JPS5942259B2 - 穀類の含水率測定装置 - Google Patents

穀類の含水率測定装置

Info

Publication number
JPS5942259B2
JPS5942259B2 JP52085401A JP8540177A JPS5942259B2 JP S5942259 B2 JPS5942259 B2 JP S5942259B2 JP 52085401 A JP52085401 A JP 52085401A JP 8540177 A JP8540177 A JP 8540177A JP S5942259 B2 JPS5942259 B2 JP S5942259B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
hopper
moisture content
movable
sample stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52085401A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5420792A (en
Inventor
陽平 桑原
与佳 石谷
重夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shizuoka Seiki Co Ltd
Original Assignee
Shizuoka Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shizuoka Seiki Co Ltd filed Critical Shizuoka Seiki Co Ltd
Priority to JP52085401A priority Critical patent/JPS5942259B2/ja
Publication of JPS5420792A publication Critical patent/JPS5420792A/ja
Publication of JPS5942259B2 publication Critical patent/JPS5942259B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は穀類の含水率測定装置に関し、さらに詳しく
は、穀類乾燥装置に付設されていて、その穀類乾燥装置
により乾燥する穀類のみならず、外部に存在する任意の
他の穀類を試料として、その含水率を測定できるように
して広汎利用を可能とした穀類の含水率測定装置に関す
る。
穀類乾燥装置は、収穫後の穀類、例れば、籾の水分を保
存に適した含水率に減らしたり、食用に適した含水率に
なるように水分を減らす機能をもち、装置内を一定の速
度で循環させながら、装置一側に設けた加熱炉で加熱さ
れた空気を装置の他側に設け一た吸引ファンで吸引して
籾の乾燥を迅速かつ正確にしたものである。
この穀類乾燥装置では乾燥中の穀類の含水率を正確に把
握することが必要であつて、この含水率把握が適正に行
われないと、過乾燥となつてヒビ割れを生じたり、乾燥
不足が原因して保存中に変質し味が落ちるなどの問題が
生じる。そこで、穀類乾燥装置には含水率の測定装置が
付設され、乾燥作業中に随時穀類のサンプリングを行い
、その試料の含水率測定結果に従つて装置の運転状態、
負荷などを制御する機能が与えられている。
この場合乾燥装置に付設された含水率の、測定装置を乾
燥中の穀類専用とせずに、他の穀類の含水率を測定でき
るようにすると、さらに便利となつて有益である。とこ
ろで、従来技術として、以下の構造のものがあつた。
即ち、穀類乾燥装置の穀類の流動部にノ 設けた試料採
取口部に付設されていて、試料採取口の外方に立設した
ホッパと該ホッパの更に外方に設けた測定室とを有し、
さらに、上記試料採取口と測定室及び上記ホッパと測定
室との間を選択的に往復可能の試料台を有する含水率測
定装置をク 設け、上記ホッパ内の絞り部に上下動して
該絞り部を開閉する逆三角形状の可動弁を嵌挿し、該可
動弁に作動頭ノドを垂下支持し、作動ロッドの下端を上
下刃向に揺動可能のアームに連結し、該アームを、上記
試料台の到来時に該試料台に形成したカム面に沿わせて
上下動させてなる穀類の含水率測定装置があつた(特開
昭52−82290号公報参照)。しかしながら、上記
構造では、試料台がホツパ部に到来したときのみに、可
動弁が開作動し、残余は閉作動するため、試料台が試料
採取口(乾燥装置側)の試料を採取していたことを知ら
ないで、作業者がホツパ内に別の試料を投入すれば、試
料台がホツパ部を通過した際に上記ホツパ内の試料が落
下し、試料採取口で採取した試料と混入する欠点があつ
た。
この発明は、試料台が測定室からホツパ側、つまり試料
投入口側に移動して該ホツパ直下に到来してきた時以外
は、これを開放させることにより、上記欠点を解消する
とともに、正常の状態で試料投入口に投入した試料は、
これを確実に試料台に供給できるようにすることを目的
とする。
この発明は上記目的を達成するために以下の如く構成し
たことを特徴とする。
即ち、穀類乾燥装置の穀類の流動部に設けた試料採取口
部に付設されていて、試料採取口の外力に設けた試料投
入装置とこの試料投入装置の更に外方に設けた測定室と
を有し、さらに、前記試料採取口と測定室および試料投
入装置と測定室との間を選択的に往復可能の試料台を有
する含水率測定装置において、前記試料投入装置は、上
部に試料投入口を設け、該試料投入口の下方であつてか
つ試料台の上方に位置して、試料採取口に対面する側の
前面が開放された可動ホツパ素体をその鉛直重心線より
も後力にて上下回動可能に支持し、可動ホツパ素体の上
回動時に該可動ホツパ素体の前面を閉塞する固定ホツパ
素体を固定配置し、試料台が測定室から試料投入口側に
移動して可動ホツパ素体の下刃に到来した際に、該可動
ホツパ素体に当接してこれを上回動させる作動体をπ1
記試料台に設ける構成にしたことを特徴とする。
以下、この発明の詳細を添付した図面に沿つて説明する
。先ず、図において符号1は籾で代表される穀類の乾燥
装置を示し、乾燥装置の内部空間には籾の流下、移動空
間11が形成されこの空間11に通じる試料採取口12
を通つて後述する含水率測定装置の試料採取用の部材が
さし込まれるようになつており、常時は、前記試料採取
口12はシヤツタ13で閉塞状態に保たれている。この
試料採取口12に隣合つて、一つの独立した空間が含水
率測定装置2を構成するカプセル21で確保されていて
、カプセル21の端部には試料の含水率を測定する一対
の電極22,23が配置され、この電極間に被測定物で
ある籾が挟着され、導電性の大小として含水率を検出、
測定する構成となつている。即ち、上刃から送ねじなど
の送り作用で降下する上部電極22は係合部22Aを介
してモータで駆動され、他の電極である下部電極23に
対して、回転しつつ接近、離反できるようになつている
一方下部電極23は前記乾燥装置1の空間11から上部
電極22の直下の空間までの間を扇形弧を描いて往復運
動し、試料採取口12から乾燥装置内部の試料を採取し
ては上部電極直下まで移動し、ここで上部電極22が上
方より降下して下部電極23上の被測定物である穀類を
挟着し、かつ通電することにより穀類の電気抵抗から含
水率を測定するようになつている。したがつて、下部電
極23は電極であると共に試料採集器としての機能をも
ち、同時に試料を載せる試料台の機能をもつている。こ
の下部電極23には電極面より高く環状の絶縁材料で成
形されたフランジ23aが突設され、フランジ23aで
囲まれる下部電極23上に穀類を収容載置できるように
なつており、さらに、フランジ23aの外側周囲には可
動ホツパ素体35aの作動体をなす面状のカム24が構
成されている。
このカム24は乾燥装置1側の端部が傾斜面24aとな
つており、ほぼ中央部分から反乾燥装置側端にかけて平
担面24bとなつていて、これら下部電極23、フラン
ジ23a、カム24によつて試料台20が構成されてい
る。このように構成された試料台20は、円弧状のガイ
ドレール25上に載つていて、アーム26を介して試料
台駆動軸27に連結され、試料台駆動軸27の駆動力で
ガイドレール25上に沿つて往復的な円運動できるよう
になつている。
カプセル21の底部には試料台20から除かれた試料や
後述する試料を集める収集コツプ28が取付けられてい
る。
以上のように構成された含水率測定装置において、乾燥
装置1と上部電極22が位置する空間、言換ると、測定
室間には、乾燥装置1に収容しているものとは別の穀類
、いわゆる第2試料の含水率を測定する試料投入装置3
が配置されている。
この試料投入装置は、乾燥装置の被乾燥物である穀類の
含水率を測定しない間に、装置を有効的に利用すること
を目的として、乾燥装置1とは別の場所でサンプリング
を行つた穀類についての含水率を測定することができる
ようにしたものである。この試料投入装置は、試料台2
0が乾燥装置1と上部電極22との間を往復ストローク
の中間位置にあつて、乾燥装置1の穀類についてその含
水率を測定している間は、試料投入装置3に他の試料を
投入しても測定動作に移らずに試料を排出するようにし
ている。即ち、試料投入装置3を構成する装置本体31
には、第3図で分解斜面図として示すように、断面?型
で後述するホツパを支持するホツパの支持フレーム32
が固定されていて、この支持フレーム32の中央部両面
側面にはピン孔32aが穿けてありこのピン孔32aに
ブラシホルダ33の両側に設けたピン33bが貫入支持
されるようになつている。
したがつてブラシホルダ33はピン孔32aによつて一
点枢支構造となつている。このブラシホルダ33はその
下端にブラシ33aをもち、試料台20上の残留試料を
除去できるようになつている。さらに、ブラシホルダ3
3は直交方向に延びた平板状のアーム34をもち、この
アーム34の端部両側にはピン34aが突設されている
。このピン34aにはホツパ35の一端を枢支されてい
る。即ち、このホツパ35は三角形状の可動ホツパ素体
(シヤツタ)35aを両側にもち、その素体の一点が前
記アーム34のピン34aによつて枢支され、ホツパ3
5自体に自重による傾動習性が与えられている。
この可動ホツパ素体35a間に一側面が開放されたホツ
パ空間35bがあり、この開放面を閉塞するように前記
支持フレーム32に端部が固定された固定ホツパ素体3
5cが位置するようになつている。ホツパ空間35bは
上部に対し下部が狭くなつた逆四角錐状をしていて、ホ
ツパ35の自己習性により傾動した場合に、ホツパ空間
35bの下端と固定ホツパ素体35cとの間に間隙、試
料供給口が形成されている。ホツパ35の下端35dが
常時カム24の上面に接触できるように寸法決めされ、
同時にブラシ33aの長さも下部電極23に接触できる
寸法に定められている。
このようなホツパ、ブラシ、カムなどによりホツパの開
閉機構ならびに試料台の掃除機構が構成されている。ま
た、ホツパ空間35bの直上における支持フレーム32
には窓孔32bが穿けてあり支持フレーム32上に位置
する試料採取器から第2試料がホツパ35に対して供給
されるようになつている。支持フレーム32を固定して
いる装置本体31と一体的に円筒空間をもつ試料採取器
の収容室36が設けてあつて、収容室36の底面に穿け
た試料投入口36a、支持フレームの窓孔32bを通じ
てホツパ35に通じる空間が形成されている。
この収容室36内には前記試料投入口36aを常時閉塞
するための閉塞弁37が収容さ札これには圧縮ばね37
aによつて閉塞弁37が収容室から脱出する方向の移動
習性が与えられている。この閉塞弁37は内心部に円筒
型の空間37bをもつており、この空間37b中に断面
が円筒形の試料採取器38の一端が当つていて、収容室
36の内部空間で試料採取器38が回転できる構成とな
つている。この試料採取器38の一側は切欠38aがあ
りこの試料採取器38を回転させると切欠38aから採
取器に載置した試料を排出できるようになつている。試
料採取器38は一端につまみ38bをもち、このつまみ
38bをつまんで試料採取器上に被測定物である試料を
載せることができるようになつている。この試料採取器
38は収容室36中に収容されるのであるが、この収容
室36には前記閉塞弁37と共に、収容室36の内周面
に密着固定され、かつ閉塞弁37のストツパとしての機
能が与えられた気密カラー36bがあり、この気密カラ
ー36bの内面に密着できるようにスリーブ38cがつ
まみ38bと隣合つて設けてあり、試料採取器38を収
容室36中に収容した状態ではスリーブ38cがOリン
グ38dと共に気密カラー36bに密着して収容室36
内を外気とは遮断状態に保つことができるようになつて
いる。一方試料採取器38を収容室36から抜き取ると
、閉塞弁37は圧縮ばね37aの弾力でストツパである
気密カラー36bの端部に当るまで押され、試料投入口
36aを閉塞する。したがつて、試料採取器38には閉
塞弁37を収容室の奥に圧縮ばね37aに抗して押込み
閉塞弁を開くリーチが与えられることが必要である。次
に、この発明の穀類の含水率測定装置を用いた含水率測
定作業の実際を説明する。
先ず、乾燥装置1内の被測定物である穀類の含水率を測
定するには、試料台20は上部電極22と乾燥装置1の
空間11の間を移動し、前記空間で試料台20が穀類を
採取して上部電極22の直下に移動して測定をする。こ
のとき、その移動区間の中間に位置する第2試料投入装
置3のブラシ33aが試料を排出しないようになつてお
り、この関係は後述の動作説明で明らかになる。このよ
うな本来の含水率測定作業の合間に、別の試料、いわゆ
る第2試料の含水率を測定する場合には、試料台20の
往復ストロークが上部電極22と、第1図における試料
台20の位置間となるように制御系が定められる。
先ず、ストロークエンドでは、ホツパ35の下端35d
は試料台20の縁に位置するカム24上に載り、自重に
よる回動習性が制限されてホツパ空間35bの開放面が
固定ホツパ素体35cで閉塞されている。この状態では
ブラシホルダ33によつて支持されたブラシ33aはフ
ランジ23aから外れた位置にあるので、ブラシ自体の
重量によりピン33bでほぼ垂直状態を保つている(第
4図1)この状態から、試料台20が上部電極22側に
移動し始めると、フランジ23aがブラシ33aの下端
を押すと共にカム24がホツパ35の下端35dを押す
ので、ブラシ33a自体はピン33bを中心とした回転
を余儀なくされ、アーム34の端部に設けたピン34a
は少しばかり上方に回転させられる。
このピン34aの位置が上方に移動すると共にホツパ下
端はカムに摩擦接触しているのでホツパ35の枢支点は
吊上けられ、ホツパ35自体が回転して、ホツパ空間3
5bの下端の供給口は固定ホツパ素体35cとの間に隙
間が開かれ(第4図)、ホツパ空間35b内に収容され
ていた穀類は試料台20のフランジ23aによつて囲ま
れる凹所に収容されブラシ33aにより表面を平らとさ
れる(第4図)。ホツパ35の下端35dはカム24の
平担面24bに載ろうとしているので、ブラシ33aと
共にホツパ35は吊上げられた状態のままとなつている
。そして、試料台20がさらに移動してホツパ35の下
端335dが傾斜面24aに沿つて次第に下降すると、
自重のバランスでホツパ35は枢支点であるピン34a
を中心に下方に回転して、ホツパ空間35bは大きく開
放されている。したがつて、試料台20が測定室である
上部電極22側に移動している状態ではホツパ35に対
して被測定物である穀類を供給しても、その穀類はその
ま\ホツパ空間35b中を素通りして収集コツプ28中
に収集される。上部電極22、下部電極23の間に挟着
されて含水率を測定された穀類は、次の測定準備として
試料台上から排斥されなければならない。
そのために試料台20のフランジ23aで囲まれた凹所
を掃除すべくブラシ33aが用意されているのである。
即ちホツパ35と共に第4図1のように吊下けられた状
態のブラシ33a下に試料台20が上部電極側から移動
して来ると、ホツパ35の下端35dがカム24の傾斜
面24aに載つてホツパ空間35bを閉じる方向に回転
させられる。ホツパ35の回転と共にブラシ33aも回
転させられてその枢支点であるピン34aの位置が下る
ので、ブラシ33aの下端部は試料台20上の穀類を悉
く排出する。ホツパ35の直下に試料台20が上部電極
22側から移動して来たときは、フランジ23aに囲ま
れる空間には穀類は存在しないことになる。したがつて
、乾燥装置1で乾燥中の穀類について測定作業を施す場
合にも、ホツパ35の直下を通過する際に試料台20は
掃除作業を受け、乾燥装置から測定室である上部電極2
2側に移動するときには、ブラシ33aが後退し、その
下側に試料台が通過するに十分なクリアランスが形成さ
れるので試料台20上の穀類は排斥されることがない。
次に、また試料投入装置3により試料台20上に穀類を
載せて乾燥装置1以外の穀類の含水率を測定する場合を
説明する。
先ず、試料採取器38のつまみ38bをつまんで、収容
室36から抜き取りその先端部にて被測定物である穀類
を掬つて採取する。この間、閉塞弁37が圧縮ばね37
aの弾性により気密カラー36bに当る位置まで押され
、試料投入口36aを塞いで、外気が測定室に導入され
ることのない状態を保つている。試料採取器38によつ
て穀類を採取した後は、これを収容室36中に対して閉
塞弁37を押開きながら収容し、十分押込んだところで
、試料採取器38を切欠38aを先に低くするように回
転させる。試料採取器38上の穀類は試料投入口36a
,32bを通つて前記説明したホツパ35中に落下供給
されるのである。試料採取器38を収容室36中に収容
した状態では、つまみ38bと隣合つて設けたスリーブ
38cが気密カラー36bの内側に密着して外気が試料
投入口36aなどからホツパなどを収容した測定装置2
の空間に流入するのを阻止している。試料採取器38に
より採取した測定用試料をホツパ35に移しても、この
ホツパ35のホツパ空間が試料を収容することができる
のはホツパ直下に試料台20が位置している場合だけで
、その他の場合には、ホツパに試料を移しても測定装置
2の空間底部にある収集コツプ28中に流下してしまう
のである。
なお、以上の説明では、ホツパ35が試料を収容できる
か否か、言換ると、ホツパ空間の底部の開閉を試料台2
0上に設けた面カムに対してホツパの下端部を接触させ
、固定ホツパ素体を固定的に、ホツパ自体を回転できる
ようにした形式のものを示したが、ホツパ自体をL型ス
プーンとして上端だけを枢支しておき、試料台に載つて
いる間だけ試料をスプーン部に収容できるような形式で
あつてもよい。
以上の説明から明らかなように、この発明に係る穀類の
含水率測定装置によれば、穀類の乾燥装置に含水率測定
装置を付設すると共に、この含水率測定装置に、乾燥装
置とは別の試料、いわゆる第2試料の投入装置3を装備
したから、乾燥装置本来の穀類だけでなく、別の、第2
試料についても、第1試料と混合することなくその含水
率を測定することができる。
とくに、前面が固定ホツパ素体により閉塞される可動ホ
ツパ素体を、その鉛直重心線よりも後方にて上下回動可
能に支持し、この可動ホツパ素体を、試料台が測定室か
ら試料投入口側に移動して該試料投入口の下刃に到来し
た際に、試料台に設けた作動体が可動ホツパ素体に当接
してこれを上回動(閉作動)させる構成にしたから、ホ
ツパは、ノ試料台が測定室側から試料投入口の下刃に到
来した際にのみ閉作動し、それ以外は開作動することに
なる。
このため、正規以外の時期に試料投人口に試料を投入し
ても、ホツパを介してそのまま下方に落下し、該試料が
試料採取口側で採取した試料台に流入する機会は極めて
少なくなる。
また、正規の時期に試料投入口に投入した諸料は、閉作
動したホツパにより一時貯留され、この状態から試料台
が測定室に移動し始めるとホッパが次第に開作動し、該
ホツパ内の試料が暖やかに流下して試料台に流入するこ
とになる。
従つて、試料採取口側で採取した試料と試料投入側に投
入した試料との混合を極力防止することができるととも
に、正規に投入した試料投入側からの試料台への試料の
供給を確実に行なうことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
添付図面はこの発明による穀類の含水率測定装置の好ま
しい実施例を示し、第1図は一部破断側面図、第2図は
第1図H−H線に沿う断面図、第3図はホツパ、ブラシ
などの分解斜面図、第4図は試料台とホツパならびにブ
ラシの動作順序を示す断面図、第5図は第2試料投入装
置を示す第1図−線に沿う側面図である。 1・・・・・・乾燥装置。 11・・・・・・空間、12・・・・・・試料採取口、
13・・・・・・シヤツタ、2・・・・・・含水率測定
装置、20・・・・・・試料台、21・・・・・・カプ
セル、22・・・・・・上部電極、23・・・・・・下
部電極、23a・・・・・・フランジ、24・・・・・
・カム、24a・・・・・・傾斜面、24b・・・・・
・平担面、25・・・・・・ガイドレール、26・・・
・・・アーム、27・・・・・・試料台駆動軸、28・
・・・・・収集コツプ、3・・・・・・試料投人装置、
31・・・・・・装置本体、32・・・・・・フレーム
、33・・・・・・ブラシホルダ、33a・・・・・・
ブラシ、33b・・・・・・ピン、34・・・・・・ア
ーム、34a・・・・・・ピン、35・・・・・・ホツ
パ、35a・・・・・・可動ホツパ素体、35b・・・
・・・ホツパ空間、35c・・・・・・固定ホツパ素体
、36・・・・・・収容室、36a・・・・・・試料投
入口、37・・・・・・閉塞弁、37a・・・・・・圧
縮ばね、38・・・・・・試料採取器、38a・・・・
・・切欠、38b・・・・・つまみ、38c・・・・・
・スリーブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 穀類乾燥装置の穀類の流動部に設けた試料採取口部
    に付設されていて、試料採取口の外方に設けた試料投入
    装置とこの試料投入装置の更に外方に設けた測定室とを
    有し、さらに、前記試料採取口と測定室および試料投入
    装置と測定室との間を選択的に往復可能の試料台を有す
    る含水率測定装置において、前記試料投入装置は、上部
    に試料投入口を設け、該試料投入口の下方であつてかつ
    試料台の上方に位置して、試料採取口に対面する側の前
    面が開放された可動ホッパ素体をその鉛直重心線よりも
    後方にて上下回動可能に支持し、可動ホッパ素体の上回
    動時に該可動ホッパ素体の前面を閉塞する固定ホッパ素
    体を固定配置し、試料台が測定室から試料投入口側に移
    動して可動ホッパ素体の下方に到来した際に、該可動ホ
    ッパ素体に当接してこれを上回動させる作動体を前記試
    料台に設けてなる穀類の含水率測定装置。
JP52085401A 1977-07-15 1977-07-15 穀類の含水率測定装置 Expired JPS5942259B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52085401A JPS5942259B2 (ja) 1977-07-15 1977-07-15 穀類の含水率測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52085401A JPS5942259B2 (ja) 1977-07-15 1977-07-15 穀類の含水率測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5420792A JPS5420792A (en) 1979-02-16
JPS5942259B2 true JPS5942259B2 (ja) 1984-10-13

Family

ID=13857752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52085401A Expired JPS5942259B2 (ja) 1977-07-15 1977-07-15 穀類の含水率測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5942259B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55122150U (ja) * 1979-02-20 1980-08-30
JPS57170055U (ja) * 1981-04-21 1982-10-26
JPS6311841A (ja) * 1986-03-20 1988-01-19 Satake Eng Co Ltd 米の食味評価装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5282290A (en) * 1975-12-29 1977-07-09 Shizuoka Seiki Co Ltd Measuring apparatus for moisture contents of cereals and the like

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5282290A (en) * 1975-12-29 1977-07-09 Shizuoka Seiki Co Ltd Measuring apparatus for moisture contents of cereals and the like

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5420792A (en) 1979-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6110425A (en) Blood smear slide outloader
US11291337B2 (en) Sifter scale attachment for stand mixer
JPS5942259B2 (ja) 穀類の含水率測定装置
US4050415A (en) Self-cleaning animal feeder
JPH0592819A (ja) 真空式ローダーの落下口機構
JP2973230B2 (ja) 穀物水分測定装置
JPS6017731B2 (ja) 顆粒状物質の分配装置
CN213454692U (zh) 一种出料可控的耙式干燥机
CN219871027U (zh) 一种鱼类养殖水浑浊度检测设备
US2707558A (en) Flour sieve
JPS5926228Y2 (ja) 穀粒乾燥機における残穀処理装置
JPS6032012Y2 (ja) 穀粒乾燥装置における含水率側定試料の取出装置
CN215374607U (zh) 一种新型种子检验用取样装置
KR20190086880A (ko) 곡물볶음장치
JPH0511491Y2 (ja)
SU242561A1 (ru) Решетный классификатор
KR930003190Y1 (ko) 예취수확 작업기의 호퍼 투출장치
JP2566029Y2 (ja) 含水率計付き揺動選別機
JPS642613Y2 (ja)
JPH07327818A (ja) 洗米装置
KR790001869Y1 (ko) 핀보올 머시인용 세이프보올 발생기
SU1370525A1 (ru) Устройство дл определени влажности сыпучего материала
JPH0353644Y2 (ja)
RU23079U1 (ru) Прибор для определения износостойкости асфальтобетона
JP3650462B2 (ja) 脱穀機における揺動選別装置