JPS6017731B2 - 顆粒状物質の分配装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塊りをつくり易い鏡向のある額粒状物質の分
配装置に関し、この装置は底部に排出口を持つ容器と、
底部に設けられ、下面が少なくとも排出口の区域で底部
をはくように動くことができる１つ又はそれ以上の翼と
、容器内の移動路上に配置された邪魔板とを備えている
。

この種の容器は、デンマーク特許第４０７１ｙ号明細書
に開示されている。

この公知の装置の案内邪魔板は、排出口の上部に位置し
ていて案内邪魔板の全長にわたって容器底部と平行であ
る。本発明による装置は、案内邪魔板則ち案内プレート
と底部とによって、排出口に向かう方向に紬まっている
空間を形成するように邪魔板を配置したことを特徴とす
る。このような構成にすることにより、物質が過度に圧
縮されることがなく従って排出させるべき物質が魂りを
形成する鶴れなく、正確に定められた流れの形で物質を
排出させることができる。細まり空間に入りそしてこの
空間を通る物質が１つ又はそれ以上の翼をのり越えて後
方、即ち翼の進行方向と逆の方向に逃げることができる
ように構成されているので、上記の如き利益が得られる
。本発明の更に別の特徴は、案内邪魔板則ち案内プレー
トが容器の底部と平行に延びる延長部民０ち平面部分を
備え、この平面部分の底部からの距離が翼の高さより僅
かに長いことである。

このような構成にすると「１つ又はそれ以上の翼の上面
から顎粒状物質が払い落とされるという利益がある。さ
もないと「物質が翼上に集まる額向を有し、このような
集まりは上に延べたように、翼の上面を越えて物質が逃
げ去る可能性を妨害することになる。本発明の実施例に
おいては、邪魔板の額斜部分と邪魔板の延長部分との屈
曲個所が排出口と向かい合った位置にある。

このような実施例を用いれば「翼が延長部分の下部則ち
排出口を通過するときに物質は下方に逃げ去ることがで
き、従って翼が排出口を通り過ぎて邪魔板の延長部分と
容器の底部との間の空間に入る際に翼によって物質が過
度に圧縮されるのを妨ぐことができる。物質の状態に応
じて上に述べたように物質が逃げる可能性を制御するた
めに、本発明の実施例においては、案内邪魔板を底部に
沿って調節することができるよう横成されている。

更に本発明の実施例においては、容器の中央部に位置す
る回転自在のシャフトに翼を固定し、翼の上部のシャフ
トにアーム又はこれに類似した蝿梓部材が取りつけられ
ている。

この実施例を用いれば、アーム又はこれに類似した凝梓
部材によって物質が容器内で架橋を形成しないようにす
るから邪魔板によって遮蔽されていない底部区域に物質
が確実に供給され、翼に確実に物質が供給される。本発
明により完全に理解できるようにするために添附図面を
参照して説明する。

図面中、参照番号１で示す容器は、円筒壁２と平らな底
部３とを有する。

底部には排出口４が形成されており、図面に示していな
い駆動装置によって矢印で示す方向に回転するシャフト
６を支持するハブ５が底部中央に設けられている。シャ
フト６の上端部付近では「ハブ５の上面に置かれたつば
７がある。

つば７には２個の押し回し金８が固定されていて、各押
し回し金はロッド１ １の下端部の円錐形部分１０のめ
くる穴と係合する。円錐形部分１１の外面からハブの外
面に沿って底部３まで円筒形の裾部１３が延びている。
裾部１３には４枚の翼１４，１５，１６及び１７が固定
されており、これらの翼の長さは翼の外側端部が壁２の
内面から僅かな距離のところに位置するような長さであ
る。円錐形部分１０の上部には、縄梓装置として働く４
本の外方に延びるアーム１９がロッド１１に固定されて
いる。

案内邪魔板構造２２は、議案内藤造２２に固定された二
つのブラケツト２３の機長の孔部２４に突き出た２本の
ねじ２１によって壁２の内面に固定されている。

従って、案内邪魔板構造２２は壁２の円周方向に排出口
年に対して調節することができる（第３図参照）、案内
邪魔板構造体の上面は平らな上部プレート２６で作られ
、その外縁部はほぼ１５ぴの角度をなして延びていて、
その内側端部は同じ角度でロッド亀亀の周上に延びてい
る。上面２６の端部は、半径方向にほぼ沿って延びる２
つの綾部２９及び３Ｑ‘こよって作られている。案内邪
魔板構造の外面は、壁２の内面に沿って延びる外とう３
１によって作られ、外とう３１は上部プレート２６の外
縁部に沿って延び「 この外縁部に外とう３１が固定さ
れている。

第１図に示すように、案内邪魔板構造の内側は、ロッド
貴竃と同軸に延びる鉛直壁プレート３によって作られ、
その上綾部が上部プレート２６の内側縁部に連続されて
いる。案内邪魔板構造の下面は案内邪魔板即ち案内プレ
ート３６から成り「プレート３５の一端部は上部プレー
ト２６の端縁部２９に連結されている。

プレート３５は端縁部２９から下方に煩斜して延びる煩
斜部分を有し、第２図及び第３図に示すように、容器の
底部３とともに、移行屈曲部３８に向かって紬まってい
る空間３７を形成しており、案内プレート３５は移行屈
曲部から平面部分３９に延びている。従って、平面部分
３９が傾斜した案内プレート３５の延長部分を形成して
底部３と平行に延び、案内プレートの懐斜部分が螺旋状
に延びている。第１図及び第２図に鎖線で示すように、
排出口には配合ポンプ又は混合ポンプ４０が設けられて
いて、排出口から物質を供給する。

上記の装置は以下のような作動を行なう。

作動時にはシャフト６が第１図、第２図及び第３図中の
矢印４１で示す方向に駆動される。

押し回し金８によってロッド１１及びアーム１９も回転
せしめられて、砂糖づけ果物のような容器内の物質はば
らばらの状態に保たれており、架橋する傾向を示すこと
なく絶えず下方に移動できる。底部３上にある物質は翼
１４，１５，１６及び１７によって押されて案内プレー
ト３５の下面と底部３の上面との間の細まり空間３７中
に入る。物質は翼によって排出口４に向かって押され、
排出口を通ってポンプ４０‘こ供給される。各翼が細ま
り空間３７を通る間、翼の上面と案内プレート３５とが
離れているので、物質は翼の上面をのり越えることがで
きる。従って、物質は翼の前側から逃げ去ることができ
、その結果、物質には極めて僅かな圧縮力しか加えられ
ない。第３図に示すように、屈曲部３８は排出口４に対
向する位置にあるから、翼が平面部分３９と底部３との
間の空間に入ったとき‘こは、翼の前面に位置する物質
は排出口４を適って、下方に逃げ去ることができる。従
って、平面部分則ち延長部分３９と底部３との間の一定
横断面の空間内では、排出口４を通り過ぎて押される物
質の過度の圧縮力が避けられる。更に、平面部分３９を
通過する際に翼の上縁部は平面部分３９によって払い落
とされるので、翼の上緑部に物質が積もるのを避けるこ
とができる。上に述べたように、翼の上縁部に物質が積
もると、翼が細まり空間３７を通る際に、物質の逃げを
妨げてしまう。ブラケツト２３に横長の孔部又はスロッ
ト２４が設けられているから、ポンプ４０に供給される
物質の性質に応じて屈曲部３８を最適位置に置くために
、案内邪魔板構造２２を壁２の円周方向に調節すること
ができる。

図示した実施例の底部３は平らである。

然し乍ら、円錐形底部を用いることもできる。然し乍ら
、底部を円錐形にした場合には翼にもこれに相当する煩
斜をつけねばならず、案内プレート３５及びその平面部
分３９も額斜させなければならない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の好ましい実施例を第２図の１−１線
に沿って切断した鉛直断面図である。 第２図は、第１図に示した装置からカバーを取り去った
装置の平面図である。第３図は、第２図の０ーロ線に沿
った断面を展開した展開図である。２……容器、３……
容器の底部、４・・・…排出口、１１……シヤフト、１
４，１５，１６，１７……翼、１９……アーム、３５…
…案内プレート、３７・・・・・・空間、３８・・・・
・・移行屈曲部、３９・・・…平面部分。 ６す７ Ｇ９．２ りｇ．３

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 分配すべき物質用の排出口を備えた底部を有する直
   立の円筒形容器と、前記容器の中央軸線に平行に延びる
   前面を有する少なくとも１枚の翼と、前記翼の内端に固
   定され、前記翼を底部の上に配置し、少なくとも前記排
   出口部の区域で底部をはきかつ前記排出口に向つて物質
   を押すように前記翼を一方向に前記中央軸線のまわりに
   回転させる装置と、前記容器の内壁に固定されかつ前記
   翼の上にあつて所定の円周方向の広がりを有する案内邪
   魔板構造とを備え、前記構造は容器の底部に面した下面
   を有し、該下面は、前記翼の回転中、前記翼を僅かなす
   き間をもつて通過させるような高さの一定の断面積を構
   成するように、前記底部と平行な平面部分と、前記排出
   口の上に配置された移行屈曲部によつて前記平面部分に
   連結された傾斜部分とを有し、前記傾斜部分は、前記一
   方向とは反対の方向に前記底部から離れるように傾斜し
   ていることを特徴とする塊をつくり易い傾向のある顆粒
   状物質の分配装置。