JPS5942893Y2 - スライドフアスナ− - Google Patents
スライドフアスナ−Info
- Publication number
- JPS5942893Y2 JPS5942893Y2 JP11361280U JP11361280U JPS5942893Y2 JP S5942893 Y2 JPS5942893 Y2 JP S5942893Y2 JP 11361280 U JP11361280 U JP 11361280U JP 11361280 U JP11361280 U JP 11361280U JP S5942893 Y2 JPS5942893 Y2 JP S5942893Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide fastener
- bending
- leg portion
- tape
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、独立した多数の務歯をテープの一1111
#[等間隔おきに固着したスライドファスナー、特に各
務歯が合成樹脂で射出成形されるか軽金属のダイキャス
ト成形によって形成さへ平面的には耳型を成し断面がは
y台形を成したスライドファスナーに関するもので、そ
の目帆威、スライドファスナーが長手方向に対して直交
して強く屈曲された際に、極限に至ってチェーン割れを
起す現象を阻止すると共に、屈曲による務歯に対する集
中荷重を噛合頭部に限らず巧みに分数させて務歯の耐久
性を向上し、大きな噛合強度を果たす機能を長期に亘υ
維持されるスライドファスナーとして提供することVC
ある。
#[等間隔おきに固着したスライドファスナー、特に各
務歯が合成樹脂で射出成形されるか軽金属のダイキャス
ト成形によって形成さへ平面的には耳型を成し断面がは
y台形を成したスライドファスナーに関するもので、そ
の目帆威、スライドファスナーが長手方向に対して直交
して強く屈曲された際に、極限に至ってチェーン割れを
起す現象を阻止すると共に、屈曲による務歯に対する集
中荷重を噛合頭部に限らず巧みに分数させて務歯の耐久
性を向上し、大きな噛合強度を果たす機能を長期に亘υ
維持されるスライドファスナーとして提供することVC
ある。
この種のスライドファスナーは、例えばテントあるいは
オイルフェンスの如く大きな横引力や屈曲される等過酷
な使用に対しても充分な耐久性が確保されるように造ら
れるものである。
オイルフェンスの如く大きな横引力や屈曲される等過酷
な使用に対しても充分な耐久性が確保されるように造ら
れるものである。
そのために従来、務歯の噛合頭部を耳型に形成し、該頭
部の前端面に凹溝を設け、頭部よ9脚部に至る間の頚部
に凹溝に低重る係止片を突設したもの、あるいは上記務
歯において、脚部によりテープを単に挾み込んだもので
は充分な固着強度が得られないため、上下の脚部をテー
プに貫通したブリッジで両者を一体に連結すると共に、
上下の脚部より舌片を突設し、該各舌片を前記ブリッジ
で連結し、コノ舌片上にスライダーを摺動するように成
し、テープの糸のほつれを防止すると共にテープへの付
着性をよくしている。
部の前端面に凹溝を設け、頭部よ9脚部に至る間の頚部
に凹溝に低重る係止片を突設したもの、あるいは上記務
歯において、脚部によりテープを単に挾み込んだもので
は充分な固着強度が得られないため、上下の脚部をテー
プに貫通したブリッジで両者を一体に連結すると共に、
上下の脚部より舌片を突設し、該各舌片を前記ブリッジ
で連結し、コノ舌片上にスライダーを摺動するように成
し、テープの糸のほつれを防止すると共にテープへの付
着性をよくしている。
以上の構成は務歯のテープに対する固着強度を増大し、
対向する務歯との噛合強度を向上し得るものであるが、
スライドファスナーを屈曲した時のチェーン割れに対す
る耐久強度に4点があった。
対向する務歯との噛合強度を向上し得るものであるが、
スライドファスナーを屈曲した時のチェーン割れに対す
る耐久強度に4点があった。
即ち、スライドファスナーを屈曲した時の頭部の状態を
第4図に示す如く、頭部は凹溝で区切られて上下に有し
、しかも上下の頭部は成形上の都合及び円滑に噛合しや
すいこと等から断面を台形にしてあって、強く屈曲した
際に中央部の務歯が隣接する両務歯によって上方へ図示
の状態より更に押し出され、この時にはスライドファス
ナーに横引力が加えられていることから、押し出された
部分よりチェーン割れを起す結果を招いた。
第4図に示す如く、頭部は凹溝で区切られて上下に有し
、しかも上下の頭部は成形上の都合及び円滑に噛合しや
すいこと等から断面を台形にしてあって、強く屈曲した
際に中央部の務歯が隣接する両務歯によって上方へ図示
の状態より更に押し出され、この時にはスライドファス
ナーに横引力が加えられていることから、押し出された
部分よりチェーン割れを起す結果を招いた。
この考案は以上の瀘点を補充されるように工夫したもの
であって、スライドファスナーが屈曲されて務歯が外側
へ押し出される手前でそれ以上に屈曲されないように構
成することにより解決したもので、その解決策として務
歯の脚部末端両側に、務歯の肉厚より薄く形成した屈曲
規制片をテープに接合した状態に設けたことを特徴とす
る特許ある。
であって、スライドファスナーが屈曲されて務歯が外側
へ押し出される手前でそれ以上に屈曲されないように構
成することにより解決したもので、その解決策として務
歯の脚部末端両側に、務歯の肉厚より薄く形成した屈曲
規制片をテープに接合した状態に設けたことを特徴とす
る特許ある。
以下、この考案による実施例を図面によって説明すると
、務歯1の構造は、方形を成す脚部2より噛合頭部3を
第1図によって明らかな如く耳型の形状を以って突設し
、且つ第4図と第5図に示す如く、噛合頭部3の先端面
に凹溝4を設けて頭部3を上下に二分してあり、該頭部
3と脚部2間の頚部5に前記凹溝4に嵌まる係止片6,
6を突設し、更に上下に二分された各頭部3,3を第4
図に示されるように断面を台形に形成しである。
、務歯1の構造は、方形を成す脚部2より噛合頭部3を
第1図によって明らかな如く耳型の形状を以って突設し
、且つ第4図と第5図に示す如く、噛合頭部3の先端面
に凹溝4を設けて頭部3を上下に二分してあり、該頭部
3と脚部2間の頚部5に前記凹溝4に嵌まる係止片6,
6を突設し、更に上下に二分された各頭部3,3を第4
図に示されるように断面を台形に形成しである。
また脚部2rcIliテープ9及び芯紐10が低重り込
む係止溝Tを設けて、該脚部2も係止溝7により上下に
二分しである。
む係止溝Tを設けて、該脚部2も係止溝7により上下に
二分しである。
更に、上下の脚部2,2の末端にそれぞれ舌片8,8を
突設し、しかもこの務歯1は、芯紐10と透孔11を備
えたテープ9に合成樹脂の溶湯を射出して底形され、第
2図に明示する如く、上下脚部2,2と両舌片Ll亘っ
て透孔11を貫通したブリッジ12で、上下脚部2,2
及び舌片8,8をそれぞれ一体に連結している。
突設し、しかもこの務歯1は、芯紐10と透孔11を備
えたテープ9に合成樹脂の溶湯を射出して底形され、第
2図に明示する如く、上下脚部2,2と両舌片Ll亘っ
て透孔11を貫通したブリッジ12で、上下脚部2,2
及び舌片8,8をそれぞれ一体に連結している。
上記の務歯1は従来のものと同様の構造であるが、該務
歯1に釦いて、脚部2の末端と舌片8との間に脚部2の
巾よりも側方に突出する屈曲規制片13を、舌片8の肉
厚と同じ厚さを以って、しかも舌片8と同様にテープ9
rC接合する状態に突設しである。
歯1に釦いて、脚部2の末端と舌片8との間に脚部2の
巾よりも側方に突出する屈曲規制片13を、舌片8の肉
厚と同じ厚さを以って、しかも舌片8と同様にテープ9
rC接合する状態に突設しである。
尚、屈曲規制片13の突出量は、隣接する屈曲規制片1
3との間に適当な間隔があくように形成されるものであ
る。
3との間に適当な間隔があくように形成されるものであ
る。
筐た、第1図に示す屈曲規制片13は山型に張り出しで
ある力にこれを第6図図示のよ5に先端が直線を画く状
態に設けても良い。
ある力にこれを第6図図示のよ5に先端が直線を画く状
態に設けても良い。
しかし上記の屈曲規制片は、舌片8を有する務歯IK強
度をも考慮して舌片8を介して両側の各規制片13.1
3を連続一体に設けたものであるが、本考案の目的を達
成するVCは、必ずしも舌片8より規制片13.13を
突設しなくとも良いもので、脚部2の末端両側方に、脚
部2の肉厚よりも薄くテープに接合した状態で存在せし
めることで充分に目的が果たされるものである。
度をも考慮して舌片8を介して両側の各規制片13.1
3を連続一体に設けたものであるが、本考案の目的を達
成するVCは、必ずしも舌片8より規制片13.13を
突設しなくとも良いもので、脚部2の末端両側方に、脚
部2の肉厚よりも薄くテープに接合した状態で存在せし
めることで充分に目的が果たされるものである。
尚図中14は下止具であって、これにも隣接する規制片
13と対向して同じく規制片13.13を設ける。
13と対向して同じく規制片13.13を設ける。
この考案は以上の構造であるから、スライドファスナー
を噛合した状態で使用している間に強く屈曲された際、
隣接する噛合頭部3同士及び係止片6とが互いに挾るよ
うにして密接し、その密接する度合いが進むにつれ、第
3図図示のように、隣接する両屈曲規制片13.13の
角部が互いに密接さへこの両規制片13.13の密接に
よってスライドファスナーのより以上の屈曲を阻止し、
屈曲による荷重を噛合頭部3及び屈曲規制片13で受は
止めるものである。
を噛合した状態で使用している間に強く屈曲された際、
隣接する噛合頭部3同士及び係止片6とが互いに挾るよ
うにして密接し、その密接する度合いが進むにつれ、第
3図図示のように、隣接する両屈曲規制片13.13の
角部が互いに密接さへこの両規制片13.13の密接に
よってスライドファスナーのより以上の屈曲を阻止し、
屈曲による荷重を噛合頭部3及び屈曲規制片13で受は
止めるものである。
従ってより以上の屈曲力を受けても、スライドファスナ
ーは第4図図示の如く、規制片13によって抑制されて
屈曲された時の中心となる務歯1が浮上することなく、
各頭部3の上面によって画く線は殆んど凹凸のない円弧
線となるものであり、屈曲力が除去されれば再び元の状
態に戻るものである。
ーは第4図図示の如く、規制片13によって抑制されて
屈曲された時の中心となる務歯1が浮上することなく、
各頭部3の上面によって画く線は殆んど凹凸のない円弧
線となるものであり、屈曲力が除去されれば再び元の状
態に戻るものである。
以上のように、この考案によるスライドファスナーは、
噛合頭部を備えた務歯における脚部の末端両側方に、脚
部の肉厚よりも薄く、脚部の巾より側方へ突出し且つテ
ープに接合する屈曲規制片を設けたものであって、この
屈曲規制片によってスライドファスナーの屈曲限界以上
の屈曲を阻止するものであるから、チェーン割れを確実
に阻止されるものである。
噛合頭部を備えた務歯における脚部の末端両側方に、脚
部の肉厚よりも薄く、脚部の巾より側方へ突出し且つテ
ープに接合する屈曲規制片を設けたものであって、この
屈曲規制片によってスライドファスナーの屈曲限界以上
の屈曲を阻止するものであるから、チェーン割れを確実
に阻止されるものである。
筐た屈曲規制片は脚部より肉薄に形成しであるから、ス
ライドファスナーがチェーン割れを起す手前の状態1で
深く屈曲されることになり、ファスナ一本来の柔軟性を
損なうことが無い。
ライドファスナーがチェーン割れを起す手前の状態1で
深く屈曲されることになり、ファスナ一本来の柔軟性を
損なうことが無い。
更に、屈曲時VCはその荷重を噛合頭部のみに限らず屈
曲規制片においても受けるため、集中荷重が分散される
ことになり、務歯の耐久性を大きく向上し得る効果を奏
するものである。
曲規制片においても受けるため、集中荷重が分散される
ことになり、務歯の耐久性を大きく向上し得る効果を奏
するものである。
第1図はこの考案によるスライドファスナーの一部を示
す正面図、第2図は第1図A−A線矢印の断面図、第3
図は本考案のスライドファスナーを屈曲して示す側面図
、第4図は第3図図示の状態における長手方向に切断し
て示す断面図、第5図は本考案の務歯を示す斜視図、第
6図は本考案の類例によるスライドファスナーの一部を
示す正面図である。 1・・・・・・務歯、2−・・・・・脚部、3・・・・
・・噛合頭部、4・・・・・・凹溝、5・・・・・・頚
部、6・・・・・・係止片、I・・・・・・係止溝、8
・・−・・舌片、9・・・・・・テープ、10・・・・
・・芯紐、11・・・・・・透孔、12・・・・・・ブ
リッジ、13・・・・・・屈曲規制片、14・・・・・
・下止具。
す正面図、第2図は第1図A−A線矢印の断面図、第3
図は本考案のスライドファスナーを屈曲して示す側面図
、第4図は第3図図示の状態における長手方向に切断し
て示す断面図、第5図は本考案の務歯を示す斜視図、第
6図は本考案の類例によるスライドファスナーの一部を
示す正面図である。 1・・・・・・務歯、2−・・・・・脚部、3・・・・
・・噛合頭部、4・・・・・・凹溝、5・・・・・・頚
部、6・・・・・・係止片、I・・・・・・係止溝、8
・・−・・舌片、9・・・・・・テープ、10・・・・
・・芯紐、11・・・・・・透孔、12・・・・・・ブ
リッジ、13・・・・・・屈曲規制片、14・・・・・
・下止具。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 l 噛合頭部3を備えた務歯1を有するスライドファス
ナーにおいて、務歯1の脚部2の末端両側方に、脚部2
の肉厚より薄い屈曲規制片13゜13を脚部2の巾より
突出させ且つテープ9に接合した状態で設けであること
を特徴とするスライドファスナー。 2 前記両屈曲規制片13.13が互いに連続一体に形
成しであることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項に記載のスライドファスナ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11361280U JPS5942893Y2 (ja) | 1980-08-11 | 1980-08-11 | スライドフアスナ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11361280U JPS5942893Y2 (ja) | 1980-08-11 | 1980-08-11 | スライドフアスナ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5736119U JPS5736119U (ja) | 1982-02-25 |
JPS5942893Y2 true JPS5942893Y2 (ja) | 1984-12-18 |
Family
ID=29474622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11361280U Expired JPS5942893Y2 (ja) | 1980-08-11 | 1980-08-11 | スライドフアスナ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5942893Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1800557A1 (en) * | 2005-12-20 | 2007-06-27 | Ykk Corporation | Waterproof slide fastener |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112012006637B4 (de) * | 2012-07-02 | 2019-04-04 | Ykk Corporation | Wasserdichter Reißverschluss |
JP6177336B2 (ja) * | 2013-09-30 | 2017-08-09 | Ykk株式会社 | スライドファスナーチェーン及びスライドファスナー |
-
1980
- 1980-08-11 JP JP11361280U patent/JPS5942893Y2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1800557A1 (en) * | 2005-12-20 | 2007-06-27 | Ykk Corporation | Waterproof slide fastener |
JP2007167220A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Ykk Corp | 防水性スライドファスナー |
JP4587949B2 (ja) * | 2005-12-20 | 2010-11-24 | Ykk株式会社 | 防水性スライドファスナー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5736119U (ja) | 1982-02-25 |
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