において、矢印で示す方向に走行するケーブルの撚線
導体（以下導体と略す）１の周囲には、半径方向に間隙
を有して非金属Ｍ（例えばＦＲＰ。

セラミック製など）の予熱管２が設けられ、この予熱管
２の後端部にシール部３が設けられて予熱室４が外気か
ら密封され、かつ、予熱ｔ７２の外周に予熱用誘導加熱
コイル５およびその加熱電源６が設けられている。そし
て、前記予熱律４内番こけ不活性ガス供給装＋１７から
Ｎ、ガスなどの不活性ガスが充填されるようになってい
る。

また、前記予熱管２の先端部には、導体ｌに半導電材料
を押出被覆して前記内部半導電層を形成し、次いでこの
半導ＲＬ＋１！の上に未架橋絶縁物（架橋剤を含有させ
た絶縁用組成物）を押出ｄ’）偵ツ゛るための押出機８
が設けられている。この押出ｊ幾８０後端には未架橋絶
縁物が付与された被覆導体（ケーブル）９を囲んで挿通
さぜる架橋管１０が設けられ、この架橋管１０内の架１
喬’１１１内（こけ制御弁１２を介して不活性ガス供給
装置７からＮ。

ガスなどの不活性ガスが供給さイ１て、前記予熱室４内
のガス圧とほぼ等しいガス圧（３〜２０ｖ、：ｎ）を保
つよう（こなっている。

そして、架橋管１０の外周には、複数の架橋用誘導コイ
ル５および加熱′６ｃ（原６が設けられ、それぞれ独立
して温度調整が可能なよう１こなりている。

また未架橋絶縁物を外部から加熱するためをこ必要に応
じて柩Ｍ線等の加熱源を設けることもある。

図中１３はケーブルを冷却するための冷却部でここで冷
却されたケーブル９はキヤプスタンなどにより引き取ら
れて巻取装置など条こより巻き取られるものである。

しかして、本発明１こ係る方法により幅ソ（ケーブルの
加硫作業を実施する。場合は、ケーブルの尋体工を走行
状態にして、各加熱電源６（こより各誘導加熱コイル５
に通電し、予熱室４および架橋室１１を通過する導体１
を発熱させる。また、不活性ガス供給装置７から３〜２
０　Ｉｆ／ｃｄの不活性ガスを供給して、予熱室４およ
び架橋室１１内を同一圧力に調整する。この際に、ガス
供給初期には、制御弁１２を開らいて不活性ガス供給装
置７から架橋室１１に大計の不活性ガスを送り込み、ま
た、予熱室４および架＋＃Ｊ室１１のガス圧力が平衡し
た後裔こは、制御弁１２を調整してガス圧を平衡させる
＠なお、ｍｓ本１の撚り目嘔こ沿って、シールＥＳＳ　
’５の後方に多少のガス漏洩が箪するときは、不活性ガ
ス供給装置室７からｊＩｉ次不活性ガスを補給するよう
（こする。

そして、押出機８を運転して、導体１の上に半導電材料
を押出被覆して内部半導′螺層を形成するとともに、そ
の上）こ未架橋絶縁物を押出被覆する。

これらの押出被覆によって導体１の撚り目に沿う間隙は
、導体１の半径方向ｆこ密閉されることになるが、予熱
室４の不活性ガスが諮り線のすき間を通して順次供給さ
れるため、以下、架橋室１１のガス圧と平衡させられる
こと１こなる。

したがって、架橋室１１Ｉこ導かイ１．たケーブル９蚤
こは、外側から不活性ガス警こよる外圧が作用し、内側
から予熱室４とはゾ婢しい内圧が作用するため、圧力差
によって半導電層ならびに未架橋絶縁物が楽形すること
がない。また、ケーブル９の未架橋絶縁物は、導体１叫
から加熱されて架橋され、絶縁被覆が構成されて冷却部
１３を経由して引き出されることになる。この場合、架
倫度を良好とするため蚤こ架ｆｉｌｉ管１０人口側の加
熱＋ｆｌ！ｊの温度を画くし出口側に向ってＩ＋ｔ’ｉ
次低くなるように制ｆ１することが望ましい。

また、前記不活性ガスは、高温化して熱媒体を兼用させ
るよう番こしてもよい。また、半導町、層を有しないケ
ーブルに適用するこ七もＨＪ能である。

以上贈、明したように本発明昏こよりは、導１本の懲り
目の間隙に、架橋室のガスＥＥと平ｉａｉさぜるように
不活性ガスを送りこむよう憂こしているから、架橋工程
の間、半導電層および未架橋絶縁物求物の内外圧差が生
ずることがな（、半導電層ならびに絶縁物が移動して導
体の撚り目に入りこむなどの変形を受けず、また、加熱
された導体が不活性ガス雰囲気中１こおかれるため、酸
化および変質現象の発生を押え得て、・ｄヱ気ケーブル
の６金的な高品質化を図ることができる。さら１こ、半
導’ｌＫ層および絶縁物が影響を受けることが少ないか
ら、押出機に送り込む導体を高温才で予熱することが可
能であるきとも）こ、架橋工程中（こおける導体の加熱
も十分１こ行ない得て、架橋反応を起し又は促進さぜ、
ケーブルＭ造ラインの高速化を図ることかできるなどの
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

を図面は本発明の一実施例を説明する概略図である。 １・・・・撚線導体（導体）、２・・・・・・予熱管、
３・・・・・・シール部、４・・・・・予熱室、５・・
・・・・誘導加熱コイル、６・・・・・・加熱岨源、７
・・・・・・不活性ガス供給装置、８・・・・・・押出
機、９・・・・・破覆尋体（ケーブル）、１０・・・・
・・架橋管、１１・・・・・架枚室、１２・・・・制御
弁、１３・・・・・・冷却部。 出願人藤倉電線株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 撚線導体上（こ未架橋絶縁物を押出被覆した後、架橋管
   に導き、不活性ガス圧下において加熱して未架橋絶縁物
   を架橋させる方法において、架橋管に導く前の未架（高
   絶縁物に覆わイまた撚線導体（こ、そのすき間を通して
   架橋管内の不活性ガスとほぼ等しい圧力の不活性ガスを
   供給し、架橋管内における未架橋Ｐ、縁物の内外圧をほ
   ぼ平衡させた状態で架橋することを特徴とするｗ、気ケ
   ーブルの架橋方法。