JPS5941417Y2 - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPS5941417Y2 JPS5941417Y2 JP17940580U JP17940580U JPS5941417Y2 JP S5941417 Y2 JPS5941417 Y2 JP S5941417Y2 JP 17940580 U JP17940580 U JP 17940580U JP 17940580 U JP17940580 U JP 17940580U JP S5941417 Y2 JPS5941417 Y2 JP S5941417Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipes
- pipe
- diameter
- small
- outer cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は熱交換器に係り、パイプの外側を流通する熱媒
体の流速を大きくすることにより、熱効率を高めたもの
を、容易に製造できるようにすると共に、安価にて提供
できるようにした熱交換器に関するものである。
体の流速を大きくすることにより、熱効率を高めたもの
を、容易に製造できるようにすると共に、安価にて提供
できるようにした熱交換器に関するものである。
従来において筒内に多数のパイプを平行に配置した熱交
換器では、いわゆる二重パイプ式のものと、１つの外筒
内に多数のパイプを隣接するパイプとの間に間隙をおい
て配置した。
換器では、いわゆる二重パイプ式のものと、１つの外筒
内に多数のパイプを隣接するパイプとの間に間隙をおい
て配置した。
いわゆるシェルチューブと称されているものがある。
しかしながら従来の前者はその構成が複雑で製作が面倒
であると共に高価になり、後者ではパイプの外で外筒の
内部を流通する熱媒体の流速が遅く、熱交換の効率がよ
くない結果を生じていた。
であると共に高価になり、後者ではパイプの外で外筒の
内部を流通する熱媒体の流速が遅く、熱交換の効率がよ
くない結果を生じていた。
そこで、製造することを容易にするものとして、特公昭
４３−２６６５６号公報にて提案された低温プラントに
おいて、パイプを稠密六方に配してその群を外筒で囲ん
だ構造が開示され、又、パイプの外側を流通する熱媒体
の流速を大きくするものとして、実開昭５３−５４４６
４号公報にて提案された熱交換器において、パイプの両
端を狭窄せしめたものを多数纏めた構造が開示された。
４３−２６６５６号公報にて提案された低温プラントに
おいて、パイプを稠密六方に配してその群を外筒で囲ん
だ構造が開示され、又、パイプの外側を流通する熱媒体
の流速を大きくするものとして、実開昭５３−５４４６
４号公報にて提案された熱交換器において、パイプの両
端を狭窄せしめたものを多数纏めた構造が開示された。
ところが、両端を狭窄せしめたパイプは、製造時に両端
を絞り込むかあるいは型等によって最初から狭窄した形
状に底形するかして製造するものである。
を絞り込むかあるいは型等によって最初から狭窄した形
状に底形するかして製造するものである。
従って、型の製造に費用がかかったり、絞り込み工程に
よりコストが高いものとなったりしてパイプ自体の原価
が高騰し安価にて提供できなくなってしまう欠点があっ
た。
よりコストが高いものとなったりしてパイプ自体の原価
が高騰し安価にて提供できなくなってしまう欠点があっ
た。
本考案は上記に鑑みて、製造することが容易で、しかも
パイプの外側を流通する熱媒体の流速を大きくすること
ができるようにしたものを安価にて提供すべく案出され
たもので、その要旨とする処は、同一直径で断面円形の
パイプの少なくとも７本以上の多数のパイプを稠密六方
に配し、前記パイプの群の全周を外筒で囲み、前記パイ
プの両端にそれぞれ栓を嵌合し、多数のパイプのうちの
１本における一端には、これらのパイプよりも径が小さ
い小径パイプを外筒外からパイプ内に導入連結し、又、
多数のパイプのうちの他の１本における一端には、前記
小径パイプと同様の小径パイプをパイプ内から外筒外へ
外出すべく連結し、その他のパイプの両端には、Ｕ字状
で前記小径パイプと同様の径を有する小径連通パイプを
適宜導入連結して多数のパイプを一本ものとなるよう（
こ連通形成し、これらのパイプの内部に熱交換すべき一
方の熱媒体を流通可能とし、パイプとパイプとの間の空
間に他方の熱媒体を流通可能としたことに存するもので
ある。
パイプの外側を流通する熱媒体の流速を大きくすること
ができるようにしたものを安価にて提供すべく案出され
たもので、その要旨とする処は、同一直径で断面円形の
パイプの少なくとも７本以上の多数のパイプを稠密六方
に配し、前記パイプの群の全周を外筒で囲み、前記パイ
プの両端にそれぞれ栓を嵌合し、多数のパイプのうちの
１本における一端には、これらのパイプよりも径が小さ
い小径パイプを外筒外からパイプ内に導入連結し、又、
多数のパイプのうちの他の１本における一端には、前記
小径パイプと同様の小径パイプをパイプ内から外筒外へ
外出すべく連結し、その他のパイプの両端には、Ｕ字状
で前記小径パイプと同様の径を有する小径連通パイプを
適宜導入連結して多数のパイプを一本ものとなるよう（
こ連通形成し、これらのパイプの内部に熱交換すべき一
方の熱媒体を流通可能とし、パイプとパイプとの間の空
間に他方の熱媒体を流通可能としたことに存するもので
ある。
以下、図面について本考案の実施例を説明すると次の通
りである。
りである。
第２図、第３図に示すように、同一直径で断面円形の鋼
管、鋼管、アルミニウム管の如き多数のパイプ１９に内
径が上記パイプ１９の内径より小径となっている栓２０
を嵌合して、上記パイプ１９を稠密六方に配置し、上記
パイプ１９の群の全周を金属又はプラスチックよりなる
外筒２４で囲み、上記多数のパイプ１９のうち１本のパ
イプの一端の栓２０（こは、パイプ１９の直径の１７２
の如く小径とし、外筒２４の外より外筒２４内に導入し
た小径パイプ２１の一端を連結して、この小径パイプ２
１を一方の熱媒体の導入口とし、この小径パイプ２１を
連結したパイプ１９の他端には栓２０を介してこのパイ
プ１９を他のパイプ１９と連通させる連通部分であるＵ
状の小径連通パイプ２２を結合する。
管、鋼管、アルミニウム管の如き多数のパイプ１９に内
径が上記パイプ１９の内径より小径となっている栓２０
を嵌合して、上記パイプ１９を稠密六方に配置し、上記
パイプ１９の群の全周を金属又はプラスチックよりなる
外筒２４で囲み、上記多数のパイプ１９のうち１本のパ
イプの一端の栓２０（こは、パイプ１９の直径の１７２
の如く小径とし、外筒２４の外より外筒２４内に導入し
た小径パイプ２１の一端を連結して、この小径パイプ２
１を一方の熱媒体の導入口とし、この小径パイプ２１を
連結したパイプ１９の他端には栓２０を介してこのパイ
プ１９を他のパイプ１９と連通させる連通部分であるＵ
状の小径連通パイプ２２を結合する。
上記の如く多数のパイプ１９を小径連通パイプ２２で連
結して連通させ、最後に連結したパイプ１９より引出し
た小径パイプ２３を外筒２４のそとに導出して一方の熱
媒体の排出口とし、一本ものとなるように上記外筒２４
の両端を鏡板２５と２６で閉鎖して、鏡板２５゜２６の
内側には空間２７と２８を形成し、外筒２４には上記一
方の空間２７に開口するように他方の熱媒体の注入口２
９を設け、また外筒２４には他方の空間２８に開口する
ように他方の熱媒体の排出口３０を設けた熱交換器を構
成して本考案を実施する。
結して連通させ、最後に連結したパイプ１９より引出し
た小径パイプ２３を外筒２４のそとに導出して一方の熱
媒体の排出口とし、一本ものとなるように上記外筒２４
の両端を鏡板２５と２６で閉鎖して、鏡板２５゜２６の
内側には空間２７と２８を形成し、外筒２４には上記一
方の空間２７に開口するように他方の熱媒体の注入口２
９を設け、また外筒２４には他方の空間２８に開口する
ように他方の熱媒体の排出口３０を設けた熱交換器を構
成して本考案を実施する。
図中１７は各パイプ１９の外周と外周との間で形成され
る空間、１８はパイプ１９と外筒２４との間で構成され
た空間である。
る空間、１８はパイプ１９と外筒２４との間で構成され
た空間である。
なお、上記の如く本考案を実施するに際して外筒の断面
形状は第２図の如き略六角形としても、パイプを多数盛
めて円形としても、略三角形としてもよい。
形状は第２図の如き略六角形としても、パイプを多数盛
めて円形としても、略三角形としてもよい。
また上記実施例において、栓２０と小径パイプ２１．２
３あるいは小径連通パイプ２２とを一体としてもよく、
パイプ１９と栓２０との結合及び栓２０と小径パイプ２
１等の結合はねじ止め、強制嵌入、溶接又はこれらの併
用等任意である。
３あるいは小径連通パイプ２２とを一体としてもよく、
パイプ１９と栓２０との結合及び栓２０と小径パイプ２
１等の結合はねじ止め、強制嵌入、溶接又はこれらの併
用等任意である。
本考案の熱交換器は上記の如くで、パイプの内部に一方
の熱媒体を流通させ、パイプを稠密六方に配置すること
で形成されたパイプとパイプの間の空間に他方に熱媒体
を流通させることで、この他方の熱媒体の流通速度を大
きくすることができ、熱交換の効率を向上させることが
できる。
の熱媒体を流通させ、パイプを稠密六方に配置すること
で形成されたパイプとパイプの間の空間に他方に熱媒体
を流通させることで、この他方の熱媒体の流通速度を大
きくすることができ、熱交換の効率を向上させることが
できる。
そして、外筒内に収容されたパイプは稠密六方に配置さ
れていて、これだけで配置が安定しているので、スペー
サー等を用いないで数多くのパイプを外筒内に安定した
状態で収容しておくことができ、しかも、パイプの外部
を流れる前記他方の熱媒体の流通速度を大きくするため
にパイプ１９の両端を細くする構造を、前述の如く小径
パイプ２１．２３及び小径連通パイプ２２と栓２０とを
使用し、多数のパイプ１９を一本ものとなるよう（こ連
通形威しであるから、全体の構造も簡単で且つ材料費も
安価となるので、熱交換器を安価にて提供することがで
きるものである。
れていて、これだけで配置が安定しているので、スペー
サー等を用いないで数多くのパイプを外筒内に安定した
状態で収容しておくことができ、しかも、パイプの外部
を流れる前記他方の熱媒体の流通速度を大きくするため
にパイプ１９の両端を細くする構造を、前述の如く小径
パイプ２１．２３及び小径連通パイプ２２と栓２０とを
使用し、多数のパイプ１９を一本ものとなるよう（こ連
通形威しであるから、全体の構造も簡単で且つ材料費も
安価となるので、熱交換器を安価にて提供することがで
きるものである。
以上説明したようＩこ、本考案によれば、非常に簡単な
構造のもので熱効率を非常に高くすることができるから
、製造が容易となると共に、材料費も安価にて済むこと
と相俟って熱効率の優れたものを安価にて提供できる等
の実用上有益な効果を奏するものである。
構造のもので熱効率を非常に高くすることができるから
、製造が容易となると共に、材料費も安価にて済むこと
と相俟って熱効率の優れたものを安価にて提供できる等
の実用上有益な効果を奏するものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は正断面図
、第２図は側断面図である。 １７・・・・・・空間、１８・・・・・・空間、１９・
・・・・・パイプ、２０・・・・・・栓、２１・・・・
・・小径パイプ、２２・・・・・・小径連通パイプ、２
３・・・・・・小径パイプ、２４・・・・・・外筒、２
５と２６・・・・・・鏡板、２Ｔと２８・・・・・・空
間、２９・・・・・・注入口、３０・・・・・・排出口
。
、第２図は側断面図である。 １７・・・・・・空間、１８・・・・・・空間、１９・
・・・・・パイプ、２０・・・・・・栓、２１・・・・
・・小径パイプ、２２・・・・・・小径連通パイプ、２
３・・・・・・小径パイプ、２４・・・・・・外筒、２
５と２６・・・・・・鏡板、２Ｔと２８・・・・・・空
間、２９・・・・・・注入口、３０・・・・・・排出口
。
Claims (1)
- 同一直径で断面円形のパイプの少なくとも７本以上の多
数のパイプを稠密六方を配し、前記パイプの群の全周を
外筒で囲み、前記パイプの両端にそれぞれ栓を嵌合し、
多数のパイプのうちの１本における一端には、これらの
パイプよりも径が小さい小径パイプを外筒外からパイプ
内に導入連結し、又、多数のパイプのうちの他の１本に
おける一端には、前記小径パイプと同様の小径パイプを
パイプ内から外筒外へ外出すべく連結し、その他のパイ
プの両端には、Ｕ字状で前記小径パイプと同様の径を有
する小径連通パイプを適宜導入連結して多数のパイプを
一本ものとなるように連通形成し、これらのパイプの内
部に熱交換すべき一方の熱媒体を流通可能とし、パイプ
とパイプとの間の空間に他方の熱媒体を流通可能とした
ことを特徴とする熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17940580U JPS5941417Y2 (ja) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17940580U JPS5941417Y2 (ja) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | 熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57104169U JPS57104169U (ja) | 1982-06-26 |
| JPS5941417Y2 true JPS5941417Y2 (ja) | 1984-11-29 |
Family
ID=29975070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17940580U Expired JPS5941417Y2 (ja) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5941417Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7148537B2 (ja) * | 2016-12-13 | 2022-10-05 | ザ テキサス エー アンド エム ユニバーシティ システム | 顕熱及び潜熱交換器の蒸気圧縮脱塩への特定の適用 |
-
1980
- 1980-12-12 JP JP17940580U patent/JPS5941417Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57104169U (ja) | 1982-06-26 |
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