JPS5942994A - 薄膜光記録媒体 - Google Patents

薄膜光記録媒体

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JPS5942994A
JPS5942994A JP57153861A JP15386182A JPS5942994A JP S5942994 A JPS5942994 A JP S5942994A JP 57153861 A JP57153861 A JP 57153861A JP 15386182 A JP15386182 A JP 15386182A JP S5942994 A JPS5942994 A JP S5942994A
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森中 彰
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及川 茂
Koji Sato
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    • GPHYSICS
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱記録ヘッド等の直接加熱手段を用いること
なく記録光の照射によシ記録を行う薄膜光記録媒体に関
する。
感熱記録方式は現像、定着の不要な直接記録方式であシ
、操作性、保守性の良さを生かしてプリンタ、ファクシ
ミリ等の簡易端末器の記録方式を占める。しかし、発熱
ヘッド、発熱ペン等の発熱体が媒体面に直接接触するた
め、ヘッドのスティッキング現象を起し、解像度、感度
の低下を引起すことがあった。
このような欠点を解決するために、感熱記録紙をxθ−
フラッシュ等の光源からの光で発色させ記録に用いる方
法が提案されている。
その例を、添伺図面の第1図に基づいて説明する。すな
わち第1図は、従来の光感熱記録の概要図である。図中
10は記録媒体、11は基板、12は発色剤層、13は
記録転写用原稿、14は原稿の光吸収部、15は発色部
、16け光源を示す。第1図に示したように記録媒体1
0下部に原稿13を重ね光源16からの光を照射し原稿
の黒色部14で光が吸収されて発生する熱によって発色
剤層12tl−加熱し、発色部15を生せしめる方式が
考えられている。しかし、この記録方法では原稿13の
黒色部14で発生した熱の拡散が大きく、記録画像周辺
のにじみ、ボケが生じて解像度が低く、また感度も低く
なる現象を避けることができなかった。
上記のような原稿を重ねる代りに、感熱発色剤中に露光
する光の波長を吸収する色素を分散させ、こ71.に吸
収さ肛た光を熱に変換することによって、記録を行う試
みもある。しかしながら、この用途に用いら扛る色素が
メチレンブルー、ローダミンB等の可視光吸収色素であ
って吸収剤(色素)がそれ自身着色をしているので、記
録前後のコントラストが悪くなる欠点を持っていた。ま
た最近は近赤外吸収色素を光吸収剤としてマイクロカプ
セル化して分散させた光記録媒体も検討さnつつある。
この媒体では可視光部の吸収が弱いため、前述の記録コ
ントラストの欠点は改善されると考えられる。しかし、
この記録媒体の両者にまたがる、分散の不均一性による
発色の不均一性、ボケ、にじみによる解像度の低下は避
けることができない。例えば、分散系の感熱記録紙に光
吸収剤を添加した媒体では20本/諭程度の解像度が最
高値とされている。
また、発色剤、顕色剤がコロイド状あるいはマイクロカ
プセル化されて、バインダ中に不均一に分散された従来
の感熱媒体系では記録部が白色で不透明化するために、
M+2録光源の光は散乱等で強度のロスが大きく記録部
の厚さ方向で解像度が低下し、また、記録感度的にも不
利であった。
したがって、このような光記録媒体の構成として発色剤
、光吸収剤及び顕色剤が、記録面方向に均一でかつ厚さ
方向に分離しており、更に各層が記録光をロスさせるこ
となく光吸収剤層まで到達させ得る透光性金有すること
が望ましい。
この考え方を基礎として、感熱発色剤、顕色剤、光吸収
剤を重合体中に均一に溶解させ、この溶液を順次スピン
コードして積層して構成された光記録媒体が提案されて
いる。しかし、その方法では、薄膜層中の発色剤、顕色
剤が重合体によって薄められる分だけ濃度低下を起す。
ところが発色反応は両成分の接触によるために、反応速
度つまシ感度の低下を避けることはできない。亜合体量
を少なくして発色剤、顕色剤濃度を上げることは容易で
あるが、発色成分濃度を上げると、重合体マトリン4ス
中への均一溶解が崩れ、積層源ノ摸中に、発色成分の結
晶化が起り、薄膜は白濁化して、前述した分散ノ4イン
ダ形媒体と同じ欠点を呈する問題がある。
更に、スピンコード塗布によって各薄j換層をJ帆次積
層するために、既にコートされた薄膜に影響を与えず、
膜を重ねることtま非常に困難であった。例えば上層の
スピンコード用溶液の溶媒が下層の既コート薄膜を再溶
解してしまうなど、薄膜の積層が多層にわたる程作製は
難しくなる。また、有機溶剤等を大量に使用し、スピン
コードで大面積を均一化するのは困難等のスビンコート
塗布一般に言える欠点を有していた。
以」−1説明したように、光感熱形記録媒体において、
高い発色成分濃度を保ち、また透光性の冒い薄膜の作製
、積層が真柴蒸潅等の溶媒やスピンコードを用いないプ
ロセスで作製できる方法が待ち望ま牡ていた。発色剤の
クリスタルバイオレットラクトン等を真空蒸荒し、顕色
剤としてビスフェノールA/ステアリン酸アミドの混合
物をやはシ真空蒸着で作製し透明な薄膜を積層できる方
法が開発さ肛た。し〃)シ、顕色剤層についてはビスフ
ェノールAの含不皐が高いと薄膜中で微結晶化する等の
問題点があり、でき得れは早−化合物を蒸着することで
代替できれば、作製はより容易になると考えられ−Cい
た。
また、上記蒸着法は発色剤プラス画体酸の発色のみが開
示さ庇ているに過ぎない。発色剤プラス塩基発色形の発
色系も蒸オイ法が適用できれば、よシ幅広い色調の発色
材料を提供し得ると思われる。
本発明の目的は、先に述べたような従来の光記録媒体の
欠点を解決するために、特定の顕色剤層薄膜を真空蒸着
によって形成した1色以上の薄膜光記録媒体を提供する
ことにある。また、別異の顕色剤層によって多色光記録
媒体を提供することにある。
すなわち本発明を4g日1jすズtば、本発明の第1の
発明は、記録用光源の波長の光を吸収する光吸収剤層と
、発色剤層と、顕色剤層とからなり、各層を真空蒸着に
よって積層した薄膜光記録媒体において、該顕色剤層が
、単一の化合物からなる固体酸の、透明な真空蒸着膜で
構成したものであることを特徴とする薄を抄を記録媒体
に関する。また、本発明の第2の発明は、記録用光源の
波長の光を吸収する光吸収剤層と、発色剤層と、顕色剤
層とからなり、各層を真空蒸着によって積層した多色薄
膜光記録媒体において、少なくとも1つの顕色剤層とし
て、発色機能全併有する顕色剤からなり、次の発色剤層
をも兼ねる層を使用し、その場合に、次の顕色剤層とし
て、前記発色機能を併有する顕色剤を、発色させる顕色
剤からなる層を使用することを特徴とする多色薄膜光記
録媒体に関する。そして本発明の第3の発明は、記録用
光源の波長の光を吸収する光吸収剤層と、発色剤層と、
顕色剤層とからな勺、各層を真空蒸着によって積層した
薄膜光記録媒体において、顕色剤層が、光吸収機能を併
有する顕色剤からなり、該光吸収剤層をも兼ねる層であ
ることを特徴とする薄膜光記録媒体に関する。
以下、添付図面に基づいて本発明を具体的に説明する。
本発明による薄膜光記録媒体の基本構成を第2図に示す
。すなわち第2図は、本発明の薄膜光記録媒体の基本構
成の断面概略図である。図中、20は記録媒体、21は
基板、22は発色剤層又は顕色剤層、23は光吸収剤層
、24は発色剤層又は顕色剤層、そして、25ti記録
光を示す。この基本構成を1組以上積層することによっ
て単−発色又は多重発色が可能な薄膜光記録媒体を作製
することができる。
第2図において、基板21の基板材料としてガラス、ポ
リメチルメタクリレート(以下、PMMAと略記する)
等のアクリル樹脂、ポリカーボネート、マイラーフィル
ムを用いることができる。また、透光性を必要としない
時は上質紙やAt等の金属材料も用いることが可能であ
る。24.22Fi発色成分含有層で構成される薄膜を
示している。顕色剤、発色剤あるいは顕色剤にマトリッ
クス成分を加えた真空蒸着膜によって成立っている。2
2及び24のいずnか一方が発色剤層で、他方が顕色剤
層をなしておシ、その順序すなわち上下は問題としない
真空蒸着可能な発色剤の内、代表例を具体的に示す。青
色発色剤としてクリスタルノクイオレットラクトン、ベ
ンゾイルロイコメチレンブルー、赤色系発色剤としては
3−クロロ−6−シクロヘキジルアミノフルオラン、R
ED−DOF(作土ケ谷化学社製)、黒色系発色剤とし
てTH−107(作土ケ谷化学社製)、緑色系発色剤と
してマラカイト・ロイコグリーン、黄色系発色剤として
リアクト・イエロー(BASFジャパン社製)が真空M
着可能である。
顕色剤としては、フェノールフタレイン、チモールブル
ー、テトラブロモフェノールブルー、チモールフタレイ
ン、ピロガロールレッド、ビロカロールバイオレット、
フェノールスルホフタレイン及ヒオーリン、エオシン・
イエローイツシュが真空蒸着によって薄膜形成が可能で
ある。また、塩基性顕色剤としては、1.3−ジフェニ
ルグアニジン、イミダゾール等の塩基にステアリン酸ア
ミド、メチロールアミド、等の脂肪族アミドを混合した
成分を蒸着することによって薄膜を形成できる。
光吸収剤層23用材料としては発色剤の発色後の吸収域
に重ならない色素ならば、はとんどの材料が利用できる
。しかし、発色剤層、顕色剤層と同様に真空蒸着で作製
可能な材料であることが必要である。具体的例としては
フタロシアニンブルーフルオレセイン、ローダミン6G
QLデ・fスパースイエロー5(住友化学社製スミカロ
ンイエロー5GK)等が真空蒸着が可能である。また、
近赤外光吸収剤としては、ジエチルアミノナフトールス
クアリリウム、ジメチルアミノナフトールスクアリリウ
ム、ジエチルアミノフェノールスクアリリウム、ジメチ
ルアミンフェノールスクアリリウム等のスクアリリウム
系色素が真空蒸着膜として作製可能である。
また、バナジルフタロシアニン、アルミニウムフタロシ
アニン等のOu以外の金属が配位したフタロシアニン環
化合物で近赤外域に吸収域の伸びた化合物も真空蒸着が
可能で光吸収剤層として利用できる。更にビス−(シス
−1,2トルイル)エチレン−1,2ジチオレートニツ
ケル、ビス(1−クロロ−3,4ジチオフエル−ト)ニ
ッケル等の近赤外吸収金属錯体塩、及びプラチナ(pt
)塩も光吸収剤層として利用できる。
具体例として、NKX−11s〔日本感光色素株社製〕
が真空蒸着可能な上記材料である。
また、上記金属錯体塩として近赤外吸収剤PA−100
1、FA−1002、FA−1005、FA−1005
、FA−1006[三井東圧ファインに)社製〕のスピ
ンコード膜及びこれらの吸収剤から、安定塩を処理して
取除いた成分を真空蒸着した薄膜も光吸収剤層として利
用することができる。
また、オーリン、フルオレセイン等ヲフェノール性顕色
剤として考えた場合、オーリン、フルオレセインはそれ
自身480 nm 近辺に強イ吸収を有しているためA
rレーザ等480 nm近辺の記録光については顕色剤
と光吸収剤を兼ねることができる。その他の例として、
ピロガロールレッド、アリザリ/、モリン、クアセチン
、クレゾールレッド等のフェノール性水酸基を持つ色素
類の真空蒸着膜がある。
同様にフェノールフタレインをフェノール顕色剤として
用いた場合、フェノールフタレインはクリスタルバイオ
レットラクトン、RID−DOF等の発色剤に対しては
顕色剤として作用し、ジフェニルグアニジン等の塩基性
顕色剤に対しては、アルカリ発色して赤色化する発色剤
として利用することができる。
以上示したように、有機発色利料を真空蒸着法によって
薄膜光記録媒体化すると、均一性、膜厚コントロールが
容易で、かつ発色剤濃度の高い、つまシ発色速度、濃度
の高い記録媒体が容易に得られる。また、種種の材料を
真空蒸着膜とすることによって、光吸収剤と顕色剤の兼
用、顕色剤と発色剤の兼用によって、その積層数の小さ
な薄膜光記録媒体を得ることができる。  。
これによって、光記録の多重記録可能な媒体を容易に得
ることができる。
以下に本発明を実施例によシ更に具体的に説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1 以下の原料全Taボート上に各各人れて1×10−’)
ル以下の真空槽内で、加熱してガラス基板上に蒸着積層
し、薄膜熱記録媒体を作製した。
/(a)フェノールフタレイン (膜厚2.0μm)U
b)クリスタルz!:イオレットラクトン (膜厚2.
0 μm)こうして得た熱記録媒体は可視部の透光性を
有しており、また、熱ペンサーマルヘッドでの加熱で青
発色した。発色温度は市販感熱記録紙以下であった。第
3図に感熱発色材料として用いたとき上記材料の発色特
性を示す。
すなわち第3図は感熱発色材料の発色特性を、電極部熱
電対指示値(℃)(横軸)と光学濃度(反射、フィルタ
;アンノし暑(縦軸)の関係で示したグラフである。第
5図において、31は蒸着膜形材料、32(破a)は市
販感熱紙の発色例を示している。また33は市販高感度
感熱記録紙の例を示した。各曲線が高温部の先端で発色
低下の傾向を示しているのは、発色材料のサーモクロミ
ズム性f示しているもので、発色コントラストとしては
温度下降後の光学濃度で得ることができる。
かなシ低温で本材料が発色している様子が見られる。こ
の媒体は媒体側からの紫外線によって可視部に発色させ
ることができ、光記録媒体としても有用である。
実施例2 実施例1と同様の条件で以下の原料をTa記録媒体を作
製した。
こうして得た光記−録薄膜に、PMMA基板側基板波長
830 nmの半導体レーザ光を照射した。レーザ光出
方6 mW、  16μmφスポット径の条件で40 
n5ec  のパルス光で赤色に発色した。記録感度と
して約50mJ/’i−に対応している。
実施例3 以下の原料をM00層ポート上からマイラー・フィルム
上に真空蒸着して積層して薄膜光記録媒体を作製した。
第4図にこの薄膜光記録媒体の構成を示した。すなわち
、第4図は本発明の一実施の態様を示す断面概略図であ
る。第4図において符号46゛庁羞板であ夛、41〜4
5は下記のとおシである。
(膜厚)第4陣才円 この記録用薄膜を波長850 nmの半導体レーザで露
光すると42が溶融除去され41と43が反応すること
にょシ青発色が起シ、波長1l100nの半導体レーザ
で露光すると同様に44に吸収された光が熱となり43
と45が反応して赤発色を起した。記録感度は各各約3
0 mJ7−であった。
実施例4 以下の原料をWボートからPMMA基板に真空蒸着して
積層した。
膜厚 第5図にこの媒体の構成を示す。すなわち第5図は本発
明の一実施の態様を示す断面概略図である。第5図にお
いて符号51は基板この媒体はオーリンの吸収波長(4
80nm)のため、2層でオレンジ色に着色している。
この媒体にArレーザ(波長488nm)で記録を行う
と、TH−107とオーリンが反応し黒色に発色した。
感度は約20 rnJ/、7712であった。
実施例5 以下の原料を上質紙上に真空蒸着して薄膜   ゛光記
録媒体を作製した。
膜厚 1.3ジフエニルグアニジンは紙(基&)上で微結晶化
し上質紙の白地を損わない薄膜となった。フルオレセイ
ンは黄色(λmax 480nm)、チモールフタレイ
ンは6各(a)層上に透光性の良い膜を形成した。こn
、をA、rレーザ(λ=488nm)で記録するとチモ
ールフタレインが1,5ジフエニルグアニジンと反応し
青色に発色して記録が行えた。感度は約50mJ//7
F+2に対応した。上記媒体でフルオレセインを省いた
記録媒体では熱ヘッドによってやはり、青色に発色させ
ることもできた。
実施例6 以下の原料をPMMA基板上に真空蒸着して薄膜光記録
媒体とした。
膜厚 (a)層はステアリン酸アミド中に1.3ジフエニルグ
アニジンが分散した透明性のよい膜となった。この材料
に媒体側から波長780 nmの半導体レーザで記録を
行うと、クリスタレバイオレットラクトンとフェノール
フタレイが反応し青発色した。塘た、波長850 nm
の半導体レーザで記録を行うとフェノールフタレインと
1,3ジフエニルグアニジンが反応し桃色に発色した。
発色感度は各6約50mJ/−2であった。
以上、詳細に説明したように、本発明によれば半導体レ
ーザ等の光照射によって高解像度、高コントラストの記
録可能な媒体を作製することができる。作製された薄膜
光記録媒体は発色剤層、顕色剤層が実施例5の1.3ジ
フ工ニルグアニジン層を除いて透明性がよく、発色剤濃
度、顕色剤濃度もバインダ分散系に比べると非常に高い
ために薄膜の積層が多重に行わnた多色発色系の場合で
も光のロスが少なく発色感度も高いという利点を持って
いる。特に顕色剤層として透明なフェノールフタレイン
系化合物の単一蒸着膜を用いることは作製の容易さ及び
透明性の確保という点で従来の方法を大きくしのぐこと
ができる。同様に実施例4のように顕色剤に光吸収剤を
兼ねさせる構成は光記録媒体の構傅を非常に簡素化する
もので、実施例6の顕色剤と発色剤を兼ねさせる構成法
と合わせて、蒸着膜積層形光記録媒体の適用域を更に広
けるものである。
したがって、本発明による薄膜光記録媒体の構成は、高
コントラスト、高速多色記録を実現可能とし、波長多重
光ディスク媒体、カラーマイクロフィルムに応用するこ
とが好適な記録媒体であると言える。更に、光吸収剤層
を除けば容易に感熱媒体としても利用でき、かつ高感度
な特性を持った記録媒体を作製するのにも利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の光感熱記録の概要図、第2図は本発明の
薄膜光記録媒体の基本構成の断面概略図、第3図は感熱
発色材料の発色特性を示すグラフであり、第4図及び第
5図は本発明の一実施の態様を示す断面概、略図である
。 10及び20:記録媒体 21.46及び51:基板 
22:発色剤層(又は顕色剤層)23、42及び44:
光吸収剤層 24 : sr色剤層(又は発色剤層) 
41及び52:発色剤層 43:顕色剤兼発色剤層 4
5:顕色剤層 5’5:@i色剤兼光吸収剤層 31:
本発明媒体 32及び33:市販品 □ 特許出願人  日本電信M1話公社 代理人 中本 宏 同  弁上 昭 の−/6 /〃 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 記録用光源の波長の光を吸収する光吸収剤層と、
    発色剤層と、顕色剤層とからなり、各層を真空蒸着によ
    って積層した薄膜光記録媒体において、該顕色剤層が、
    単一の化合物からなる固体酸の、透明な真空蒸N膜で構
    成したものであることを特徴とする薄膜光記録媒体。 2、該固体酸がフェノールフタレイン系化合物である特
    許請求の範囲第1項に記載の薄膜光記録媒体。 3、 記録用光源の波長の光を吸収する光吸収剤層と、
    発色剤層と、顕色剤層とからなシ、各層を真空蒸着によ
    って積層した多色薄膜光記録媒体において、少なくとも
    1つの顕色剤層として、発色機能を併有する顕色剤がら
    な夛、次の発色剤層をも兼ねる層な使用し、その場合に
    、次の顕色剤層として、前記発色機能を併有する顕色剤
    を、発色させる顕色剤からなる層を使用することを特徴
    とする多色薄膜光記録媒体。 4、 該発色機能を併有する顕色剤がフェノールフタレ
    イン又はチモールフタレインであυ、そf′L’6発色
    させる顕色剤が塩基性顕色剤である特許請求の範囲第3
    項に記載の多色薄膜光記録媒体。 5、 記録用光源の波長の光を吸収する光吸収剤層と、
    発色剤層と、顕色剤層とからなり、各層を真空蒸着によ
    って積層した薄膜光記録媒体において、顕色剤層が、光
    吸収機能全併有する顕色剤からなυ、該光吸収剤層をも
    兼ねる層であることを%徴とする薄膜光記録媒体。 & 該光吸収機能を併有する顕色剤が、フェノール性水
    酸基を持つ色素類である特許請求の範囲第5項に記載の
    薄膜光記録媒体。
JP57153861A 1982-05-31 1982-09-06 薄膜光記録媒体 Granted JPS5942994A (ja)

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DE19833319738 DE3319738A1 (de) 1982-05-31 1983-05-31 Optisches aufzeichnungsmedium und verfahren zu seiner herstellung
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Cited By (3)

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