JPS5941185B2 - カラ−複写機 - Google Patents

カラ−複写機

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JPS5941185B2
JPS5941185B2 JP49107564A JP10756474A JPS5941185B2 JP S5941185 B2 JPS5941185 B2 JP S5941185B2 JP 49107564 A JP49107564 A JP 49107564A JP 10756474 A JP10756474 A JP 10756474A JP S5941185 B2 JPS5941185 B2 JP S5941185B2
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JP
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color
filter
image
photoconductive surface
toner
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ヘンリ− マクベイ ジエ−ムス
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Publication of JPS5941185B2 publication Critical patent/JPS5941185B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカラー静電複写機、殊に視覚表示装置と組合わ
せて設けられたオペレータ制御装置に関する。
米国特許第2297691号に記載された静電複写法で
は、光導電面に静電潜像が記録される。
この方法を実施するには、普通は、光導電面の表面をほ
ぼ均一に静電的に帯電させ、次にこれを再生すべき像の
光パターンに露光し、この帯電光導電面の照射領域の電
荷を放電させる。従つて光導電面の未放電領域によつて
原画の光パターンの形状と一致した静電潜像が形成され
る。次に、トナーパウダーのような微細な静電吸着性材
料をこの潜像に接触させることによつてこの静電潜像を
現像することができる。
この場合、トナー ・パウダーは光導電面上の静電荷勾
配パターンによつてその像領域に保持される。即ち、こ
の静電荷勾配が最小である場所ではこの静電吸着性材料
は殆ど又は全く被着しない。従つて再生すべきコピーの
光像に一致したトナーパウダー像を生ずる。次にこのト
ナーパウダーを紙、プラスチックのようなシート又はそ
の他任意の適当な表面に転写してそこに溶融着し恒久的
なコピーを形成する。カラー複写は、上述のような基本
的な静電複写技術に極く簡単な改良を加えることにより
得ることができる。即ち、(1)光導電面に帯電させ、
(2屑生すべき像の1つの色成分に対しこの帯電した光
導電面を露光し、(3)トナーによりこの光導電面を「
−現像し、(4)そのトナー像を最終的像支持材に転す
ることから成る一連の工程を幾度か繰返すことによつて
カラー複写を得ることができる。
カラー複写において上述の基本的工程を何回繰返す必要
とするかは、現像するために利用する色の数によつて定
まる。各サイクル中、異つた色の分光フイルタを利用し
て光を選択的に吸収し、選ばれた波長の光を透過させ、
光導電面を適正なレベルまで放電させる。第1分光フイ
ルタを使用する最初の露光後、光導電面上の静電潜像を
第1補色トナーによつて現像する。この特定の第1色の
トナーで現像した像を次に像支持材料に転写する。この
第1色トナーで現像した像を保持する像支持材料を所定
位置に動かし、他の色のトナーで次に現像される像を受
けるようにする。第1色トナーで現像した像を転写した
後、第2回目に露光を行う準備として光導電面を清掃し
均一に帯電させる。
最初に利用したフイルタを投影光路から除去した後、第
2フィルタをこの投影光路に介挿し、通過光から第2色
を選択的透過させる。従つて光導電面は放電してその上
に第2静電潜像を残す。次にこの静電潜像を第2現像ス
テーシヨンに通し、ここで第2補色トナーによつてこの
第2像を現像する。次に既に付着している第1色トナー
で現像された像に重なるようこの第2像を転写する。こ
の工程を所定回数繰返すことによつて、像支持材料にカ
ラー複写を生ずる。
次に、この像支持材料を定着区域に動かし、ここでこの
カラー複写像は恒久的に定着させる。必ずしもこれに限
るわけではないが、この工程を3サイクル利用して黄色
トナー、マゼンタトナー及びシアントナーによつてカラ
ー像の現像を行う。このような3色法の場合には、異な
る色の分光フイルタを使用して減色法によりカラー複写
を行なう。これ等フイルタは赤、緑及び青である。上述
のカラー複写技術を実施するためには、この工程に必要
とする個々のフイルタをそれらの作動順序に応じて露光
手段の光路内の所定位置に有効に挿入する多色装置を設
ける必要がある。
同様に、光導電面上の所定の静電潜像を現像するための
一連の複数個の現像装置を設ける必要があり、更にカラ
ーフイルタをそれに対応した現像装置と正しく連動させ
るための制御装置を設ける必要がある。上述のカラー複
写機の効率を高めるためには、個々のフイルタを個々の
現像装置と組合せて作動させる制御手段を用いる必要が
ある。
また更に、オペレータに対しては、出米上つてくるコピ
ーの色が入力原画の色に相当するものであるか否かを見
得るようにして、色の理論に深い知識がない臨時のオペ
レータ即ち未熟練操作者でも最終コピーの状態を容易に
予測できるようにする視覚的表示手段を提供する必要が
ある。この制御装置は簡単、コンパクトで、かつ容易に
利用できるものである。
この制御装置は現存する複写機に取付けることができ、
またカラー複写機の付属品として又はカラー複写機の現
存する制御装置の代りに使用することができる。従つて
、本発明の主たる目的は、コピーのでき上る色を制御し
表示し得るように改良したカラー複写機を得る。
要約すれば、本発明によるとカラートナーに対して光学
フイルタ・マトリツクス内に配置されオペレータによつ
て制御される素子を有する制御パネルを設けて、各個々
のカラー現像装置を個々独立に非作動とするか或は所定
のカラーフイルタと共に利用することにより原画の正確
なカラー複写を得ることができる。
また別の方法としては、色を所定の方法で変換させるこ
ともできる。この場合においても、オペレータは、コピ
ーの色を、そのコピーのできる前に制御素子の位置の関
数として視覚的に観察し得るようにする。図面を参照し
て本発明の目的及び利点を次に詳細に説明する。
本発明を採用する複写機を図面につき説明する。
図面中同一部分は同一符号にて示す。第1図に於て、制
御表示装置11を複写機13に示す。本発明の制御表示
装置11は特にこのような複写機に使用して好適である
が、種々のカラー複写機に使用しても良く、図示の実施
例に限定する必要がないことは明らかである。第2図に
示すように、この複写機は、外周面に光導電性表面12
を有するドラム10を備えており、このドラム10を複
写機フレームに回転自在に取付け、ほぼ一定の角速度で
矢印14の方向に駆動モータ(図示せず)によつて駆動
する。
ドラム10を回転すると、光導電面12は順次一連の複
写処理ステーシヨンを通過する。駆動モータによるこの
ドラム10の回転速度は、複写機のその他の作動機構と
同期するように決めてある。ドラム10の軸の一端領域
に取付けたタイミング板をこの複写機の作動ロジツクに
共働させ、種々の複写処理ステーシヨンでの作用をドラ
ム10の回転に同期させる。このようにしてそれぞれの
複写処理ステーシヨンでの複写処理作用を適正な順序で
行なわせる。ドラム10によつて最初光導電面12を荷
電ステーシヨンAにもたらす。
この荷電ステーシヨンAでは、光電面12をその巾方向
に伸びたコロナ発生装置16を設けて、これにより比較
的高いほぼ均一な電荷を光導電面12上に与える。コロ
ナ発生装置16は、米国特許第2778946号に記載
されたものが好ましい。光導電面12をほぼ均一な電位
に帯電した後、ドラム10によつてこの光導電面12を
露光ステーシヨンBへ動かす。
この露光ステーシヨンBでは帯電した光導電面12に原
画22のカラー沢光像を投影する。またこの露光ステー
シヨンBには、移動レンズ系18とカラーフイルタ機構
20とを設けてある。この移動レンズ系の1例は、米国
特許第 3062108号に記載されている。
フイルタ機構20を制御表示装置11に共働させ必要な
光像を得る。紙、本などのような原画22を下向きにし
て透明プラテン土24に配置する。第2図に示すように
、レンズ18とフイルタ機構20とに対し適切な時間関
係でランプ26を動かし得るようにしてこのプラテン2
4上に配置した原画22を順次走査する。このようにし
て、原画22からの光像を光導電面12に投影する。こ
の露光工程中、フイルタ機構20によつてレンズ18の
光路内に選択したカラーフイルタを介挿させる。レンズ
18を透過する光線に適当なフイルタを作用させ電磁波
スペクトル中の特定のスペクトル領域の静電潜像を光導
電面12に作る。以後この潜像を単色静電潜像と称する
。更にドラム10に現像ステーシヨンCに回転する。
この現像ステーシヨンCには3個の個々の現像ユニツト
28,30,32を配置し、光導電面12上の静電潜像
を可視像とする。これ等現像ユニツトはすべて「磁気ブ
ラシ現像ユニツト」と一般に言われる形式のものにする
のがよい。代表的な磁気ブラシ装置は粒状キヤリヤとト
ナー粒子とを含む磁化性現像剤を利用している。一般に
トナー粒子は熱硬化性である。現像作用に当つては、定
方向性磁界にこの現像剤を連続的に流しその磁界の作用
で現像剤をブラシ状に整列させる。光導電面12に記録
した静電潜像を動かして現像剤ブラシに接触させて、ト
ナー粒子をこの現像剤から潜像に吸着させる。各現像ユ
ニツトにはフイルタュニット20を透過した光のスペク
トル領域の補色に相当する色のトナー粒子を入れてある
。例えば、緑色沢光静電潜像上に緑色吸収マゼンタトナ
ー粒子を吸着させることによつてこの静電潜像を現像し
、青色沢光潜像と赤色沢光潜像とをそれぞれ黄色トナー
粒子及びシアントナー粒子によつてそれぞれ現像する。
±述の作動状態では制御表示装置11は通常の作動状態
にある。しかし他の作動状態では制御表示装置11でフ
イルタを交換し、作動する現像ユニツトが透過光線に対
し補色関係にあるトナー粒子を含まないようにすること
もできる。
この場合コピーの合成色は原画に合致しないが必要に応
じ交換してもよい。また、制御表示装置11にコピーの
色を表示するようにしてオペレータがフイルタ交換の結
果を予知し得るようにすることもできる。第2図に示す
ような複数個の現像ユニツトを採用する代表的な現像ス
テーシヨンは、米国特許第3854449号に記載され
ている。現像後、この可視像を転写ステーシヨンDに前
ノ 進させ、この転写ステーシヨンで、光導電面12に
静電的に吸着されているトナーバウダ一像を最終像支持
材料34のシートに転写する。
この最終像支持材料34は特に熱可塑性ポリスルホン材
料の平坦なペーバ又はシートがよい。転写ロールτ 3
6によつてこの像支持材料34を取外し得るよう取付け
て再循環通路に転写ロールと共に移動させる。転写ロー
ル36をドラム10と同期して矢印38の方向に回転し
得るようにする(この場合ほぼ同一角速度である)。従
つて複数個のトナーOパウダー像は光導電面12から像
支持材料34に転写され、各トナー像はその前の像とず
れないように重なる。この転写は、転写ロール36に対
して光導電図12に記録された潜像から像支持材料34
にトナー粒子を静電的に吸着するに十分な大きさと適正
な極性をもつバイアス電圧をかけることによつて行われ
る。このように電気的バイアスをかける転写ロールは、
米国特許第3612677号に記載されている。複数個
のトナー像を光導電面12から像支持材料34に転写し
た後、グリツパフイルタ一40によつて像支持材料34
を転写ロール36の表面から剥離する。
次に像支持材料34と転写ロール36との間にストリツ
パ一棒42を介挿する。このようにして像支持材料34
を転写ロール36から分離し、コンベヤ44により定着
ステーシヨンに前進させ得るようにする。定着ステーシ
ヨンEでは溶融定着装置46によつてトナー像を像支持
材料34に恒久的に定着する。
この定着装置は、米国特許第3498592号及び米国
特許第3826892号に記載されている。トナー像を
恒久的に定着した像支持材料34を次にコンベヤ48,
50によつてキヤツチトレイ52に前進させる。オペレ
ータはこのキヤツチトレイ52から完成したコピーを取
り出す。複写工程を説明する前にシート送り機構を簡単
に説明する。引続き第2図に於て、像支持材料34のス
タツク54をトレイ56上に配置する。送りローラ58
をリタードロール60に共働させ、像支持材料スタツク
54からその最上側シートをシユート62に前進させる
。シユート62によつて前進するシートをこのシートに
対し配列したレジスタロール64間のニツプ内に案内す
る。そして、レジスタロール64によつてシートを転写
ロール36に動かし、ここで該シートは、この転写ロー
ルと共に再循環通路内に移動するよう転写ロールに受け
取られる。ドラム10の矢印14方向の最後の複写処理
ステーシヨンはクリーニングステーシヨンFである。
先に説明したように、大部分のトナー粒子は像支持材料
34に転写されるが、若干の残留トナー粒子が光導電面
12に残る。クリーニングステーシヨンEではこれ等残
留トナー粒子を光導電面12から除去する。この残留ト
ナー粒子にクリーニング用コロナ発生装置(図示せず)
を作用させると、このクリーニングコロナ発生装置が光
導電面12上の残留静電荷を消散させてそこに付着して
いるトナー粒子とを落しやすくさせる。次に光導電面1
2に接触する回転繊維ブラシ66によつて光導電面から
トナー粒子を除去する。このブラシクリーニング装置の
1例は、米国特許第3590412号に記載されている
。以上の記載により本発明を利用するカラー複写機の一
般作動が理解できたことと思われる。
原画と同一色のコピーを作る通常の複写作用では各色ご
とにその複写処理作用にフイルタを利用して潜像を作り
、次にマゼンタ、シアン、黄色トナー含有現像ステーシ
ヨンを利用してこの光導電面12に記録された静電潜像
を順次現像する。即ち、緑色フイルタを利用してマゼン
タの現像のため荷電光導電面12を露光し、シアンの現
像のため赤色フイルタを使用し、黄色の現像のため青色
フイルタを利用する。緑色のフイルタを光学通路内に介
挿する時、原画からの緑色光線を光導電面12に送ると
その照射された領域が放電する。
帯電領域はマゼンタトナー粒子即ち緑に対し補色関係に
あるトナー粒子により現像される。このトナー粒子像は
次に像支持材料34に転写される。次の工程で、赤色フ
イルタを光路に介挿し、緑色フイルタと青色フイルタと
を除去し、原画から光導電面に赤色光線を送り、これに
より照射された領域を放電し、赤に対し補色関係のトナ
ー粒子即ちシアンによつて帯電領域を現像する。
そして、第1トナー像即ちマゼンタトナー像に一致する
ようこのシアントナー像を像支持材料34に転写する。
第3番目の像処理に於てl叡青色フイルタを光路に挿入
し、他のフイルタを除去して青色光線を透過させて、最
初に述べた2種の像処理におけると同様光導電面12の
帯電領域を黄色トナー粒子によつて現像し、次に最初の
2種のトナー像に合わせてシート34にこの像を転写す
る。原画の黒い領域は3種のスペクトル領域から光を吸
収する。
即ち、光導電面12上の像の電位が3種の全トナーの現
像のために十分な電位であると、最終コピーのこの電位
の所は黒色となる。原画がシアン、マゼンタ又は黄色で
ある場合、スペクトルの基本的な密度領域でのみ現像が
行なわれるに十分な像電位をこの補色フイルタによつて
生ぜしめ、従つてシアン、マゼンタ及び黄色の単色トナ
ーに各色を現像させる。緑と青の領域ではそれぞれ赤が
吸収されるため最初赤であつた領域に於ては、黄色トナ
ーとマゼンタトナーとが現像される。赤の領域では高レ
ベルの反射によ−つて光導電面を放電し、赤の領域のシ
アンの現像は行われない。同様に、緑色フイルタを通し
て露光された時原画の緑の領域によつて光導電面を放電
し、マゼンタの現像を禁止すると共に、緑の領域によつ
て赤色光と青色光を吸収し光導電面に十分な電位を生ぜ
しめ、シアンと黄色とをそれぞれ現像する。青色の領域
はマゼンタ及びシアンにより複写される。これは原画か
ら反射し青色のフィルタを透過した青色光が光導電面を
十分に放電し黄色の現像を禁止するからである。このよ
うにして、自分自身の影の部分を含み黒及び6色をどの
ようにして発生するかが明らかとなつたであろう。この
複写機を普通の方法で利用し、しかも1個又は2個以上
の現像処理サイクルを省いた場合には、黒は再現されな
い。
これはカラー複写のためには全3色が必要なためである
。この複写機は通常前に述べたようにプログラム制御さ
れ、従つて特定のフイルタに関連した順序で特定の現像
が行なわれる。同様に、特定のフイルタ及びその補色ト
ナーを除去すると、この除去した色が全体として現われ
る場合又は異なる色の構成として現われる場合最終コピ
ーからその色の成分が除去される。このことは臨時のオ
ペレータ即ち未熟練操作者に対しては問題が発生する。
例えば原画が全く黒であり、全現像ユニツトがシアン用
を除いてオフ位置にある場合、赤でないあらゆる色彩成
分を吸収するため赤色フイルタを利用する。赤のみを光
導電面に通すと、シアン及び白コピーを発生するシアン
現像ユニツトによつてあらゆる赤吸収像、この例では黒
色像が現像される。しかし原画も赤を含み、同一のプロ
グラム制御を利用する場合、原画からの赤色は、赤色フ
イルタで透過され光導電面を放電させ、赤色の情報の像
は現像されない。従つて色についての理論を知らない未
熟練オペレータが作業する場合には可視的表示手段がな
いと混乱を起す恐れがぁる。全部の色を複写する以外の
操作の時、又は原画が黒でありかつ2個のフイルタがオ
フになつているような操作をする時には、最終コピーの
色を予知することが困難なことがある。
そこでオペレータを助けるための表示装置の必要性が考
えられる。本発明の制御表示装置は作動するフイルタを
決定し、コピーの色を表示する。以前は各現像装置は特
定のフイルタと共に作用するようになつていて、表示装
置が無かつた。本発明によればあらゆる色のコピーを選
択でき、又は任意のフイルタと共に使用すべき個々の現
像装置を選択することができる。この装置にはシアン、
マゼンタ及び黄色のトナー色に相当するスロツト内の3
個のオペレータ制御現像装置作動レバーを包含する。こ
れ等セレクタスィツチは利用すべきフイルタを表わす4
個の位置の間で動くことができる。これ等の位置は青、
緑及び赤のフイルタを現わしている。また現像ユニツト
を全体として不作動にするオフ位置も包含する。これ等
スイツチを適切に動かすことによつて任意の現像装置と
そのフイルタとを不作動にすることができる。また3個
のフィルタの任意の1個を使用し任意の現像ユニツトを
作動させてもよい。第3図を参照して、フイルタ機構2
0を簡単に説明する。
このフイルタ機構20のハウジング部材68をレンズ1
8に取付け、走査中レンズと共に動かし得るようにする
。このハウジング68に窓70を設け、この窓70をレ
ンズに対し適当に位置させ、原画22からの光をレンズ
18に通過させ、光導電面12を照射しこの光導電面に
静電潜像を記録させる。ハウジング68の底壁72と頂
壁74とにそれぞれ複数個の軌道76,78を設ける。
これ等軌道76,78は・・ウジング68の全幅にわた
り延在している。フイルタは、ハウジングの右側の不作
動位置から、光を透過させる・゛ウジングの窓に配置さ
れた作動位置まで動くよう各軌道によつて移送される。
またこのフイルタは、個々の引張バネ80によつてハウ
ジングの光学窓70内の挿入すべき所定位置に押圧され
ている。またこのバネ80は、各個々の軌道78に取付
けたピンからフイルタの頂部の溝に貫通する。バネ80
をフイルタフレームローラ81の周りに取付け、フィル
タからの突出部85の孔にバネ80の端部を保持する。
同様に、各フイルタの底部バネ82を下部軌道のピンに
保持し、ローラ83の周りに延長して突出部85の第2
孔内に入れる。各フイルタの各軌道76の底部内に上方
に突出する止ピンによりフイルタを窓70の緑から外れ
た所定位置にロツクする。所定のソレノイド84(この
例では3個のソレノイドの1個)を作動させることによ
りハウジングの窓70の光路内に特定のフイルタを挿入
する。また、このソレノイドを作動させることによつて
対応する止めピンを対応するフイルタとの当接状態から
外して軌道76から下方に動かし、フイルタの周りの犬
ネにより該フイルタを窓の光路内に動かす。このための
適当な回路を付勢するため配置した電気回路を第5図に
示す。窓70内の作動位置へともたらされたフイルタは
、原画の全走査中その位置に留まつている0原画の走査
が完了するとバネによりレンズ18とランプ26とをそ
の元の位置に復帰させる。
レンズとランプとの復帰中、挿入されたフイルタをこの
作動位置から除去し、第2のフイルタ即ち次のフイルタ
をその位置に挿入できるようにする。ハウジング68の
外部に復帰用枢動アーム86を枢着し、各フイルタが窓
70内に挿入された後、各フイルタをその不作動位置に
復帰させる。ハウジング68の壁に弓形スロツト90を
形成し、アーム86に取付けたピン92をここに係合す
る。そしてこのピンが、アーム86をその移動範囲を限
定する弓形通路に溢つて案内する。枢着アーム引張バネ
94をアーム86に取付け、これによりアーム86を上
方に押圧する。3個の平行なスロツト96をハウジング
68の壁に設け、このスロツトの長さを十分にし、フィ
ルタを不作動位置から作動位置に動かし得るようにする
フイルタを支持するそれぞれの軌道76の最高部に各ス
ロツト96を対応させる。アーム98を各フイルタの底
部に取付けて、それぞれの軌道に対応するスロツト96
の1個を通じて・・ウジングの外部に突出さす。当接部
材100をアーム86の端部に取付け、作動位置にある
際の対応するフイルタのアーム98にこの当接部材10
0を係合させる。この構造的機構は、米国特許第377
5006号に詳細に記載されている。この制御装置を現
像ユニツトの1個に組合せて適当なソレノイドを作動さ
せるよう配置することにより所要のカラーを有するカラ
ーコピーを得ることができる。第4図について、本発明
装置の制御表示装置の詳細構造を次に説明する。
これ等制御素子のおのおのは4位置摺動スイツチである
。摺動素子102,104,106のおのおのは、個々
のカラー表示板108,110,112と共にそれぞれ
移動し得るように連結してある。このように構成するこ
とにより、任意特定の摺動スイツチを動かすと、その関
連するカラー表示板がそれと共に動く。それぞれの関連
カラー表示板の制御孔114,116,118を各スイ
ツチに設け、各カラー表示板のこの制御孔をその関連す
るカラー表示板以外の他の板の細いスロツト120,1
22,124,126,128,130に連結し、これ
等カラー表示板の間の移動を摺動形式で行うようにする
。またこれらカラー表示板は、この複写機のオペレータ
制御パネルのカバープレートの摺動レールに取付けてあ
る。図面に示すように適当にプログラム化した色の半透
明孔132をこれ等カラー表示板のおのおのの下部に設
ける。
色を読取るためには白い面134の前部にこれ等孔の組
を位置させ、この組立体の面板138に7個の付加的色
点136を配置し面板の孔に整合させる。この複写機に
よつて複写される色を現わす色点136に相当する色の
名称を面板の色点の一側に付けてある。このようにして
、摺動板を他の摺動板に対して動かす時、カラー表示板
の種々の半透明の着色孔132は摺動素子102,10
4,106の位置に応じて整合し、この半透明着色孔1
32の位置によつて色点136に現われる色を決定する
。第1図に示すように摺動素子102,104,106
が斜に隔置されている場合には全ての色を現像する通常
の作動状態にある。
このようにして半透明孔132の色を面板138の色に
マツチさせる。しかし摺動素子102,104,106
が動くと、色点136内の色を適当に変化させるので、
オペレータは特定のコピー操作で得られる色の変換を容
易に決定することができる。このようにして未熟練者で
も意識的に原画の色を選択変換することができ、コピー
を作る前に違つた色の組合せ及び変換を予知することが
できる。このような制御表示装置が無いと、色の理論に
熟達しているか、複写機を長く使用した経験が無い限り
、この制御パネルがオペレータに与える実益は達成され
ない。例として、黒色の輪部をつけた米国国旗の原画が
あり、青の代りに赤にしたい場合、図面で示したのとは
反対方向に斜に制御パネルを固定する。
上述し,たところから明らかなように、普通は摺動素子
102に対しては赤色フイルタとシアントナーとを、摺
動素子104に対しては緑色フイルタとマゼンタトナー
とを、摺動素子106に対しては青色フイルタと黄色ト
ナーとを有する。この状態でこの国旗を介在させるには
、摺動素子102を青色、シアン位置に、摺動素子10
4を緑色、マゼンタ位置に、摺動素子106を黄色、赤
色位置に置く必要がある。このようにして、赤色と青色
とを全体として逆にすると共に、黒は原画のように残す
。しかしこのように色を変換させることは原画の全ての
黄色領域とシアン領域とを反転することになる。このこ
とは未熟練者のために表示することの主要な利点である
。この複写機の能力は、フイルタの数とトナーとによつ
て決る。この色彩の表示装置を使用しないと、大部分の
オペレータは、このような色の変換を行う前にコピーを
試し焼きする必要があろう。第5図に本発明装置の制御
表示装置の電気回路を示す。
ここに示したように、3極双投ラッチングリレ一を利用
して正常作動状態からオペレータ制御作動状態にこの複
写機13(第1図参照)を変換する。正常作業状態では
、リレー接点140,142,144を閉じ、リレー接
点146,148,150を開く。従つて摺動スイツチ
152,154,156はバイバスする。このようにし
て、電力線158,160,162,164,166,
168をリード線170,172,174,176,1
78,180に直接接続し、本発明装置の制御表示装置
とは別個にフイルタ群の適当なソレノイドを作動させる
。これに反し、3極双投ラツチングリレ一がオペレータ
制御作動状態にある時には、リレー接点140,142
,144を開き、リレー接点146,148,150を
閉じる。従つて摺動スィツチ152,154,156に
よつて動力線158,160,162,164,166
,168をりード線170,172,174,176,
178,180に接続し所要のフイルタを作動させる。
例えば動力線162をリード線174に接続するよう摺
動素子102を位置させると、シアントナー粒子によつ
て青色沢光像を現像する。動力線160をリード線17
2に接続するよう摺動素子104を位置させると、マゼ
ンタトナー粒子によつて緑色沢光像を現像する。最後に
動力線158をリード線1T0に接続するよう摺動素子
106を位置させると、赤色沢光像を生じ、黄色トナー
粒子によつてこの赤色沢光像を現像する。対応する摺動
スイツチ152,154,156の摺動素子102,1
04,106を動かすことによつて上の説明とは異なる
組合せができる。要約すれば、本発明では第1及び2図
に示す複写機によつてできるコピーの色を制御できる。
また本発明はコピーの合成色を表示し未熟練者でも所要
の色の変換を行なうことができる従つて本発明によれば
、カラー複写機に制御表示装置を備え、上述の発明の目
的及び利点を完全に達成することができる。
以上本発明の特定の実施例を説明したが、本発明はこれ
等の実施例に限定されることなく特許請求の範囲内に於
て種々の設計変更を加え得ること明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明カラー複写機の斜視図、第2図は第1図
のカラー複写機の内部を説明するための概略斜視図、第
3図は第1図の複写機に使用する制御装置の分解斜視図
、第4図は第1及び3図に示した複写機のフイルタ装置
の分解斜視図、第5図は第3図に示した制御パネルの電
気回路図である。 12一光導電面、13−カラー複写機、20−カラーフ
ィルタ機構、22一原画、28,30,32一現像ユニ
ツト、A一荷電ステーシヨン、B−露光ステーシヨン、
C一現像ステーシヨン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 光導電部材と、帯電ステーションと、光路を有する
    露光ステーションと、原画の複写のために前記光導電部
    材上に全て作用するようになつており、複数の現像装置
    を有する現像ステーションとを備え、各現像装置は異な
    る色の現像剤を収容して相互に独立に動作しうるように
    なつており、前記露光ステーションには複数の光学フィ
    ルターが設けられており、このフィルターは相互に異な
    る色で成るとともに前記露光ステーションの光路中で所
    定時間動作しうるようになつているカラー複写機におい
    て、前記フィルターの一つとそれに対応する色の現像剤
    を収容した現像装置との組合せを他の組合せから独立し
    て作動させるのを選択する制御パネルが取付けられ、こ
    の制御パネルには前記各フィルターに対応してスイッチ
    がそれぞれ設けられ、各スイッチは対応するフィルター
    を選択的に作動させるとともに対応する現像装置を選択
    的に作動させ、各スイッチにはそれぞれ色情報を有する
    カラー表示板が連結され、各カラー表示板は前記制御パ
    ネルの後面に相互に重なり合つて且つ相互に動きうるよ
    うに配置され、前記制御パネルには、フィルターと対応
    する現像装置との組合せの選択によつて得られる実際の
    色を決定するように前記カラー表示板の色情報を表示す
    る開口が形成されていることを特徴とするカラー複写機
JP49107564A 1973-09-25 1974-09-18 カラ−複写機 Expired JPS5941185B2 (ja)

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US400592 1973-09-25

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AU (1) AU7345274A (ja)
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BR (1) BR7406291D0 (ja)
CA (1) CA1038016A (ja)
CH (1) CH584423A5 (ja)
DE (1) DE2431780A1 (ja)
ES (1) ES429941A1 (ja)
FR (1) FR2245017B1 (ja)
GB (1) GB1473333A (ja)
IT (1) IT1022167B (ja)
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SU683645A3 (ru) 1979-08-30
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BR7406291D0 (pt) 1975-07-29
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SE7411072L (sv) 1975-03-26
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DE2431780A1 (de) 1975-04-03
NL7412615A (ja) 1974-12-30
CH584423A5 (ja) 1977-01-31
IT1022167B (it) 1978-03-20
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