JPS5944364B2 - 新規水性焼入剤 - Google Patents

新規水性焼入剤

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JPS5944364B2
JPS5944364B2 JP51019411A JP1941176A JPS5944364B2 JP S5944364 B2 JPS5944364 B2 JP S5944364B2 JP 51019411 A JP51019411 A JP 51019411A JP 1941176 A JP1941176 A JP 1941176A JP S5944364 B2 JPS5944364 B2 JP S5944364B2
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acid derivative
quenching agent
group
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和禎 三田村
宏之 伊藤
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Nippon Oil Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L13/00Compositions of rubbers containing carboxyl groups
    • C08L13/02Latex
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D1/00General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
    • C21D1/56General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering characterised by the quenching agents
    • C21D1/60Aqueous agents

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  • Organic Chemistry (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な水性焼入剤に関するものであり、さらに
詳しくは金属焼入性能にすぐれた特徴を有する水性高分
子系焼入剤に関するものである。
従来金属焼入剤としては鉱油系焼入剤が広く用いられて
きた。
鉱油系焼入剤は焼入れ時の金属冷却速度がゆるやかであ
り、このために製品の焼割れ、ひずみが生じないという
大きな特徴をもっている。
一方金属冷却速度がゆるやかであるために、焼きが入り
にぐいという欠点があり、さらに焼入れ時に金属表面に
油が付着するため、この付着した油を洗浄除去するとい
う煩雑な操作が必要であるという大きな欠点がある。
これらの鉱油系焼入剤の欠点を改良する目的で種々の水
溶性焼入剤が開発されてきた。
水溶性焼入剤の代表例としてはポリビニルアルコーコ水
溶液系およびポリアルキレングリコール水溶液系(たと
えばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコー
ルなど)などがある。
こレラの水溶性焼入剤は金属の急速冷却が可能であり、
十分に焼入れすることが可能である。
また焼入れ後の金属表面付着物の除去も不要であるかな
いしは付着物の除去が非常に容易である。
しかしこれらの水溶性焼入剤は金属の急速冷却が可能な
反面規制れ防止力が完全ではなく、焼きひずみが生成す
る場合があるという短所がある。
また溶質の濃度が低い水溶性焼入剤の場合(たとえばポ
リビニルアルコール系)は液温の金属冷却性能におよぼ
す影響が太きいという欠点を有するし、溶質の濃度の高
い水溶性焼入剤の場合(たとえばポリアルキレングリコ
ール系)は焼割れ防止力を向上させるために高価な溶質
を高濃度で使用する必要があるという欠点がある。
本発明者らは従来の鉱油焼入剤あるいは水溶性焼入剤の
上述したような欠点を改良するために鋭意研究を続けた
結果、ついに本発明に到達した。
本発明の新規な水性焼入剤の特徴とするところは高速焼
入れが可能であり、焼入れが十分にでき、焼割れ、焼き
ひずみを生じずまた焼入れ後の洗浄操作が容易であり、
かつ焼入剤の管理が簡単であり、さらにまた焼入剤が安
価であるということである。
本焼入剤の洗浄排水の処理が極めて容易に行なえるとい
うことも本焼入剤の大きな特徴である。
すなわち本発明は金属の焼入れを行なうに際して、安全
に、確実に、かつ安価に焼入れを可能にする焼入剤を提
供するものである。
本発明の水溶性焼入剤は (式中Rは共重合物中の共役ジエン単位を示し、R′お
よびR“はそれぞれ水素、ハロゲン原子または炭素数1
〜18の有機ラジカルを示す)で示されるくり返し単位
を有する共役ジエン−マレイン酸誘導体共重合物のカル
ボン酸基の一部あるいは全部が解離した高分子アニオン
(B)Na”、に+、Li+から成るアルカリ金属のカ
チオンおよびR1R2R3R4+Nで示される第四級ア
ンモニウムカチオン(式中R1,R2,R3およびR4
は水素、炭素1〜18のアルキル基、シクロアルキル基
およびアリール基より成る群から選ばれる)より成る群
から選ばれる一種以上のカチオン などのカルボキシレートアニオ ンより成る群から選ばれる一種以上のアニオン(9水 を必須成分として含むものである。
本発明の水性焼入剤は低温では液状であるが、高温にな
るとゲル状ないしは固体状を呈し、しかもその変化が可
逆的であるという特異な性質をもっている。
このため焼入れ初期の段階では水とほぼ同等の冷却性能
を有し、その後金属表面近傍で焼入剤のゲル化が起り金
属の冷却がゆるやかとなり、このため焼き割れ、焼きひ
ずみを生じることなく金属に十分な焼入れをすることが
できる。
しかも焼入れ後はゲル化した焼入剤は液状にもどり、こ
のため焼入れ後の洗浄操作が非常に容易であるという特
徴を示す。
本発明の水性焼入剤をさらに詳しく説明すると成献は式 (式中Rは共重合物中の共役ジエン単位を示し、R′お
よびR“はそれぞれ水素または炭素数1〜18の有機ラ
ジカルを示す)で示されるくり返し単位を有する共役ジ
エン−マレイン酸誘導体共重合物のカルボン酸基の一部
あるいは全部が解離した高分子のアニオンである。
その解離の度合は印と00比を用いて表わすことができ
、印と〔損の比が100:0からO:100であり、特
に100:0から50:50の範囲の値が好ましい。
この高分子アニオンは共役ジエン−マレイン酸誘導体共
重合物を水中で塩基と反応させることにより調製するこ
とができる。
原料となる共役ジエン−マレイン酸誘導体共重合物にお
いて、共役ジエンとしては通常炭素数4〜20の鎖状ま
たは環状の共役エチレン性二重結合を有する化合物が用
いられ、たとえばブタジェン、イソプレン、クロロプレ
ン、2.3−ジメチルブタジェン、ビペピリン、2゜3
−ジクロルブタジェン、2−メチル−1,3−へキサジ
エン、■−メトキシー1,3−ブタジェンなどであり、
特にブタジェン、イソプレン、ピペリレン、クロロプレ
ンが好ましい。
またマレイン酸誘導体とはマレイン酸、マレイン酸モノ
エステル、マレイン酸ジエステル、無水マレイン酸、シ
トラコン酸、モノクロル無水マレイン酸、ジクロル無水
マレイン酸などである。
原料として用いられる共役ジエン−マレイン酸誘導体共
重合物は共役ジエン単位とマレイン酸誘導体単位の比が
大略1:1の交互共重合体であり、またその30°Cで
測定した極限粘度の値が0.01から6.0までのもの
、好ましくは0.1から3.0のものである。
共役ジエンと無水マレイン酸誘導体の共重合方法には、
ラジカル発生触媒を用いる方法、紫外線あるいは電離性
放射線の照射下で重合する方法、あるいは有機金属触媒
を用いて行なう方法などがあり、これらの方法で得られ
た共重合物はいずれも用いることができる。
次に本発明の水性焼入剤における成ハB)はNa+。
K+、Li+からなるアルカリ金属のカチオンおよびR
1R2R3R4N+で示される第四級アンモニウムカチ
オン(式中R1,R2,R3およびR4は水素、炭素数
1〜18のアルキル基、シクロアルキル基より成る群か
ら選ばれる)のうちの一種以上である。
本発明における成分囚の高分子アニオンの所望の解離度
を得るために共役ジエン−マレイン酸誘導体共重合物と
各種塩基との反応を水中で行なうが、成分B)はその高
分子アニオンの対カチオンとして導入される。
成分(B)はマレイン酸誘導体単位に対して0.5〜5
.0当量が望ましく、0.5〜2.0当量の範囲の量が
さらに好ましい(本発明において用いる当量とはマレイ
ン酸誘導体単位1モルに対して、そのイオン荷電に関係
なく1グラムイオンが対応することを意味する)。
次に本発明の水性焼入剤の必須成分Qはマグネシウムイ
オンMg 2+であり、その量は成分(5)の原料とし
て用いる共役ジエン−マレイン酸誘導体共重合物中のマ
レイン酸誘導体単位に対して0.3〜2.0当量であり
、さらに好ましくは0.5〜1.5当量である。
成分りはアニオンXn(nは1〜2の整数)であり、C
1、Br−、MnO4、ClO4、NO3。
OH−、So4’などの無機アニオン、HCOO−。
などの有機カルボキシレートアニオンでMg2+イオン
と結合した場合水可溶性のマグネシウム化合物を形成し
うるものであり、一種または二種以上用いてもよい。
)(n−の量は成分への原料として用いる共役ジエン−
マレイン酸誘導体共重合物中のマレイン酸誘導体単位に
対して0.5〜7.0当量であり、好ましくは0.5〜
3.5当量である。
本発明の必須成ポDは水である。
水は(A) 、 (B) 。(C)、およO−t、a成
分の総重量の5倍から1000倍であり、好ましくは1
0倍から500倍の量である。
本発明の水性焼入剤は以上の5種類の成分より成るが、
これらのうちのどの成分が欠けても本発明の特徴を有す
る焼入剤を得ることはできず、さらにまた各成分の量的
関係が本発明の条件をみたさない場合もやはり性能のよ
い焼入剤を得ることはできない。
なお本発明の水性焼入剤にはその金属冷却性能またはそ
の他の性能に影響をおよぼさない範囲において種々の添
加物を添加してもよく、たさえば試料金属の防錆を目的
として防錆剤を添加すること、焼入剤の微生物汚染を防
止する目的で防黴剤あるいは殺菌剤を添加することおよ
び焼入剤の泡立ちを防ぐ目的で消泡剤を添加することは
許される。
次に実施例をあげて本発明の水性焼入剤について詳しく
説明する。
実施例1〜5および比較例1 アゾビスイソブチロニトリル触媒によりアセトン溶媒中
で重合して合成したブタジェン−無水マレイン酸共重合
体(シクロヘキサノン中、30℃における極限粘度が0
.64、組成はブタジェン単位と無水マレイン酸単位が
約1:1)152.2gを37のセパラブルフラスコに
入れ、INの力性ソーダ水溶液1900rrllを添加
し、よくかきまぜながら溶解させた。
次に塩化マグネシウム・六水和物183.0gおよび水
800m1より調製した塩化マグネシウム水溶液を徐々
に滴下した。
塩化マグネシウム添加終了後さらに1時間をかきまぜを
続けた。
かきまぜを止めて一夜放置したところ、2層に分離した
上層の水溶液を除去したところ1482pの粘稠*本な
下層が回収できた。
この粘稠な下層の組成は次のさおりであった。
高分子アニオン印:〔旧=90:10 Mg” 0.74当量(対ポリマーのマレイン酸単位
Na+ 1.10当量() 〃 C1−0,72当量() 〃 水 85.2wt/% 次にこの粘稠な下層1000gをロータリー・エバポレ
ーターで水を留去させ、ついで減圧乾燥したところ14
8gの粉末状固体が得られた〔試料I)。
得られた固体粉末を純水にそれぞれ0.5゜1.1.5
,2および3重量%になるように溶解させて水性焼入剤
を調製した。
調製した水性焼入剤の冷却性能をJIS−に2242熱
処理油冷却性能試験方法にしたがって測定した。
なお焼入剤の液温は30℃で実施した。
得られた結果を表1に示す。
なお表1には参考のためにエチレンオキシド単位75重
量%およびプロピレンオキシド単位25重量%を含むポ
リアルキレングリコール(分子量20,000)の15
重量%の水溶液を調製し同様の冷却性能試験を実施した
結果を示す。
これらの結果は、本発明の焼入剤が、溶質の濃度がかな
り小であってもすぐれた焼入剤となることを示し、また
濃度の変化による性能の差異も少ないことを示す。
実施例6および比較例2 実施例1の方法で調製したブタジェン−無水マレイン酸
交互共重合体(シクロヘキサノン中、30℃における極
限粘度が0.55 ) 152.29を34のセパラブ
ルフラスコに入klNのアンモニヤ水1900−を添加
し、かきまぜながら溶解させた。
次に硫酸マグネシウム水溶液(1mol/11 )70
0−を徐々に滴下した。
硫酸マグネシウム水溶液添加後、反応液をさらに1時間
かきまぜた。
この溶液(試料■)を試験管に入れて沸騰水で加熱した
きころ系全体がゲル状となった。
このゲル状物を冷水で冷却したところ元の水溶液にもど
った。
試料■を実施例1の方法にしたがって30℃で焼入冷却
性能試験を行なったところ、特性温度486℃、蒸気膜
段階4.01秒であった。
次に試料■を用いて焼入硬化試験を実施した。
試験方法は25mmφX50mmの鋼材試料を850℃
に30分間加熱し、次に30°Cの試料Hに浸漬して冷
却した。
得られた鋼材試料の表面硬度の測定結果を表2に示す。
表2には比較のために水を焼入剤とした結果もあわせて
示す。
この結果は本発明の焼入剤が表面硬度については水と同
程度にすぐれていることを示す。
実施例7および比較例3 実施例1の方法で調製したブタジェン−無水マレイン酸
交互共重合体(30℃におけるシクロへ本*キサノン溶
液の極限粘度が0.71であった)152.2gを34
のセパラブルフラスコに入れ、INの力性カリ水溶液1
800r111を添加しよくかきまぜながら溶解させた
このポリマーのカリ塩溶液を2分割し、半分は試料■の
調製に、残りは比較例3の原料として用いた。
試料団の調製法は次のとおりである。
上記のポリマーのカリ塩溶液(970g)に硝酸マグネ
シウム水溶液(1mol/l) 400−を添加し、そ
の後1時間かきまぜた。
さらに、この反応液を湯浴で加熱したところ、二層に分
離し、下層はゴム状の固体となった。
上層の水溶液を完全に除去したのち下層を冷却したとこ
ろ、ゴム状の固体は徐々に流動し液体となった。
この液体250gを21の純水で希釈して試料■とした
試料■の組成は次のとおりである。
高分子アニオン印:(ffl−80:20Mg” 0.
68当量(対ポリマー中のマレイン酸単位)K+ 1
.20当量(対ポリマー中のマレイン酸単伽NO3−0
,74当量(対ポリマー中のマレイン酸単伽水 98.
3重量% 比較例3の試料は上述のポリマーのカリ塩水溶液500
gを純水1500mJで希釈して調製した(ポリマー濃
度約1.9重量%)。
調製した試料Nおよび比較例3の試料について実施例1
の方法に準して冷却性能試験を行なった(液温30℃)
結果を表3に示す。次に試料■および比較例3の試料に
ついて炭素工具鋼テストピース(SK−3)による焼割
れ試験を行なった。
また液温を30℃とし、テストピースを予め820℃の
電気炉で30分間加熱したものを浸漬して焼入硬度、焼
きひずみおよび焼割れを測定した。
結果を表4に示す。実施例8および比較例4 アセトン溶媒中でアゾビスイソブチロニトリル触媒を用
いて合成したイソプレン−無水シトラコン酸共重合体(
30℃におけるシクロヘキサノン溶液の極限粘度が0.
51、組成はイソプレン単位さシトラコン酸単位が約1
:1)90.1.?をエチルアミン水溶液(1moA/
l) 113に溶解させた。
このポリマー溶液に徐々に臭化マグネシウム溶液(1m
oA/l) 3007を加えて、さらに純水 *中1
500mを加えて水性焼付剤試料■を調製じた。
この水性焼付剤の冷却性能試験を実施例1の方法にした
がって行なったところ次のような結果が得られた。
特性温度403℃、蒸気膜段階時間9.10秒800℃
から400 ’Cまでの冷却時間9.84秒また実施例
7に準じて焼入れひずみを試験したところ表5のような
結果を得た。
なお表5には比較のためエチレンオキシド単位70重量
%およびプロピレンオキシド単位30重量%を含むポリ
アルキレングリコール(分子量15.000)の5重量
%の水溶液の結果もされせて示した。
実施例 9〜13 実施例1の方法で調製したブタジェン−無水マレイン酸
交互共重合体(シクロヘキサノン中、30℃における極
限粘度が0.63 ) 152.2.!i’を51のセ
パラブルフラスコに入れ、INの力性カリ水溶液180
0m7!を添加し、溶解させた。
次に塩化マグネシウム水溶液(1moA/l) 650
mlを徐々に滴下し、さらに純水2000r111を
加えて試料Vとした。
試料Vの各種液温における冷却性能試験を実施例1に準
じて行なった。
得られた結果を表6に示す0 表6から明らかなように本水性焼入剤の冷却性能におよ
ぼす液温の影響は非常に小さい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(A)式 (式中Rは共重合物中の共役ジエン単位を示し、R′お
    よびR′′はそれぞれ水素、ハロゲン原子または炭素数
    1〜18の有機ラジカルを示す)で示されるくり返し単
    位を有し、CI) : (ff)の比が100:0〜0
    :100であるところの共役ジエン−マレイン酸誘導体
    共重合物のカルボン酸基の一部あるいは全部が解離した
    高分子アニオン (B) Na+、 K+、 Li+から成るアルカリ
    金属のカチオンおよびR1R2R3R4+Nで示される
    第四級アンモニウムカチオン(式中R1,R2,R3お
    よびR4は水素、炭素1〜18のアルキル基、シクロア
    ルキル基およびアリール基より成る群から選ばれる)よ
    り成る群から選ばれる一種以上のカチオンであり、成分
    人中のマレイン酸誘導体単位に対して0.5〜5.0当
    量のカチオン(C) 成分(A)中のマレイン酸誘導
    体単位に対して0.3〜2.0当量のMg2+ (旬 成分(5)中のマレイン酸誘導体単位に対して0
    .5〜7.0当量であるところの、Mg 2+またアル
    カリ金属イオンと結合して水溶性の塩を形成しうるアニ
    オン (Q (5)、 (B) 、 (C)および(口成分の
    総重量の5倍から1000倍の量の水 を必須成分として含む新規な水性焼入剤。 2 成分(5)中の共役ジエン単位がブタジェン、イソ
    プレン、ピペリレン、クロロプレン、2.3−ジメチル
    ブタジェン、2,3−ジクロルブタジェン、2−メチル
    −1,3−へキサジエン、または■−メトキシー1,3
    −ブタジェンである特許請求の範囲第1項記載の水性焼
    入剤。 3 成分(4)中のマレイン酸誘導体単位がマレイン酸
    、モノクロルマレイン酸、ジクロルマレイン酸あるいは
    シトラコン酸単位である特許請求の範囲第1項記載の水
    性焼入剤。 4 成亦口中のアニオン)(n−がC1−、Br。 NO−、CIO,−、HCO3−、OH−、SO,’−
    、Mflo、”−および有機カルボキシレートアニオン
    より成る群から選ばれた1種以上のアニオンである特許
    請求の範囲第1項記載の水性焼入剤。
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