JPS5942399Y2 - 回転式定量充填装置の揺動式カム機構 - Google Patents
回転式定量充填装置の揺動式カム機構Info
- Publication number
- JPS5942399Y2 JPS5942399Y2 JP15800881U JP15800881U JPS5942399Y2 JP S5942399 Y2 JPS5942399 Y2 JP S5942399Y2 JP 15800881 U JP15800881 U JP 15800881U JP 15800881 U JP15800881 U JP 15800881U JP S5942399 Y2 JPS5942399 Y2 JP S5942399Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- swinging
- pivot
- piston
- swing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は回転式定量充填装置に用いられる揺動式カム機
構に関する。
構に関する。
シリンダ装置を備える回転式定量充填装置では、そのシ
リンダ装置の容積増大時に充填液タンク内の充填液をシ
リンダ装置内に吸込み、次の容積減少時に吸込んだ充填
液をノズルを介して容器内に充填している。
リンダ装置の容積増大時に充填液タンク内の充填液をシ
リンダ装置内に吸込み、次の容積減少時に吸込んだ充填
液をノズルを介して容器内に充填している。
容器が変更されて充填量を異ならせる必要が生じた際に
は、上記シリンダ装置のピストンのストロークを変更す
ればよいが、そのピストンの昇降を固定カムによって行
なっている一般の定量充填装置では、その固定カムを新
たな固定カムに変更する手間を要する。
は、上記シリンダ装置のピストンのストロークを変更す
ればよいが、そのピストンの昇降を固定カムによって行
なっている一般の定量充填装置では、その固定カムを新
たな固定カムに変更する手間を要する。
上記揺動式カム機構は固定カムの変更の手間を省略でき
るようにしたもので、軸受を介して配設されたインナー
レース側の部材を揺動枠、アウターレース側の部材を回
転枠とするとともに、上記揺動枠を定量式充填装置の機
枠に揺動可能に支持し、回転枠には上記ピストンを連動
させている。
るようにしたもので、軸受を介して配設されたインナー
レース側の部材を揺動枠、アウターレース側の部材を回
転枠とするとともに、上記揺動枠を定量式充填装置の機
枠に揺動可能に支持し、回転枠には上記ピストンを連動
させている。
このような構成においては、上記揺動枠を、したがって
回転枠を傾斜させた状態でこの回転枠を回転式定量充填
装置の回転と同期して一体的に回転させれば、回転枠に
連動されたピストンは回転枠の傾斜に応じて昇降するこ
ととなり、そのピストンのストローク量は傾斜の度合い
を変更することニヨって自由に設定できることになる。
回転枠を傾斜させた状態でこの回転枠を回転式定量充填
装置の回転と同期して一体的に回転させれば、回転枠に
連動されたピストンは回転枠の傾斜に応じて昇降するこ
ととなり、そのピストンのストローク量は傾斜の度合い
を変更することニヨって自由に設定できることになる。
しかるに、従来の揺動式カム機構は、リング状の揺動枠
の一側部を機枠に軸支し、その支点と対向する他側位置
に揺動枠を昇降させるジヤツキ等の揺動機構を設けてい
たが、かかる構成では種々の不利な点があることが判明
しtもすなわち、第1に、揺動枠を傾斜さぜるには上記
支点を中心として揺動させることになるので、その支点
位置は揺動枠の最高点位置又は最低点位置となる。
の一側部を機枠に軸支し、その支点と対向する他側位置
に揺動枠を昇降させるジヤツキ等の揺動機構を設けてい
たが、かかる構成では種々の不利な点があることが判明
しtもすなわち、第1に、揺動枠を傾斜さぜるには上記
支点を中心として揺動させることになるので、その支点
位置は揺動枠の最高点位置又は最低点位置となる。
この状態では、最高点位置と最低点位置とを結ぶ線に対
して一側が上記ピストンの上昇工程、他側がピストンの
下降工程となり、しかもピストンを上昇させる際に揺動
枠に加わる反力と下降させる際に揺動枠に加わる反力と
は共に上記最高点位置と最低点位置とを結ぶ線を中心と
して揺動枠を同一方向に回転さぜるように使用するため
、上記支点及び揺動機構にはその回転力を受止められる
だけの剛性を持たせなげればならなかった。
して一側が上記ピストンの上昇工程、他側がピストンの
下降工程となり、しかもピストンを上昇させる際に揺動
枠に加わる反力と下降させる際に揺動枠に加わる反力と
は共に上記最高点位置と最低点位置とを結ぶ線を中心と
して揺動枠を同一方向に回転さぜるように使用するため
、上記支点及び揺動機構にはその回転力を受止められる
だけの剛性を持たせなげればならなかった。
第2に、ピストンのストロークは揺動枠の水平位置に対
する傾斜角度によって得られるが、上述した従来の揺動
式カム機構の構成では、ビストンストロークの可変調整
範囲と実質的に等しいだけの揺動機構のストロークが要
求されるため、上記剛性を要求されることと相まって揺
動機構の大型化を余儀無くされていた。
する傾斜角度によって得られるが、上述した従来の揺動
式カム機構の構成では、ビストンストロークの可変調整
範囲と実質的に等しいだけの揺動機構のストロークが要
求されるため、上記剛性を要求されることと相まって揺
動機構の大型化を余儀無くされていた。
さらに第3に、特にビストンストロークの可変調整範囲
を大きくとる必要があるときには、ピストンの水平面上
の回転軌跡と、上記支点を中心として揺動させた揺動枠
の水平面に対する投影図とは、揺動機構と連動させた点
において水平面上の位置ずれが大きくなり、そのずれが
大きくなると、ヒストンと揺動枠との連動構成として、
例えばピストンに設けたカムフォロワを揺動枠と一体の
カムに係合させるという構成は、採用することが困難若
しくは不可能になるという問題点があった。
を大きくとる必要があるときには、ピストンの水平面上
の回転軌跡と、上記支点を中心として揺動させた揺動枠
の水平面に対する投影図とは、揺動機構と連動させた点
において水平面上の位置ずれが大きくなり、そのずれが
大きくなると、ヒストンと揺動枠との連動構成として、
例えばピストンに設けたカムフォロワを揺動枠と一体の
カムに係合させるという構成は、採用することが困難若
しくは不可能になるという問題点があった。
本考案は上述の種々の欠点を改善することを目的とする
もので、揺動枠の略中心を通りかつその揺動枠の平面に
沿51本の線がその揺動枠と交差する、互いに対向する
離隔した2点の位置において、その揺動枠を軸支した回
転式定量充填装置の揺動式カム機構を提供するものであ
る。
もので、揺動枠の略中心を通りかつその揺動枠の平面に
沿51本の線がその揺動枠と交差する、互いに対向する
離隔した2点の位置において、その揺動枠を軸支した回
転式定量充填装置の揺動式カム機構を提供するものであ
る。
以下図示実施例について本考案を説明すること、第1図
において、機枠1に固定した垂直軸2に回転テーブル3
を回転自在に軸支し、この回転テーブル3の外周部等間
隔位置に、第1図に部分的に示すカム機構4によって昇
降される壜台5をそれぞれ設けている。
において、機枠1に固定した垂直軸2に回転テーブル3
を回転自在に軸支し、この回転テーブル3の外周部等間
隔位置に、第1図に部分的に示すカム機構4によって昇
降される壜台5をそれぞれ設けている。
上記回転テーブル3の上方にはこれと一体回動する充填
液タンク6を支持部材7を介して固定し、上記各壜台5
のそれぞれに対応する充填液タンク6の底面外周部位置
に定量式充填機構8を取付けている。
液タンク6を支持部材7を介して固定し、上記各壜台5
のそれぞれに対応する充填液タンク6の底面外周部位置
に定量式充填機構8を取付けている。
各定量式充填機構8は、各壜台5上に搬入される容器内
に充填液を注入するノズル9と、充填液タンク6内の充
填液を吸込み、その吸込んだ充填液を上記ノズル9に吐
出するシリンダ装置10と、充填液タンク6とシリンダ
装置10間、およびシリンダ装置10とノズル9間の充
填液流路を切換え制御する三方向切換弁11とを備えて
いる。
に充填液を注入するノズル9と、充填液タンク6内の充
填液を吸込み、その吸込んだ充填液を上記ノズル9に吐
出するシリンダ装置10と、充填液タンク6とシリンダ
装置10間、およびシリンダ装置10とノズル9間の充
填液流路を切換え制御する三方向切換弁11とを備えて
いる。
上記シリンダ装置10を構成するピストン12は、後に
詳述する揺動式カム機構13によって昇降作動され、三
方向切換弁11と協働してそのピストン12の降下時に
充填液タンク6内の充填液をシリンダ装置10内に吸込
み、上昇時には三方向切換弁11を切換えてシリンダ装
置10とノズル9とを連通させ、この状態でシリンダ装
置10内に吸込んだ充填液をノズル9から容器内に吐出
させ1、 図示しない容器は機枠1に設けたコンベア14によって
搬送され タイミングスクリュウ15によってスターホ
イール16に同期された後、そのスターホイール16に
よって各壜台5上に1つずつ順次搬入される。
詳述する揺動式カム機構13によって昇降作動され、三
方向切換弁11と協働してそのピストン12の降下時に
充填液タンク6内の充填液をシリンダ装置10内に吸込
み、上昇時には三方向切換弁11を切換えてシリンダ装
置10とノズル9とを連通させ、この状態でシリンダ装
置10内に吸込んだ充填液をノズル9から容器内に吐出
させ1、 図示しない容器は機枠1に設けたコンベア14によって
搬送され タイミングスクリュウ15によってスターホ
イール16に同期された後、そのスターホイール16に
よって各壜台5上に1つずつ順次搬入される。
壜台5上に搬入された容器は上記カム機構4による壜台
5の上昇に伴なって上昇され、これにより相対的にノズ
ル9が容器内に挿入されると、充填液の充填が開始され
る。
5の上昇に伴なって上昇され、これにより相対的にノズ
ル9が容器内に挿入されると、充填液の充填が開始され
る。
そして充填の終了した容器は元の高さ位置まで降下され
た後、図示しない排出側のスターホイールにより排出コ
ンベア上に排出される。
た後、図示しない排出側のスターホイールにより排出コ
ンベア上に排出される。
なお、タイミングスクリュウ15とスターホイール16
とはそれぞれ駆動軸17.18によって相互に同期して
作動され、またスターホイール16と回転テーブル3す
なわち壜台5とは、駆動軸18に固定した駆動ギヤ19
と回転テーブル3の下面に固定したメインギヤ20との
噛合によって、やはり相互に同期して作動されるように
なっている。
とはそれぞれ駆動軸17.18によって相互に同期して
作動され、またスターホイール16と回転テーブル3す
なわち壜台5とは、駆動軸18に固定した駆動ギヤ19
と回転テーブル3の下面に固定したメインギヤ20との
噛合によって、やはり相互に同期して作動されるように
なっている。
次に、前述の揺動式カム機構13は回転テーブル3の下
方に配設してあり、実質的に前記垂直軸2の軸芯を中心
とするリング状の揺動枠21と、この揺動枠21の外周
に玉軸受22を介して回転自在に設けた回転枠23とを
備えている。
方に配設してあり、実質的に前記垂直軸2の軸芯を中心
とするリング状の揺動枠21と、この揺動枠21の外周
に玉軸受22を介して回転自在に設けた回転枠23とを
備えている。
上記揺動枠21は、第2図に示すように、機枠1の一部
を構成する固定台IA上に設けた一対のブラケット24
の軸25によって軸支し、揺動枠21の中心0を通りか
つ揺動枠の平面に平行な上記一対の軸25を結ぶ軸線A
を中心として、左右に揺動できるようにしている。
を構成する固定台IA上に設けた一対のブラケット24
の軸25によって軸支し、揺動枠21の中心0を通りか
つ揺動枠の平面に平行な上記一対の軸25を結ぶ軸線A
を中心として、左右に揺動できるようにしている。
この揺動枠21の下端には、上記軸線Aと直交する位置
にジヤツキ30のねじ俸34を連結し、このジヤツキ3
0によって揺動枠21の水平面に対する揺動角度を調整
できるようにしている。
にジヤツキ30のねじ俸34を連結し、このジヤツキ3
0によって揺動枠21の水平面に対する揺動角度を調整
できるようにしている。
第3図ないし第5図はそのジヤツキ30の詳細を示しり
図で、ジヤツキの本体31は一対のブラケット32によ
り機枠1に揺動可能に軸承している。
図で、ジヤツキの本体31は一対のブラケット32によ
り機枠1に揺動可能に軸承している。
この本体31内にはウオームホイール33を回転自在に
軸支し、たのウオームホイール33の軸部に上述のねじ
棒34を螺合してウオームホイール33の回転によりそ
のねじ棒34を昇降可能とし、さらにこのねじ棒34の
上端部をピン35を介して回動可能に上記揺動枠21に
連結している。
軸支し、たのウオームホイール33の軸部に上述のねじ
棒34を螺合してウオームホイール33の回転によりそ
のねじ棒34を昇降可能とし、さらにこのねじ棒34の
上端部をピン35を介して回動可能に上記揺動枠21に
連結している。
上記ウオームホイール33にはウオーム36を噛合させ
、このウオーム36は本体31に軸支した水平方向の軸
3Tに取付けている。
、このウオーム36は本体31に軸支した水平方向の軸
3Tに取付けている。
そしてこの軸37を、一対のユニバーサルジョイン)3
8およびスプライン嵌合部39を介して機枠1上の原動
機40に連動させている。
8およびスプライン嵌合部39を介して機枠1上の原動
機40に連動させている。
したがって、原動機40によりウオーム36を回転駆動
させれば、ウオームホイール33を介してねじ棒34が
昇降されるので、これにより揺動枠21の傾斜角度を調
整することができる。
させれば、ウオームホイール33を介してねじ棒34が
昇降されるので、これにより揺動枠21の傾斜角度を調
整することができる。
他方、前記回転枠23には、第1図、第2図に示すよう
に、その外周面対向位置にローラ41を設け、各ローラ
41を回転テーブル3の下面に一体に設けたカム機構4
2内にそれぞれ係合させている。
に、その外周面対向位置にローラ41を設け、各ローラ
41を回転テーブル3の下面に一体に設けたカム機構4
2内にそれぞれ係合させている。
各カム溝42は揺動枠21を揺動させた際のローラ41
の移動軌跡に沿う形状を有しており、したがって揺動枠
21はローラ41がカム溝42内を移動し得る範囲内で
自由に揺動することができ、しかも回転テーブル3が回
動された際には、回転枠23は、揺動枠21に伴なう傾
側角度位置に拘らず、上記カム溝42およびローラ41
を介して回転テーブル3と一体に回転することとなる。
の移動軌跡に沿う形状を有しており、したがって揺動枠
21はローラ41がカム溝42内を移動し得る範囲内で
自由に揺動することができ、しかも回転テーブル3が回
動された際には、回転枠23は、揺動枠21に伴なう傾
側角度位置に拘らず、上記カム溝42およびローラ41
を介して回転テーブル3と一体に回転することとなる。
さらに、上記回転枠23の外周には前記定量充填機構8
と同数の突出杆43を取付け、各突出杆43と各定量充
填機構8を構成するシリンダ装置10のピストン12と
を、連結杆44によりそれぞれ枢支連結している。
と同数の突出杆43を取付け、各突出杆43と各定量充
填機構8を構成するシリンダ装置10のピストン12と
を、連結杆44によりそれぞれ枢支連結している。
然して本実施例において&東第1図に示すように充填液
タンク6内の充填液温度を検出する温度センサ50を設
げるとともに、第5図に示すように軸37の回転方向と
回転角度とを検出する回転トランスジューサ51を設け
、上記温度センサ50と回転トランスジューサ51とを
図示しないマイクロコンピュータの人力ポートにそれぞ
れ接続し、また上記原動機40はマイクロコンピュータ
の出力ポートに接続している。
タンク6内の充填液温度を検出する温度センサ50を設
げるとともに、第5図に示すように軸37の回転方向と
回転角度とを検出する回転トランスジューサ51を設け
、上記温度センサ50と回転トランスジューサ51とを
図示しないマイクロコンピュータの人力ポートにそれぞ
れ接続し、また上記原動機40はマイクロコンピュータ
の出力ポートに接続している。
なお、上記回転トランスジューサ51は従来既に周知で
あるのでその構成についての説明は省略する。
あるのでその構成についての説明は省略する。
以上の構成において、定量充填装置の運転開始時には、
マイクロコンピュータに容器の種類を指示すると、マイ
クロコンピュータはその容器の充填量に応じて原動機4
0を駆動し、回転トランスジューサ51かものフィード
バック信号を受げつつ、揺動枠21を所定のピストン1
2のストロークが得られる傾斜角度に傾斜させる。
マイクロコンピュータに容器の種類を指示すると、マイ
クロコンピュータはその容器の充填量に応じて原動機4
0を駆動し、回転トランスジューサ51かものフィード
バック信号を受げつつ、揺動枠21を所定のピストン1
2のストロークが得られる傾斜角度に傾斜させる。
これと同時に、充填液が油の場合、例えば1000cc
の一定体積で充填を行なうことにしたとき、その油の温
度が5℃であれば重量は931g、45℃であれば90
1gとなり、両者間に30gもの重量差が生じてしまう
ので、上記マイクロコンピュータは温度センサ50によ
り充填液の温度を検出し、その温度が基準温度と異なる
場合には、両者の温度差から上記揺動枠21の傾側角度
を補正し、常に上記基準温度に換算した際に一定となる
充填液の体積すなわち一定重量を得られるようにしてい
る。
の一定体積で充填を行なうことにしたとき、その油の温
度が5℃であれば重量は931g、45℃であれば90
1gとなり、両者間に30gもの重量差が生じてしまう
ので、上記マイクロコンピュータは温度センサ50によ
り充填液の温度を検出し、その温度が基準温度と異なる
場合には、両者の温度差から上記揺動枠21の傾側角度
を補正し、常に上記基準温度に換算した際に一定となる
充填液の体積すなわち一定重量を得られるようにしてい
る。
この後前述したような作動で容器内に充填液が充填され
るが、定量充填装置の作動中に充填液の温度が変動して
も、マイクロコンピュータは上述と同様にして揺動枠2
1の傾斜角度を補正するので、常に均一な充填が行なう
ことができる。
るが、定量充填装置の作動中に充填液の温度が変動して
も、マイクロコンピュータは上述と同様にして揺動枠2
1の傾斜角度を補正するので、常に均一な充填が行なう
ことができる。
上記実施例では、揺動式カム機構13は揺動枠21の他
に回転枠23を備えているが、この回転枠23を省略し
て揺動枠21に設げたカムにカムフォロワを介して上記
ピストン12を直接連動させてもよい。
に回転枠23を備えているが、この回転枠23を省略し
て揺動枠21に設げたカムにカムフォロワを介して上記
ピストン12を直接連動させてもよい。
また揺動式カム機構は必ずしも回転テーブル3の下方に
設ける必要はなく、例えばシリンダ装置10を切換弁1
1の上方に第1図とは逆方向に配設した構成では、その
シリンダ装置の周囲に、つまり充填液タンク6の周囲に
設けることができる。
設ける必要はなく、例えばシリンダ装置10を切換弁1
1の上方に第1図とは逆方向に配設した構成では、その
シリンダ装置の周囲に、つまり充填液タンク6の周囲に
設けることができる。
この場合には、揺動枠21の内側に回転枠23を配置し
た構成とするか、或いは上述したように回転枠23を省
略した構成とすることが好ましい。
た構成とするか、或いは上述したように回転枠23を省
略した構成とすることが好ましい。
さらに上記実施例では、揺動枠21を揺動させる揺動機
構としてジヤツキ30を用いているが、その他油圧シリ
ンダ装置を用いてもよい。
構としてジヤツキ30を用いているが、その他油圧シリ
ンダ装置を用いてもよい。
また揺動枠21の傾斜状態はりヤスケール等により直接
揺動枠の外周部位置を検出することによって得てモヨ<
、或いは原動機40としてステッピングモータを用いる
ことができれば、それらの検出器を省略することができ
る。
揺動枠の外周部位置を検出することによって得てモヨ<
、或いは原動機40としてステッピングモータを用いる
ことができれば、それらの検出器を省略することができ
る。
さらに、充填液の温度を検出する代わりに、その温度変
化に応じて変動する比重を検出するようにしてもよい。
化に応じて変動する比重を検出するようにしてもよい。
以上のように、本考案においては、揺動枠を、その略中
心を通りかつ揺動枠の平面に沿51本の線がその揺動枠
と交差する、互いに対向する離隔した2点の位置におい
て軸支しているので、前述したピスト:/の昇降によっ
て揺動枠に作用する反力をその互いに対向する離隔した
2点の位置の軸受で、しかも最高点位置と最低点位置と
を結ぶ線から最も離れた位置で受けることが可能となる
ので、その反力の受は方が合理的となり、軸受の小型化
を図ることができる。
心を通りかつ揺動枠の平面に沿51本の線がその揺動枠
と交差する、互いに対向する離隔した2点の位置におい
て軸支しているので、前述したピスト:/の昇降によっ
て揺動枠に作用する反力をその互いに対向する離隔した
2点の位置の軸受で、しかも最高点位置と最低点位置と
を結ぶ線から最も離れた位置で受けることが可能となる
ので、その反力の受は方が合理的となり、軸受の小型化
を図ることができる。
またその結果、揺動機構には必ずしもその反力を受ける
機能を要求されることが無くなり、しかも従来装置と同
一の揺動角度を得るには従来に比して実質的にl/2の
ストロークですむため、揺動機構の小型軽量化を図るこ
とができる。
機能を要求されることが無くなり、しかも従来装置と同
一の揺動角度を得るには従来に比して実質的にl/2の
ストロークですむため、揺動機構の小型軽量化を図るこ
とができる。
さらにまた、前述した水平面上の位置ずれは、最高点位
置側と最低点位置側とに分散してその量を約lノ2とす
ることができる等、種々の効果が得られる。
置側と最低点位置側とに分散してその量を約lノ2とす
ることができる等、種々の効果が得られる。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図に示す揺動式カム機構13の部分断面平面図、第3
図は第1図に示すジヤツキ30の拡大図、第4図、第5
図はそれぞれ第3図の■■線、■−■線に沿う断面図で
ある。 3・・・・・・回転テーブル、5・・・・・・壜台、6
・・・・・・充填液タンク、8・・・・・・定量充填機
構、9・・・・・・ノズル、10・・・・・・シリンタ
゛装置、12・・・・・・ピストン 13・・・・・・
揺動式カム機構、21・・・・・・揺動枠、23・・・
・・・回転枠、24・・・・・・ブラケット、25・・
・・・・軸、30・・・・・・ジヤツキ、44・・・・
・・連結杆、A・・・・・・軸線、0・・・・・・中心
。
1図に示す揺動式カム機構13の部分断面平面図、第3
図は第1図に示すジヤツキ30の拡大図、第4図、第5
図はそれぞれ第3図の■■線、■−■線に沿う断面図で
ある。 3・・・・・・回転テーブル、5・・・・・・壜台、6
・・・・・・充填液タンク、8・・・・・・定量充填機
構、9・・・・・・ノズル、10・・・・・・シリンタ
゛装置、12・・・・・・ピストン 13・・・・・・
揺動式カム機構、21・・・・・・揺動枠、23・・・
・・・回転枠、24・・・・・・ブラケット、25・・
・・・・軸、30・・・・・・ジヤツキ、44・・・・
・・連結杆、A・・・・・・軸線、0・・・・・・中心
。
Claims (1)
- シリンダ装置のピストンの往復運動により一定量の充填
液を容器内に充填する回転式定量充填装置と、上記ピス
トンに連動され、傾斜角度に応じてそのピストンのスト
ロークを変化させるリング状の揺動枠と、この揺動枠を
その軸支部を中心として揺動させて上記傾斜角度を変化
させる揺動機構とを備え、さらに上記揺動枠の軸支部を
、揺動枠の略中心を通りかつ揺動枠の平面に沿う1本の
線がその揺動枠と交差する、互いに対向する離隔した2
点の位置としたことを特徴とする回転式定量充填装置の
揺動式カム機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15800881U JPS5942399Y2 (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | 回転式定量充填装置の揺動式カム機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15800881U JPS5942399Y2 (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | 回転式定量充填装置の揺動式カム機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5861799U JPS5861799U (ja) | 1983-04-26 |
JPS5942399Y2 true JPS5942399Y2 (ja) | 1984-12-11 |
Family
ID=29950511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15800881U Expired JPS5942399Y2 (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | 回転式定量充填装置の揺動式カム機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5942399Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1145955A2 (en) | 2000-03-31 | 2001-10-17 | Toyo Jidoki Co., Ltd. | Rotary type continuous filling apparatus |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2769227B2 (ja) * | 1990-04-24 | 1998-06-25 | 雪印乳業株式会社 | 圧力により容積が変動する流体の定量充填装置 |
-
1981
- 1981-10-23 JP JP15800881U patent/JPS5942399Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1145955A2 (en) | 2000-03-31 | 2001-10-17 | Toyo Jidoki Co., Ltd. | Rotary type continuous filling apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5861799U (ja) | 1983-04-26 |
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