JPS5942380B2 - 磁気記録再生装置の頭出し信号記録方法 - Google Patents

磁気記録再生装置の頭出し信号記録方法

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JPS5942380B2
JPS5942380B2 JP54075835A JP7583579A JPS5942380B2 JP S5942380 B2 JPS5942380 B2 JP S5942380B2 JP 54075835 A JP54075835 A JP 54075835A JP 7583579 A JP7583579 A JP 7583579A JP S5942380 B2 JPS5942380 B2 JP S5942380B2
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JP
Japan
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magnetic
signal
coating layer
magnetic tape
head
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JP54075835A
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English (en)
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JPS5680A (en
Inventor
康夫 三橋
芳久 西谷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS5680A publication Critical patent/JPS5680A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は磁気記録再生装置の頭出し信号(以下[CU
E信号」と呼ぶ)記録方法に係り、更に詳しく説明すれ
ば磁気テープに記録されている信号をその全幅にわたつ
て消去する単一ギャップの全幅信号消去用磁気ヘッド(
以下「FEヘッド」と呼ぶ)を用いて磁気テープにCU
E信号を記録する新規な方法に関するものである。
従来のビデオテープレ」−ダ(VldeoTapeRe
coにdeに:VTR)では、磁気テープのローディン
グ機構を簡素化し、かつ磁気テープの引き出し量を少な
くするなどの小形化を図るための強いフ要求があ6ので
、単一ギャップのFEヘッドと映像信号記録再生用ビデ
オヘッドと音声信号記録再生用オーデオヘツドとコント
ロール信号記録再生用コントロールヘッドとを磁気テー
プの走行方向に順次配置し、CUE信号記録再生用CU
Eべノク ドを省略したものが多い。
従つて、磁気テープの頭出しは、テープ供給リールデス
クまたはテープ巻取りリールデスクの回転数をカウント
して行なわれていた。これは、カセット内の磁気テープ
のスタートポイントからカウントせねばならず、磁フ気
テープの途中からの頭出しは不可能である。ところで、
最近のVTRでは、高密度記録が進み、一つのカセット
テープで4〜6時間の記録、再生が可能となりつつある
。このような長時間化が進むにつれて磁気テープの頭出
しは従来にも増してフ必要になつてきた。ところが、従
来の磁気テープの口ディング機構を変更することなく、
CUEヘッドを新設することが容易ではなかつた。この
発明は、上述の点に鑑みてなされたも0)で、単一ギャ
ップのFEヘッドに全幅信号消去機能とフ CUE信号
記録機能との両方をさせるようにすることによつて、従
来の磁気テープのローディング機構を変更することなく
、CUE信号を記録することができる新規な磁気記録再
生装置のCUE信号記録方法を提供することを目的とす
る。
夕 ここで、この発明による方法に関係のある単一ギャ
ップのFEヘッドの通常の動作について説明する。
第1図は単一ギヤツプのFEヘツドの通常の動作を説明
するための断面図である。
図において、1は一方の表面に磁性体が塗着された磁性
体塗着層1aが形成された磁気テープ、2は磁気テープ
1の磁性体塗着層1aの全幅にわたつて接触させた第1
の磁極2aと第2の磁極2bとを有する馬てい形状の単
一ギヤツプのFEヘツド、3はFEヘツド2の軸心に巻
回され、第1、第2の磁極2a,2b間に高周波磁界を
発生させるための駆動コイルである。
通常、単一ギヤツプのFEヘツド2を用いて磁気テープ
1の磁性体塗着層1aに記録されている信号を消去する
場合には、まず、図示矢印イ方向に速度で走行する磁気
テープ1の磁性体塗着層1aの全幅にわたつてFEヘツ
ド2の第1、第2の磁極2a,2bを接触させて、駆動
コイル3に、第2図Aに示すような約70kHz程度の
連続した高周波電流を供給する。
そうすると、FEヘツド2の第1、第2の磁極2a,2
b間に磁性体塗着層1aを通る高周波磁界が発生する。
この高周波磁界の第1の磁極2aから第2の磁極2bに
向う方向を正とすると、この高周波磁界の正となる半サ
イクルでは、磁件体塗着層1aの第1の磁極2aと接す
る図示Aa点にN極が磁化され第2の磁極2bと接する
図示Ab点にS極が磁化される。これらのN極?よびS
極は、磁注体塗着層1aとともに図示矢印イ方向に速度
Vで移動するが、第1、第2の磁極2a,2b間の上記
高周波磁界の正の半サイクルに続く負の半サイクルでは
、磁註体塗着層1aの第1の磁極2aに接する点にS極
が磁化され第2の磁極2bにN極が磁化されるため、上
記正の半サイクルで磁化されたN極およびS極が、これ
に続く負の半サイクルで磁化されたS極およびN極と互
いに打ち消し合うことになる。これによつて、磁気テー
プ1の磁性体塗着層1aに記録されていた信号がFEヘ
ツド2によつて消去されることになる。このように、第
2図Aに示したような連続した高周波電流をFEヘツド
2の駆動コイル3に供給した状態において、第2図Bに
示すようなパルス波形のCUE信号の電圧を,駆動コイ
ル3に印加すると、このCUE信号が磁性体塗着層1a
に記録されるが、この磁性体塗着層1a(こ記録された
CUE信号が1駆動コ」ル3に流れる上記高周波電流に
よる磁性体塗着層1aへの磁化によつて消去されて、結
果的には上記CUE信号が磁性体塗着層1aに記録され
ないことになる。
次に、FEヘツド2を用いて磁気テープ1の磁性体塗着
層1a11CCUE信号を記録するこの発明による方法
の一実施例を第1図および第3図について説明する。
第3図AおよびB1はこの実施例の方法を説明するため
にFEヘツドの駆動コイルに供給される信号消去用高周
波電流、およびこれに印加されるパルス波形のCUE信
号の電圧を示す図である。
この実施例の方法では、まず、第1図に示した矢印イ方
向に速度で走行する磁気テープ1の磁性体塗着層1aの
全幅にわたつてFEヘツド2の第1、第2の磁極2a,
2bを接触させて、駆動コイル3に連続した信号消去用
高周波電流を供給する。次に、磁気テープ1の磁件体塗
着層1aにCUE信号を記録すべき第1の時点t1にお
いて、上記高周波電流の駆動コイル3への供給を停止す
るとともに、FEヘツド2の第1、第2の磁極2a,2
b間のギヤツプgを磁気テーブ1が通過するに要する通
過時間T1(g/v)の数分の一以下のパルス幅T2を
有するCUE信号の電圧を駆動コイル3に印加して、磁
性体塗着層1aにCUE信号を記録する。次に、上記第
1の時点t1から少なくとも上記通過時間T1と上記パ
ルス幅T2との和の時間経過した第2の時点tノこおい
て、再び駆動コイル3に連続した信号消去用高周波電流
を供給する。この第2の時点T2においては、磁性体塗
着層1aに記録されたCUE信号がFEヘツド2の第1
、第2の磁極2a,2b間のギヤツプgの外へ出ている
ので、この第2の時点T2において1駆動コイル3に供
給される上記高周波電流による磁性体塗着層1aへの磁
化によつて上記CUE信号が消去されるようなことがな
い。従つて、FEヘツド2に全鴨信号消去機能とCUE
信号記録機能との両方をさせることが可能となり、従来
の磁気テープのローデイングンク機構を変更することな
く、磁性体塗着層1aにCUE信号を記録することがで
きる。このようなこの実施例の方法を用いたTRの磁気
テープパターンの一例を第4図に示す。
図において、4aおよび4bはそれぞれ磁気テープ1の
磁註体塗着層1aの第1の端縁部に互いに所定間隔をお
いて平行に周波数変調された音声信号が記録された第1
および第2のオーデオトラツク、5は磁気テープ1の磁
性体塗着層1aの第2の端縁部にコントロール信号5a
が記録されたコントロールトラツク、6は磁気テープ1
の磁性体塗着層1aの第2のオーデオトラツク4bとコ
ントロールトラツク5との間の表面に映像信号が記録さ
れたビデオトラツク、7はこの実施例の方法によつて磁
気テープ1の磁性体塗着層1aの全幅にわたつて記録さ
れたCUE信号である。この実施例の方法では、CUE
信号7が磁気テープ1の磁性体塗着層1aの全幅にわた
つて記録されるが、第1、第2のオーデオトラツク4a
,4bに記録された音声信号が周波数変調されているの
で、この音声信号の再生時にCUE信号7が支障を与え
るようなことがない。また、ビデオトラツク6に記録さ
れた映像信号の再生時には、この映像信号の磁化方向と
CUE信号7の磁化方向との違いを利用したいわゆるア
ジマス(Ajimuth)法を用いることによつて、C
UE信号7が支障を与えないようにすることができる。
更に、CUE信号7の周波数とコントロールトラツク5
に記録されたコントロール信号5aの周波数とが異なる
ようにすることによつて、コントロール信号5aを記録
再生する磁気ヘツドを用いてCUE信号7を再生するこ
とができる。以上、説明したように、この発明による方
法では、所定方向へ走行する磁気テープの磁性体塗着層
の全幅にわたつて単一ギ了ツプのFEヘツドの磁極を接
触させて、このFEヘツドの駆動コイルに連続した信号
消去用高周波電流を供給する第1の段階と、上記磁気テ
ープの上記磁性体塗着層にCUE信号を記録すべき第1
の時点において上記高周波電流の上記駆動コイルへの供
給を停止するとともに上記磁気テープの上記FEヘツド
のギヤップを通過するに要する通過時間以下のパルス幅
を有するパルス電流を上記駆動コイルへ供給する第2の
段階、および上記第1の時点から少なくとも上記通過時
間と上記パルス幅との和の時間経過した第2の時点1C
抽いて再び上記駆動コイルに上記高周波電流を供給する
第3の段階を備えているので、上記第2の時点において
は、上記磁件体塗着層に上記パルス電流によつて記録さ
れたCUE信号が上記FEヘツドのギヤツプの外へ出て
いるため、この第2の時点において上記駆動コイルに供
給される上記高周波電流による上記磁件体塗着層への磁
化によつて上記CIJE信号が消去されるようなことが
ない。
従つて、上記FEヘツドに全幅信号消去機能とCUE信
号記録機能との両方をさせることが可能となり、従来の
磁気テープのローデイング機構を変更することなく、上
記磁住体塗着層に上記CUE信号を記録することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は単一ギヤツプのFEヘツドの通常の動作を説明
するための断面図、第2図AおよびBは上記FEヘツド
の通常の動作時においてその駆動コイルに供給される高
周波電流、εよび上記高周波電流が上記5駆動コイルに
供給された状態においてこの1駆動コイルに印加させた
パルス波形のCUE信号の電圧を示す図、第3図Aおよ
びBはこの発明による方法の一実施例を説明するために
単一ギヤツプのFEヘツドの駆動コイルに供給される高
周波電流、およびこの1駆動コイルに印加されるパルス
波形のCUE信号の電圧を示す図、第4図は上記実施例
の方法を用いたVTRO)磁気テープパターンの一例を
示す図である。 図にδいて、1は磁気デープ、1aは磁曲体塗着層、2
は単一ギヤツプのFEヘツド、3は駆動コイルである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定方向へ走行する磁気テープの表面に磁性体が塗
    着された磁性体塗着層の全幅にわたつて単一ギャップの
    全幅信号消去用磁気ヘッドの磁極を接触させて、この磁
    気ヘッドの駆動コイルに連続した信号消去用高周波電流
    を供給する第1の段階、上記磁気テープの上記磁性体塗
    着層に頭出し信号を記録すべき第1の時点において上記
    高周波電流の上記駆動コイルへの供給を停止するととも
    に上記磁気テープが上記磁気ヘッドのギャップを通過す
    るに要する通過時間以下のパルス幅を有するパルス電流
    を上記駆動コイルへ供給する第2の段階、および上記第
    1の時点から少なくとも上記通過時点と上記パルス幅と
    の和の時間経過した第2の時点において再び上記高周波
    電流を上記駆動コイルへ供給する第3の段階を備えた磁
    気記録再生装置の頭出し信号記録方法。
JP54075835A 1979-06-13 1979-06-13 磁気記録再生装置の頭出し信号記録方法 Expired JPS5942380B2 (ja)

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JPS5680A JPS5680A (en) 1981-01-06
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