JPS594433Y2 - 撮像管偏向コイル - Google Patents
撮像管偏向コイルInfo
- Publication number
- JPS594433Y2 JPS594433Y2 JP11484379U JP11484379U JPS594433Y2 JP S594433 Y2 JPS594433 Y2 JP S594433Y2 JP 11484379 U JP11484379 U JP 11484379U JP 11484379 U JP11484379 U JP 11484379U JP S594433 Y2 JPS594433 Y2 JP S594433Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deflection coil
- coil
- deflection
- image pickup
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Image-Pickup Tubes, Image-Amplification Tubes, And Storage Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は撮像管偏向ヨークにおいて偏向コイルの構成の
改善により静電シールド材を必要としない安価で作業性
に優れた撮像管偏向コイルを提供するものである。
改善により静電シールド材を必要としない安価で作業性
に優れた撮像管偏向コイルを提供するものである。
テレビカメラに使用されている従来の撮像管偏向ヨーク
について、静電集束・電磁偏向方式（通称Ｓ−Ｍ方式）
の撮像管の場合の偏向ヨークの要部構成を第１図に示す
。
について、静電集束・電磁偏向方式（通称Ｓ−Ｍ方式）
の撮像管の場合の偏向ヨークの要部構成を第１図に示す
。
撮像管外形は外囲器１．信号電極２．フェースプレート
３から成り、偏向ヨークボビン４内に挿入されている。
３から成り、偏向ヨークボビン４内に挿入されている。
偏向ヨークボビン４の上部には水平偏向コイル５と垂直
偏向コイル６が配置され、最外周はパーマロイ等の磁性
体材料７により磁気シールドがなされている。
偏向コイル６が配置され、最外周はパーマロイ等の磁性
体材料７により磁気シールドがなされている。
又、偏向コイルは磁界分布の精度を上げる為に一般には
巻線機を用いて分割巻きコイルを平板状に巻き、これを
プレスによって半円筒形に成形仕上げし、２個のコイル
を偏向ヨークボビン４に相対して固定させる、整列巻型
のコイルが用いられる。
巻線機を用いて分割巻きコイルを平板状に巻き、これを
プレスによって半円筒形に成形仕上げし、２個のコイル
を偏向ヨークボビン４に相対して固定させる、整列巻型
のコイルが用いられる。
ところで偏向コイルのうち、水平偏向コイル５に流れる
電流波形は周波数が高＜ （１５，７５ＫＨｚ）、かつ
スイッチング時間（２〜３μ５ｅｃ）が速い、この為水
平偏向電流によるノイズが水平偏向コイル５と信号電極
２間容量Ｃ１あるいは水平偏向コイル５とメツシュ電極
１０間容量Ｃ２，メツシュ電極１０と信号電極２間容量
Ｃ３を介して信号電極２に飛込みビデオ信号中にノイズ
成分となって表われる。
電流波形は周波数が高＜ （１５，７５ＫＨｚ）、かつ
スイッチング時間（２〜３μ５ｅｃ）が速い、この為水
平偏向電流によるノイズが水平偏向コイル５と信号電極
２間容量Ｃ１あるいは水平偏向コイル５とメツシュ電極
１０間容量Ｃ２，メツシュ電極１０と信号電極２間容量
Ｃ３を介して信号電極２に飛込みビデオ信号中にノイズ
成分となって表われる。
このような水平偏向電流によるノイズの飛込みを防ぐ為
、一般には偏向ヨークボビン４と水平偏向コイル５との
間に短冊状銅箔等による接地させた静電シールド材８を
介在させる方法が用いられている。
、一般には偏向ヨークボビン４と水平偏向コイル５との
間に短冊状銅箔等による接地させた静電シールド材８を
介在させる方法が用いられている。
しかしながらこの従来の構造では静電シールド材料及び
静電シールド作業工程が必要がある。
静電シールド作業工程が必要がある。
本考案は静電シールド材を使うことなく、偏向コイル自
身を利用して静電シールドとなすものであり、具体的に
は垂直偏向コイルで水平偏向コイルを包含させる構成を
とることにより静電シールド効果を実現させるものであ
る。
身を利用して静電シールドとなすものであり、具体的に
は垂直偏向コイルで水平偏向コイルを包含させる構成を
とることにより静電シールド効果を実現させるものであ
る。
第２図に本考案の一実施例を示す。
最初に偏向ヨークボビン４上に垂直偏向コイル９が配置
される。
される。
垂直偏向コイル９は第３図に示すような両端部にペンド
アップ部９Ａ、９Ｂを有する鞍型巻きのコイルで形成さ
せる。
アップ部９Ａ、９Ｂを有する鞍型巻きのコイルで形成さ
せる。
次に垂直偏向コイル９のペンドアップ部９Ａ、９Ｂ間に
整列巻型巻きによる水平偏向コイル５が挿入される。
整列巻型巻きによる水平偏向コイル５が挿入される。
このような構成により水平偏向コイル５の管軸方向に対
しては垂直偏向コイル９、水平偏向コイル端部５Ａ・５
Ｂに対しては垂直偏向コイル９のペンドアップ部９Ａ、
９Ｂにより被われる。
しては垂直偏向コイル９、水平偏向コイル端部５Ａ・５
Ｂに対しては垂直偏向コイル９のペンドアップ部９Ａ、
９Ｂにより被われる。
一般に垂直偏向回路は１０Ｖ前後で駆動し、かつ低イン
ピーダンスであるので水平偏向コイル５からみれば垂直
偏向コイル９は殆んど交流的にアースされていると見て
良いことから、垂直偏向コイルによる静電シールド効果
が可能となる。
ピーダンスであるので水平偏向コイル５からみれば垂直
偏向コイル９は殆んど交流的にアースされていると見て
良いことから、垂直偏向コイルによる静電シールド効果
が可能となる。
なお、垂直偏向コイルに流れる偏向電流は周波数が低く
、かつ低速スイッチングであるので信号電極２へのノイ
ズ飛込み影響はほとんど無視出来る。
、かつ低速スイッチングであるので信号電極２へのノイ
ズ飛込み影響はほとんど無視出来る。
以上のように本考案によれば、鞍型巻きに構成された垂
直偏向コイル、前記鞍型コイルのベントアップ部間に挿
入された整列巻きによる水平偏向コイルとを備えること
により、水平偏向コイルは垂直偏向コイルで静電シール
ドされる為、従来用いられてきた静電シールド材は不用
であり、これに伴う作業工程も削減出来る等安価で作業
性の良い撮像管偏向ヨークが提供出来るものである。
直偏向コイル、前記鞍型コイルのベントアップ部間に挿
入された整列巻きによる水平偏向コイルとを備えること
により、水平偏向コイルは垂直偏向コイルで静電シール
ドされる為、従来用いられてきた静電シールド材は不用
であり、これに伴う作業工程も削減出来る等安価で作業
性の良い撮像管偏向ヨークが提供出来るものである。
又、水平偏向コイル５は垂直偏向コイル９のペンドアッ
プ部９Ａ、９Ｂ内に挿入されているので外見上の形状は
従来と殆んど変らない。
プ部９Ａ、９Ｂ内に挿入されているので外見上の形状は
従来と殆んど変らない。
さらに本考案は電磁偏向方式による撮像管偏向ヨークで
あれば有効であることは云うまでもない。
あれば有効であることは云うまでもない。
第１図は従来の撮像管偏向コイルを備えた撮像管装置の
要部断面図、第２図は本考案の一実施例を備えた撮像管
装置の要部断面図、第３図は本実施例の要部斜視図であ
る。 ５・・・・・・水平偏向コイル、９・・・・・・垂直偏
向コイル、９Ａ、９Ｂ・・・・・・ペンドアップ部。
要部断面図、第２図は本考案の一実施例を備えた撮像管
装置の要部断面図、第３図は本実施例の要部斜視図であ
る。 ５・・・・・・水平偏向コイル、９・・・・・・垂直偏
向コイル、９Ａ、９Ｂ・・・・・・ペンドアップ部。
Claims (1)
- 第一の鞍型偏向コイルの該ペンドアップ部間に、整列巻
型偏向コイルを挿入し、前記鞍型偏向コイルを垂直偏向
用とし、前記整列巻型偏向コイルを水平偏向用とし、前
記鞍型偏向コイルで整列巻型偏向コイルを静電的にシー
ルドしたことを特徴とする撮像管偏向コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11484379U JPS594433Y2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | 撮像管偏向コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11484379U JPS594433Y2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | 撮像管偏向コイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5632367U JPS5632367U (ja) | 1981-03-30 |
| JPS594433Y2 true JPS594433Y2 (ja) | 1984-02-08 |
Family
ID=29347082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11484379U Expired JPS594433Y2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | 撮像管偏向コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS594433Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58169663U (ja) * | 1982-05-08 | 1983-11-12 | 本田技研工業株式会社 | 自動車のバツテリ支持装置 |
-
1979
- 1979-08-20 JP JP11484379U patent/JPS594433Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5632367U (ja) | 1981-03-30 |
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