JPS5941204Y2 - モノレ−ルなどの走行体軌道 - Google Patents
モノレ−ルなどの走行体軌道Info
- Publication number
- JPS5941204Y2 JPS5941204Y2 JP2433779U JP2433779U JPS5941204Y2 JP S5941204 Y2 JPS5941204 Y2 JP S5941204Y2 JP 2433779 U JP2433779 U JP 2433779U JP 2433779 U JP2433779 U JP 2433779U JP S5941204 Y2 JPS5941204 Y2 JP S5941204Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- running
- tracks
- mole
- rail
- track
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Railway Tracks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、モルレールなどの走行体軌道の改良に関する
。
。
都市内道路上空に建設される都市モルレールなどの軌道
には、構造上長支間Q鋼軌道桁が数多く採用されている
。
には、構造上長支間Q鋼軌道桁が数多く採用されている
。
しかしながら鋼軌道桁(または鋼板、鋳鋼板など)の走
行面が雨などにより湿潤状態となると、ゴムタイヤと走
行面間との粘着力が低下しスリップの原因となる。
行面が雨などにより湿潤状態となると、ゴムタイヤと走
行面間との粘着力が低下しスリップの原因となる。
特に勾配のある個所においてはスリップの危険度は高く
なり、勾配が3”/1000以上となるとゴムタイヤは
空転し走行に支障を来すことがある。
なり、勾配が3”/1000以上となるとゴムタイヤは
空転し走行に支障を来すことがある。
このスリンプ現象は都市モルレールの安全性あるいは自
動運転に重大な影響を与えるため、鋼軌道桁の走行面に
は適切な滑り止め処理が必要となる。
動運転に重大な影響を与えるため、鋼軌道桁の走行面に
は適切な滑り止め処理が必要となる。
この走行面に対する滑り止め処理方法の良否が都市モル
レールなどの安全性あるいは開業後の経営収支に多大の
影響を及ぼす。
レールなどの安全性あるいは開業後の経営収支に多大の
影響を及ぼす。
このため道路工事などで使用されている路面覆工板の走
行面に骨材を混入したエポキシ樹脂などの有機物を塗布
して防滑処理を施す手段と同様な手段を走行面に施すこ
とが考えられるが、この種の処理は硬化に時間を要する
ために長距離の走行面全体に防滑処理を施すためには多
くの時日と労力を要し、更にこの種の処理では騒音が大
きく耐摩耗性に問題が残り且つまた破損落下に起因する
道路交通や歩行者に及ぼす影響が大きいことから実際に
は使用し得ない。
行面に骨材を混入したエポキシ樹脂などの有機物を塗布
して防滑処理を施す手段と同様な手段を走行面に施すこ
とが考えられるが、この種の処理は硬化に時間を要する
ために長距離の走行面全体に防滑処理を施すためには多
くの時日と労力を要し、更にこの種の処理では騒音が大
きく耐摩耗性に問題が残り且つまた破損落下に起因する
道路交通や歩行者に及ぼす影響が大きいことから実際に
は使用し得ない。
本考案はこのような実情に鑑みなされたもので、これら
既存の走行面処理手段の欠点を解消し、良好な環境を維
持し安全で快適な乗心地の軌道を提供せんとするもので
あり、跨座型、懸垂型モルレールだけでなく、鋼製、鋳
鋼性の走行面を有する新交通システムの軌道にも適用で
きるものである。
既存の走行面処理手段の欠点を解消し、良好な環境を維
持し安全で快適な乗心地の軌道を提供せんとするもので
あり、跨座型、懸垂型モルレールだけでなく、鋼製、鋳
鋼性の走行面を有する新交通システムの軌道にも適用で
きるものである。
図面について実施例の詳細を説明すると、鋼軌道桁、鋼
板または鋳鋼板などよりなる軌道体1の走行面に、第1
図に示すようにステンレス溶射層2を一体的に溶着した
もので、このように形成されたステンレス溶射層2の表
面には軌道体表面の素地の凹凸もさることなから溶射作
業時における層の厚みの変化などによる微小な凹凸3が
自然に形成され、これが駆動ゴムタイヤ4の滑面防止作
用をなす。
板または鋳鋼板などよりなる軌道体1の走行面に、第1
図に示すようにステンレス溶射層2を一体的に溶着した
もので、このように形成されたステンレス溶射層2の表
面には軌道体表面の素地の凹凸もさることなから溶射作
業時における層の厚みの変化などによる微小な凹凸3が
自然に形成され、これが駆動ゴムタイヤ4の滑面防止作
用をなす。
そしてこのように構成された軌道体1は第2図のように
跨座型モルレール走行体5a、第3図のように懸垂型モ
ルレール走行体5b、第4図a。
跨座型モルレール走行体5a、第3図のように懸垂型モ
ルレール走行体5b、第4図a。
bに示す新交通システム走行体5cの軌道として用いら
れる。
れる。
尚この実施例では滑面防止のための溶射層2の素材とし
てステンレスを例示したが、これに代る他の金属でもよ
いことは勿論のことであってステンレスに特定されるも
のではないが、ステンレスのような不銹鋼の場合には雨
水にさらされる軌道としての耐ス性が大きいことからこ
の種不銹鋼を用いることが望ましい。
てステンレスを例示したが、これに代る他の金属でもよ
いことは勿論のことであってステンレスに特定されるも
のではないが、ステンレスのような不銹鋼の場合には雨
水にさらされる軌道としての耐ス性が大きいことからこ
の種不銹鋼を用いることが望ましい。
本考案は上述のように構成したので、走行時における駆
動ゴムタイヤと金属溶射層とq司に適度の防滑効果が作
用し、走行時に駆動ゴムタイヤがスリップして運行を阻
害したり乗客に対して不安感や不央感を与えたりするこ
とがなく、快適な乗心地のよい跨座型、懸垂型モルレー
ルや新交通システム走行体を提供することができる。
動ゴムタイヤと金属溶射層とq司に適度の防滑効果が作
用し、走行時に駆動ゴムタイヤがスリップして運行を阻
害したり乗客に対して不安感や不央感を与えたりするこ
とがなく、快適な乗心地のよい跨座型、懸垂型モルレー
ルや新交通システム走行体を提供することができる。
また軌道体の走行面に金属を溶射する作業は従来の有機
物塗布に比べて作業性がよく、長距離軌道でも短時日及
び少ない労力で処理でき、加えてこの金属溶射層は金属
軌道体に対し一体化されることからほとんど剥離するこ
となくたとえ剥離、落下しても溶射層の厚さが非常に薄
いため道路交通や歩行者に及ぼす危険性が全くなく安全
であるなど実用上の効果大である。
物塗布に比べて作業性がよく、長距離軌道でも短時日及
び少ない労力で処理でき、加えてこの金属溶射層は金属
軌道体に対し一体化されることからほとんど剥離するこ
となくたとえ剥離、落下しても溶射層の厚さが非常に薄
いため道路交通や歩行者に及ぼす危険性が全くなく安全
であるなど実用上の効果大である。
第1図は縦断正面図、第2図は跨座型モルレールの説明
図、第3図は懸垂型モルレールの説明図、第4図a、b
は新交通システムの軌道体断面図である。 1・・・・・・軌道体、2・・・・・・ステンレス溶射
層、3・・・・・・凹凸。
図、第3図は懸垂型モルレールの説明図、第4図a、b
は新交通システムの軌道体断面図である。 1・・・・・・軌道体、2・・・・・・ステンレス溶射
層、3・・・・・・凹凸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 駆動ゴムタイヤが接する金属製走行軌道面に。 金属溶射層を形成したことを特徴とするモルレールなど
の走行体軌道。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2433779U JPS5941204Y2 (ja) | 1979-02-26 | 1979-02-26 | モノレ−ルなどの走行体軌道 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2433779U JPS5941204Y2 (ja) | 1979-02-26 | 1979-02-26 | モノレ−ルなどの走行体軌道 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55126302U JPS55126302U (ja) | 1980-09-06 |
JPS5941204Y2 true JPS5941204Y2 (ja) | 1984-11-27 |
Family
ID=28862627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2433779U Expired JPS5941204Y2 (ja) | 1979-02-26 | 1979-02-26 | モノレ−ルなどの走行体軌道 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941204Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-26 JP JP2433779U patent/JPS5941204Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55126302U (ja) | 1980-09-06 |
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