JPS5941827Y2 - 脱水篭 - Google Patents
脱水篭Info
- Publication number
- JPS5941827Y2 JPS5941827Y2 JP6479479U JP6479479U JPS5941827Y2 JP S5941827 Y2 JPS5941827 Y2 JP S5941827Y2 JP 6479479 U JP6479479 U JP 6479479U JP 6479479 U JP6479479 U JP 6479479U JP S5941827 Y2 JPS5941827 Y2 JP S5941827Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuselage
- lower body
- fixing device
- screw
- dehydrating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は脱水液の改良に関する。
従来二槽式洗濯機の脱水液は鉄板製が主なものであった
が、この構成のものでは防錆のため琺瑯仕上などの表面
処理を必要とし、コストの上昇を来していた。
が、この構成のものでは防錆のため琺瑯仕上などの表面
処理を必要とし、コストの上昇を来していた。
そこで近年プラスチックによって脱水液を一体に成形す
ることが考えられているが、脱水液は深さが深いために
、大型成形機を用いて成形しなければならないので成形
コストが上昇する欠点があった。
ることが考えられているが、脱水液は深さが深いために
、大型成形機を用いて成形しなければならないので成形
コストが上昇する欠点があった。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、従ってそ
の目的は総じてコスト的に有利な脱水液を提供すること
にある。
の目的は総じてコスト的に有利な脱水液を提供すること
にある。
以下本考案を二槽式洗濯機に適用した一実施例を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
1は洗濯槽(図示せず)と共に外箱2内に併設された水
受槽で、3は外箱2の内底部に弾性支持機構4を介して
支持され回転軸5を上方に指向させたモータである。
受槽で、3は外箱2の内底部に弾性支持機構4を介して
支持され回転軸5を上方に指向させたモータである。
6は水受槽1内に配設した脱水液で、これに直結した脱
水軸7は水受槽1底部を貫通して下方に突出し、その突
出下端をコネクタ8により回転軸5に連結している。
水軸7は水受槽1底部を貫通して下方に突出し、その突
出下端をコネクタ8により回転軸5に連結している。
9は水受槽1の底部に配設され脱水軸7を嵌挿させたシ
ール部材である。
ール部材である。
前記脱水液6は以下述べるように構成される上部胴体1
0と下部胴体11とを突合わせて相互に連結することに
より構成される。
0と下部胴体11とを突合わせて相互に連結することに
より構成される。
まず上部胴体10はプラスチックにより円筒状に形成し
たもので、型抜き等のために下方に向って径大となるよ
うテーパが付されている。
たもので、型抜き等のために下方に向って径大となるよ
うテーパが付されている。
10aはこの上部胴体10の局面に多数穿設された脱水
孔、10bは上部胴体10の上端開口部内周上一体に形
成したバランスリング、10cは下部胴体11に対する
上部胴体10の突合わせ端郊ちその下端外周に等間隔に
一体に突設した連結部たる複数のボス部である。
孔、10bは上部胴体10の上端開口部内周上一体に形
成したバランスリング、10cは下部胴体11に対する
上部胴体10の突合わせ端郊ちその下端外周に等間隔に
一体に突設した連結部たる複数のボス部である。
尚12はバランスリング10bに湛えた食塩水で、これ
によって脱水液6の回転バランスをとるようにしている
。
によって脱水液6の回転バランスをとるようにしている
。
13はバランスリング10bの上端にこれを水封すべく
取付けられた環状板である。
取付けられた環状板である。
つぎに下部胴体11はプラスチックにより有底円筒状に
形成したもので、型抜き等のために上方に向って径大と
なるようテーパが付されている。
形成したもので、型抜き等のために上方に向って径大と
なるようテーパが付されている。
11aはこの下部胴体11の先端開口部を若干外方に拡
開して形成した嵌合壁部、11bは上部胴体10のボス
部10cに対応して嵌合壁部11aに等間隔に複数形成
した切欠部で、これに上部胴体10のボス部10cが嵌
込まれるようにしている。
開して形成した嵌合壁部、11bは上部胴体10のボス
部10cに対応して嵌合壁部11aに等間隔に複数形成
した切欠部で、これに上部胴体10のボス部10cが嵌
込まれるようにしている。
11cは上部胴体10に対する下部胴体11の突合わせ
端即ちその上端部に前記各切欠部11bの下縁から外方
に突出するよう一体に延設した連結部たる連結片、11
dは下部胴体11の外周部に内方への膨出により形成し
た複数本の凹条部で、この凹条部11dは各連結片11
cの直下から下部胴体11の反突合わせ端即ちその下端
にまで延びている。
端即ちその上端部に前記各切欠部11bの下縁から外方
に突出するよう一体に延設した連結部たる連結片、11
dは下部胴体11の外周部に内方への膨出により形成し
た複数本の凹条部で、この凹条部11dは各連結片11
cの直下から下部胴体11の反突合わせ端即ちその下端
にまで延びている。
モして凹条部11dを、後述するように固定具たるねじ
14により連結片11cを上部胴体10のボス部10c
に取付ける際の逃げとなすようにしている。
14により連結片11cを上部胴体10のボス部10c
に取付ける際の逃げとなすようにしている。
しかして上部胴体10を下部胴体11に連結すべく上部
胴体10の下端部分を下部胴体11の嵌合壁部11aに
嵌入して両胴体10゜11を突合わせると、上部胴体1
0のボス部10cと下部胴体11の連結片11cとが突
合わせられる。
胴体10の下端部分を下部胴体11の嵌合壁部11aに
嵌入して両胴体10゜11を突合わせると、上部胴体1
0のボス部10cと下部胴体11の連結片11cとが突
合わせられる。
この状態で連結片11cにねじ14を通してこれをボス
部11cに螺着している。
部11cに螺着している。
このように上部胴体10と下部胴体11とを互に連結し
て脱水液6を構成している。
て脱水液6を構成している。
このように本実施例によれば、脱水液6を上部胴体10
と下部胴体11とから構成しているので、上下夫々の胴
体10及び11を小型の成形機によって成形できてコス
ト的に有利になる。
と下部胴体11とから構成しているので、上下夫々の胴
体10及び11を小型の成形機によって成形できてコス
ト的に有利になる。
また上部胴体10の成形用内型はその下端開口部から抜
出すことができるので、上部胴体10の上端開口部の径
は従来と同等であっても、その下端開口部の径を積極的
に拡大することにより(勿論これに応じて下部胴体11
の上端開口部の径も拡大させるが)、脱水液6の内容積
を増大することができる。
出すことができるので、上部胴体10の上端開口部の径
は従来と同等であっても、その下端開口部の径を積極的
に拡大することにより(勿論これに応じて下部胴体11
の上端開口部の径も拡大させるが)、脱水液6の内容積
を増大することができる。
これに対して従来では脱水液の内容積の増大を図るため
には、その上端開口部の径を拡大しなければならないが
、回転時、被脱水物のアンバランスによる脱水液の揺動
に伴ない脱水液が水受槽に突き当たるということを考慮
すると、そのようにすることは許されず、脱水液の内容
積に関しては、増大を図れないという事情があった。
には、その上端開口部の径を拡大しなければならないが
、回転時、被脱水物のアンバランスによる脱水液の揺動
に伴ない脱水液が水受槽に突き当たるということを考慮
すると、そのようにすることは許されず、脱水液の内容
積に関しては、増大を図れないという事情があった。
更に本実施例によれば、下部胴体11には内方に膨出成
形した凹条部lidを設けているので、この凹条部11
dがねじ14の頭部14aの逃げとなり、これがために
連結片14cの突出量をそれ程大きく取らなくても済む
と共に、凹条部11dがねじ14締付時にドライバ等の
工具の逃げとしても作用するので締付作業がし易くなる
。
形した凹条部lidを設けているので、この凹条部11
dがねじ14の頭部14aの逃げとなり、これがために
連結片14cの突出量をそれ程大きく取らなくても済む
と共に、凹条部11dがねじ14締付時にドライバ等の
工具の逃げとしても作用するので締付作業がし易くなる
。
しかも前記凹条部’11dは脱水液6の特に空転時、脱
水筒6内に空気の乱流状態を形成するので、層流状態が
現出されることによって、空気が脱水能6内外を脱水孔
10aを介して流通することにより発生する音、いわゆ
る風切音の発生を回避できる。
水筒6内に空気の乱流状態を形成するので、層流状態が
現出されることによって、空気が脱水能6内外を脱水孔
10aを介して流通することにより発生する音、いわゆ
る風切音の発生を回避できる。
更には凹条部11dにより脱水液6の補強効果を得るこ
ともできる。
ともできる。
更に凹条部11dは下部胴体11の内側から見れば内方
に突出する凸条部となっているから、脱水時に洗濯物が
遠心力により下部胴体11の内周面に押付けられるよう
になっても、その凸条部の両側部分においては下部胴体
11の内周面に密着することなく隙間が形成された状態
となり、この隙間が洗濯物から振り切られた水の通路と
して作用するようになり、排水性が向上する。
に突出する凸条部となっているから、脱水時に洗濯物が
遠心力により下部胴体11の内周面に押付けられるよう
になっても、その凸条部の両側部分においては下部胴体
11の内周面に密着することなく隙間が形成された状態
となり、この隙間が洗濯物から振り切られた水の通路と
して作用するようになり、排水性が向上する。
また本実施例ではバランスリング10bを上部胴体10
に一体成形したので、バランスリング10bの脱落の虞
れがなくなる。
に一体成形したので、バランスリング10bの脱落の虞
れがなくなる。
更には下部胴体11はそれ程深くないので、インサーチ
成形により脱水軸7を下部胴体11にその成形と同時に
固着する場合、脱水軸7のセットがし易くなる。
成形により脱水軸7を下部胴体11にその成形と同時に
固着する場合、脱水軸7のセットがし易くなる。
本考案は以上説明したように脱水液を上部胴体と下部胴
体とから構成したことを第一の特徴とし、この結果小型
の成形機によって成形できるからコストの低減化に貢献
でき、また上部胴体及び下部胴体を共にテーパ状に形成
することにより中央部が外方に膨らむ太鼓状に構成した
ことを第二の特徴とし、この結果、水受槽への衝突を防
止しながら内容積を増大でき、更に第三の特徴として上
部胴体及び下部胴体のうちの一方に固定具取付時の逃げ
用の凹条部を形成したから固定具の取付を容易になし得
ると共に特に空転時に発生する風切音を防止できる上、
洗濯物が内周面に密着することを防止して排水性の向上
を図ることができる等の実用上優れた効果を奏するもの
である。
体とから構成したことを第一の特徴とし、この結果小型
の成形機によって成形できるからコストの低減化に貢献
でき、また上部胴体及び下部胴体を共にテーパ状に形成
することにより中央部が外方に膨らむ太鼓状に構成した
ことを第二の特徴とし、この結果、水受槽への衝突を防
止しながら内容積を増大でき、更に第三の特徴として上
部胴体及び下部胴体のうちの一方に固定具取付時の逃げ
用の凹条部を形成したから固定具の取付を容易になし得
ると共に特に空転時に発生する風切音を防止できる上、
洗濯物が内周面に密着することを防止して排水性の向上
を図ることができる等の実用上優れた効果を奏するもの
である。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は二槽式洗濯機
の脱水槽側の縦断側面図、第2図は脱水液の縦断面図、
第3図は第2図中■−曲線に沿う横断面図である。 図中、1は水受槽、6は脱水槽、10は上部胴体、10
cはボス部(連結部)、11は下部胴体、11cは連結
片(連結部バ lidは凹条部、 14はねじ(固定具)である。
の脱水槽側の縦断側面図、第2図は脱水液の縦断面図、
第3図は第2図中■−曲線に沿う横断面図である。 図中、1は水受槽、6は脱水槽、10は上部胴体、10
cはボス部(連結部)、11は下部胴体、11cは連結
片(連結部バ lidは凹条部、 14はねじ(固定具)である。
Claims (1)
- プラスチックにより上方に向って径大となる有底のテー
パ円筒状に形成した下部胴体と、プラスチックにより下
方に向って径大となるテーパ円筒状に形成し下端部が下
部胴体の上端部に突合わされた上部胴体と、下部胴体及
び上部胴体の各突合わせ端の外周部に一体に形設された
連結部と、下部胴体及び上部胴体のうちいずれか一方の
胴体の連結部を他方の胴体の連結部に固着することによ
って両胴体を連結するねじなどの固定具と、前記一方の
胴体の外周面に内方への膨出成形により形成され突合わ
せ端の前記連結部から反突合わせ端にまで延びる前記固
定具取付時の逃げ用の凹条部とを具備して成る脱水液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6479479U JPS5941827Y2 (ja) | 1979-05-14 | 1979-05-14 | 脱水篭 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6479479U JPS5941827Y2 (ja) | 1979-05-14 | 1979-05-14 | 脱水篭 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55163993U JPS55163993U (ja) | 1980-11-25 |
JPS5941827Y2 true JPS5941827Y2 (ja) | 1984-12-04 |
Family
ID=29298813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6479479U Expired JPS5941827Y2 (ja) | 1979-05-14 | 1979-05-14 | 脱水篭 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941827Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-14 JP JP6479479U patent/JPS5941827Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55163993U (ja) | 1980-11-25 |
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