JPS5942362Y2 - 巻糸体の包装体 - Google Patents

巻糸体の包装体

Info

Publication number
JPS5942362Y2
JPS5942362Y2 JP7747079U JP7747079U JPS5942362Y2 JP S5942362 Y2 JPS5942362 Y2 JP S5942362Y2 JP 7747079 U JP7747079 U JP 7747079U JP 7747079 U JP7747079 U JP 7747079U JP S5942362 Y2 JPS5942362 Y2 JP S5942362Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
bodies
columnar
spool
columnar body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7747079U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55179166U (ja
Inventor
道郎 谷口
Original Assignee
日本硝子繊維株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本硝子繊維株式会社 filed Critical 日本硝子繊維株式会社
Priority to JP7747079U priority Critical patent/JPS5942362Y2/ja
Publication of JPS55179166U publication Critical patent/JPS55179166U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5942362Y2 publication Critical patent/JPS5942362Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複数個の巻糸体を梱包した包装体に関するも
のである。
従来から、柱状の巻糸体例えばガラスロービングの巻糸
体を複数個、梱包するには次のような方法がとられてい
る。
その一つは、巻糸体を1個づつダンボール製の小ケース
に入れてパレット上に所定個数積み重ねる方法である。
この方法にあっては、巻糸体を小ケースに入れる作業が
あるために、梱包のための作業数・作業時間が多くなる
という問題があった。
しかも、この方法により梱包された巻糸体から糸をF−
R−P用のガラス糸に切断するための切断機械またはそ
の他の機械に供給する場合には、各巻糸体を各ケースか
ら個々に取り出して、糸を切断機械またはその他の機械
の供給部に装着する作業を各巻糸体ごとに行なわなけれ
ばならないため、糸の供給作業に手数を要するという問
題があった。
また、他の方法としては、第1図、第2図に示しタヨウ
に、パレット1上に載置したケース2(ケース本体3と
上蓋4からなるケース)内に複数個の巻糸体5を積み重
ねて収納すると共に、この各巻糸体を段ボール製のパッ
ト6と横ずれ防止用の段ボール製井ゲタTとにより個々
に仕切り、さらに、ケース2をP、P、バンド(ポリプ
ロピレンバンド)などでパレット1に掛止させる方法が
ある。
この方法にあっても、各巻糸体を個々に仕切っているた
めに、糸を切断機械またはその他の機械に供給するには
、糸を1段ごとに切断機械またはその他の機械の供給口
に装着する作業が必要であったために、糸の供給作業に
手数を要するという問題があった。
本考案は、これらの問題を解消した巻糸体の梱包構造を
提供することを目的とするものである。
以下、本考案の実施例を図面にしたがって説明する。
第3図ないし第5図は、本考案の一実施例を示したもの
である。
第3図において、8は基台としてのパレットである。
このパレット8上には、水平方向(横方向)に直接接触
させて整列された複数個の巻糸体9が載置されている。
この各巻糸体9上には、同数の巻糸体9が積み重ねられ
ている。
なお、この巻糸体9は、グラスロービングを円柱状に巻
いたものであるが、必ずしもこれに限る必要はなく、他
の材質のロービングを柱状に巻いたものでもよい。
このように積み重ねられた巻糸体9,9,9の糸は、第
4図に示したように、下部の巻糸体9の糸の繰り出し端
部10と上部の巻糸体9の糸の終端部11とを結び目1
2で連設することにより、縦方向(高さ方向)に複数個
積み重ねられた巻糸体の糸は順に直列に継がれている。
なお、巻糸体9の糸は縦列のみを直列に連設した例を示
したが必ずしもこのように連設する必要はなく、横方向
に配列された巻糸体9の糸を各段ごとに順に直列に連設
すると共に、このように連設された各段の巻糸体9の糸
を直列に連設して、1本の糸を連続的に繰り出し可能と
してもよい。
第3図中、最外側の巻糸体9の縦列間には、パレット8
上面から最上部(最上段)の巻糸体9の上端まで延びる
溝状の空間13が形成されている。
また、内聞の巻糸体9の縦列間には、パレット8上面か
ら最上部の巻糸体9の上端まで延びる断面が略方形で柱
状の空間14が形成されている(第3図、第5図参照)
15.16は、紙管(ボール管)または合成樹脂製管を
適当な長さに切断した断面円形の中空(筒状)の柱状体
である。
なお、柱状体15,16は中空でなく中実であってもよ
い。
この柱状体15゜16は、横方向に若干弾力を保有させ
である。
柱状体15は、複数の空間13にひとつおきに配設され
ている。
柱状体16は、中央部の空間14に挿入されている。
この柱状体16は、周囲の四つの巻糸体9の縦列外周面
に密接している。
柱状体15は、柱状体16と同径・同一長さに形成され
てい℃、空間13から半分が側方に突出している。
このような巻糸体9の横方向への整列群と柱状体15.
16は、巻糸体9の各段ごとに横バンド1Tで結束され
ている。
なお、このように結束された後であって、シュリンクフ
ィルム(熱収縮性フィルム)で覆われる前に巻糸体9の
側面および上面を紙で包むのであるが、巻糸体9の配列
状態を明らかにするためにこの紙の図示は省略しである
このような巻糸体9、紙、柱状体15,16、横バンド
ITおよびパレット8は、熱収縮性のシュリンクフィル
ム18により覆われた後にシュリンクフィルム18を加
熱収縮させることにより緊締されている。
なお、このバンド1Tは、ポリプロピレン材から形成し
てもよいし、他の材料から形成してもよい。
柱状体15,16の外径は、巻糸体9の直径に対して2
5〜40q6の値に保つことが横バンド1Tによる緊締
効果および荷くずれ防止効果を高める上で好ましい。
このような巻糸体90列から糸を図示しない切断機械へ
の装着作業は、シュリンクフィルム18、巻糸体9の上
面、外側を覆う紙、横バンド17を取り除いた後、最上
段の巻糸体9の糸の繰り出し端部を切断機械または他の
機械の供給部に装着すルタはテヨい。
この後は、切断機械または他の機械を作動させるだけで
、最下段の巻糸体9の糸が切断機械または他の機械に連
続的に供給される。
以上説明した実施例では、中央の空間14に柱状体16
を挿入したが、必ずしもこの柱状体16は空間14に挿
入する必要はない。
また、中央の空間14以外の空間14に柱状体16を挿
入してもよい。
さらに、上述した実施例では、複数の空間13に一つお
きに柱状体15を配設した例を示したが、第6図の如く
すべての空間13に柱状体15を配設してもよいし、第
7図の如く八つの空間13のうち対応する空間13にの
み柱状体15を配設するようにしてもよい。
さらに、上述した柱状体15のいくつかに横方向に弾力
を持たせると共に、柱状体15の残りに剛性を持たせて
、巻糸体の支持構造に十分な強度を持たせるようにして
もよい。
本考案は、以上説明したように、水平方向および縦方向
に整列させた複数個の巻糸体を基台上に載置し、この基
台の上面から最上部の巻糸体まで延びる巻糸体間の空間
に柱状体を配設し、この柱状体と巻糸体の整列群をバン
ドで緊締したので、巻糸体を1個づつ小ケースに収納し
て所定数積み重ねる従来の梱包構造に比べて、梱包のた
めの作業数・作業時間を大幅に減少させることができる
しかも、従来のように巻糸体間に仕切りがないので、こ
の分小さく梱包できる。
また、柱状体を紙または合成樹脂等の材料から形成し、
かつ、この柱状体に横方向への弾力を若干保有させた場
合には、巻糸体と柱状体とを緩みなくバンドで緊締する
ことができる。
さらに、横方向に弾力のある柱状体と弾力のない柱状体
とを組み合せで使用した場合には、巻糸体と柱状体とを
緩みなくバンドで緊締することができると共に、上部か
らの力および横方向からの力を少ない数の柱状体で十分
に受けることができる。
その上、最外側に形成される溝状の空間のいくつかに柱
状体を配設した場合には、少ない数の柱状体で巻糸体の
ずれを防止できる。
しかも、この柱状体を適当数設けることにより、巻糸体
の水平方向への配列数が多くなっても、巻糸体の横ずれ
を十分に防止できる。
なお、柱状体は、最上部の巻糸体の上端まで達する長さ
にする必要はなく、最上部の巻糸体の中間に係る長さで
あってもよいものである。
しかし、巻糸体の梱包体を複数個積み重ねるような場合
には、柱状体を最上部の巻糸体の上端に達する長さとす
るとよい。
この場合には、上方に積み重ねられる梱包体の重量を巻
糸体に作用させることなく分散させて柱状体で支持させ
ることができる。
最外側の巻糸体間に形成される溝状の空間のすべてに最
上部の巻糸体の上端まで延びる柱状体を配設した場合に
は、巻糸体の横ずれを最も確実に防止できると共に、上
部に重ねる梱包体の重量をより分散できるので、各柱状
体に作用する力を十分小さくできる。
さらに、これらに加えて巻糸体間に囲まれる柱状の空間
に最上部の巻糸体の上端まで延びる柱状体を配設した場
合には、積み重ねられる梱包体の重量を外側の他に内側
でも柱状体で支持できるので、内側の巻糸体に上方から
の力が作用して巻糸体が変形するのを確実に防止できる
巻糸体と柱状体を結束する横バンドと、基台と巻糸体と
を覆うシュリンクフィルムで緊締した場合には、巻糸体
の横ずれをより確実に防止して巻糸体を基台上に支持さ
せることができると共に、確実な防湿を行なうことがで
きる。
また、糸が直列に連設された数個の巻糸体を鉛直方向(
縦方向)に直接接触させて整列させ(積み重ね)ること
により、いちど最上部の巻糸体からの糸を切断機械また
は他の機械の供給部にセットするだけで、最下部の巻糸
体の糸まで連続的に切断機械または他の機械等に供給す
ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の巻糸体の梱包体を示す斜視図、第2図
は、第1図の縦断面図、第3図は、本考案の巻糸体の梱
包構造の一実施例を示す斜視図、第4図は、第3図に示
した巻糸体の上下の関係を示す部分分解斜視図、第5図
は、第3図の巻糸体と柱状体の関係を示す平面図、第6
図、第1図は、本考案の他の実施例を示す平面図。 8・・・・・・パレット(基台)、9・・・・・・巻糸
体、12・・・・・・結び目、13,14・・・・・・
空間、15,16・・・・・・柱状体、1T・・・・・
・横バンド、18・・・・・・シュリンクフィルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平方向に整列させ高さ方向に所定段数積み重ねた複数
    個の巻糸体を基台上に載置し、その際形成される基台の
    上面から最上段の巻糸体まで延びる巻糸体間の空間のい
    くつかに、断面円形であって巻糸体の直径の25〜40
    優の値の外径を有する柱状体を配設し、前記巻糸体の整
    列群と柱状体をバンドで一体に緊締したことを特徴とす
    る巻糸体の包装体。
JP7747079U 1979-06-07 1979-06-07 巻糸体の包装体 Expired JPS5942362Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7747079U JPS5942362Y2 (ja) 1979-06-07 1979-06-07 巻糸体の包装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7747079U JPS5942362Y2 (ja) 1979-06-07 1979-06-07 巻糸体の包装体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55179166U JPS55179166U (ja) 1980-12-23
JPS5942362Y2 true JPS5942362Y2 (ja) 1984-12-11

Family

ID=29310947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7747079U Expired JPS5942362Y2 (ja) 1979-06-07 1979-06-07 巻糸体の包装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5942362Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016104639A (ja) * 2014-12-01 2016-06-09 日本電気硝子株式会社 パレット梱包体および梱包方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016104639A (ja) * 2014-12-01 2016-06-09 日本電気硝子株式会社 パレット梱包体および梱包方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55179166U (ja) 1980-12-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4058216A (en) Device for packing roll-like articles
US4570794A (en) Suspension packaging for film rolls
US20080017650A1 (en) Packaging system for shipping a plurality of items
US4919265A (en) Film encased package
US2818974A (en) Rayon shipping carton
US6068125A (en) Method and apparatus for storing and dispensing container carriers
US3375919A (en) Yarn shipping container and divider therefor
US3227272A (en) Article stacking arrangement
JPS5942362Y2 (ja) 巻糸体の包装体
CN216710260U (zh) 包装结构
US6899225B2 (en) Yarn pack
US2764285A (en) Cartons
US20120255261A1 (en) High density pallet system
US3285412A (en) Tube yarn shipper
JP3348427B2 (ja) ロービング集積物梱包体
JPH0219400Y2 (ja)
JPH0235664Y2 (ja)
JPH0634299Y2 (ja) 包装用仕切板
JPH0138055Y2 (ja)
US5005706A (en) Stable roll transport bundle
EP0838407B1 (en) Modular tray for separating yarn spools
RU2801855C1 (ru) Блок для транспортировки катушек
US20230093455A1 (en) Transport unit for coils, and arrangement comprising the transport units
JPS584851Y2 (ja) ロ−ビング体の包装体
JPH0635983Y2 (ja) 金属線類の包装容器