JPS5944572A - 乾燥用循環空気の加熱方法およびその装置 - Google Patents
乾燥用循環空気の加熱方法およびその装置Info
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- JPS5944572A JPS5944572A JP15400282A JP15400282A JPS5944572A JP S5944572 A JPS5944572 A JP S5944572A JP 15400282 A JP15400282 A JP 15400282A JP 15400282 A JP15400282 A JP 15400282A JP S5944572 A JPS5944572 A JP S5944572A
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- Japan
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- heater
- temperature
- circulating air
- air
- drying
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
物の乾燥工程に用いる循環空気の加熱方法及びその装置
に関するものである。ドライクリ−ニンク゛は被洗物な
石油系又は塩素系の溶剤を用℃・て洗浄し、次に遠心脱
液し、さらに空気を循環使用して乾燥し、最後に新鮮空
気により被洗物中σ)溶剤と置換する脱臭の各工程より
成るものである。D′C来、熱に敏感な被洗物をドライ
クリーニングする際のトラブルとして、加熱乾燥時の熱
による損傷の問頴かあった。それは過熱のため、被洗物
が伸縮し、しわ、ちちみを発生し、そのため型くずれを
起1−たり、タンパク質力熱変成による硬化が起り、風
合が全(変ってしまう等の取返しのつかないトラブルで
ある。この様/エトラプルを起す被洗物を示すと、熱に
弱い毛織物、毛編物、アクリル、それらの混紡品及びな
めし前の毛皮原料やなめし後の毛皮製品等かある。特に
熱に敏感で高価な毛皮の場合、過熱によるトラブルは致
命的であり、その損害はM、大である。
に関するものである。ドライクリ−ニンク゛は被洗物な
石油系又は塩素系の溶剤を用℃・て洗浄し、次に遠心脱
液し、さらに空気を循環使用して乾燥し、最後に新鮮空
気により被洗物中σ)溶剤と置換する脱臭の各工程より
成るものである。D′C来、熱に敏感な被洗物をドライ
クリーニングする際のトラブルとして、加熱乾燥時の熱
による損傷の問頴かあった。それは過熱のため、被洗物
が伸縮し、しわ、ちちみを発生し、そのため型くずれを
起1−たり、タンパク質力熱変成による硬化が起り、風
合が全(変ってしまう等の取返しのつかないトラブルで
ある。この様/エトラプルを起す被洗物を示すと、熱に
弱い毛織物、毛編物、アクリル、それらの混紡品及びな
めし前の毛皮原料やなめし後の毛皮製品等かある。特に
熱に敏感で高価な毛皮の場合、過熱によるトラブルは致
命的であり、その損害はM、大である。
最近低沸点の溶剤とそれを使用するドライクリーニング
装置が市販され、低温乾燥を行う事が出来る様になって
きたために、上記の伺加価値の高い岐1先物のクリーニ
ングはますます増加している。
装置が市販され、低温乾燥を行う事が出来る様になって
きたために、上記の伺加価値の高い岐1先物のクリーニ
ングはますます増加している。
第1図は従来のトライクリーニングの乾燥工程を示す機
能説明図であるが、該第1図に基づいて従来のドライク
リーニングの乾燥工程を説明する。
能説明図であるが、該第1図に基づいて従来のドライク
リーニングの乾燥工程を説明する。
回転ドラム1に被洗物を収納し、ゆっくり回転させ、循
環空気は送風機2により、ダスト又は配管性かもなる循
環路8、クーラー;3、ヒーター4を通って循環させる
。スチームを熱源とするヒーター4て加熱された循環空
気は回転ドラム1中σ)被洗物中の溶剤を蒸発させ、溶
剤と空気の混合ガスを冷却水又は冷凍水で冷却するクー
ラー:3ダ通して冷却して溶剤を凝縮回収し、過剰の溶
剤を除去された空気は上記サイクル中を循環して円使用
される。温度設定は回転ドラム1の人口の温度検出器6
’aにイ・1属する温度設定装置t 7 aか又は回転
ドラム1の出口の温度検出器6bK令1属する温度設定
装置7bのいずれかで行うことができるか、低mr乾・
燥の場合には人口側の温度検出器6aと温度設定装置7
aで行なう。温度設定装置!?a又は71つを通して出
された信号は電気又は空気による信号伝達手段9により
スチームの元弁5を開閉ずろことにより循環空気の温度
コントロールを行う。
環空気は送風機2により、ダスト又は配管性かもなる循
環路8、クーラー;3、ヒーター4を通って循環させる
。スチームを熱源とするヒーター4て加熱された循環空
気は回転ドラム1中σ)被洗物中の溶剤を蒸発させ、溶
剤と空気の混合ガスを冷却水又は冷凍水で冷却するクー
ラー:3ダ通して冷却して溶剤を凝縮回収し、過剰の溶
剤を除去された空気は上記サイクル中を循環して円使用
される。温度設定は回転ドラム1の人口の温度検出器6
’aにイ・1属する温度設定装置t 7 aか又は回転
ドラム1の出口の温度検出器6bK令1属する温度設定
装置7bのいずれかで行うことができるか、低mr乾・
燥の場合には人口側の温度検出器6aと温度設定装置7
aで行なう。温度設定装置!?a又は71つを通して出
された信号は電気又は空気による信号伝達手段9により
スチームの元弁5を開閉ずろことにより循環空気の温度
コントロールを行う。
ヒーター出口の温度設定は、熱に強し・被洗物には70
〜80°Cに設定するが、毛皮の場合には比較的熱に強
℃・もので50〜55°C1熱に敏感なもの例えばなめ
し前の毛皮原料等では20〜40”Cに設定する。実際
にスチームヒーターて加熱して。
〜80°Cに設定するが、毛皮の場合には比較的熱に強
℃・もので50〜55°C1熱に敏感なもの例えばなめ
し前の毛皮原料等では20〜40”Cに設定する。実際
にスチームヒーターて加熱して。
出口温度を測定してみると、設定温度に到達した時スチ
ームの元弁が閉じるが、スチームの余熱のため循環空気
の温度は上昇をつづけ、設定温度より約8〜15°Cも
高くなる。この過熱の傾向は低品乾・操の時の如く、設
定温度を低く設定する程その設定温度との差が大きくな
る。又、使用しているスチームの元圧は通常15〜2k
g/cm2(飽和温度110〜120°C)であるが、
元圧が高見・程、設定温度との差が大きくなる。従って
スチームの元圧を極力減圧して実施した場合、その設定
温度と余熱による過熱度の差は小−さくなるが約8°C
の差は縮少出来なかった。やむなく毛皮の過熱トラブル
をなくすため、設定温度を10″C程度低く設定せざる
を得なかった。又、乾燥時間を短縮するために設定温度
を高くして、乾燥サイクルを決めるタイマーの設定時間
を短くしたが、被乾燥物の乾・操ムラが起ったり、部分
的に毛皮が硬化するl・ラブルが起ったため、設定温度
を下げて、乾燥時間を延長させる乾燥サイクルを採用せ
ざるを得ないと(・う欠点があった。
ームの元弁が閉じるが、スチームの余熱のため循環空気
の温度は上昇をつづけ、設定温度より約8〜15°Cも
高くなる。この過熱の傾向は低品乾・操の時の如く、設
定温度を低く設定する程その設定温度との差が大きくな
る。又、使用しているスチームの元圧は通常15〜2k
g/cm2(飽和温度110〜120°C)であるが、
元圧が高見・程、設定温度との差が大きくなる。従って
スチームの元圧を極力減圧して実施した場合、その設定
温度と余熱による過熱度の差は小−さくなるが約8°C
の差は縮少出来なかった。やむなく毛皮の過熱トラブル
をなくすため、設定温度を10″C程度低く設定せざる
を得なかった。又、乾燥時間を短縮するために設定温度
を高くして、乾燥サイクルを決めるタイマーの設定時間
を短くしたが、被乾燥物の乾・操ムラが起ったり、部分
的に毛皮が硬化するl・ラブルが起ったため、設定温度
を下げて、乾燥時間を延長させる乾燥サイクルを採用せ
ざるを得ないと(・う欠点があった。
本発明はこの様な従来の技術上の欠点を克服することを
目的としてなされたもので、ヒーターて・加熱前の循環
空気に一部加熱後の循環空気を混合するか、又は加熱循
環空気を遮断してヒーターを通過しなし・循環空気のみ
を送風する加熱方法を採用するごとにより前記の如き欠
点を除去することができることを知見し、本発明の完成
に至ったものである。
目的としてなされたもので、ヒーターて・加熱前の循環
空気に一部加熱後の循環空気を混合するか、又は加熱循
環空気を遮断してヒーターを通過しなし・循環空気のみ
を送風する加熱方法を採用するごとにより前記の如き欠
点を除去することができることを知見し、本発明の完成
に至ったものである。
即ち、本発明は塩素系有機溶剤を用いたドライクリーニ
ング装置における乾燥工程で、ヒーターを通過せしめた
加熱循環空気が設定温度以1−に過熱された場合、該加
熱循環空気にヒーターを通過しない循環空気を混合する
か、又は加熱循環空気を遮断してヒーターを通過しない
循環空気のろ、を送風して設定温度で運転せしめること
を特徴とする乾燥用循環空気の加熱方法、及び塩素系有
機溶剤を用いたドライクリーニング装置において、循環
路を通してクーラーから第1流敞調整装置6′とヒータ
ーを介して回転ドラムに加熱循環空気を供給する様にす
ると共に、クーラーと第1Mシ滑調整装置間の循環路か
ら分岐連設した分岐路を第2風量調整装置を介してヒー
ター出口の循環路に連結し、回転トラムの入口に設けた
温度検出器に付属した温度設定装置とスチーム元弁、第
1風量調整装置及び第2風量調整装置を信号伝達手段に
より連結せしめてなることを特徴とする乾・操用循環空
気の加熱装置からなるものである。
ング装置における乾燥工程で、ヒーターを通過せしめた
加熱循環空気が設定温度以1−に過熱された場合、該加
熱循環空気にヒーターを通過しない循環空気を混合する
か、又は加熱循環空気を遮断してヒーターを通過しない
循環空気のろ、を送風して設定温度で運転せしめること
を特徴とする乾燥用循環空気の加熱方法、及び塩素系有
機溶剤を用いたドライクリーニング装置において、循環
路を通してクーラーから第1流敞調整装置6′とヒータ
ーを介して回転ドラムに加熱循環空気を供給する様にす
ると共に、クーラーと第1Mシ滑調整装置間の循環路か
ら分岐連設した分岐路を第2風量調整装置を介してヒー
ター出口の循環路に連結し、回転トラムの入口に設けた
温度検出器に付属した温度設定装置とスチーム元弁、第
1風量調整装置及び第2風量調整装置を信号伝達手段に
より連結せしめてなることを特徴とする乾・操用循環空
気の加熱装置からなるものである。
次に、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明のドライクリーニングの乾燥工程の1例
を示す機能説明図、第3図は他の例を示す部分説明図で
ある。
を示す機能説明図、第3図は他の例を示す部分説明図で
ある。
第2図において、被乾・燥物を収納した回転ドラム1、
送風機2、冷却水管11を設けたクーラー:3、及びス
チーム配管10とスチーム元弁5を設けたヒーター4を
循環路8 (fcより連結せしめる。
送風機2、冷却水管11を設けたクーラー:3、及びス
チーム配管10とスチーム元弁5を設けたヒーター4を
循環路8 (fcより連結せしめる。
ヒーター4の人口の循環路8に第1風量調整装置12を
設けると共に、該第1風量調整装置12とクーラー30
間の循環路に分岐連設して分岐路14を第2風HNM整
装置?!、 13を介してヒーター4の出口の循環路8
に連結せしめる。
設けると共に、該第1風量調整装置12とクーラー30
間の循環路に分岐連設して分岐路14を第2風HNM整
装置?!、 13を介してヒーター4の出口の循環路8
に連結せしめる。
一方、分岐路14の連結点よりも回転ドラム1に近い位
置の循環路に設けた温度検出器6aに利潤した温度設定
装置7Bとスチーム元弁5、第1風量調整装置12及び
第2風量調整装置13を信号伝達手段9により゛連結せ
しめる。
置の循環路に設けた温度検出器6aに利潤した温度設定
装置7Bとスチーム元弁5、第1風量調整装置12及び
第2風量調整装置13を信号伝達手段9により゛連結せ
しめる。
定常状態においては、ヒーターを通過した加熱循環空気
により回転ドラム1に収納された被1:コ・操物は設定
温度において乾燥が行われているが、加熱循環空気が設
定温度以上に加熱された場合には温度検出器6aにより
過熱温度を検出し温度設定装置7aを通して出された信
号によりスチーム元弁5が閉じられた後、加熱循環空気
の温度が設定温度を越えてさらに一ヒ昇しようとすれば
、その信号は第1風量調整装置及び第2風敗調整装置に
それぞれ伝えられ、第1風量調整装置12は閉じる方向
に、又第2風量調整装置13は開く方向に作動し、ヒー
ター4の出“目部分で加熱循環空気と加熱しない循環空
気が直接混合するか、又は第1風散調整装置12を遮断
し第2風量調整装置1:3を開いて、ヒーターを通過し
ない循環空気のみを送風して、直ちに過度の昇温を押え
設定温度で運転することができる。
により回転ドラム1に収納された被1:コ・操物は設定
温度において乾燥が行われているが、加熱循環空気が設
定温度以上に加熱された場合には温度検出器6aにより
過熱温度を検出し温度設定装置7aを通して出された信
号によりスチーム元弁5が閉じられた後、加熱循環空気
の温度が設定温度を越えてさらに一ヒ昇しようとすれば
、その信号は第1風量調整装置及び第2風敗調整装置に
それぞれ伝えられ、第1風量調整装置12は閉じる方向
に、又第2風量調整装置13は開く方向に作動し、ヒー
ター4の出“目部分で加熱循環空気と加熱しない循環空
気が直接混合するか、又は第1風散調整装置12を遮断
し第2風量調整装置1:3を開いて、ヒーターを通過し
ない循環空気のみを送風して、直ちに過度の昇温を押え
設定温度で運転することができる。
逆に設定温度以下に低下した場合には上記の操作と反対
の操作を行い、第1風量調整装置12を開く方向に、第
2風量調整装置を閉じる方向に作動させることによりヒ
ーターを通過した加熱循環空気を増加させることにより
設定温度における運転が6丁能となイン。
の操作を行い、第1風量調整装置12を開く方向に、第
2風量調整装置を閉じる方向に作動させることによりヒ
ーターを通過した加熱循環空気を増加させることにより
設定温度における運転が6丁能となイン。
循環路及び分岐路はダクト又は配管が用いられ、又第1
風@ B¥整装置及び第2風相、調整装置は風量を遮断
又は調整出来る装置であれば如何なるものでもよし・が
通常、弁又はダンパーが用いられ、該弁又(」、ダンパ
ーはそれぞれ別個であっても、或いは2方向切換弁又は
2方向切換ダンパーの様に一体となってL・るものを用
いてもよい。
風@ B¥整装置及び第2風相、調整装置は風量を遮断
又は調整出来る装置であれば如何なるものでもよし・が
通常、弁又はダンパーが用いられ、該弁又(」、ダンパ
ーはそれぞれ別個であっても、或いは2方向切換弁又は
2方向切換ダンパーの様に一体となってL・るものを用
いてもよい。
第;う図は2方向切換ダンパーを用(・た1例を示すも
のである。
のである。
本発明に使用される塩素系有機溶剤の具体例を示すとパ
ークロルエチレン、1.’ 1.1− トリクロルエタ
ン、トリクロルエチレン、塩化メチレン、1、、]、]
2−トリクロルー1.2.2−トリクロルエタン等が挙
げられる。又、本発明においては被洗物の種類、乾燥温
度、乾燥速度等によりヒーター能力を適宜変更させるこ
とが出来ると共にヒーター熱源として蒸気、電熱、その
他の熱媒体を用し・ることかできる。
ークロルエチレン、1.’ 1.1− トリクロルエタ
ン、トリクロルエチレン、塩化メチレン、1、、]、]
2−トリクロルー1.2.2−トリクロルエタン等が挙
げられる。又、本発明においては被洗物の種類、乾燥温
度、乾燥速度等によりヒーター能力を適宜変更させるこ
とが出来ると共にヒーター熱源として蒸気、電熱、その
他の熱媒体を用し・ることかできる。
送風(幾の最大風量及びヒーターの最人容[丘で運転す
ることも可能であり、この場合熱源を最大限度に利用す
ることができる。
ることも可能であり、この場合熱源を最大限度に利用す
ることができる。
次に本発明の効果を列挙すると下記の通りである。
1)本発明は高温乾燥及び低温乾燥のし・ずれにも用℃
・ることか出来、特に毛皮等の低温乾Sを必要とする被
洗物に好適である。
・ることか出来、特に毛皮等の低温乾Sを必要とする被
洗物に好適である。
2)一定の設定温度において運転することが出来るため
に、スチームヒーターの余熱による循環空気が過度に加
熱されることを完全に防1トすることができるので、熱
に敏感な被洗物の屹燥時ノドラブルを皆無にすることが
できる。
に、スチームヒーターの余熱による循環空気が過度に加
熱されることを完全に防1トすることができるので、熱
に敏感な被洗物の屹燥時ノドラブルを皆無にすることが
できる。
3)設定温度を被洗物に悪影響を与えないlυ上限まて
設定ずろことができるので、乾燥能力を向−1−させる
ことができる。
設定ずろことができるので、乾燥能力を向−1−させる
ことができる。
4)本発明の装置は極めて簡単であるために、従来の乾
・検装置に容易に取付けることが出来る。
・検装置に容易に取付けることが出来る。
次に、本発明を実施側皮$ J:L、軸側を挙げて具体
的に説明するか、本発明はこれ等に限定されるものでは
ない。
的に説明するか、本発明はこれ等に限定されるものでは
ない。
実施例1
回転ドラム1にミンクの毛皮30枚を入れて、溶剤とし
て]、 1.1−)リクロルエタンを用いて洗浄を1
5分、脱液を3分行った後、直ちに設定ηij!を度を
35°Cに設定し、@環空気による乾燥を30分行い、
最後に脱臭を5分実施した。乾燥工程中に回転ドラム1
の人口部の温度検知器6aによる信号により、検出空気
温度が345℃になった1時、ダンパー12は閉止し始
め、反対にダンパー13は開放し始めた。又温度検知器
6aによる信号より、同時に温度をiil定し記録した
が、その最高温度は35.5°Cであり、その継続時間
は1秒未満の極めて短いものであった。さらに従来の乾
燥方法に比べて乾燥工程を30分という長時間(従来の
乾燥方法の場合は]O〜15分程度)行−)たにもかか
わらず、毛皮の乾燥後の風合の変化は認められなかった
。
て]、 1.1−)リクロルエタンを用いて洗浄を1
5分、脱液を3分行った後、直ちに設定ηij!を度を
35°Cに設定し、@環空気による乾燥を30分行い、
最後に脱臭を5分実施した。乾燥工程中に回転ドラム1
の人口部の温度検知器6aによる信号により、検出空気
温度が345℃になった1時、ダンパー12は閉止し始
め、反対にダンパー13は開放し始めた。又温度検知器
6aによる信号より、同時に温度をiil定し記録した
が、その最高温度は35.5°Cであり、その継続時間
は1秒未満の極めて短いものであった。さらに従来の乾
燥方法に比べて乾燥工程を30分という長時間(従来の
乾燥方法の場合は]O〜15分程度)行−)たにもかか
わらず、毛皮の乾燥後の風合の変化は認められなかった
。
第4図に回転ドラム人口部の空気温度の設定温度を35
°Cとし、最高;355°C,最低:345°Cにコン
トロールしたグラフ図を示す。同第4図G員、設定温度
と1ザイクルの平均温度をほぼ等しく出来ることを示し
ている。
°Cとし、最高;355°C,最低:345°Cにコン
トロールしたグラフ図を示す。同第4図G員、設定温度
と1ザイクルの平均温度をほぼ等しく出来ることを示し
ている。
実施例2
循環空気は温度をヒーター人口部で1(1”c、5°C
10°Cの13種類のものを用いて、ヒーターには、元
圧0.5 kg/cm2Gのスチームを供給し、ヒータ
ーの出口空気温度が、上限温度を起さない様に(但し0
5℃以内、1秒以下の短時間の範囲は認めた。)運転し
、循環系の中間に冷却器(図示せず)を設けてこれによ
りヒーターの能力の差を比較した。
10°Cの13種類のものを用いて、ヒーターには、元
圧0.5 kg/cm2Gのスチームを供給し、ヒータ
ーの出口空気温度が、上限温度を起さない様に(但し0
5℃以内、1秒以下の短時間の範囲は認めた。)運転し
、循環系の中間に冷却器(図示せず)を設けてこれによ
りヒーターの能力の差を比較した。
その結果を第5図に示した。
第5図はスチームの元圧を(15kg7cm2Gまで下
げた時の循環空気の上限温度とヒーターの人]1部の空
気温度を変えた時(AはO’C,Bば5°c、cは1(
1”c)、従来のヒーター能力を1とした場合の、本発
明の方法におけるヒーター能力の比を示したものである
。−ノー限温度が低くなる程、即ち低温乾燥を要求され
る秤、本発明に関するヒーター能力の有効性が明らかと
なっている。又、上限温度;30〜;35°Cの低温乾
燥領域では、20〜40%の能力アンプが確認された。
げた時の循環空気の上限温度とヒーターの人]1部の空
気温度を変えた時(AはO’C,Bば5°c、cは1(
1”c)、従来のヒーター能力を1とした場合の、本発
明の方法におけるヒーター能力の比を示したものである
。−ノー限温度が低くなる程、即ち低温乾燥を要求され
る秤、本発明に関するヒーター能力の有効性が明らかと
なっている。又、上限温度;30〜;35°Cの低温乾
燥領域では、20〜40%の能力アンプが確認された。
比較例1
従来の方法でヒーターの出口部の空気温度を:35°C
を超えないようにコントロールした場合の結果を第6図
に示す。第6図において設定温度は26°Cであり、実
際の操作温度は255°Cであった。この場合、26°
Cでスチームの元弁が閉じたのであるか、その後余熱で
温度上昇して最高35″Cとなり徐冷されて、255°
Cでスチームの元弁が開いて26°Cですぐ閉じること
を示している。
を超えないようにコントロールした場合の結果を第6図
に示す。第6図において設定温度は26°Cであり、実
際の操作温度は255°Cであった。この場合、26°
Cでスチームの元弁が閉じたのであるか、その後余熱で
温度上昇して最高35″Cとなり徐冷されて、255°
Cでスチームの元弁が開いて26°Cですぐ閉じること
を示している。
この1ザイクルの平均温度は約29°Cである。がなり
」−眼温度に対して低くなっている。
」−眼温度に対して低くなっている。
本発明の効果は」二記実施例から判る通り、設定温度を
越えた時直ちに冷い空気を供給できるので。
越えた時直ちに冷い空気を供給できるので。
ヒーターの余熱があっても危険な過熱空気になることを
1(/J止することができる。又、設定温度を1−限温
度に極く近くする事ができるためヒーターの実能力を向
上さぜることができる。
1(/J止することができる。又、設定温度を1−限温
度に極く近くする事ができるためヒーターの実能力を向
上さぜることができる。
第1図は従来のドライクリーニングの乾11■王程を示
す機能説明図、第2図は本発明の乾燥工程の1例を示ず
機能説明図、第3図は乾燥工程の他の例を示す部分説明
図、第4図は本発明の回転ドラム人口部の空気温度を示
すグラフ図、第5図は上限温度に対するヒーター能力比
を示すグラフ図、第6図は従来の方法のヒーター出口部
の空気温度を示すグラフ図である。 1・・回転ドラム 2・・送風機 3・クーラー 4 ヒーター 5・−スチーム元弁 6a、、6b・・嘉度検出器7
a、7b・・・温度設定装置 8・・循環路 9−信号伝達手段10・・スチ
ーム配管 11・・・冷却水配管12・第1風量調整装
置 1;3 第2風量調整装置 14・・分岐路 15・・2方向切換ダンノよ− 出願人 旭ダウ株式会社 代理人 豊 1) 善 雄C\ 壓3図 第4図 t″C) 時 間(SeC) 土限温塵じC) 曲 間 (mln) 手 続 補 正 書 1眉和57年10月 60 り1昌1庁長官 若 杉 和 夫 殿l、小
イt1の表示 才y 願 1ノ召 57−154002 号2 発明
の名称 乾煙用循環空気の加熱方法および その装置 3、補正をする沼 事ヂ1との関係・特訂出1fF/を人 東京都千代BF区有楽町1丁目1番2号(046ン旭ダ
ウ株式会社 代表者 弓 倉 礼 −4代
理 人 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号 子、信ヒル2045づ室 電話501−2i38RSI
、 1.7.’l内外特許事務所(5θ41)弁理士
豊 111 善 〃【5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 発明のa”r111+1な説明を下記の通り訂正する。 l)明細書節3頁19行目 「ゲスト」を「ダクトjに訂iEする。 2 ) tt 第10頁1ル2 )ノクロルエタンjをrl,l,2−トリクロル−1,
2.2−1−リフロルエタン」に訂正する。 3) /l 第12頁14行目 「起さない」を「越えない」に訂正する。
す機能説明図、第2図は本発明の乾燥工程の1例を示ず
機能説明図、第3図は乾燥工程の他の例を示す部分説明
図、第4図は本発明の回転ドラム人口部の空気温度を示
すグラフ図、第5図は上限温度に対するヒーター能力比
を示すグラフ図、第6図は従来の方法のヒーター出口部
の空気温度を示すグラフ図である。 1・・回転ドラム 2・・送風機 3・クーラー 4 ヒーター 5・−スチーム元弁 6a、、6b・・嘉度検出器7
a、7b・・・温度設定装置 8・・循環路 9−信号伝達手段10・・スチ
ーム配管 11・・・冷却水配管12・第1風量調整装
置 1;3 第2風量調整装置 14・・分岐路 15・・2方向切換ダンノよ− 出願人 旭ダウ株式会社 代理人 豊 1) 善 雄C\ 壓3図 第4図 t″C) 時 間(SeC) 土限温塵じC) 曲 間 (mln) 手 続 補 正 書 1眉和57年10月 60 り1昌1庁長官 若 杉 和 夫 殿l、小
イt1の表示 才y 願 1ノ召 57−154002 号2 発明
の名称 乾煙用循環空気の加熱方法および その装置 3、補正をする沼 事ヂ1との関係・特訂出1fF/を人 東京都千代BF区有楽町1丁目1番2号(046ン旭ダ
ウ株式会社 代表者 弓 倉 礼 −4代
理 人 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号 子、信ヒル2045づ室 電話501−2i38RSI
、 1.7.’l内外特許事務所(5θ41)弁理士
豊 111 善 〃【5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 発明のa”r111+1な説明を下記の通り訂正する。 l)明細書節3頁19行目 「ゲスト」を「ダクトjに訂iEする。 2 ) tt 第10頁1ル2 )ノクロルエタンjをrl,l,2−トリクロル−1,
2.2−1−リフロルエタン」に訂正する。 3) /l 第12頁14行目 「起さない」を「越えない」に訂正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ])塩素系有49溶剤を用いたドライクリーニング装置
における乾燥工程で、ヒーターを通過せしめた加熱循環
空気が設定温度以上に過熱された場合、該加熱循環空気
にヒーターを通過1−ない循環空気を混合するか、又は
加熱循環空気を遮断してヒーターを通過しない循環空気
のみを送風して設定温度で運転せしめろことを特徴とす
る乾燥用循環空気の加熱方法。 2)塩素系有・機溶剤を用いたドライクリーニング装置
において、循環路を通1.てクーラーから第1流覇、調
整装置とヒーターを介して回転ドラムに加熱循環空気を
供給する様にすると共に、クーラーと第1風喰調整装置
間の循環路から分岐連設した分岐路を第2風量調整装置
を介してヒーター出口の循環路に連結し、回転ドラムの
人口に設けた温度検出器に利属した温度設定装置とスチ
ームiL 4F、第1風量調整装置及び第2風量調整装
置を信号伝達手段により連結せしめてなることを特徴と
する乾燥用循環空気の加熱装置。 3)第1風量調整装置及び第2風量調′摺装置る゛、カ
ス弁又はダンパーである特許請求の範囲第2項記載σつ
加熱装置。 4)第1風量調整装置及び第2風l′Ti調′に装置6
σ)代りに2方向切換弁又は2方向切換ダン・く−をm
1.・る特許請求の範囲第2項記載の加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15400282A JPS5944572A (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | 乾燥用循環空気の加熱方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15400282A JPS5944572A (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | 乾燥用循環空気の加熱方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5944572A true JPS5944572A (ja) | 1984-03-13 |
Family
ID=15574763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15400282A Pending JPS5944572A (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | 乾燥用循環空気の加熱方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5944572A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1991016489A1 (en) * | 1990-04-26 | 1991-10-31 | Tosei Denki Kabushiki Kaisha | Apparatus for drying clothes and the like and method thereof |
JPH0453594A (ja) * | 1990-06-21 | 1992-02-21 | Tokyo Sensen Kikai Seisakusho:Kk | ドライクリーニングにおける蒸留温度制御方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51127577A (en) * | 1975-04-28 | 1976-11-06 | Itsuo Ooka | Deodorizing device in a solvent type dry cleaning machine |
-
1982
- 1982-09-06 JP JP15400282A patent/JPS5944572A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51127577A (en) * | 1975-04-28 | 1976-11-06 | Itsuo Ooka | Deodorizing device in a solvent type dry cleaning machine |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1991016489A1 (en) * | 1990-04-26 | 1991-10-31 | Tosei Denki Kabushiki Kaisha | Apparatus for drying clothes and the like and method thereof |
JPH0453594A (ja) * | 1990-06-21 | 1992-02-21 | Tokyo Sensen Kikai Seisakusho:Kk | ドライクリーニングにおける蒸留温度制御方法 |
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