JPS5942537Y2 - 指圧器用弁 - Google Patents

指圧器用弁

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Publication number
JPS5942537Y2
JPS5942537Y2 JP1976128195U JP12819576U JPS5942537Y2 JP S5942537 Y2 JPS5942537 Y2 JP S5942537Y2 JP 1976128195 U JP1976128195 U JP 1976128195U JP 12819576 U JP12819576 U JP 12819576U JP S5942537 Y2 JPS5942537 Y2 JP S5942537Y2
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JP
Japan
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valve
main body
hollow part
hole
valve head
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976128195U
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English (en)
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JPS5345530U (ja
Inventor
「とおる」 鈴木
雅光 吉田
強 御竿
善正 西岡
Original Assignee
株式会社大成金属工業所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大成金属工業所 filed Critical 株式会社大成金属工業所
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は舶用ディーゼルエンジン等の内圧を計測する際に
用いる指圧器用弁の改良に関する。
一般に舶用ディーゼルエンジンはその運転中に定期的に
エンジン内圧を指圧器により計測することが行ワれ、こ
のためエンジンのへラドカバーには手動で開閉される指
圧器用弁が取付けられている。
ところでエンジンの運転中、実際には指圧器を作動させ
てエンジン内圧、即ちシリンダー内の燃焼ガス圧を計測
する時間は極く短時間であり、通常は指圧用弁は閉止状
態に釦かれるを以って、弁のガス導入札内にはガスが滞
溜し、この中に含まηる不純物が弁座近傍に固化付着す
る。
そこで、次に弁を操作する時、この同化不純物が障害と
なり、弁の操作を繰り返すたびに弁座及び弁頭の接合面
の損耗を来し、終には気密性が保持できなくなる。
また、この種指圧器用弁において、弁棒端に直接弁頭を
形成した構成のものでは前記接合面の損耗に基づき弁棒
のみを交換すると弁座との摺り合せかうまくいかないば
かりではなく、芯の狂いを生じて結局弁全体の交換を余
儀なくされるのが現状である。
本案は上記の点に鑑み考案されたものであって指圧器用
弁に於いてその繰り返し使用により損耗の大きい弁頭部
を別体にし、この弁頭部の交換が弁座に対する芯合せ等
を要せず、簡単に行える様にし、また弁操作時には弁座
と弁頭の接合面に対し弾機の付勢下に於いて若干の摺り
合せを行って当該部位に存在する不純物を適確に排除し
て気密性の保持を計り長期使用に耐える指圧器用弁を提
供しようとするものである。
以下本案を図面について説明すれば、1は本体で、体内
には上方に開放した円形中空部2が設けられ、その底面
中央に弁座3を形成して燃焼ガス導入孔4を、また、こ
のガス導入孔4に接近して中空部側壁面に燃焼ガス導出
孔5を開口させている。
6は本体開口端部に螺着した弁蓋で、その側壁面を貫通
して残気孔1を設けている。
8は弁蓋内に於いて、弁蓋6の頂板に上端を不回動にし
て挿通し、上下方向へのみ若干の摺動を可能にして配装
した案内体、9は案内体下端部に設けた突起10と、弁
蓋頂板間に装入した弾機で、案内体8を常時下圧付勢す
る。
11は案内体8の突起10と上端部に設けた従層12が
係合し本体の開口端と案内体8とを連結状にして介装し
た筒状中間体で、その中心孔13と弁蓋6の残気抜孔7
とを連通させる残気通孔14が設けてあり、且つ中ノラ
孔下端開口縁に弁座15を形成している。
16は弁棒で、との弁棒16の上部に設けたねじ部11
が案内体8に螺合せられ、ねじ部11下方で中間体11
の中心孔13を貫通する部位に該中心孔13に嵌合する
摺動部18を設けると共に、その下方で本体中空部2に
位置し、中間体弁座15に対応して残気孔1へ向うガス
の流れを遮断する中間弁頭19を設け、との弁頭19下
方の弁棒16の下端部は本体中空部2内に突出させられ
、その下端には円錐状にして尖端20を形成している。
21はこの弁棒16の下端部に冠装した有底筒状をなす
弁頭体で、との弁頭体21の外周壁には燃焼ガス導出孔
5の開口位置より上方で、本体中空部2壁に嵌合する摺
動部22が設けられ、またとの弁頭体21の底部は下方
に円錐状に膨出させて燃焼ガス導入口4の開口端の弁座
3に対応して接合面23を形成するとともに、体内中空
部24に於いて底面中心25には弁棒16の尖端20を
当接させ、弁棒16と弁頭体21は弁頭体21の若干の
自由動を許容して側面から挿通したピン26を以ってピ
ン止しである。
寸た、この弁頭体21は本体中空部2との摺動部22に
ガス通路を設けるか、または摺動部下方にガス通孔21
を設けて弁頭体内外で適量のガス流通を可能にしている
本案は上記の如く構成したものであり、通常の指圧器用
弁開様に使用されるものである。
然して今図示状態即ち、燃焼ガス導入口端の弁座3と弁
頭体21が接合し、燃焼ガス導入孔4と導出孔5とのガ
スの流れを遮断した状態から弁棒上端に増着したー・ン
ドル28を弁の開放方向に回動操作すると弁棒21と螺
合した案内体8が弁蓋6の頂板に接止した最上位点から
下降を開始し中間体11に接してその下降動が止まる。
この間弾機9の付勢下に於いて弁座3と弁頭体21の接
合面23は互いに圧接状態での摺シ合せが行われる。
引き続いて弁棒16の上昇が始まって弁座3から弁頭体
が離間し、中間体11の中心孔下端の弁座15と弁棒1
6の中間弁頭19とが接合した時点で完全開放となる。
この間短時間ではあるがそれまで燃焼ガス導入孔4内に
滞溜し、弁座3付近に付着した不純物を含むガスは燃焼
ガス導入孔4から本体中空部2へ入り、弁頭体21のガ
ス通孔nを経て弁頭体21内側の本体中空部2へ流入し
、中間体11の中心孔13及び弁蓋6の残気抜孔7へと
流動しここに弁座3付近のセルフクリーニングが計られ
る。
この後エンジンからのガスは燃焼ガス導入孔4から本体
中空部2及び燃焼ガス導出孔5を経て指圧器に作用し、
エンジン内圧が計測されるものである。
そして、計測後に・ヘンドル28を弁の閉塞方向に回動
操作すると前記動作とは逆に先づ弁棒16が弁頭体21
と弁座3とが当接する位置オで下降し、引き続き弁棒1
6の回動に伴い案内体8が弾機9に抗して弁蓋6に接止
する間を上昇して閉塞を完了するものであり、この間に
於いても前記同様の弾機9の付勢下に於ける弁座3と弁
頭体21との摺り合せが行われるものである。
然して、本案の指圧器用弁は、弁棒下端に有底筒状をな
す弁頭体21を冠装してこの弁頭体21の若干の自由動
を許容して弁棒16及び弁頭体21をピン26止めし、
また弁頭体21の底部は下方に錐状に膨出させ、その内
底面中心25に弁棒の尖端20を当接させたから、弁棒
16からの押圧力は弁頭体21に対し一点集中的にしか
もその内部から作用させられることによって、弁座3に
対する僅かな芯振れは弁頭体21のみの微細な動きで解
消させられ、捷た弁棒16からの弁頭体21に対する押
圧力作用点は弁座位置に極く近接し、その中心線上にあ
るから弁頭体21の微細な動きに無理がなく弁座3との
完全接合関係が得られ、オた弁操作時に於いて弁座3と
弁頭体21とを弾機9による付勢下に於いて摺り合せと
弁座付近のセルフクリーニングを行い、弁座3及び弁頭
体21近傍の固着不純物を排除し、或いは破砕して両者
接合関係を緊密にして長期使用に耐え、更に弁頭体21
のみを新品に交換しても弁座3に対する芯合せ調整作業
を要せず、直に使用することが出来て弁の使用期間を延
長でき、弁頭体は構造簡単にして交換も容易で安価であ
り、保守上からも各種有利な効果を奏する優れた考案で
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の縦断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・本体中空部、3・
・・・・・弁座、4・・・・・・燃焼ガス導入孔、5・
・・・・・燃焼ガス導出孔、6・・・・・・弁蓋、1・
・・・・・残気抜孔、8・・・・・・案内体、9・・・
・・・弾機、10・・・・・・突起、11・・・・・・
中間体、12・・・・・・縦溝、13・・・・・・中間
体中心孔、14・・・・・・残気抜孔、15・・・・・
・弁座、16・・・・・・弁棒、17・・・・・・螺合
ねじ部、18・・・・・・摺動部、19・・・・・・中
間弁頭、20・・・・・尖端、21・・・・・・弁頭体
、22・・・・・・摺動部、23・・・・・・接合面、
24・・・・・・弁頭体中空部、25・・・・・・底面
中心、26・・・・・・ピン、27・・・・・・ガス通
孔、28・・・・・・ハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃焼ガス導入孔と導出孔とを連絡し、且つ上方に開放さ
    れた円形中空部を有し、該中空部の下底中央の燃焼ガス
    導入孔開口端に弁座を形成した本体と、この本体に螺着
    さハ残気抜孔を設けた弁蓋と、との弁蓋内に配装され、
    上下方向のみに若干の摺動を可能にし、弾機により常時
    下圧付勢ざねた案内体と、この案内体に係合し、案内体
    と本体間に介装され、残気抜孔に連通ずる中心孔を有し
    、本体中空部に臨んで中心孔開口下端に弁座を形成した
    筒状中間体と、案内体に螺合さハ中間体中心孔に嵌合す
    る摺動部、並びに本体内中空部内に位置し、中間体弁座
    に対応して残気抜孔へ向うガスの流れを遮断する中間弁
    頭を有し、下端部を本体中空部内に突出した弁棒を備え
    た指圧器用弁に於いて、前記本体中空部内に於いて弁棒
    下端に有底筒状をなす弁頭体を冠装し、弁頭体の若干の
    自由動を許容して弁棒及び弁頭体をピン止し、との弁頭
    体の外周壁には燃焼ガス導出孔の開口位置上方で本体中
    空部壁に嵌合する摺動部を設け、この摺動部下方に於い
    て弁頭体内外を若干のガス流通可能にガス通路を設け、
    また弁頭体底部は下方に円錐状に膨出させて燃焼ガス導
    入孔開口端の弁座に対応した接合面を形成するとともに
    、その内底面中心に弁棒下端に形成した尖端を当接させ
    たことを特徴とする指圧器用弁。
JP1976128195U 1976-09-22 1976-09-22 指圧器用弁 Expired JPS5942537Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976128195U JPS5942537Y2 (ja) 1976-09-22 1976-09-22 指圧器用弁

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JP1976128195U JPS5942537Y2 (ja) 1976-09-22 1976-09-22 指圧器用弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5345530U JPS5345530U (ja) 1978-04-18
JPS5942537Y2 true JPS5942537Y2 (ja) 1984-12-12

Family

ID=28737482

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976128195U Expired JPS5942537Y2 (ja) 1976-09-22 1976-09-22 指圧器用弁

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JP (1) JPS5942537Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4319748Y1 (ja) * 1964-11-09 1968-08-17
JPS4718932U (ja) * 1971-04-01 1972-11-02

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4319748Y1 (ja) * 1964-11-09 1968-08-17
JPS4718932U (ja) * 1971-04-01 1972-11-02

Also Published As

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JPS5345530U (ja) 1978-04-18

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