JPS5942481B2 - 誘電体共振器を用いた帯域通過ろ波器 - Google Patents
誘電体共振器を用いた帯域通過ろ波器Info
- Publication number
- JPS5942481B2 JPS5942481B2 JP766877A JP766877A JPS5942481B2 JP S5942481 B2 JPS5942481 B2 JP S5942481B2 JP 766877 A JP766877 A JP 766877A JP 766877 A JP766877 A JP 766877A JP S5942481 B2 JPS5942481 B2 JP S5942481B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric resonator
- dielectric
- bandpass filter
- continuous wave
- wave tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/207—Hollow waveguide filters
- H01P1/208—Cascaded cavities; Cascaded resonators inside a hollow waveguide structure
- H01P1/2084—Cascaded cavities; Cascaded resonators inside a hollow waveguide structure with dielectric resonators
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は誘電体共振器を用いたマイクロ波帯域通過ろ波
器に関するものである。
器に関するものである。
従来の誘電体共振器を用いた帯域通過ろ波器は、ストリ
ップ線路との結合が多く、共振周波数可変機構も誘電体
共振器の方をケース内に固定し外部からネジ等により金
属を近づける様な構成であったので、無負荷Ｑが低く通
過損失が増大する欠点があった。
ップ線路との結合が多く、共振周波数可変機構も誘電体
共振器の方をケース内に固定し外部からネジ等により金
属を近づける様な構成であったので、無負荷Ｑが低く通
過損失が増大する欠点があった。
第１図が従来の誘電体共振器を使った帯域通過ろ波器の
一般的な構成であり、１はケース、２は入出カストリッ
プ線路、３は誘電体共振器、４はストリップ線路基板、
５は周波数微調ネジを表わす。
一般的な構成であり、１はケース、２は入出カストリッ
プ線路、３は誘電体共振器、４はストリップ線路基板、
５は周波数微調ネジを表わす。
この構成ではストリップ線路自身の無負荷Ｑが低い為、
入出力のス） ＩＪツブ線路２で通過損失が増加する。
入出力のス） ＩＪツブ線路２で通過損失が増加する。
また共振周波数を変える為にネジ５をケース１内に挿入
した場合、誘電体共振器３とネジ５やケース１との間で
不要モードによる共振が生じ、その共振を打消す為に各
共振器間にしきりを入れたり抵抗体を挿入して不要モー
ドを吸収させる様な工夫が必要であった。
した場合、誘電体共振器３とネジ５やケース１との間で
不要モードによる共振が生じ、その共振を打消す為に各
共振器間にしきりを入れたり抵抗体を挿入して不要モー
ドを吸収させる様な工夫が必要であった。
また電磁界に誘起された電流が金属表面を流れる為ネジ
部の接触面による損失も増加する。
部の接触面による損失も増加する。
本発明はこれらの欠点を解決する為、入出力回路を同軸
線路とするとともに、不要モードでの共振をさける為誘
電体共振器をカットオフ導波管内に置き誘電体共振器の
位置を変えて共振周波数を変化させる様な構造にしたも
ので、以下図面について詳細に説明する。
線路とするとともに、不要モードでの共振をさける為誘
電体共振器をカットオフ導波管内に置き誘電体共振器の
位置を変えて共振周波数を変化させる様な構造にしたも
ので、以下図面について詳細に説明する。
第２図は本発明の一実施例で、ａは上面断面図、ｂは正
面断面図、Ｃは左側面断面図を示す。
面断面図、Ｃは左側面断面図を示す。
６は入出力用同軸線路、Ｔはしゃ断連波管（この実施例
は円形導波管の場合を示す）、８はテフロン、レキフラ
イト等の低誘電率の誘電体棒、を示す。
は円形導波管の場合を示す）、８はテフロン、レキフラ
イト等の低誘電率の誘電体棒、を示す。
入出力用同軸線路６と誘電体共振器３との結合はＴＥＭ
モードとＴＥｏ１δモードとの結合であり、同軸線路の
無負荷Ｑがストリップ線路の無負荷Ｑよりも大きいので
ストリップ線路と誘電体共振器との結合の場合より通過
損失が少ない。
モードとＴＥｏ１δモードとの結合であり、同軸線路の
無負荷Ｑがストリップ線路の無負荷Ｑよりも大きいので
ストリップ線路と誘電体共振器との結合の場合より通過
損失が少ない。
また誘電体共振器３は、共振器間の結合がＴＥｏ１δモ
ードになる円柱状の形状で、中心を低誘電率の誘電体棒
８で固定され、誘電体棒８はしゃ断連波管Ｉに上下方向
において可動に支持される。
ードになる円柱状の形状で、中心を低誘電率の誘電体棒
８で固定され、誘電体棒８はしゃ断連波管Ｉに上下方向
において可動に支持される。
誘電体共振器３はしゃ断連波管Ｔ内に誘電体棒８で共振
器間の結合あるいは入出力回路６との結合が最適となる
位置に固定される。
器間の結合あるいは入出力回路６との結合が最適となる
位置に固定される。
共振周波数は外部より誘電体棒８を上下方向に出し入れ
することによって導波管壁に対する誘電体共振器３の相
対的位置を変化せしめることにより変化する。
することによって導波管壁に対する誘電体共振器３の相
対的位置を変化せしめることにより変化する。
誘電体共振器３はしゃ断連波管７内にあり、その位置を
導波管壁に近づけたり遠ざけたりすることによってのみ
帯域通過ろ波器の共振周波数を調整できるので、ネジを
挿入することによって生じる不要モードによる共振やケ
ースによる共振が生じない。
導波管壁に近づけたり遠ざけたりすることによってのみ
帯域通過ろ波器の共振周波数を調整できるので、ネジを
挿入することによって生じる不要モードによる共振やケ
ースによる共振が生じない。
またネジの接触面での通過損失も生じない。
以上説明したように、本発明による構成に従う誘電体共
振器を用いた帯域通過ろ波器を用いれば、従来問題にな
っていた不要モードの共振及び通過損失の増大を防ぐこ
とができ、誘電体共振器帯域通過ろ波器本来の特徴であ
る小型、軽量、低価格の帯域通過ろ波器を実現すること
ができるので、マイクロ波通信装置、衛星利用のマイク
ロ波通信装置、マイクロ波測定器等に広く応用できる。
振器を用いた帯域通過ろ波器を用いれば、従来問題にな
っていた不要モードの共振及び通過損失の増大を防ぐこ
とができ、誘電体共振器帯域通過ろ波器本来の特徴であ
る小型、軽量、低価格の帯域通過ろ波器を実現すること
ができるので、マイクロ波通信装置、衛星利用のマイク
ロ波通信装置、マイクロ波測定器等に広く応用できる。
第１図ａ及びｂは従来の誘電体共振器帯域通過ろ波器の
上面及び断面をそれぞれ示す図、第２図ａ、ｂ及びＣは
本発明による誘電体共振器帯域ろ波器の一実施例の上面
断面、正面断面及び左側面断面をそれぞれ示す図である
。 なお図において、３は誘電体共振器、６は入出力用同軸
線路、７はしゃ断連波管、８は低誘電率の誘電体棒であ
る。
上面及び断面をそれぞれ示す図、第２図ａ、ｂ及びＣは
本発明による誘電体共振器帯域ろ波器の一実施例の上面
断面、正面断面及び左側面断面をそれぞれ示す図である
。 なお図において、３は誘電体共振器、６は入出力用同軸
線路、７はしゃ断連波管、８は低誘電率の誘電体棒であ
る。
Claims (1)
- １ しゃ断連波管内の誘電体共振器に固定され該しゃ断
連波管に可動に支持される低誘電率の誘電体棒を有し該
しゃ断連波管の外部より該誘電体棒を動かすことにより
生じる該しゃ断連波管に対する誘電体共振器の位置の変
化により共振周波数を変えるようにした共振周波数可変
機構と、同軸線路よりなる入出力回路とを備えたことを
特徴とする誘電体共振器を用いた帯域通過ろ波器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP766877A JPS5942481B2 (ja) | 1977-01-28 | 1977-01-28 | 誘電体共振器を用いた帯域通過ろ波器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP766877A JPS5942481B2 (ja) | 1977-01-28 | 1977-01-28 | 誘電体共振器を用いた帯域通過ろ波器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5393754A JPS5393754A (en) | 1978-08-17 |
| JPS5942481B2 true JPS5942481B2 (ja) | 1984-10-15 |
Family
ID=11672171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP766877A Expired JPS5942481B2 (ja) | 1977-01-28 | 1977-01-28 | 誘電体共振器を用いた帯域通過ろ波器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5942481B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61167202A (ja) * | 1985-01-18 | 1986-07-28 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体共振器 |
| FR2583597A1 (fr) * | 1985-06-13 | 1986-12-19 | Alcatel Thomson Faisceaux | Filtre passe-bande hyperfrequences en mode evanescent |
| US5034711A (en) * | 1990-01-23 | 1991-07-23 | Hughes Aircraft Company | Dielectric resonator support system for a waveguide |
-
1977
- 1977-01-28 JP JP766877A patent/JPS5942481B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5393754A (en) | 1978-08-17 |
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