JPS5942497B2 - チユ−ナのプリセツト機構 - Google Patents
チユ−ナのプリセツト機構Info
- Publication number
- JPS5942497B2 JPS5942497B2 JP10336574A JP10336574A JPS5942497B2 JP S5942497 B2 JPS5942497 B2 JP S5942497B2 JP 10336574 A JP10336574 A JP 10336574A JP 10336574 A JP10336574 A JP 10336574A JP S5942497 B2 JPS5942497 B2 JP S5942497B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- preset
- gear
- drive gear
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Springs (AREA)
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、チュニナのプリセット機構に関する改良に
係り、品質の安定化及び組立ての簡易化を図らんとする
ものである0、 ところで、テレビジョン受像機のチューナにおけるプリ
セット機構としては、従来より種々のものが考えられ、
実用に供されて来たが、一般的には次のような型式を採
るものが殆どである。
係り、品質の安定化及び組立ての簡易化を図らんとする
ものである0、 ところで、テレビジョン受像機のチューナにおけるプリ
セット機構としては、従来より種々のものが考えられ、
実用に供されて来たが、一般的には次のような型式を採
るものが殆どである。
即ち通常のプリセット機構は、先端に歯車を備えた複数
本の周波数調整用コアーのなかで、任意に選ばれたいず
れかのコアーが備える歯車を選択的に駆動歯車へ噛合さ
せて、微調整用プリセット軸の回転を該コアーに伝達し
得べくなし、このコアーが回転するときの、これ自身に
形成されたネジ山によるコイルボビン内での移動によっ
て、該ボビンに巻かれたコイルのインダクタンスを変化
させ、周波数の微調整を行なわせるようになっている。
本の周波数調整用コアーのなかで、任意に選ばれたいず
れかのコアーが備える歯車を選択的に駆動歯車へ噛合さ
せて、微調整用プリセット軸の回転を該コアーに伝達し
得べくなし、このコアーが回転するときの、これ自身に
形成されたネジ山によるコイルボビン内での移動によっ
て、該ボビンに巻かれたコイルのインダクタンスを変化
させ、周波数の微調整を行なわせるようになっている。
一方、上記したような任意のコアーの歯車を駆動歯車へ
選択的に噛合させるための手段としては、その噛合操作
の違いから大別して、微調整用プリセット摘みを押すブ
ツシュ式と、回転させ名クラッチ式とが有るが、そのい
ずれに於ても、噛合の解除には、殆どの場合、金属製の
コイルバネもしくはトーションバネが使用され、該バネ
の復元力を利用して、その解除を図るようになっている
。
選択的に噛合させるための手段としては、その噛合操作
の違いから大別して、微調整用プリセット摘みを押すブ
ツシュ式と、回転させ名クラッチ式とが有るが、そのい
ずれに於ても、噛合の解除には、殆どの場合、金属製の
コイルバネもしくはトーションバネが使用され、該バネ
の復元力を利用して、その解除を図るようになっている
。
然し乍ら、このような金属製のバネを使用する場合には
、組立て工程での該バネの取扱いに非常な手数がかかる
ため、その組立て作業を面倒ならしめる不都合が生じ、
且つまた該バネの表面処理状態もしくは組込み状態の如
何によって、微調整用プリセット摘みの操作に要する押
込み力もしくは回転力が相違するため、当該プリセット
機構の品質にバラツキを生じさせる、等の欠点がみられ
た。
、組立て工程での該バネの取扱いに非常な手数がかかる
ため、その組立て作業を面倒ならしめる不都合が生じ、
且つまた該バネの表面処理状態もしくは組込み状態の如
何によって、微調整用プリセット摘みの操作に要する押
込み力もしくは回転力が相違するため、当該プリセット
機構の品質にバラツキを生じさせる、等の欠点がみられ
た。
本発明に係るプリセット機構は、上記したような従来の
問題点に対処して、品質のバラツキをなくし且つ組立て
作業を容易にするため、前記した駆動歯車をいずれかの
コアーの歯車へ選択的に噛合せしめ得るよう保持するた
めの部材と、その噛合の解除に必要なバネ部材とを、適
当な合成樹脂材料によって一体的に形成せしめ、且つそ
のバネ部材の形状につき、性能の低下を来たさないよう
に留意したものである。
問題点に対処して、品質のバラツキをなくし且つ組立て
作業を容易にするため、前記した駆動歯車をいずれかの
コアーの歯車へ選択的に噛合せしめ得るよう保持するた
めの部材と、その噛合の解除に必要なバネ部材とを、適
当な合成樹脂材料によって一体的に形成せしめ、且つそ
のバネ部材の形状につき、性能の低下を来たさないよう
に留意したものである。
以下これを図面に示す実施例について詳述する。
図に於て1はチューナのケース、2は該ケースの内部よ
り前方へ突出するチャンネル選択用のロータシャフトで
あって、上記ケースの前壁に対しては軸受はバネ3によ
り回転自在なるよう止着されている。
り前方へ突出するチャンネル選択用のロータシャフトで
あって、上記ケースの前壁に対しては軸受はバネ3によ
り回転自在なるよう止着されている。
4は上記ロータシャフト2のケース1から突出している
部分に嵌着された絶縁スリーブであって、該ケースに近
い方の端部にはフランジ5が、またこれから離れた個所
にはストッパー6が、夫々設けられている。
部分に嵌着された絶縁スリーブであって、該ケースに近
い方の端部にはフランジ5が、またこれから離れた個所
にはストッパー6が、夫々設けられている。
7は上記ロータシャフト2の絶縁スリーブ4上に遊嵌さ
れた微調整用プリセット軸で、前記したフランジ5とス
トッパー6との間に於て摺動自在且つ回転自在とされ、
ケース1側の端部には微調整歯車8及びテーパ面9が形
成されている。
れた微調整用プリセット軸で、前記したフランジ5とス
トッパー6との間に於て摺動自在且つ回転自在とされ、
ケース1側の端部には微調整歯車8及びテーパ面9が形
成されている。
10は駆動歯車保持部材で、比較的にバネ弾性が有り且
つ耐クリープ性、耐グリース性、耐疲労性に優れた合成
樹脂材料、例えばアセタール樹脂などから形成されてい
る。
つ耐クリープ性、耐グリース性、耐疲労性に優れた合成
樹脂材料、例えばアセタール樹脂などから形成されてい
る。
この保持部材10は、これの回動中心となるべき回動軸
11と、その回動を補助するための回動ガイド12.1
3と、前記テーパ面9に接触すべき稜線14をもった角
15と、固定された歯車軸16と、軸孔に利用されるべ
き貫通孔17と、当該部材の回動力向に作用すべき板バ
ネ18及び回動中心線方向に作用すべき板バネ19と、
後者の板バネ19を逃げ込ませるための凹所20とを有
し、それら全体が前記合成樹脂材料により一体的に形成
されている。
11と、その回動を補助するための回動ガイド12.1
3と、前記テーパ面9に接触すべき稜線14をもった角
15と、固定された歯車軸16と、軸孔に利用されるべ
き貫通孔17と、当該部材の回動力向に作用すべき板バ
ネ18及び回動中心線方向に作用すべき板バネ19と、
後者の板バネ19を逃げ込ませるための凹所20とを有
し、それら全体が前記合成樹脂材料により一体的に形成
されている。
またこの保持部材10は、ケース1の前壁に対し前記回
動軸11にたり止着されて、該壁内面に接する前記回動
ガイド12.13に補助されつつ、その回動軸11を中
心としてシーソーの如く回動自在なるような状態に保た
れ、前記した角15の稜線14を前記テーパ面9へ接触
させると共に、一方の板バネ18の先端をケース前壁の
切起し突片21へ圧接させ、他方の板バネ19の先端を
前記プリセット軸7のケース側の端面へ圧接させている
。
動軸11にたり止着されて、該壁内面に接する前記回動
ガイド12.13に補助されつつ、その回動軸11を中
心としてシーソーの如く回動自在なるような状態に保た
れ、前記した角15の稜線14を前記テーパ面9へ接触
させると共に、一方の板バネ18の先端をケース前壁の
切起し突片21へ圧接させ、他方の板バネ19の先端を
前記プリセット軸7のケース側の端面へ圧接させている
。
従ってこの保持部材10は、板バネ18の復元反力を受
けて、角15の稜線14を前記テーパ面9へ圧接させ且
つ前記歯車軸16及び貫通孔17をプリセット軸7の中
心から遠ざける如く、回動軸11を中心として矢印イ方
向に附勢され、またそのプリセット軸7は、板バネ19
の復元反力を受けて、前記ストッパー6により受止され
る位置まで矢印口方向に附勢されている。
けて、角15の稜線14を前記テーパ面9へ圧接させ且
つ前記歯車軸16及び貫通孔17をプリセット軸7の中
心から遠ざける如く、回動軸11を中心として矢印イ方
向に附勢され、またそのプリセット軸7は、板バネ19
の復元反力を受けて、前記ストッパー6により受止され
る位置まで矢印口方向に附勢されている。
22は前記微調整歯車8へ普段は緩く噛合せしめられる
べき中間大歯車、23は該歯車と一体なる中間小歯車で
、これら両者は前記保持部材10の歯車軸16へ回転自
在なるよう遊嵌されている。
べき中間大歯車、23は該歯車と一体なる中間小歯車で
、これら両者は前記保持部材10の歯車軸16へ回転自
在なるよう遊嵌されている。
24はその保持部材10の前記した貫通孔17へ回転自
在なるよう遊挿されている回転軸で、これの一端には上
記した中間小歯車23と常時噛合する伝動歯車25が、
また他端には前記ケース1の内部に位置すべき駆動歯車
26が、夫々嵌着されている。
在なるよう遊挿されている回転軸で、これの一端には上
記した中間小歯車23と常時噛合する伝動歯車25が、
また他端には前記ケース1の内部に位置すべき駆動歯車
26が、夫々嵌着されている。
27はケース1内に収められたリテーナで、これの背面
へ重合されたボビン円板28と共に、前記ロータシャフ
ト2上へ嵌着されている。
へ重合されたボビン円板28と共に、前記ロータシャフ
ト2上へ嵌着されている。
29は上記したボビン円板28に上記シャフトと平行す
る如く突設されたボビン、30は該ボビンの内孔を延長
する如く上記リテーナ27に貫設された挿通孔であって
、これらは共に、上記シャフトを中心とした同一円周上
へ配設される如く、各複数個(例えば12個)ずつ設け
られ、またそれらの各ボビン29には、コイル31が夫
々巻き付けられている。
る如く突設されたボビン、30は該ボビンの内孔を延長
する如く上記リテーナ27に貫設された挿通孔であって
、これらは共に、上記シャフトを中心とした同一円周上
へ配設される如く、各複数個(例えば12個)ずつ設け
られ、またそれらの各ボビン29には、コイル31が夫
々巻き付けられている。
32は上記した各ボビン29毎に用意されている周波数
調整用のコアーで、夫々のボビン及びこれの内孔に連続
した前記挿通孔30を貫通する状態に於て、該挿通孔に
より弾性的に保持されている。
調整用のコアーで、夫々のボビン及びこれの内孔に連続
した前記挿通孔30を貫通する状態に於て、該挿通孔に
より弾性的に保持されている。
然してこのコアー32は、外周面にネジ山が形成されて
雄ネジ状を呈し、従って回転させることにより、上記ボ
ビン29に対して進退させられるようになっている。
雄ネジ状を呈し、従って回転させることにより、上記ボ
ビン29に対して進退させられるようになっている。
33は上記したコアー32へ所要の回転を与えるための
従動歯車で、該各コアー毎にその一端へ夫々嵌着されて
おり、またこれらの各歯車33は、コアー30の進退に
よって多少前後することはあっても、大体に於てほぼ同
一の平面内に位置すべくされ、ロータシャフト2を回転
させることにより選ばれた、いずれか任意の一個が、前
記駆動歯車26の近傍へ達して、該歯車の移動軌跡上に
待機すべくされている。
従動歯車で、該各コアー毎にその一端へ夫々嵌着されて
おり、またこれらの各歯車33は、コアー30の進退に
よって多少前後することはあっても、大体に於てほぼ同
一の平面内に位置すべくされ、ロータシャフト2を回転
させることにより選ばれた、いずれか任意の一個が、前
記駆動歯車26の近傍へ達して、該歯車の移動軌跡上に
待機すべくされている。
なお、前記した各板バネ18,19は、プリセット軸7
の操作を軽く行なわせ得るようにする意味から、肉厚の
薄いものである方が好ましい。
の操作を軽く行なわせ得るようにする意味から、肉厚の
薄いものである方が好ましい。
然し乍ら、その肉厚を薄くするときは、合成樹脂材料に
て成形する際のいわゆる濁流れが不良となり易くて、実
用化を困難にする虞れがあり、また局部的に応力の集中
を来たして、耐クリープ性及び耐疲労性を悪くする虞れ
もある。
て成形する際のいわゆる濁流れが不良となり易くて、実
用化を困難にする虞れがあり、また局部的に応力の集中
を来たして、耐クリープ性及び耐疲労性を悪くする虞れ
もある。
ここで、これらの板バネ18,19は、いずれもその根
元18a。
元18a。
19aから先端18b、19bへ向かうに従って徐々に
薄くなるよう形成され、例えばその厚さの比がほぼ2:
1であるような等応力バネの如き形状を呈するようにな
されている。
薄くなるよう形成され、例えばその厚さの比がほぼ2:
1であるような等応力バネの如き形状を呈するようにな
されている。
またプリセット軸7へ直接に作用する板バネ19にあっ
ては、局部的な応力の集中を緩和しながら然も撓み量を
大きく取り得るようにするため、これを第4図に示す如
く、途中の1ないし数個所で円弧をもって屈曲させた形
状となるように形成しても良い。
ては、局部的な応力の集中を緩和しながら然も撓み量を
大きく取り得るようにするため、これを第4図に示す如
く、途中の1ないし数個所で円弧をもって屈曲させた形
状となるように形成しても良い。
上記した構成に於て、いまプリセット軸7を板バネ19
に抗して矢印口と逆の方向に押すと、これのテーパ面9
が、駆動歯車保持部材10における角15の稜線14を
加圧するため、その角15にはプリセット軸中心から遠
ざかる方向の押圧力が加わる。
に抗して矢印口と逆の方向に押すと、これのテーパ面9
が、駆動歯車保持部材10における角15の稜線14を
加圧するため、その角15にはプリセット軸中心から遠
ざかる方向の押圧力が加わる。
このため上記保持部材10の全体は、回動軸11を中心
として、板バネ18に抗しつつ矢印イと逆の方向に回動
し、中間大歯車22を微調整歯車8へ正常に噛合させる
と共に、駆動歯車26をこれの最も近傍に位置している
コアー32の従動歯車33へ近づけ、且つこれに噛合さ
せる。
として、板バネ18に抗しつつ矢印イと逆の方向に回動
し、中間大歯車22を微調整歯車8へ正常に噛合させる
と共に、駆動歯車26をこれの最も近傍に位置している
コアー32の従動歯車33へ近づけ、且つこれに噛合さ
せる。
従ってプリセット軸7を、上記した如くに押し乍ら回転
させると、その回転が微調整歯車8から中間大歯車22
、同小歯車23、伝動・指軍25、回転軸24、駆動歯
車26、従動歯車33を介してコアー32へ伝えられる
ため、該コアーは外周面のネジ山の作用によってボビン
29内をその中心線方向に移動させられ、該ボビンに巻
かれたコイル31のインダクタンスを変化させて、周波
数の微調整を行なうことになる。
させると、その回転が微調整歯車8から中間大歯車22
、同小歯車23、伝動・指軍25、回転軸24、駆動歯
車26、従動歯車33を介してコアー32へ伝えられる
ため、該コアーは外周面のネジ山の作用によってボビン
29内をその中心線方向に移動させられ、該ボビンに巻
かれたコイル31のインダクタンスを変化させて、周波
数の微調整を行なうことになる。
このようにして微調整が行なわれた後、プリセット軸I
に加えられていた押力を除くと、それまで該軸の端面で
押されて大きく撓んでいた板バネ19が復元力を発揮し
て、そのプリセット軸7を矢印口方向へ押し返すので、
これのテーパ面9によって稜線14に加えられていた押
力が除去される。
に加えられていた押力を除くと、それまで該軸の端面で
押されて大きく撓んでいた板バネ19が復元力を発揮し
て、そのプリセット軸7を矢印口方向へ押し返すので、
これのテーパ面9によって稜線14に加えられていた押
力が除去される。
すると、先程における駆動歯車保持部材10の矢印イと
は逆の方向への回動によって撓ませられていた板バネ1
8が、その復元力を発揮するので、該保持部材は回動軸
11を中心にして矢印イ方向へ回動させられ、中間大歯
車22を微調整歯車8に緩く噛合する状態へ戻すと共に
、駆動歯車26をそれまで噛合していたコアー32の従
動歯車33から離反せしめる。
は逆の方向への回動によって撓ませられていた板バネ1
8が、その復元力を発揮するので、該保持部材は回動軸
11を中心にして矢印イ方向へ回動させられ、中間大歯
車22を微調整歯車8に緩く噛合する状態へ戻すと共に
、駆動歯車26をそれまで噛合していたコアー32の従
動歯車33から離反せしめる。
従ってそのコアー32は、調整された位置に於て停止し
、コイル31のインダクタンスを固定させることになる
。
、コイル31のインダクタンスを固定させることになる
。
なお、以上に説明した本発明の実施例は、いわゆるブツ
シュ式のプリセット機構に対するものであるが、クラッ
チ式の当該機構に対しても、本発明を同様に実施し得る
こと勿論である。
シュ式のプリセット機構に対するものであるが、クラッ
チ式の当該機構に対しても、本発明を同様に実施し得る
こと勿論である。
このように、本発明に係るプリセント機構は、従来の金
属製バネに代えて合成樹脂製のバネ部材で、微調整操作
後における駆動歯車の噛合の解除を行なわしめるべく構
成し、且つそのバネ部材を、1駆動歯車保持部材と同一
の合成樹脂材料により一体的に形成せしめであるので、
従来の金属製バネを使用したものと較べて、組立て工程
でのバネ部材の取扱いに手数がかからず、従って組立て
が容易で量産性にすぐれ、部品点数の減少と相俟ってコ
ストダウンが可能となる利点を有するほか、バネ部材の
仕上り状態及び組込み状態が一定であるため、微調整用
プリセット摘みの操作に要する押込み力もしくは回転力
に差異がなくて、バラツキのない安定した品質を期待す
ることができ、製品の信頼性が犬「旧こ向上する利点を
も有する。
属製バネに代えて合成樹脂製のバネ部材で、微調整操作
後における駆動歯車の噛合の解除を行なわしめるべく構
成し、且つそのバネ部材を、1駆動歯車保持部材と同一
の合成樹脂材料により一体的に形成せしめであるので、
従来の金属製バネを使用したものと較べて、組立て工程
でのバネ部材の取扱いに手数がかからず、従って組立て
が容易で量産性にすぐれ、部品点数の減少と相俟ってコ
ストダウンが可能となる利点を有するほか、バネ部材の
仕上り状態及び組込み状態が一定であるため、微調整用
プリセット摘みの操作に要する押込み力もしくは回転力
に差異がなくて、バラツキのない安定した品質を期待す
ることができ、製品の信頼性が犬「旧こ向上する利点を
も有する。
また本発明に係るプリセット機構に於ては、これに使用
されるバネ部材の厚みを、根元から先端へ向かうに従っ
て徐々に薄くなるよう変化させであるので、そのバネ部
材の成形時における合成樹脂材料のいわゆる濁流れを良
好ならしめ得て、不良品の生じるをよく防止できると共
に、該部材がほぼ等応力バネの形状をなして使用時にお
ける局部的な応力の集中をよく避は得るため、これにす
ぐれた耐疲労性及び耐クリープ性を期待することができ
、従ってその実用化を充分に可能ならしめ得る利点もあ
る。
されるバネ部材の厚みを、根元から先端へ向かうに従っ
て徐々に薄くなるよう変化させであるので、そのバネ部
材の成形時における合成樹脂材料のいわゆる濁流れを良
好ならしめ得て、不良品の生じるをよく防止できると共
に、該部材がほぼ等応力バネの形状をなして使用時にお
ける局部的な応力の集中をよく避は得るため、これにす
ぐれた耐疲労性及び耐クリープ性を期待することができ
、従ってその実用化を充分に可能ならしめ得る利点もあ
る。
第1図は本発明の実施例を示す正面図、第2図は第1図
のA−A線よりみた断面図、第3図は、駆動歯車保持部
材の斜面図、第4図は該部材の一部分についての他の実
施例を示す縦断面図である。 7−・・・・・微調整用プリセット軸、10・・・・・
・駆動歯車保持部材、18,19・・・・・・板バネ、
18a。 19a・・・・・・板バネの根元、18b、19b・・
・・・・板バネの先端、26・・・・・・駆動歯車、3
2・・・・・・周波数調整用コアー。
のA−A線よりみた断面図、第3図は、駆動歯車保持部
材の斜面図、第4図は該部材の一部分についての他の実
施例を示す縦断面図である。 7−・・・・・微調整用プリセット軸、10・・・・・
・駆動歯車保持部材、18,19・・・・・・板バネ、
18a。 19a・・・・・・板バネの根元、18b、19b・・
・・・・板バネの先端、26・・・・・・駆動歯車、3
2・・・・・・周波数調整用コアー。
Claims (1)
- 1 微調整用プリセット軸と、複数本の周波数調整用コ
アーのいずれかへ選択的に噛合して回転を伝えるための
駆動歯車と、上記プリセット軸の押込みもしくは回転に
よって上記駆動歯車を該軸へ回転的に連動させ且つ前記
コアーに噛合せしめ得べく当該歯車を支承するための駆
動歯車保持部材とを有するプリセット機構であって、上
記プリセット軸を復帰させ且つ駆動歯車のコアーに対す
る噛合を解除するための1以上のバネ部材と、上記の駆
動歯車保持部材とが、同一の合成樹脂材料により一体的
に形成され、更に上記バネ部材の断面形状が、根元から
先端へ向うに従い徐々に小となるようにされていること
を特徴とするチューナのプリセット機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10336574A JPS5942497B2 (ja) | 1974-09-07 | 1974-09-07 | チユ−ナのプリセツト機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10336574A JPS5942497B2 (ja) | 1974-09-07 | 1974-09-07 | チユ−ナのプリセツト機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5130402A JPS5130402A (ja) | 1976-03-15 |
JPS5942497B2 true JPS5942497B2 (ja) | 1984-10-15 |
Family
ID=14352084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10336574A Expired JPS5942497B2 (ja) | 1974-09-07 | 1974-09-07 | チユ−ナのプリセツト機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5942497B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5379347U (ja) * | 1976-12-06 | 1978-07-01 |
-
1974
- 1974-09-07 JP JP10336574A patent/JPS5942497B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5130402A (ja) | 1976-03-15 |
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