JPS5942755Y2 - 回転体の取付装置 - Google Patents

回転体の取付装置

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JPS5942755Y2
JPS5942755Y2 JP18523282U JP18523282U JPS5942755Y2 JP S5942755 Y2 JPS5942755 Y2 JP S5942755Y2 JP 18523282 U JP18523282 U JP 18523282U JP 18523282 U JP18523282 U JP 18523282U JP S5942755 Y2 JPS5942755 Y2 JP S5942755Y2
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JP
Japan
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shaft
tuning
dial
dial drive
rotating body
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JP18523282U
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JPS58109334U (ja
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俊雄 小室
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ソニー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、例えばラジオ受信機のダイヤル駆動装置に適
用するのに最適なものであって、合成樹脂にて成形され
た基体に、歯車等周囲に歯部を有する回転体を回転自在
に軸支し、その回転体の歯部を他の歯車に弾性的に噛合
させるように構成した回転体の取付装置に関するもので
ある。
背景技術とその問題点 周知の如くラジオ受信機のダイヤル駆動装置等において
、特に、チューニングつ1みの回転力を歯車装置を介し
てバリコンやダイヤル指針に伝えるようにしたものでは
、伝動する歯車の噛合部での遊びをなくして、チューニ
ングつ1みの回転力が遊びのない状態でバリコンやダイ
ヤル指針に伝えられるように構成することが望ましい。
しかしながら従来から、合成樹脂にて成形された基体に
軸支体を一体成形し、その軸支体に設けた軸挿入孔にチ
ューニング軸等の回転体を挿入して回転自在に軸支し、
その回転体の周面に設けた歯部を伝動用の他の歯車に噛
合させるように構成したものでは、特に基体の成形歪み
や成形誤差等によって上記回転体の歯部と他の歯車との
噛合部に遊びが生じ易い。
また基体の成形歪みや成形誤差が極度に大きい場合には
、両歯車カ相互に浮いてこれらが噛合しなくなるような
こともあった。
考案の目的 本考案は、上述の如き欠陥を是正出来る回転体の取付装
置を提供しようとするものである。
考案の概要 本考案は、合成樹脂にて成形された基体に弾性を有する
接続部を介して軸支体を一体に成形し、との軸支体に設
けた軸挿入孔に回転体を挿入して回転自在に軸支し、こ
の回転体の局面には歯部を設け、上記弾性を有する接続
部の偏倚力によう上記回転体の歯部を他の歯車に弾性的
に押圧して噛合させた回転体の取付装置であり、回転体
と他の歯車との間で遊びのない回転力伝達を行える上に
、構造並びに製造が簡単なものを提供出来る。
実施例 以下本考案をラジオ受信機のダイヤル駆動装置に適用し
た一実施例を図面に付き述べる。
先ず1はダイヤル駆動装置が取付けられる基体、2はダ
イヤル目盛板、3はダイヤル指針、4はダイヤル駆動軸
、5はチューニング軸、6はチューニングつlみ、7は
バリコン、8はプリント基板、9はプリント基板8にマ
ウントされた複数の電子部品である。
次に前記基体1は例えばABS樹脂の如く、成形が容易
で、かつ弾性効果(バネ効果)を出し易い合成樹脂にて
成形されている。
そしてこの基体1には平板部11が成形され、その平板
部11の表面に前記ダイヤル目盛板2が貼りつけられて
いる。
またこの基体1の平板部11の背面側には、前記ダイヤ
ル駆動軸4の両端4a4bを回転自在に軸支する一対の
軸支体12a12bと、前記チューニング軸5を回転自
在に軸支する軸支体13と、前記プリント基板8を係止
する複数の弾性を有する係止爪14及び複数の位置決め
ピン15等がそれぞれ所定の配置で一体に成形されてい
る。
また前記ダイヤル指針3は例えば透明な合成樹脂にて成
形されていて、その指針部17によって前記ダイヤル目
盛板2の表面上に重ねられ、かつその指針部17の両端
に一体に成形された一対の係合部18a18bが前記基
板1の平板部11の一方端に成形されたスリット19と
、他方端20とに係合されている。
そしてこの係合状態でこのダイヤル指針3は平板部11
上でダイヤル目盛板2に沿って摺動自在に構成されてい
る。
なお一方の保合部18aにはラック21が一体に成形さ
れている。
そしてこのラック21は後述するダイヤル駆動軸4のダ
イヤル指針駆動用ウオームのり一ド角に合せて傾斜され
ている。
また平板部11のスリット19の一側部は弾性を有する
弾性片22に構成されていて、ラック21はこの弾性片
22の背面側に挿入され、かつこの弾性片22に沿って
摺動されるように組込1れる。
また前記ダイヤル駆動軸4は例えばポリアセタール樹脂
の如く、弾性が少なく、かつ低摩擦の合成樹脂にて成形
されている。
そしてこのダイヤル駆動軸4の周面にはその一端側に短
尺のウオーム23が成形され、残りのは!金山に亘って
長尺のウオーム24が成形されている。
なお一方のウオーム23のリード角ははy45であり、
他方のウオーム24のリード角は45°より充分に小さ
い角度である。
またこのダイヤル駆動軸4の両端4a4bは小径軸に構
成されている。
そしてこのダイヤル駆動軸4はその両端4a4bによっ
て前記一対の軸支体12a12bに軸支されて、前記平
板部11の背面側にこれと平行な状態で回転自在に取付
けられる。
なトその取付状態で前記ダイヤル指針3のラック21が
他方のウオーム24に係合される。
な訟この取付状態でラック21は弾性片22の弾性力に
より第7図で矢印f方向に押圧され、その押圧力によっ
てウオーム24に係合される。
従ってラック21はウオーム24に常に確実に係合され
、これらの駆動時に、ラック21がウオーム24から不
測に外れるようなことは極力防止される。
そしてこのダイヤル駆動軸4の取付構造に関して、前記
一方の軸支体12aは前記基体1に一体に成形された一
対の挟持片25.26にて構成されている。
なお一方の挾持片25は薄肉板に成形され、かつその付
根部に割溝27が成形されていて、第6図で矢印a方向
と、第8図で矢印す方向とに弾性に抗して変位可能に構
成されている。
また他方の挾持片26は厚肉板に成形された固定状の挾
持片に構成されている。
そしてこれら両挾持片25,26の対向部には前記ダイ
ヤル駆動軸4の一端4aを挾持する為の一対の半円孔2
8a。
28bが成形され、また両挾持片25,26の先端には
先広がり状の一対の斜面29a29bが成形されている
また前記他方の軸支体12bには前記ダイヤル駆動軸4
の他端4bの嵌合孔31が成形されている。
そしてダイヤル駆動軸4はその一端4aを、両生円孔2
8a28bに嵌合させた状態で、両挾持片25,26間
で挾持されて軸支され、また他端4bを嵌合孔31内に
嵌合されて軸支される。
また前記チューニング軸5は例えばポリアセタール樹脂
の如く、弾性が少なく、かつ低摩擦の合成樹脂にて成形
されている。
そしてこのチューニング軸5の一端5aがつ1み取付部
に構成されている。
そし、てこのチューニング軸5にはその一端5a側の周
面に歯部であるウオーム13が成形され、他端5b側の
周面にも歯部であるギヤー34が成形されている。
なおウオーム33のリード角ははソ45°である。
捷たこのチューニング軸5のはソ中間部には環状溝35
が成形されている。
そしてこの環状溝35の両側は互に同径の軸部36a3
6bに成形されている。
そしてウオーム33はこれら両軸部36a36bより大
径に構成されていて、とのウオーム33と一方の軸部3
6aとの間には段部37が設けられている。
またギヤー34はこれら両軸部36a36bと同径又は
小径に構成されている。
そしてこのチューニング軸5は前記軸支体13に設けら
れた軸挿入孔55内に挿入されて軸支され、前記平板部
11の背面側において前記ダイヤル駆動軸4とはy直角
な状態で回転自在に取付けられる。
なおこの取付状態でチューニング軸5はそのウオーム3
3によってダイヤル駆動軸4の一端4a側のウオーム2
3の一側面には!直角な状態で係合される。
そしてこのチューニング軸5の取付構造に関して、前記
軸支体13は前記基体1に一体に成形された軸挿入孔5
5を有する円筒部42と、その円筒部42の一部に一体
に成形された1個〜複数個、例えば2個の弾性を有する
係止爪43とで構成されている。
な転軸挿入孔55の内径はチューニング軸5の両軸部3
6a36bの外径とはy同径に成形されている。
また画体止爪43は円筒部42に成形された一対のスリ
ット44内に配されている。
そしてこれら画体止爪43の先端43aは第12図の如
く円筒部42の内側に挿入されている。
そしてこれら画体止爪43は薄肉状に成形されていて弾
性を有し、その弾性に抗して第12図で矢印C方向に変
位可能に構成されている。
そして軸支体13へのチューニング軸5の取付は時には
、チューニング軸5を円筒部42内に第12図で矢印d
方向から挿入する。
この際その挿入に伴いギヤー34及び軸部36bによっ
て画体止爪43の先端43aが矢印C方向に押し広げら
れる。
そしてチューニング軸5が円筒部42内に完全に挿入さ
力、て、第10図の如く段部37が円筒部42の一方の
端面42aに当接された時、画体止爪43の先端43a
が軸部36bを乗り越えて環状溝35内に落ち込む。
そしてこれら画体止爪43の先端43aは環状溝35の
一方の端面35aに係合される。
従って円筒部42内にチューニング軸5を蛍に挿入する
だけで、そのチューニング軸5の取付けを行える。
そしてその取付状態でチューニング軸5は一対の軸部3
6a36bによって2点支持状態で円筒部42に回転自
在に軸支される。
また画体止爪43の先端43aが環状溝35の端面35
aに係合され、段部37が円筒部42の端面42aに当
接されたことで、円筒部42内でのチューニング軸5の
軸心方向の移動が規制され、チューニング軸5は円筒部
42内から抜は落ちることばない。
なお係止爪43の先端43aを矢印C方向に変位させて
、チューニング軸5を矢印dの逆方向に引っ張れば、チ
ューニング軸5を円筒部42内から容易に抜き取ること
が出来る。
なお軸支体13は基体1に弾性を有する接続部46を介
して一体に成形されている。
そして上記の如くチューニング軸5が軸支体13に取付
けられた状態で、接続部46の第5図及び第6図で矢印
e方向への弾性偏倚力により、チューニング軸5は前記
ダイヤル駆動軸4側に弾性的に押圧附勢されている。
従ってチューニング軸5のウオーム33はダイヤル駆動
軸4のウオーム23に常に弾性的に押圧されて噛合され
、これらの回転駆動時に、これら両ウオーム33,23
が不測に外れるようなことは極力防止されると共に、両
ウオーム33゜23の噛合部に遊びがなくて、チューニ
ング軸5の回転力はこれら両ウオーム33.23を介し
てダイヤル駆動軸4に遊びのない状態で伝えられる。
なお同様に、接続部46の弾性偏倚力により、チューニ
ング軸5のギヤー34もバリコン7のギヤー53に第3
図及び第5図で矢印e方向から常時弾性的に押圧されて
噛合されているので、これらギヤー34.53の噛合部
にも遊びがなくて、チューニング軸5の回転力は両ギヤ
ー34.53を介してバリコン7に遊びのない状態で伝
えられる。
なおチューニング軸5の組立て時には、軸支体13を接
続部46の弾性に抗して矢印eの逆方向に撓1せて、そ
の軸支体13をダイヤル駆動軸4のギヤー53から離間
させておき、その軸支体13の軸挿入孔55内にチュー
ニング軸5を挿入した後に、軸支体13から手を離せば
、この軸支体13が接続部46の弾性による偏倚力によ
って矢印e方向に撓んで、ウオーム33とギヤー34と
がウオーム23とギヤー53とに弾性的に押圧されて噛
合されるものである。
従って軸支体13に対するチューニング軸5の組立てや
分解は非常に簡単である。
また前述の如く軸支体13はABS樹脂の如く成形が容
易で、かつ弾性効果を出し易い合成樹脂にて成形される
基体1に一体に成形されるものであるから、この軸支体
13の成形は非常に容易である。
捷た弾性爪43等の弾性効果を出し易く、チューニング
軸5の取付けを極めて容易に、かつ確実に行い易い。
また前記プリント基板8はこれに成形された複数のピン
挿通孔48によって前記複数の位置決めピン15に係合
されて位置決めされ、かつこれに成形された複数の爪係
合孔49に前記複数の係止爪14がこれらの弾性によっ
て係合されることによって、プリント基板8が基体1に
着脱自在に取付けられる。
そしてこのプリント基板8の取付状態で、軸支体13の
円筒部42の他端42bがプリント基板8に成形された
係合孔50に係合、かつ挿通される。
一方前記バリコンTはプリント基板8に取付けられてい
て、その回転軸51にはダイヤルドラム52が固着され
ている。
そして上記プリント基板8の取付けにより、ダイヤルド
ラム52の外周に成形されたギヤー53に、チューニン
グ軸5のギヤー34が係合される。
なお以上述べたダイヤル駆動装置がラジオ受信機のキャ
ビネット内に組込1れた状態で、チューニング軸5の一
端5aにチューニングつ1み6がキャビネットの外側か
ら着脱自在に挿入固定される。
そして以上の如く構成されたダイヤル駆動装置によれば
、チューニングつ1み6によってチューニング軸5を回
転操作することにより、ギヤー34.53を介してダイ
ヤルドラム52が回転されて、バリコン7が駆動される
そしてチューニング軸5はウオーム33,23を介して
ダイヤル駆動軸4を回転し、ウオーム24によってラッ
ク21が駆動されて、ダイヤル指針3がダイヤル目盛板
2に沿って摺動され、バリコン7で同調される周波数の
ダイヤルが指示される。
なおこの際ウオーム33と23とのリード角が45°で
あるから、チューニング軸5によってダイヤル駆動軸4
を極めて円滑に正回転及び逆回転させることが出来て、
上記のダイヤル調整を常に極めて円滑に行える。
一方ウオーム24のリード角は45′より充分に小さい
角度に構成されているから、チューニング軸5の回転速
度に対してダイヤル指針3を極めて効果的に減速して摺
動させることができる。
ところで以上の如く構成されたダイヤル駆動装置では、
周面にウオーム23,24を形成したダイヤル駆動軸4
をポリアセタール樹脂等の合成樹脂にて成形した樹脂成
形品を用いている。
そして樹脂成形品の場合には、成形不良によって不良品
〔ウオーム23,24に歯の潰れや変形等が生じたもの
〕が発生し易い。
また合成樹脂だから運搬や組立時等にかいてウオーム2
3,24が傷つき易く、やはり不良品になり易い。
しかしてこのようなウオーム23,24の不良は一見し
ただけでは見分けがつき難く、一度組立て、チューニン
グ軸5を回転操作した時にダイヤル駆動軸4が円滑に回
転されるか、またダイヤル駆動軸4によってダイヤル指
針3が円滑に送られるかを検査しているのが現状である
また樹脂成形品の場合は、使用によって金属加工品と異
なり、使用によるウオーム23,24の摩耗や破損が発
生し易い。
従って上記検査の結果不良品と判った場合や、使用によ
る摩耗、破損が生じた場合には、ダイヤル駆動軸4を直
ちに良品と交換する必要があるから、ダイヤル駆動軸4
を基体1に対して簡単に脱着出来るものでなければなら
ない。
しかるにこのダイヤル駆動装置では、一方の軸支体12
aに前述したような構造上の特徴を有せしめ、またダイ
ずル駆動軸4に対するダイヤル指針3とチューニング軸
5との係合方向に前述したような特徴を有せしめたので
、軸支体12aの挾持片25を弾性に抗して第6図で矢
印a方向に変位(撓1せる)させるだけで、ダイヤル駆
動軸4を第6図で矢印g方向、第7図で矢印り方向に回
動させて、このダイヤル駆動軸4を両軸支体12a12
b間から極めて簡単に取外すことが出来る。
そしてダイヤル駆動軸4の取付杆も上記の逆操作によっ
て極めて簡単に行える。
なかこの取付状態でダイヤル駆動軸4の他端4bは嵌合
孔31内で安定し、また一端4aは挾持片25の第6図
で矢印a方向、第8図で矢印す方向の反対方向の弾性反
撥力によう、一対の挟持片25.26の両生円孔28a
28b間で確実に挾持され、安定良く軸支される。
なおチューニング軸5も樹脂成形品であり、これについ
てもダイヤル駆動軸4と同様簡単に交換出来なければな
らないが、前述したようにこのチューニング軸5の着脱
も非常に簡単である。
応用例 以上述べた実施例ではチューニング軸5の取付装置に付
き説明したが、本考案で云う回転体はこの種チューニン
グ軸5に限定されるものではなく、各種の回転軸、ロー
ラ、プーリ、ギヤー等の各種の回転体に適用可能である
會た本考案で云う基体はシャーシに限定されるものでは
なく、各種用途の基体に適用可能である。
考案の効果 本考案は、上述した如く合成樹脂にて成形した基体に軸
支体を一体成形し、その軸支体に設けた軸挿入孔にチュ
ーニング軸等の回転体を回転自在に軸支し、その回転体
の周面に設けた歯部を他の歯車に噛合させるようにした
ものにおいて、弾性を有する接続部を介して上記軸支体
を上記基体に一体成形して、その接続部の弾性による偏
倚力により回転体の歯部を他の歯車に弾性的に押圧して
噛合させるように構成したものであるから、歯車の噛合
部での遊びをなくして、回転体の回転力を遊びのない状
態で歯車に伝えることが出来る。
しかも軸支体を支持すべく基体に一体成形した接続部の
弾性による偏倚力そのものを利用するものであって、回
転体の歯部を他の歯車に弾性的に押圧して噛合させる為
の特別なスプリング装置等を一切用いるものではないか
ら、構造並びに製造が簡単で、非常に低コストに生産出
来る上に、スペースファクターも良く、更に回転体の組
立てや分解も容易である。
さらに、接続部の弾性による偏倚力により回転体の歯部
を他の歯車に弾性的に押圧して噛合させるものは、回転
体自体は弾性のない合成樹脂又は金属でも良いから、歯
車の歯のピッチ、山の高さ、谷の深さ、角度等の精度が
充分に得られる材料を選択すれば良く、その材料の選択
範囲が極めて広い。
捷た弾性のない材料の歯車を適用出来るので、他の歯車
との噛合においてこの歯車自体が弾性変形して歯車のピ
ッチ等が狂ってし1う恐れもなく、常に確実に回転力を
伝達することが出来る。
捷た弾性のない材料は一般的に摩擦抵抗も小さく、歯車
の噛合回転を極めてスムーズに行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案をラジオ受信機のダイヤル駆動装置に適用
した一実施例を示したものであって、第1図は分解斜視
図、第2図は組立状態の正面図、第3図は同上の背面図
、第4図は第2図IV−IV線矢視断面図、第5図は第
3図■−V線矢視断面図、第6図は主としてダイヤル駆
動軸の軸支構造を説明するプリント基板を取外した状態
での第4図■−■線矢視図、第7図は第6図■−■線矢
視断面図、第8図は第6図■−■線矢視拡大図、第9図
は第6図IX−IX線矢視断面図、第10図はチューニ
ング軸の取付構造を説明する要部の拡大断面図、第11
図は第10図M−■線矢視断面図、第12図は第10図
の分解図である。 また図面に用いられた符号において、 1・・・・・・基体、5・・・・・・回転体−例である
チューニング軸、13・・・・・・軸支体、23・・・
・・・他の歯車であるウオーム、33・・・・・・歯部
であるウオーム、46・・・・・・弾性を有する接続部
、55・・・・・・軸挿入孔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂にて成形された基体に弾性を有する接続部を介
    して軸支体を一体に成形し、との軸支体に設けた軸挿入
    孔に回転体を挿入して回転自在に軸支し、この回転体の
    周面には歯部を設け、上記弾性を有する接続部の偏倚力
    により上記回転体の歯部を他の歯車に弾性的に押圧して
    噛合させた回転体の取付装置。
JP18523282U 1982-12-06 1982-12-06 回転体の取付装置 Expired JPS5942755Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18523282U JPS5942755Y2 (ja) 1982-12-06 1982-12-06 回転体の取付装置

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JP18523282U JPS5942755Y2 (ja) 1982-12-06 1982-12-06 回転体の取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS58109334U JPS58109334U (ja) 1983-07-26
JPS5942755Y2 true JPS5942755Y2 (ja) 1984-12-15

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ID=30102615

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JP18523282U Expired JPS5942755Y2 (ja) 1982-12-06 1982-12-06 回転体の取付装置

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JPS6027527U (ja) * 1983-08-01 1985-02-25 松下電器産業株式会社 ダイヤル装置

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JPS58109334U (ja) 1983-07-26

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