JPS5943386A - 原子炉建屋の建設方法 - Google Patents
原子炉建屋の建設方法Info
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- JPS5943386A JPS5943386A JP57153481A JP15348182A JPS5943386A JP S5943386 A JPS5943386 A JP S5943386A JP 57153481 A JP57153481 A JP 57153481A JP 15348182 A JP15348182 A JP 15348182A JP S5943386 A JPS5943386 A JP S5943386A
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- JP
- Japan
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- construction
- crane
- upper wall
- reactor building
- building
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 36
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 50
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 7
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 4
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000011900 installation process Methods 0.000 description 3
- 238000009435 building construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は原子炉建屋の建設方法に係り、とりわけ門型ク
レーンの設置された原子炉建屋の建設方法に関する。
レーンの設置された原子炉建屋の建設方法に関する。
第1図乃至第4図を参照して、従来の原子炉建屋の建設
方法について説明する。なず、岩盤11上に、コンクリ
ートを打設して、原子炉建屋10を建屋下部から順次運
転操作床12まで完成させる。運転操作床12のコンク
リート打設が終了した後、一定の養生期間をおき、運転
操作床12上に原子炉圧力容器13を搬入するためのレ
ール14を設置する。
方法について説明する。なず、岩盤11上に、コンクリ
ートを打設して、原子炉建屋10を建屋下部から順次運
転操作床12まで完成させる。運転操作床12のコンク
リート打設が終了した後、一定の養生期間をおき、運転
操作床12上に原子炉圧力容器13を搬入するためのレ
ール14を設置する。
このレール14上に原子炉圧力容器13の搬入装置15
を載置し、搬入装置15により巨人な原子炉圧力容器1
3を吊上げてレール14上を所定の位置まで移送し、あ
らかじめ設けられている原子炉圧力容器の基礎台16上
に据付ける。このようにして原子炉圧力容器13の据付
けが完了したならば、搬入装置15を組立てた位置まで
戻し、組立てたと逆の順序で搬入装置15の解体を行う
とともに、レール14の撤去を行う。まだ、前述したレ
ール14の設置工事と並行して門型クレーン17の走行
用ガーダ・レール18を運転操作床12上に設置する。
を載置し、搬入装置15により巨人な原子炉圧力容器1
3を吊上げてレール14上を所定の位置まで移送し、あ
らかじめ設けられている原子炉圧力容器の基礎台16上
に据付ける。このようにして原子炉圧力容器13の据付
けが完了したならば、搬入装置15を組立てた位置まで
戻し、組立てたと逆の順序で搬入装置15の解体を行う
とともに、レール14の撤去を行う。まだ、前述したレ
ール14の設置工事と並行して門型クレーン17の走行
用ガーダ・レール18を運転操作床12上に設置する。
搬入装置15およびレール14の撤去を行った後、原子
炉建屋10の外部に仮設されたタワーレーン19を用い
て、運転操作床12上へ上部壁20の建設および建設は
、上部壁建設用足場22および上部壁施行用型枠23を
組立てて行う。門型クレーン17の本体の高さ以上まで
上部壁20の建設が進み、屋根トラス21の組立てがあ
る程度まで行われると、第2図に示すように、屋根トラ
ス21の一部と門型クレーン17の本体と干渉する部分
の上部壁施行用型枠23を解体、撤去して、タワークレ
ーン19により、複数個に分解された凹型クレーン17
の部の部材をガーダ・レール18上に順次吊り降して載
置し、ガーダ・レール18上で組立てる。門型クレーン
17の組立てが完了したならば、門型クレーン17の搬
入の際解体した屋根トラス21および上部壁施行用枠2
3の復旧を行い、再度原子炉建屋10の建設を開始し、
上部壁20の最上部までのコンクリート打設を完了させ
る。上部壁最上部までのコンクリート打設が完了したな
らば、上部壁施行用型枠23を解体、撤去し、上部壁2
0に塗装を施した後、運転操作床12の全域に設置され
ている上部壁建設用足場22の解体、撤去を行う。この
後、門型クレーン17の走行・荷重テストを行い原子炉
建屋の建設を完了する。
炉建屋10の外部に仮設されたタワーレーン19を用い
て、運転操作床12上へ上部壁20の建設および建設は
、上部壁建設用足場22および上部壁施行用型枠23を
組立てて行う。門型クレーン17の本体の高さ以上まで
上部壁20の建設が進み、屋根トラス21の組立てがあ
る程度まで行われると、第2図に示すように、屋根トラ
ス21の一部と門型クレーン17の本体と干渉する部分
の上部壁施行用型枠23を解体、撤去して、タワークレ
ーン19により、複数個に分解された凹型クレーン17
の部の部材をガーダ・レール18上に順次吊り降して載
置し、ガーダ・レール18上で組立てる。門型クレーン
17の組立てが完了したならば、門型クレーン17の搬
入の際解体した屋根トラス21および上部壁施行用枠2
3の復旧を行い、再度原子炉建屋10の建設を開始し、
上部壁20の最上部までのコンクリート打設を完了させ
る。上部壁最上部までのコンクリート打設が完了したな
らば、上部壁施行用型枠23を解体、撤去し、上部壁2
0に塗装を施した後、運転操作床12の全域に設置され
ている上部壁建設用足場22の解体、撤去を行う。この
後、門型クレーン17の走行・荷重テストを行い原子炉
建屋の建設を完了する。
このような、従来の建設方法による工程順序を第4図に
示す。第4図において、Aは岩盤11上に原子炉建屋1
0の下部建屋から運転操作床12まで順次建設する工程
、Bは運転操作床12の建設工程、Cは搬入装置15の
組立て工程、Dは原子炉圧力容器13の据付け工程、E
は搬入装置15の撤去の工程、Fは運転操作床12上に
上部壁20を門型クレーン本体の高さ以上まで建設する
とともに屋根トラス21を組立てる工程、Gは門型クレ
ーン17の組立てのために上部壁建設用足場22および
屋根トラス21を一部解体する工程、Hは門型クレーン
17を搬入し組立てる工程、■は一部解体された上部壁
建設用足場および屋根トラスを復旧する工程、Jは上部
壁20を凹型クレーン17の本体の高さ以上まで建設す
る工程、Kは上部壁施行用型枠23を解体し、上解体、
撤去する工程、Lは門型クレーン17の走行・荷重テス
トの工程を示している。
示す。第4図において、Aは岩盤11上に原子炉建屋1
0の下部建屋から運転操作床12まで順次建設する工程
、Bは運転操作床12の建設工程、Cは搬入装置15の
組立て工程、Dは原子炉圧力容器13の据付け工程、E
は搬入装置15の撤去の工程、Fは運転操作床12上に
上部壁20を門型クレーン本体の高さ以上まで建設する
とともに屋根トラス21を組立てる工程、Gは門型クレ
ーン17の組立てのために上部壁建設用足場22および
屋根トラス21を一部解体する工程、Hは門型クレーン
17を搬入し組立てる工程、■は一部解体された上部壁
建設用足場および屋根トラスを復旧する工程、Jは上部
壁20を凹型クレーン17の本体の高さ以上まで建設す
る工程、Kは上部壁施行用型枠23を解体し、上解体、
撤去する工程、Lは門型クレーン17の走行・荷重テス
トの工程を示している。
[背景技術の問題点]
このような従来の原子炉建屋の建設方法においては、各
作業工程がいずれもシリーズ作業となっているため、原
子炉建屋の建設工期が長期化するとともに、門型クレー
ンの稼動開始時期が建設工程の最終段階になる。このた
め、屋根トラスが完成した後門型クレーンが稼動するま
での間、原子炉建屋内への行われず、工期の長期化の原
因となる。また、門型クレーンを搬入組立てする際には
、屋根トラスの一部が解体された状態にあり、雨水が侵
入し、原子炉建屋内の環境保全上好ましくない。
作業工程がいずれもシリーズ作業となっているため、原
子炉建屋の建設工期が長期化するとともに、門型クレー
ンの稼動開始時期が建設工程の最終段階になる。このた
め、屋根トラスが完成した後門型クレーンが稼動するま
での間、原子炉建屋内への行われず、工期の長期化の原
因となる。また、門型クレーンを搬入組立てする際には
、屋根トラスの一部が解体された状態にあり、雨水が侵
入し、原子炉建屋内の環境保全上好ましくない。
本発明はこのような転を考慮してなされたものであり、
建設工期の短縮化と工程数の低減化を図ることのできる
、門型クレーンの設置された原子炉建屋の建設方法を提
供することを目的とする。
建設工期の短縮化と工程数の低減化を図ることのできる
、門型クレーンの設置された原子炉建屋の建設方法を提
供することを目的とする。
本発明による建設方法は、凹型クレーンを、原子炉建屋
の外部において、屋根トラス、運転操作床上部壁の建設
工程と並行作業で組立て、上部壁の完成を待たずに凹型
クレーン本体を原子炉建屋内に引込み、凹型クレーンの
運転操作を行いつつ、残りの上部壁の建設を行うように
したことを特徴としている。
の外部において、屋根トラス、運転操作床上部壁の建設
工程と並行作業で組立て、上部壁の完成を待たずに凹型
クレーン本体を原子炉建屋内に引込み、凹型クレーンの
運転操作を行いつつ、残りの上部壁の建設を行うように
したことを特徴としている。
以下、第5図乃至第7図を参照して本発明の一実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
本発明による建設方法においても、原子炉圧力容器の据
付けまでは従来と同様の工程により行われる。すなわち
、岩盤11上にコンクリートを打設して建屋下部から順
次運転操作床12まで完成し、一定の養生期間後、運転
操作床12上に原子炉圧力容器搬入装置用のレールを設
置し、このレール上に搬入装置を載置走行させて原子炉
圧力容器を所定位置まで移送し、基礎台上に原子炉圧力
容器な据付ける。また、搬入装置用のレールの設計値と
並 行して、凹型クレーン17の走行用ガーダ・レール
18を運転操作床12上に設置する。
付けまでは従来と同様の工程により行われる。すなわち
、岩盤11上にコンクリートを打設して建屋下部から順
次運転操作床12まで完成し、一定の養生期間後、運転
操作床12上に原子炉圧力容器搬入装置用のレールを設
置し、このレール上に搬入装置を載置走行させて原子炉
圧力容器を所定位置まで移送し、基礎台上に原子炉圧力
容器な据付ける。また、搬入装置用のレールの設計値と
並 行して、凹型クレーン17の走行用ガーダ・レール
18を運転操作床12上に設置する。
原子炉圧力容器の据付けが終了すると、搬入装置を原子
炉建屋外へ移動し、運転操作床12に設置されている搬
入装置用のレールを撤去する。この際、原子炉建屋30
の外部に設置されている搬入装置用のレールの延長部3
1は撤去せずそのまま残しておく。次に原子炉建屋30
の外部に仮設されているタワークレーン19を使用して
屋根トラス32の据付工事を開始するとともに、運転操
作床12上に上部壁33の建設を開始する。
炉建屋外へ移動し、運転操作床12に設置されている搬
入装置用のレールを撤去する。この際、原子炉建屋30
の外部に設置されている搬入装置用のレールの延長部3
1は撤去せずそのまま残しておく。次に原子炉建屋30
の外部に仮設されているタワークレーン19を使用して
屋根トラス32の据付工事を開始するとともに、運転操
作床12上に上部壁33の建設を開始する。
一方、原子炉建屋30の外においては、屋根トラス32
および上部壁33の建設と並行して、門型クレーン17
の組立用の支柱34とガーダ・レール35の設置を行う
。この門型クレーン組立用支柱34とガーダ・レータ3
5とは、先に撤去せず残しておいた原子炉圧力容器搬入
装置用のレール延長部31と、ボルト等を用いて強固に
連結される。また、このガータ・レール35は、すでに
運転操作床12上に設置されている門型クレーン走行用
ガーダ・レール18と同一の間隔て設置され、ガーダ・
レール18と同一直線上に配置されるよう端部がガーダ
・レール18の端部と接続される。
および上部壁33の建設と並行して、門型クレーン17
の組立用の支柱34とガーダ・レール35の設置を行う
。この門型クレーン組立用支柱34とガーダ・レータ3
5とは、先に撤去せず残しておいた原子炉圧力容器搬入
装置用のレール延長部31と、ボルト等を用いて強固に
連結される。また、このガータ・レール35は、すでに
運転操作床12上に設置されている門型クレーン走行用
ガーダ・レール18と同一の間隔て設置され、ガーダ・
レール18と同一直線上に配置されるよう端部がガーダ
・レール18の端部と接続される。
このようにして門型クレーン組立用支持柱34とガーダ
・レール35の設置が完了すると、タワークレーン19
を使用してガーダ・レール35へ門型クレーン17の構
成部を吊り降し、順次門型クレーン17の組立てを開始
する。
・レール35の設置が完了すると、タワークレーン19
を使用してガーダ・レール35へ門型クレーン17の構
成部を吊り降し、順次門型クレーン17の組立てを開始
する。
上部壁33の建設は、門型クレーン17本体の高さ以上
まで施工が終了した時点で、運転操作床12上に設置さ
れている上部壁建設用足場36をすべて解体・撤去し、
門型クレーン17の原子炉建屋30内への引込みを容易
にする。その後の、門型クレーン本体高さ以上部分の上
部壁33aの建設は、上部壁33に埋込み固定されてい
る支持ブラケット37上に建設用足場36aを設置し、
この足場36aを用いて行う。
まで施工が終了した時点で、運転操作床12上に設置さ
れている上部壁建設用足場36をすべて解体・撤去し、
門型クレーン17の原子炉建屋30内への引込みを容易
にする。その後の、門型クレーン本体高さ以上部分の上
部壁33aの建設は、上部壁33に埋込み固定されてい
る支持ブラケット37上に建設用足場36aを設置し、
この足場36aを用いて行う。
上部壁建設用足場36を撤去した後、組立て完了した門
型クレーン17を、ガーダ・レール35および18を用
いてゆっくり走行させ、原子炉建屋30の外部から内部
の運転操作床12上に移送する。原子炉建屋内部に移送
された門型クレーン17は、所定の走行・荷重テストが
行われ、この間に屋根トラス32、上部壁33の建設が
行われる。続いて門型クレーン組立用支柱34、ガータ
・レール35および原子炉圧力容器搬入装置用レールの
延長部31の解体・撤去をタワークレーン19を用いて
行い、さらに最後に残された門型クレーン引込み側の上
部壁33bの建設を、門型クレーン17を運転操作しつ
つ行い、原子炉建屋の建設を完了させる。
型クレーン17を、ガーダ・レール35および18を用
いてゆっくり走行させ、原子炉建屋30の外部から内部
の運転操作床12上に移送する。原子炉建屋内部に移送
された門型クレーン17は、所定の走行・荷重テストが
行われ、この間に屋根トラス32、上部壁33の建設が
行われる。続いて門型クレーン組立用支柱34、ガータ
・レール35および原子炉圧力容器搬入装置用レールの
延長部31の解体・撤去をタワークレーン19を用いて
行い、さらに最後に残された門型クレーン引込み側の上
部壁33bの建設を、門型クレーン17を運転操作しつ
つ行い、原子炉建屋の建設を完了させる。
このような本発明による建設方法による工程順序を第7
図に示す。第7図において、A′は岩盤11上に原子炉
建屋10の下部建屋から運転操作床12まで順次建設す
る工程、B′は運転操作床12の建設工程、C′は搬入
装置の組立て工程、D′は原子炉圧力容器の据付け工程
、Mは搬入装置の撤去および運搬操作床上の搬入装置用
レールの解体・撤去工程、F′は運転操作床上に上部壁
33を門型クレーン本体の高さ以上まで建設するととも
に屋根トラス32を組立てる工程、Nは原子炉建屋外に
門型クレーン工程、H′は門型クレーン本体の組立て工
程、Oは門型クレーン本体を原子炉建屋内に引込むため
、上部壁建設用足場36を解体・撤去する工程、L′は
門型クレーン17の走行・荷重テストの工程、Pは門型
クレーン組立用支柱34、ガーダ・レール35および原
子炉圧力容器搬入装置用レールの延長部31を解体・撤
去する工程、Qは門型クレーン17を建屋内の運転操作
床12上に引込んだ後、門型クレーン引込側の上部壁3
3bを建設する工程を示している。
図に示す。第7図において、A′は岩盤11上に原子炉
建屋10の下部建屋から運転操作床12まで順次建設す
る工程、B′は運転操作床12の建設工程、C′は搬入
装置の組立て工程、D′は原子炉圧力容器の据付け工程
、Mは搬入装置の撤去および運搬操作床上の搬入装置用
レールの解体・撤去工程、F′は運転操作床上に上部壁
33を門型クレーン本体の高さ以上まで建設するととも
に屋根トラス32を組立てる工程、Nは原子炉建屋外に
門型クレーン工程、H′は門型クレーン本体の組立て工
程、Oは門型クレーン本体を原子炉建屋内に引込むため
、上部壁建設用足場36を解体・撤去する工程、L′は
門型クレーン17の走行・荷重テストの工程、Pは門型
クレーン組立用支柱34、ガーダ・レール35および原
子炉圧力容器搬入装置用レールの延長部31を解体・撤
去する工程、Qは門型クレーン17を建屋内の運転操作
床12上に引込んだ後、門型クレーン引込側の上部壁3
3bを建設する工程を示している。
このように本発明の建設方法によれば、門型クレーン本
体の組立て工程H′を、上部壁および屋根トラスの建設
工程F′を中断させることなく行うことができるととも
に、門型クレーンの走行・荷重テストの工程L′を建屋
建設完了前に行うことができる。
体の組立て工程H′を、上部壁および屋根トラスの建設
工程F′を中断させることなく行うことができるととも
に、門型クレーンの走行・荷重テストの工程L′を建屋
建設完了前に行うことができる。
以上説明したように本発明の建設方法によれば、門型ク
レーンを、屋根トラスおよび上部壁の建設に全く干渉さ
れることなく建屋外で早期に組立てることができ、建屋
内の運転操作床へ移送した後はすぐに運転操作をするこ
とができる。これにより、原子炉建屋建設上のクリティ
カルパスとなつている門型クレーンの運転開始時期を大
幅に早めることができるとともに、原子炉建屋の建設工
期の短縮化を図ることができる。また、従来のように、
屋根トラスおよび上部壁の建設を一時的に作業停止する
必要がなく、建屋工事のまとまりが早く、屋根トラスを
早期に完成できるので、建屋内の諸設備に対する雨水防
護を良好に行うことができる。さらに、原子炉建屋建設
完了前から門型クレーンの運転操作が可能であるので、
門型クレーンを用いて建屋内への資材の搬出入作業を行
うことができる。
レーンを、屋根トラスおよび上部壁の建設に全く干渉さ
れることなく建屋外で早期に組立てることができ、建屋
内の運転操作床へ移送した後はすぐに運転操作をするこ
とができる。これにより、原子炉建屋建設上のクリティ
カルパスとなつている門型クレーンの運転開始時期を大
幅に早めることができるとともに、原子炉建屋の建設工
期の短縮化を図ることができる。また、従来のように、
屋根トラスおよび上部壁の建設を一時的に作業停止する
必要がなく、建屋工事のまとまりが早く、屋根トラスを
早期に完成できるので、建屋内の諸設備に対する雨水防
護を良好に行うことができる。さらに、原子炉建屋建設
完了前から門型クレーンの運転操作が可能であるので、
門型クレーンを用いて建屋内への資材の搬出入作業を行
うことができる。
このように本発明による建設方法によれば、建設工期の
大幅な短縮と費用の節約を図ることができる。
大幅な短縮と費用の節約を図ることができる。
なお、本実施例において、原子炉圧力容器の搬入据付け
を、原子炉圧力容器搬入装置を用いて行う場合について
説明したが、本発明は圧入装置を用いない方法により据
付ける場合にも利用することができる。この場合には、
門型クレーン組立用支柱およびガーダ・レールを単独で
建屋外に設置する方法、まだ、門型クレーン本体を油圧
ジャッキ上で組立てた後、建屋内に移送する方法が考え
られる。
を、原子炉圧力容器搬入装置を用いて行う場合について
説明したが、本発明は圧入装置を用いない方法により据
付ける場合にも利用することができる。この場合には、
門型クレーン組立用支柱およびガーダ・レールを単独で
建屋外に設置する方法、まだ、門型クレーン本体を油圧
ジャッキ上で組立てた後、建屋内に移送する方法が考え
られる。
第1図は門型クレーンの設置された原子炉建屋の断面図
、第2図は従来の建設方法を示す図であり、門型クレー
ン組立時屋根トラスおよび上部壁建設用足場を一時的に
解体・撤去した状態を示す平面図、第3図は第1図A部
の拡大図であり、門型クレーン、上部壁および上部壁建
設用足場の関係を示す説明図、第4図は従来の建設方法
による工程順序を示す図、第5図および第6図は本発明
による建設方法を示す断面図および平面図、第7図は本
発明による建設方法による工程順序を示す図である。 12・・・運転操作床、17・・・門型クレーン、18
・・・ガーダ・レール、30・・原子炉建屋、32・・
・屋根トラス33・・・上部壁、31・・門型クレーン
組立用支柱、35・・・ガーダ・レール、36・・・上
部壁建設用足場。
、第2図は従来の建設方法を示す図であり、門型クレー
ン組立時屋根トラスおよび上部壁建設用足場を一時的に
解体・撤去した状態を示す平面図、第3図は第1図A部
の拡大図であり、門型クレーン、上部壁および上部壁建
設用足場の関係を示す説明図、第4図は従来の建設方法
による工程順序を示す図、第5図および第6図は本発明
による建設方法を示す断面図および平面図、第7図は本
発明による建設方法による工程順序を示す図である。 12・・・運転操作床、17・・・門型クレーン、18
・・・ガーダ・レール、30・・原子炉建屋、32・・
・屋根トラス33・・・上部壁、31・・門型クレーン
組立用支柱、35・・・ガーダ・レール、36・・・上
部壁建設用足場。
Claims (1)
- 門型クレーンの設置された原子炉建屋の建設方法におい
て、前記原子炉建屋の外部に閂型クレーン組立用装置を
設置し、この門型クレーン組立用装置を用いて門型クレ
ーンの組立てを行うとともに、これと並行して原子炉建
屋の建設工事を行い、原子炉建屋の完成前に原子炉建内
に前記建屋外で組立てられた門型クレーンを引込んで設
置し、門型クレーンの設置後原子炉建屋の建設を完了さ
せることを特徴とする原子炉建屋の建設方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57153481A JPS5943386A (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | 原子炉建屋の建設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57153481A JPS5943386A (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | 原子炉建屋の建設方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5943386A true JPS5943386A (ja) | 1984-03-10 |
Family
ID=15563512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57153481A Pending JPS5943386A (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | 原子炉建屋の建設方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943386A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6059221A (en) * | 1992-10-16 | 2000-05-09 | Rieter Machine Works, Ltd. | Apparatus for changing a lap |
-
1982
- 1982-09-03 JP JP57153481A patent/JPS5943386A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6059221A (en) * | 1992-10-16 | 2000-05-09 | Rieter Machine Works, Ltd. | Apparatus for changing a lap |
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