JPS5944514A

JPS5944514A - 汚泥，畜糞用焼却装置

Info

Publication number: JPS5944514A
Application number: JP15436582A
Authority: JP
Inventors: Masanobu Shigaki; 志垣　政信
Original assignee: Takuma Co Ltd
Current assignee: Takuma Co Ltd
Priority date: 1982-09-03
Filing date: 1982-09-03
Publication date: 1984-03-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、水分の多い汚泥、畜糞を乾燥させた後、完全
焼却できる焼却装置に関する。

従来、水分の多い下水汚泥、尿尿汚泥、産業汚泥及び畜
糞等は、遠心脱水、加圧脱水、真空脱水等によりケーキ
とし、多段炉や焼却炉で焼却されている。

然し乍ら、前記汚泥、畜糞は遠心脱水等ｌこより／ｊ〜
キとしても、水分か７０〜８０９６と多く、焼却時に多
量の重油の助燃なくしては完全燃焼イｊえないと去う問
題がある。

又、畜糞は水分か８０〜８５％と多く、おが屑等により
水分調整してコンポスト（堆肥）にされているか、必ず
しもコンポストの消費は場所的或は時期的な点から見て
も種々の問題を生し、焼却処理を望む声か高まりつつあ
る。

本発明は、上記の問題点を解消する為に創案されたもの
であり、ｔり泥、畜糞は物性的にも類似のものであるの
で予備乾燥により水分約４０％にすれは助燃なしで充分
焼却できるものであり、且つ下水処理場及び農利地帯に
は共に充分広大な上地がある点に着目し、ソーラハウス
と焼却Ｊａｉを組合せ、汚泥、畜糞の完全燃焼を行える
焼却装置の提供を目的とするものである。

本発明の基本的な構成は、室内に供給されたｌす泥、畜
糞を攪拌しながら入口側から出［−Ｉ側・＼と移動させ
る攪拌装置を有するソーラハウスと、診ソーラハウスの
出口側から排出される乾燥したｔｌ；泥。

畜糞を燃焼させる焼却炉とから構成したものである。

本発明は、上記構成とすることにより太陽熱に゛て汚泥
、畜糞を乾燥させることかでき、これらを重油の助燃な
して完全焼却することができる。その結果、エネルギー
の節約を図ることかできる。

以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図は汚泥、畜糞用焼却装置１の概略説明図であって
、２はソーラハウス、３は焼却炉である。

ソーラハウス２は、天井及び側壁がビニールにより天日
を透射するように構成されて居り、両側端には汚泥、畜
糞供給用の人口４及び排出用の出口５か夫々形成されて
いる。

ソーラハウス２内には、汚泥、畜糞を攪拌しなから人口
４側から出口５側へと移動させる攪拌装置６か設けられ
て居り、該攪拌装置６は、多数の攪拌翼７を有する回転
軸８と、該回ｑ「ム軸８を回転自在に軸支する一対の可
動体９，９と、回転軸８を回転させる減速機付モータ（
図示省略）と、ソーラハウス２の人１−１４と出ｌ−１
５の間に敷設され１り動体９，９か走行しうるカイト休
１０　、１０と、可動体９，９を入口４と出１］５の間
に亘って往復動させる油圧シリンター等の駆動＃（図示
省略）とから構成されている。

ソーラハウス２の底部には、入１］４から出口５・＼向
って形成された通路（図示省略）とその途中に形成され
た蓄熱層（ヒ１示省略）とから成る蓄熱式オンドル１１
か設けられている。

尚、前記ソーラハウス２は、季節や天候によりその性能
か大きく変化する為、可なりの余裕をもって設計されて
いる。

焼却炉３は、ブツシャ−１２、乾燥ストーカ１３、燃焼
ストーカ１４、後燃焼ストーカ１５等がら構成されて居
り、燃焼ストーカ１４がｉも゛ε部Ａとなっている。尚
、１６はホッパ、１７は水封式フライトコンベヤである
。

前記焼却炉３のホッパ１６とソーラハウス２の出口５と
の間には、コンベヤ１８　、１９が介設されＣ居り、ソ
ーラハウス２内て乾燥された汚泥、畜糞がホッパ１６に
供給されるようになっている。

一方、ソーラハウス２内と焼却炉；３の燃焼部Ａ下方と
は、パイプ２ｏ、押込通風機２１、及び空気予熱器２２
を介して連通されている。又、ソーラハウス２の蓄熱式
オンドルＩＩの人口２３と焼却ル１３の燃焼部Ａ　Ｊ二
方とは、パイプ２４及び空気〕−熱器２２を介、　　し
て連通されている。更に、蓄熱式オンドル１１の出口（
図示省略）は、パイプブ２５及び誘引Ｊ１η風機２６を
介して煙突２７に連通されている。尚、２８は排ガス温
度をコントロールする温度調節用ダンパー、２つは排ガ
ス吸、引■調節用ダンパーである。

次に、焼却装置１の作用について説明する。

ソーラハウス２の人口４側に供給されたρテ泥。

畜糞は、攪拌装置６の攪拌翼７により攪拌されなから徐
々に出口５側・＼と移送されつつ乾燥さノ１．る。

乾燥された汚泥、畜糞はコンベヤ１８　、１９１こより
ホッパ１６・＼供給される。

ソーラハウス２内では、臭気のある水分や臭気カスか蒸
発するか、これらは空気と共（こツクイブ２０、押込通
風機２１、及び空気予熱器２２を通り、高温となって焼
却炉３の燃焼部Ａ下方・＼供給され、汚泥。

畜ｌξの燃焼用空気として使用される。

ホッパ１６に供給されたｔｒｌ泥、畜糞は、乾燥ストー
カ１３を経て燃焼スト−カ１４・＼供給され、ここで大
部分の燃焼か行われた後、後燃焼ストーカ１５て煤燃焼
を終える。燃焼したｔυ泥等つまり灰は、水封式フライ
トコンベヤ１７により水切りして掻き楊けられ灰捨車３
０に積み込まれる。

焼却炉３内の燃焼カスは、７００°に以上の高温カスと
なるので悪臭成分は総て分解され、パイプ２４及び空気
予熱器２２を経て蓄熱式オンドル１１の人Ｄ２３に供給
される。入口２３に供給された拮カスは、蓄熱式オンド
ル１１内の通路を通ると同時に熱を蓄熱層に与え、パイ
プ２５及び誘引通風機２（ｉを経て煙突２７より排出さ
れる。

尚、前記焼却装置１を使用する場合、Ｉ・水処理場ては
尿渣や都ｎＴこみを、農村地帯でほおか屑やもみから等
の農産廃棄物を、工場では＋Ｉｒ某廃棄物を焼却炉３の
ホッパＪ６へ供給し、熱１７（を袖給するようにしても
良い。

又、排ガスの熱を蓄熱式オンドル１１に蓄熱し−Ｃいる
為、夜間には前記熱によりソーラハウス２内の汚泥、畜
糞を乾燥させることかできる。

上述の通り、本発明の焼却装置は、ソーラハウスと焼却
炉を組合せ、汚泥、畜糞をソーラハウス内で乾燥させた
後、これらを焼却炉て燃焼させる構成とした為、太陽熱
により汚泥等を乾燥させることができ、汚泥等を重油の
助燃なして完全焼却することかできる。従って、エネル
ギーの節約を図ることかできる。

又、焼却装置に於いて、ソーラハウス内の悪臭ガスを焼
却炉の燃焼部下方・＼葬き、汚泥等の燃焼用空気に利用
する構成とした場合は、ソーラハウス内の悪臭成分か焼
却炉内で総て分解され、悪奨公害を引き起すことがない
。

町に、焼却装置に於いて、焼却炉内の高温の燃焼ガスを
ソーラハウスの蓄熱式オンドルへ導き、該燃焼カス、の
熱を蓄熱式オンドルに蓄熱する構成とした場合は、夜間
９こ於いて蓄熱式オンドルに蓄熱された熱により汚泥等
を乾燥させることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す焼却装置の概略説明図で
ある。１は焼却装置、２はソーラハウス、；３は焼却炉、４は
ソーラハウスの入口、５はソーラハウスの出１」、６は
攪拌装置、１１は蓄熱式オンドル、Ａは焼却炉の燃焼部
。特許出願人　株式会社　タ　　り　　マ代表者　川　嶋
　昌　雄出願代理人　弁理士　岩　越　重　雄

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　室内に供給された汚泥、畜糞を］（：（拌し
ながら入口（４）側から出口（５）側へと移動さ叶るｊ
資拌装置（６）を有するソーラハウス（２）と、１：（
ソーラハウス（２）の出１：］　（５）側から排出され
る乾燥した汚泥、畜糞を燃焼させる焼却炉（３）とがら
構成したことを特徴とする汚泥１合糞用焼却装置。
（２）　　前記ソーラハウス（２）を、底部に室内のｌ
ｌｊ泥。畜糞を加熱する蓄熱式オンドル（１１）を白する構造に
し、焼却炉（３）内の高温の燃焼カスを蓄熱式オンドル
０υに尋人したことを特徴とする４、ｌＩ許請求の範囲
第１項記載の汚泥、畜す１ト川焼却装置。
（３）　　前記ソーラハウス（２）を、その内）′Ｘ１
〜と焼却炉（３）の燃焼部（Ｎとを連通ずる導路を杓ｒ
る構造？こしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載の〆り泥、畜糞用焼却装置。