JPS5942822A

JPS5942822A - 育苗箱

Info

Publication number: JPS5942822A
Application number: JP15366482A
Authority: JP
Inventors: 石丸　雄之; 建之大内; 江上　豊彦; 栄一郎木下
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1982-09-03
Filing date: 1982-09-03
Publication date: 1984-03-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、苗移植機への装架にも便利なように構成し
た育苗箱に関するものである。

従来用いられている育苗箱としては、格子状の多数の仕
切を備えている長方形のもの及び、苗を１個宛、収納す
る中空筒状のポットタイプのものがあるが、長方形の育
苗箱は移植動作の際に、横方向及び縦方向の夫々の送り
装置が複雑で苗箱受台も大きくなると云う欠点があり、
又、ポットタイプのものは、苗移植機への装架や運搬取
扱いが繁雑である。

そこでこの発明に粘いては、互に独立状に区画されて上
下端を開口した多数の苗収納孔を有して横長に形成した
複数個の育苗箱を、その長手側部を互に隣接して横方向
には移動自在ν（、而も、縦方向には離間できないよう
に互忙係合せしめた構成として、育苗の際及び、運搬の
際には複数個の育苗箱を一体に取扱い、モしてｍ移植機
に装架して植付作業を行うときには、育ＩＷＩＫＡを１
個宛、横方向Ｋｆ８動して定位置にある苗押出装置によ
って遂次、苗を植付装置へ取出して、このよ５に＋ｉ’
４送り動作は当該育苗箱をわづかな空間内で移動できて
、而も、横送り装置は１個の育苗箱のみを移動すること
にて足りるので、極めて簡易で小形なものにて済むこと
になるよう工夫したものである。

そして具体的構造を図示の一実鳩例に基づいて説明すれ
ば、第１図に係合状態を斜視図で、又、第２図にそのＡ
−Ａ矢視を、第３図に第１図の横断面を示したように、
互に独立状に区画されて上下両端を開口した多数の苗収
納孔（１）・・・を有する横長の育苗箱（２）を形成し
、この育ｍ箱（２）の挾手側部（３）＋４）には、アリ
溝（３ａ）とこれに嵌合する突条（４ａ）とを夫々設け
、隣接させた育苗箱（２）（２）の１の育苗箱（２）の
アリ溝（３ａ）を他の育苗箱（２）の突や（４ａ）；て
嵌合して育苗箱（２＞（２）を互に横方向にはアリ溝（
３ａ）と突条（４ａ）に沿って互に移動できるが、縦方
向には離間できないよう（係合し、尚、長手方向の夫々
の端部に取外し可能なストッパ（５）（６）及び（力を
突設して、１の育苗箱（２）の突条（４ａ）が他の育苗
箱（２）のストツバ（５）に当接した位置で２つの育苗
箱（２）＋２）が互に重なった状態となり、そして第１
図の矢線Ｂで示す方向に１の育苗箱（２）を横移動した
ときは、１の育苗箱（２）のストッパ（力に他の育苗箱
（２）のストッパ（６）が当接して、夫々横方向への抜
は止めとなるようにしている。そして、育苗箱（２）・
・・を縦方向に重ねた状態で第４図に平面視を示したよ
うに、苗移植機の支架台（８）の底板（８ａ）に乗せて
、育苗箱（２）の送り枠部（２ａ）に係合せしめた縦送
り装置（９）の縦送りカム００を第５図の矢線Ｃ方向に
間欠的に回動すれば、育苗箱（２）・・・は支架台（８
）の側板（ｓｂ）　（ｓｂ）に案内されて第４図の矢線
りで示す方向に苗収納孔（１）の１個宛、縦送りされる
ように設け、そして第９図の矢線Ｂ方向へ回転する回転
軸（ＩＤに固設した腕０７Ｊに横送りローラー（＋４（
）を枢着し、苗収納孔（１）Ｋ第１０図のように横送り
ローラー！！３）が嵌入して矢線Ｂ方向に育苗箱（２）
をこの１■収納孔（１）の１個分の長さだけ横送りする
横送り装置１４）を股げ、萌移植機の機枠にピン（（９
にて枢着した位置決め休７１　ｆｉ＞のアーム（（刀と
ピン（ｓｍｖｔ−て機枠に枢着したアーム１１とをロッ
ト″（２υにて連結し、回転軸（１υに固設した腕（２
１）にローラー（２′ＩＪを枢着してばね（２）にてア
ーム（１７）を弁間の横送り行程と縦送り行程の範囲内
では第１０図のように、ローラー器にてアーム（）穆が
押動されて位置決め体（１つが苗収納孔（１）から外に
出るが、横送り行程が終れば位置決め休Ｃ１Ｇ）は苗収
納孔（１）内に突入して育苗箱（２）の妄動を阻止し、
このようＫして横送りされる育苗箱（２）は、支架台（
８）から空箱受部（８Ｃ）に向って移載されるように構
成している。

又、縦送り装置（９）の縦送りカム００）の前記間欠回
動を行う機構は、機枠に設けているガイド（２ａに作動
棒例を遊挿し、作動棒＋２最に固設しているアーム（イ
）と縦送りカム（１角と一体の爪車（（５）を矢線Ｃ方
向にのみ間欠回動するラチェット爪弼とを、ピン（ハ）
にて枢着したレバー（■及びロット（３１）と（３２１
にて連結し、回転軸（＋　１）　Ｋ固設した腕ｌ３３）
にローラー（至）を枢着して、ばねＣ１５１によって作
動棒（イ）の先端を育苗箱（２）の１方の長手側部（３
）に向って押動しているので、苗押出装置（７）の苗押
出杆Ｃ３ηの下方に苗収納孔（１）がある状態では、第
７図のように長手側部（３）によって作動棒（ハ）が押
戻されてアームｔ２ｆ９はローラー（至）の回転軌跡の
外にある為、ラチェツト爪（イ）が動作しないことにな
り、そして、横送りの最終端側の苗収納孔（１）が苗押
出杆（３７）の下方から外れてしまったときは、第８図
のように長手側部（３）が作動棒（ハ）から外れるので
、アーム１２ｅがローラー（財）の回転軌跡内忙突入す
ることになって、ローラー儲によってアーム（イ）が矢
線Ｅ方向に回動してラチェツト爪＜２８１　＆縦送りカ
ム０１を矢線Ｃ方向に回動し、次位の育苗箱（２）の横
送りの始端側の苗収納孔（１）（土付苗（２）が収納さ
れている）が苗押出杆Ｃ３７１の下方にのぞむことにな
り、再び長手側部（３）によって作動棒（７５１ｉ、＞
″−第７図σ）ように押戻されて縦送りが停止し、この
ようにして空となった育苗箱（２）・・・は、空箱受部
（８Ｃ）上を側板（Ｆｋ＋）　（８ｄ）に沿って縦送り
されるように構成している。そしてアームＣＯはばね因
）によってストツノく（４，１に当接、保持されている
。又、符号（４１）は回転軸（１１）の軸受である。

苗押出装置（ト）は、機枠に固設しているガイド（・１
力に苗押出杆４３７＞を遊挿して、ばね（（りによって
この苗押出杆（３７）を常に苗収納孔（１）内の土付苗
（ト）の上方に保持し、機枠ヘビン（４メにて枢着した
アーム（ハ）を苗押出杆Ｃ３７）の上部の２メ部（３７
ａ）にのせ、回転軸（１１：に固設したアーム（４０と
アーム・′掴とをロット（イカにて連結し、横送り行程
と縦送り行程を除く苗押出し行程のとき、アーム（ｄｉ
、６ζ苗押出杆Ｃ３７１を押し下げて苗収納孔（１）か
ら土付苗（至）を押出して、底板（８ａ）に設けである
孔から案内筒（４ネの直下にある植付爪（傭（掴に落し
込み、植付リンク６１）鴫の下動動作によって地表に突
入する植付爪１・１９）（４１が左右に開℃・て土付苗
弼を地表に放出し、植付が行われるように構成している
。

尚、上述した苗押出装置弼、縦送り装置（９）、横送り
装置（１４Ｊ等は上述した実施例に限られるものでなく
、他の種々の手段を使用することができる。

この発明に係る育苗箱は上述のように、互に独立状に区
画された多数の苗収納孔（１）を有し、て横長互に係合
しているので、育苗及び運搬などの取扱いの際には、隣
接している育苗箱（２）（２）・・・を互にその横方向
へ接近させて重ねた状態に保持することができるもので
あって、長方形状のまとまった形になった育苗箱（２）
・・・は取扱いに便利である。そして、苗移植機に装架
して植付を行うときには、１個の育ｍ箱（２）のみを遂
次、横送りして土付苗（ト）を放出し、横送り終端の土
付苗間を放出し終えて育苗箱（２）・・・を縦送りする
操作を行えば、土付苗（２）・・・の放出動作を定位置
に設げである苗押出装置によって行うことができるもの
であって、このように横送り装置は育ｉ！ｉ！ｒ箱（２
）を１個送る極めて小形で簡易なもので済むものである
。そして又、育ｉ！ｎ箱（２）・・・の係合個数を変更
すれば、１体としての苗収納個数を容易に変更できるも
のであって、苗移植機の支架台（８）の大きさに合せる
ことができる為、夫々の仕様に共通使用できる利点も備
えている。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は育苗箱
の係合状態の斜視図、第２図は第１図のＡ−Ａ矢視図、
第３図は第１図の横断面図、第４図は苗移植機の支架台
に装架した状態の平面図、第５図は第４図におす゛るＦ
−Ｆ矢視図、第６図は第４図の斜視図、第７図と第８図
は第６図における要部平面図、第９図と第１０図は第６
同における要部縦断側面図、第１１図は横送り装置の動
作説明図、第１２図は第６図の（）矢視図である。符号説明（１）・・・苗収納孔　　　　　（２）・・・育直箱（
３）（４）・・・長手側部　　　　（３ａ）・・・７す
溝（４ａ）・・・突条　　　　　　（５）（６）（力（
４１・・・ストッパ（８）・・・支架台　　　　　　（
８ａ）・・・底板（８ｂＸＲｄ）・・・側板　　　　（
８Ｃ）・・・空箱受部（９）・・・縦送り装置　　　　
（＋（ｌｌ・・・縦送りカムａ　＋＞・・・回転１ｌｉ
ｌ′１ｌ（１３Ｑ］）（ト）・・・腕（１′ＩＩ・・・
横送りローラー　　（１４）・・・横送り装置（ＩＳｌ
ｆ１８）（２１（４４ｈ・ヒｙ　　　　　ｉ１？）（１
！ＩＣ，！ｂ）ｆ４５）ｆ４６１”　７−　ムＣυｅ１
１１４３２（４７）−・・ロッド　　　（２壜唆・・・
ローラー＋２３）（３５）四（４冴・・・ばね　　　　
（２，０・・・ガイド（２９・・・作動棒　　　　　　
（２）・・・爪止弼・・・ラチェツト爪　　　（７）・
・・レバー（至）・・・苗押出装置　　　　Ｃ３ｎ・・
・苗押出杆（３７ａ）・・・２Ｉ部　　　　　（２）・
・・土付苗（４Ｉ）・・・軸受　　　　　　　（４２・
・・ガイドＧＩ８１−・・案内筒　　　　　　（４１・
・・植付爪Ｃ）１・・・植付リンク特許出願人　　　井関農機株式会社９第１図２第３図第８図第１２５Ａ

Claims

【特許請求の範囲】

互に独立状に区画されて上下端を開口した多数の醒収納
孔を有して横長に形成した複数個の育苗箱を、その長手
側部を互に隣接して横方向には移動自在に、而も、縦方
向には離間できないように互に係合せしめてなる育苗箱
。