JPS5943542Y2 - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPS5943542Y2
JPS5943542Y2 JP1978101011U JP10101178U JPS5943542Y2 JP S5943542 Y2 JPS5943542 Y2 JP S5943542Y2 JP 1978101011 U JP1978101011 U JP 1978101011U JP 10101178 U JP10101178 U JP 10101178U JP S5943542 Y2 JPS5943542 Y2 JP S5943542Y2
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JP
Japan
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light
cylinder
plate
diffused
xenon lamp
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978101011U
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English (en)
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JPS5517294U (ja
Inventor
仁 小池
Original Assignee
株式会社ケイ・ストロボ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はエレクトロニックフラッシュ等の照明装置に
関するものである。
写真スタジオ等でフラッシュを用いる一つの目的は、太
陽光等の自然光下での最良の条件を室内で再現すること
であるが、たとえば窓際等で自然光により被写体を撮影
する状況を考えてみると、被写体には窓から直接に照射
される太陽芳による平行光と室内等の周囲壁等からの乱
反射光が照躬される。
このような自然光と同じ条件をフラッシュ照明装置によ
り再現するためには、平行光或いはほぼ平行光に近い光
と乱反射光とを同時に発生することが必要であるが、従
来のエレクトロニックフラッシュ照明装置は平行光が乱
反射光かのいずれか一方のみしか発生できず、上述のよ
うな平行光と乱反射光とを室内で1台のフラックユ装置
により再現することができなかった。
なお、従来のフラッシュ装置を複数台使用して平行光と
乱反射光とを照射することは不可能ではないが、フラッ
シュ装置の設置にスペースを要し、また各フラッシュ装
置間の同期をとるために装置が複雑化したり、各フラッ
シュ装置からの光量の配分を調節するのが難しい等の問
題があり、実用的ではない。
この考案は、上述のような従来のエレクトロニックフラ
ノ7ユ照明装置の欠点を改良するためになされたもので
、1台の装置で平行光或いはほぼ平行光に近い光と乱反
射光とを同時に発生し得る、使用に便利な照明装置を提
供することを目的とするものである。
以下にこの考案の一実施例を図面とともに説明する。
図示の各図において、1は半透明アクリル板等にてなる
乱反射特性を有する適宜面積の乱反射板で、その中央部
には適宜直径の孔2が開口している。
3は上記孔20周辺で乱反射板1に後向に突設された円
筒状の筒体で、この筒体3の後側端部には該筒体3と同
心にキセノンランプ4がブラケット5により固定されて
いる。
筒体3は半透明の白色板等の材料等で構成され、キセノ
ンランプ4の光の1部はこの筒体30周而面aを透過し
、乱反射板1の背面に投射されるようになっている。
なお筒体3は半透明とする代りに、第3図に示すように
、筒体同筒に多数の透孔6を開口して、筒内を通る光が
部分的にとの透孔6から照躬されるようにしてもよい。
また筒体3の断面形状は多角形等でもよいし、側面形状
は錐形状になっているものでもよい。
γは乱反射板1、筒体3、キセノンランプ4の後方を遮
光する内面白色のカバーで、このカバーγは筒体3の周
面から透過した光が乱反射板1の背面に達し得るように
乱反射板から所定間隔をおいて設けられている。
8はキセノンランプ4への通電状態を表示するパイロッ
トランプである。
上記のように構成されたエレクトロニックフラッシュ照
明装置9はスタンド10とフレーム11とにより支持さ
れ、前後左右に傾動して光の投射方向を調節できるよう
になっている。
上記のエレクトロニックフラッシュ照明装置において、
いまキセノンランプ4を発光すると、その光は筒体3内
の通路を通って孔2から矢印イのように平行光或いは近
似的な平行光として投射される。
またキセノンランプ4の光の一部は筒体30周面3aか
ら図示矢印口のように透過し、乱反射板1により乱反躬
されつつ、この乱反射板1を透過して、乱反射光として
前方に投射される。
またカバー1の内面で乱反射された光も乱反射板1の前
方に照射される。
それ故被写体には平行光と乱反射光との合成が照射され
、自然光に近い光で写真撮影することができる。
上記の実施例においては、乱反射板1の一辺の長さはた
とえば90Crr1程度、筒体3の直径を30の、筒体
3の長さば30cW1程度とし、孔2からの光量と乱反
射板1からの光量との比を約10:2とすることにより
、良好な結果が得られた。
もちろんこれらの数値は必要に応じて変更され得るもの
である。
第4図はこの考案の他の実施例で1.半透期の筒体3の
後側に乱反射特性を有する反射板12を設けて、筒体3
の孔2から平行光、反射板12から乱反射光を生じるよ
うにしたものである。
反射板12は皿形その他随意の湾曲面を用いることがで
きる。
なお13は筒体3支持用のステーである。
以上のようにこの考案によれば、照明装置において筒体
の開口側に平板状の乱反射を設けて、キセノンランプか
らの光を筒体と乱反射板との両方により乱反躬させるよ
うにして、この広い乱反射板から乱反射光を得るように
したので、照明装置からの乱反射光の割合を高めること
ができ、これによって、従来のフラッシュ装置では得ら
れなかった、広い面からの乱反射光を出す照明を得るこ
とができ、たとえば窓際における自然光と同様な照明を
フラッシュにより再現することができ、写真撮影に極め
て有効であるとともに、複数台の装置により平行光と乱
反射光とを発生する場合に比して照明装置が安価となり
、スペースも小さくなり、かつ各フラッシュを同期させ
る操作が容易である等の種々の利点を有する。
また、この考案の照明装置は、乱反射特性を有する筒体
と平板とによって構成できるので、構造が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す正面図、第2図は第
1図の実施例の断面図、第3図は第1図の実施例の円筒
の他の実施例を示す断面図、第4図はこの考案の他の実
施例を示す断面図である。 1−・・乱反射板、2・・・孔、3・・・筒体、4・・
・キセノンランプ、6・・・透孔、T−・・カバー 1
2・・・反射板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キセノンランプ4と、上記キセノンランプ4を包囲し、
    かつ乱反射特性を有する半透明材料にてなる、一端が光
    学的に開口2している筒体3と、上記筒体の開口側端部
    に設けられ、上記筒体3の軸と直角な平面を有するとと
    もに乱反射特性を有する半透明材料の平板にてなる乱反
    射板1と、上記筒体3と乱反射板1の側方および後方を
    遮光するように設けられ、内筒が反射特性を有するカバ
    ー1とを備えたことを特徴とする照明装置。
JP1978101011U 1978-07-21 1978-07-21 照明装置 Expired JPS5943542Y2 (ja)

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JP1978101011U JPS5943542Y2 (ja) 1978-07-21 1978-07-21 照明装置

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JP1978101011U JPS5943542Y2 (ja) 1978-07-21 1978-07-21 照明装置

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JPS5517294U JPS5517294U (ja) 1980-02-02
JPS5943542Y2 true JPS5943542Y2 (ja) 1984-12-25

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JP1978101011U Expired JPS5943542Y2 (ja) 1978-07-21 1978-07-21 照明装置

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JP4146350B2 (ja) * 2002-01-31 2008-09-10 新八郎 丹羽 単一光源による照明装置

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JPS5517294U (ja) 1980-02-02

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