JPS5942850Y2 - コンバインにおける籾タンクの下部構造 - Google Patents
コンバインにおける籾タンクの下部構造Info
- Publication number
- JPS5942850Y2 JPS5942850Y2 JP13573978U JP13573978U JPS5942850Y2 JP S5942850 Y2 JPS5942850 Y2 JP S5942850Y2 JP 13573978 U JP13573978 U JP 13573978U JP 13573978 U JP13573978 U JP 13573978U JP S5942850 Y2 JPS5942850 Y2 JP S5942850Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paddy
- bottom plates
- tank
- plates
- paddy tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコンバインにおける籾タンクの下部構造に関し
、とくに、コンバインＶｃかける籾タンクを従来のよう
に下部に籾流出のための傾斜面を形成するようなことな
く、所定のスペース内で容量大に構成することができ、
しかも最後に残る底部の籾を良好に排出することができ
、且つ籾受するに必要な上下の間隔を充分確保し得るも
のを簡単な構造にして好適に実施できるよう提供するも
のである。
、とくに、コンバインＶｃかける籾タンクを従来のよう
に下部に籾流出のための傾斜面を形成するようなことな
く、所定のスペース内で容量大に構成することができ、
しかも最後に残る底部の籾を良好に排出することができ
、且つ籾受するに必要な上下の間隔を充分確保し得るも
のを簡単な構造にして好適に実施できるよう提供するも
のである。
次に図面に示す実施例について説明する。
第１図はコンバインの側面図を示し、クローラ１により
支持する機体の左側前部に装設した刈取部２の後方には
、従来形同様に脱穀部および排藁部を装設し、機体の右
側前部における前後には操縦コラム３およびシート４を
装設し、該シート４の後方にエンジン部５を装設して構
成する。
支持する機体の左側前部に装設した刈取部２の後方には
、従来形同様に脱穀部および排藁部を装設し、機体の右
側前部における前後には操縦コラム３およびシート４を
装設し、該シート４の後方にエンジン部５を装設して構
成する。
エンジン部５の後方下部における藁受台６の上方にはそ
れぞれ籾受棒７に挿通する籾袋８３個を配置して取付け
るように装設し、その上方には箱形の籾タンクＡを装設
するが、読切タンクＡの中央Ｖ′Ｃ釦ける一側上部に設
けた籾入口９からは脱穀部より揚穀筒により揚上した籾
を送給できるように構成する。
れぞれ籾受棒７に挿通する籾袋８３個を配置して取付け
るように装設し、その上方には箱形の籾タンクＡを装設
するが、読切タンクＡの中央Ｖ′Ｃ釦ける一側上部に設
けた籾入口９からは脱穀部より揚穀筒により揚上した籾
を送給できるように構成する。
前記籾タンクＡの底板は分割して一方の底板Ｂと他方の
底板Ｂ′となし籾タンクＡの長手方向の相対向する下縁
に鉄板製の上記両底板Ｂ 、 Ｂ’の一端側をヒンジ１
０，１０’を介してそれぞれ回動自在に枢着し、両底板
Ｂ 、 Ｂ’を水平にすると長手方向中間部で両底板Ｂ
、 Ｂ’の他端側か重合し得る如く籾タンクＡの底面
積よりも両底板Ｂ 、 Ｂ’の面積の和に大に形成し、
他方の底板Ｂ′下面に取付けた締付具１１に対し長孔を
介して摺動自在に係合させた連結金具１２の一端をヒン
ジ１３を介して一方の底板Ｂの他端側に連結し、傾斜変
更できる両底板Ｂ 、 Ｂ’の両側と籾タンクＡの側板
１４，１４下部との間に伸縮板１５あるいは可撓板を張
設して構成する。
底板Ｂ′となし籾タンクＡの長手方向の相対向する下縁
に鉄板製の上記両底板Ｂ 、 Ｂ’の一端側をヒンジ１
０，１０’を介してそれぞれ回動自在に枢着し、両底板
Ｂ 、 Ｂ’を水平にすると長手方向中間部で両底板Ｂ
、 Ｂ’の他端側か重合し得る如く籾タンクＡの底面
積よりも両底板Ｂ 、 Ｂ’の面積の和に大に形成し、
他方の底板Ｂ′下面に取付けた締付具１１に対し長孔を
介して摺動自在に係合させた連結金具１２の一端をヒン
ジ１３を介して一方の底板Ｂの他端側に連結し、傾斜変
更できる両底板Ｂ 、 Ｂ’の両側と籾タンクＡの側板
１４，１４下部との間に伸縮板１５あるいは可撓板を張
設して構成する。
また、底板Ｂの両端寄り部分ち・よび底板Ｂ′の部分に
は各籾袋８の上部開口内に挿入して籾供給ができる籾出
口の籾出筒１６ 、１６’、 １６“をそれぞれ連設し
て垂下状に装設し構成する。
は各籾袋８の上部開口内に挿入して籾供給ができる籾出
口の籾出筒１６ 、１６’、 １６“をそれぞれ連設し
て垂下状に装設し構成する。
したがって、第１図ないし第３図に示すように両底板Ｂ
、 Ｂ’を水平状にして締付具１１の締付けより固定
して釦くと、籾タンクＡ内に溜る籾は３つの籾出筒１６
、１６’、 １６“からそれぞれ籾袋８に送給されて
籾受けを行なうことができ、この籾出しを行なう籾タン
クＡの下部構造としては、従来形のように最後の籾を排
出させるために傾斜面を形成するようなことなく、容量
大なる箱形構造にすることができて、従来形と同様のス
ペース内で多量の籾を受入れることができる。
、 Ｂ’を水平状にして締付具１１の締付けより固定
して釦くと、籾タンクＡ内に溜る籾は３つの籾出筒１６
、１６’、 １６“からそれぞれ籾袋８に送給されて
籾受けを行なうことができ、この籾出しを行なう籾タン
クＡの下部構造としては、従来形のように最後の籾を排
出させるために傾斜面を形成するようなことなく、容量
大なる箱形構造にすることができて、従来形と同様のス
ペース内で多量の籾を受入れることができる。
また、底板Ｂ 、 Ｂ’が水平面であるので、籾取出し
の最後に底板Ｂ 、 Ｂ’上に籾が残るが、最後には、
締付具１１を弛めて連結金具１２を摺動させながらヒン
ジ１０ 、１０’を中心に両底板Ｂ 、 Ｂ’を回動さ
せて第４図および第５図に示すように傾斜させると、最
後に残る改は底板Ｂ 、 Ｂ’を粒子しながら最下部の
籾出筒１６から排出される。
の最後に底板Ｂ 、 Ｂ’上に籾が残るが、最後には、
締付具１１を弛めて連結金具１２を摺動させながらヒン
ジ１０ 、１０’を中心に両底板Ｂ 、 Ｂ’を回動さ
せて第４図および第５図に示すように傾斜させると、最
後に残る改は底板Ｂ 、 Ｂ’を粒子しながら最下部の
籾出筒１６から排出される。
このように本考案は、箱形の籾タンクの底板を分割し、
この分割された一方の底板と他方の底板の一端側を籾タ
ンクの相対向する下縁にそれぞれ枢着し両底板を水平に
したときこの両底板の他端側か重合し得る如く籾タンク
の底面積よりも両底板の面積の和を犬ならしめると共に
、両底板の両側と前記籾タンクの両側板の下部との間に
伸縮板あるいは可撓板を張設して両底板を一端側を支点
として上下動させ水平状態と傾斜状態とに変更固定でき
るよう成し、両底板には籾袋に対する籾出口となる籾出
筒を適当数装設して構成したから、コンバイン作業時に
訃ける籾受けに際しては、分割せる両底板を水平状態に
させて釦くことにより籾タンクは箱形で容量を犬にする
ことができ、容量大たる籾タンクから籾出筒を通して籾
袋に良好に籾送給を行うことができ、作業終了時に下部
に残る籾を取出す場合は両底板を傾斜させて排出させる
ことができ、しかも、この排出に際し底板が分割されて
いるから両底板の他端側の下動が僅かであっても両底板
の傾斜度は犬となって残溜籾を速やかに排出することが
できるのみか籾受するに必要な上下の間隔を充分確保す
ることができて、簡単な構造にして好適に実例できる特
徴を有する。
この分割された一方の底板と他方の底板の一端側を籾タ
ンクの相対向する下縁にそれぞれ枢着し両底板を水平に
したときこの両底板の他端側か重合し得る如く籾タンク
の底面積よりも両底板の面積の和を犬ならしめると共に
、両底板の両側と前記籾タンクの両側板の下部との間に
伸縮板あるいは可撓板を張設して両底板を一端側を支点
として上下動させ水平状態と傾斜状態とに変更固定でき
るよう成し、両底板には籾袋に対する籾出口となる籾出
筒を適当数装設して構成したから、コンバイン作業時に
訃ける籾受けに際しては、分割せる両底板を水平状態に
させて釦くことにより籾タンクは箱形で容量を犬にする
ことができ、容量大たる籾タンクから籾出筒を通して籾
袋に良好に籾送給を行うことができ、作業終了時に下部
に残る籾を取出す場合は両底板を傾斜させて排出させる
ことができ、しかも、この排出に際し底板が分割されて
いるから両底板の他端側の下動が僅かであっても両底板
の傾斜度は犬となって残溜籾を速やかに排出することが
できるのみか籾受するに必要な上下の間隔を充分確保す
ることができて、簡単な構造にして好適に実例できる特
徴を有する。
図面は本考案の実施例を示し、第１図はコンバインの側
面図、第２図はその一部の拡大図、第３図は第２図の断
面図、第４図および第５図は第２図および第３図のそれ
ぞれの作動説明図である。 Ａ・・・・・・籾タンク、Ｂ 、 Ｂ’・・・・・・底
板、８・・・・・・籾袋、１６ 、１６’、 １６“・
・・・・・籾出筒、１４・・・・・・側板、１５・・・
・・・伸縮板あるいは可撓板。
面図、第２図はその一部の拡大図、第３図は第２図の断
面図、第４図および第５図は第２図および第３図のそれ
ぞれの作動説明図である。 Ａ・・・・・・籾タンク、Ｂ 、 Ｂ’・・・・・・底
板、８・・・・・・籾袋、１６ 、１６’、 １６“・
・・・・・籾出筒、１４・・・・・・側板、１５・・・
・・・伸縮板あるいは可撓板。
Claims (1)
- 箱形の籾タンクＡの底板を分割し、この分割された一方
の底板Ｂと他方の底板Ｂ′の一端側を籾タンクＡの相対
向する下縁にそれぞれ枢着し両底板Ｂ 、 Ｂ’を水平
にしたときとの両底板Ｂ、Ｂ’の他端側か重合し得る如
く籾タンクＡの底面積よりも両底板Ｂ 、 Ｂ’の面積
の和を大ならしめると共に、両底板Ｂ 、 Ｂ’の両側
と前記籾タンクＡの両側板１４゜１４の下部との間に伸
縮板あるいは可撓板１５を張設して両底板Ｂ 、 Ｂ’
を一端側を支点として上下動させ水平状態と傾斜状態と
に変更固定できるようになし、両底板Ｂ 、 Ｂ’には
籾袋に対する籾出口となる籾出筒１６を適当数装設して
構成したことを特徴とするコンバインにおける籾タンク
の下部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13573978U JPS5942850Y2 (ja) | 1978-10-02 | 1978-10-02 | コンバインにおける籾タンクの下部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13573978U JPS5942850Y2 (ja) | 1978-10-02 | 1978-10-02 | コンバインにおける籾タンクの下部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5551182U JPS5551182U (ja) | 1980-04-04 |
| JPS5942850Y2 true JPS5942850Y2 (ja) | 1984-12-17 |
Family
ID=29106315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13573978U Expired JPS5942850Y2 (ja) | 1978-10-02 | 1978-10-02 | コンバインにおける籾タンクの下部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5942850Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-02 JP JP13573978U patent/JPS5942850Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5551182U (ja) | 1980-04-04 |
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