JPS5940975B2 - コンクリ−ト製浮「かん」体構造物の接合方法 - Google Patents
コンクリ−ト製浮「かん」体構造物の接合方法Info
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- JPS5940975B2 JPS5940975B2 JP12677777A JP12677777A JPS5940975B2 JP S5940975 B2 JPS5940975 B2 JP S5940975B2 JP 12677777 A JP12677777 A JP 12677777A JP 12677777 A JP12677777 A JP 12677777A JP S5940975 B2 JPS5940975 B2 JP S5940975B2
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- Japan
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- concrete
- space
- water
- floating box
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Description
【発明の詳細な説明】
海洋コンクリート構造物は、海洋に浮上する構造物であ
っても、また海底に着底設置される構造物であっても、
陸上で構造物本体を建造し、それを所定の地点に曳航、
撃留するか、または海底に沈降設置する場合が多い。
っても、また海底に着底設置される構造物であっても、
陸上で構造物本体を建造し、それを所定の地点に曳航、
撃留するか、または海底に沈降設置する場合が多い。
このような構造物を建造する方法には、その規模により
各種の工法があるが、大型構造物の場合には、大規模な
ドライドツクまたは仮締切ドック方式が採用されている
。
各種の工法があるが、大型構造物の場合には、大規模な
ドライドツクまたは仮締切ドック方式が採用されている
。
これらの方式では構造物全体をドック内で建造したのち
、ドック内に注入して構造物を浮上させ、ドックよシ曳
出している。
、ドック内に注入して構造物を浮上させ、ドックよシ曳
出している。
従って前記の方式によればドックの規模は少なくとも構
造物の全平面形状以上の広さが必要であり、大型構造物
になれば非常に大きな面積を有するドックが必要となり
、建造施設に莫大な費用を要することとなる。
造物の全平面形状以上の広さが必要であり、大型構造物
になれば非常に大きな面積を有するドックが必要となり
、建造施設に莫大な費用を要することとなる。
本発明はこのような欠陥を除去するために提案されたも
ので、止水ゲートを介して外洋と接するように陸地に構
築されたコンクリート製浮函体接続スペース内に第1の
コンクリート製浮函体を設置するともに注水し、次いで
前記第1の浮函体の大半を止水ゲートより外洋中に前進
させるとともニ前記スペース内に第2のコンクリート製
浮函体を浮揚させ、次いで前記第1、第2両浮函体を引
寄せるとともに両浮函体にバラスト水を注入して前記ス
ペースに着底せしめ、次いで前記スペース内を排水して
前記両浮函体のレベル調整及び方向修正を行ない、次゛
ハで間両浮函体内の各バラスト水を排水して前記第1の
浮函体の上下及び横方向の変位を抑制しながら前記両浮
函体の接合部に接合材を介装し、前記第1の浮函体に作
用する水圧を前記接合部の反力で支持して前記両浮函体
を接合材を介して接合することを特徴とするコンクリー
ト製浮函体構造物の接合方法に係るものである。
ので、止水ゲートを介して外洋と接するように陸地に構
築されたコンクリート製浮函体接続スペース内に第1の
コンクリート製浮函体を設置するともに注水し、次いで
前記第1の浮函体の大半を止水ゲートより外洋中に前進
させるとともニ前記スペース内に第2のコンクリート製
浮函体を浮揚させ、次いで前記第1、第2両浮函体を引
寄せるとともに両浮函体にバラスト水を注入して前記ス
ペースに着底せしめ、次いで前記スペース内を排水して
前記両浮函体のレベル調整及び方向修正を行ない、次゛
ハで間両浮函体内の各バラスト水を排水して前記第1の
浮函体の上下及び横方向の変位を抑制しながら前記両浮
函体の接合部に接合材を介装し、前記第1の浮函体に作
用する水圧を前記接合部の反力で支持して前記両浮函体
を接合材を介して接合することを特徴とするコンクリー
ト製浮函体構造物の接合方法に係るものである。
本発明にお′いては前記したように、止水ゲートを介し
て外洋に接するコンクリート製浮函体接続スペースを陸
地に構築しておき、同スペース内に陸上で製作された第
1のコンクリート製浮函体を設置するとともに、同スペ
ース内に注水して前記第1の浮函体を同スペース内にお
いて浮揚せしめ、その大部分を止水ゲートを超えて外洋
に送り出し、一方前記スペースに前記第1の浮函体に接
合すべき第2のコンクリート製浮函体を浮揚させ、前記
第1、第2の両浮函体を引寄せるとともに、同各浮函体
にバラスト水を注入して前記スペースに着底せしめ、次
いで前記止水ゲートと前記第1の浮函体との間を水密に
して前記スペース内を排水することにより、同スペース
基底部に配設されたレベル調整ジヤツキ等によって前記
両浮函体のレベルを調整するとともに、間両浮函体間及
び前記第2の浮函体とスペース後部壁との間に介装され
た方向修正ジヤツキ等によって前記両浮函体の方向修正
を行ない、次いで間両浮函体内の各バラスト水を排水し
て、外洋に浮揚する前記第1の浮函体の波浪及び風等に
よる上下並に横方向の変位を抑制しながら、前述のよう
に所定位置を占めるように規正された前記両浮函体の接
合部に接着剤、接合コンクリートの如き接合材を介装す
ることによって、外洋に浮揚する前記第1の浮函体に作
用する水圧によって前記浮函体の接合部に生起する反力
により、前記接合材による前記両浮函体接合部に対する
接合力を有効に作用せしめ、間両浮函体を確実に接合す
るものである。
て外洋に接するコンクリート製浮函体接続スペースを陸
地に構築しておき、同スペース内に陸上で製作された第
1のコンクリート製浮函体を設置するとともに、同スペ
ース内に注水して前記第1の浮函体を同スペース内にお
いて浮揚せしめ、その大部分を止水ゲートを超えて外洋
に送り出し、一方前記スペースに前記第1の浮函体に接
合すべき第2のコンクリート製浮函体を浮揚させ、前記
第1、第2の両浮函体を引寄せるとともに、同各浮函体
にバラスト水を注入して前記スペースに着底せしめ、次
いで前記止水ゲートと前記第1の浮函体との間を水密に
して前記スペース内を排水することにより、同スペース
基底部に配設されたレベル調整ジヤツキ等によって前記
両浮函体のレベルを調整するとともに、間両浮函体間及
び前記第2の浮函体とスペース後部壁との間に介装され
た方向修正ジヤツキ等によって前記両浮函体の方向修正
を行ない、次いで間両浮函体内の各バラスト水を排水し
て、外洋に浮揚する前記第1の浮函体の波浪及び風等に
よる上下並に横方向の変位を抑制しながら、前述のよう
に所定位置を占めるように規正された前記両浮函体の接
合部に接着剤、接合コンクリートの如き接合材を介装す
ることによって、外洋に浮揚する前記第1の浮函体に作
用する水圧によって前記浮函体の接合部に生起する反力
により、前記接合材による前記両浮函体接合部に対する
接合力を有効に作用せしめ、間両浮函体を確実に接合す
るものである。
本発明によれば前記したように、コンクリート製浮函体
は陸上で製作されて、外洋に接して設けられたコンクリ
ート浮函体接続スペース内に設置され、同スペースの止
水ゲートより大部分が外洋に前進された状態で前記スペ
ースに新らたに設置された次位のコンクリート製浮函体
と同スペース内で接合されるので、前記コンクリート浮
函体接続スペースは、コンクリート製浮函体が1個分入
るスペース程度の大きさでよく、従来のように大型のド
ライドツク等を必要としないので、仮設費用を大幅に節
減する゛ことができる。
は陸上で製作されて、外洋に接して設けられたコンクリ
ート浮函体接続スペース内に設置され、同スペースの止
水ゲートより大部分が外洋に前進された状態で前記スペ
ースに新らたに設置された次位のコンクリート製浮函体
と同スペース内で接合されるので、前記コンクリート浮
函体接続スペースは、コンクリート製浮函体が1個分入
るスペース程度の大きさでよく、従来のように大型のド
ライドツク等を必要としないので、仮設費用を大幅に節
減する゛ことができる。
また従来のドライドツク方式または平地ヤード方式では
コンクリート製浮函体を建造した場合、進水する必要が
あり、このだめの費用が莫大であるが、本発明によれば
コンクリート浮函体を進水しながら接合していくので、
建造完了後に進水の必要がない。
コンクリート製浮函体を建造した場合、進水する必要が
あり、このだめの費用が莫大であるが、本発明によれば
コンクリート浮函体を進水しながら接合していくので、
建造完了後に進水の必要がない。
また本発明によれば前記したように、第1、第2両浮函
体の接合時に、外洋に浮揚する前記第1の浮函体に作用
する水圧を利用して優れた接合効果を挙げることができ
るものであり、前記浮函体を建造しなから浮函体相互の
接合作業を平行して行なうことができ、また繰返し作業
ができるので工期が大幅に短縮される。
体の接合時に、外洋に浮揚する前記第1の浮函体に作用
する水圧を利用して優れた接合効果を挙げることができ
るものであり、前記浮函体を建造しなから浮函体相互の
接合作業を平行して行なうことができ、また繰返し作業
ができるので工期が大幅に短縮される。
更に本発明によれば海底地盤と無関係に作業ができるの
で、海底地盤の整地等の作業を要せず、更にまた浮函体
接合時点において、外洋側に突出され、既に接合された
浮函体が波浪、風等により動揺しないように、上下及び
横方向の変位が拘束されているので、海象条件に左右さ
れることなく作業が行なわれるものである等、本発明は
多くの利点を有するものである。
で、海底地盤の整地等の作業を要せず、更にまた浮函体
接合時点において、外洋側に突出され、既に接合された
浮函体が波浪、風等により動揺しないように、上下及び
横方向の変位が拘束されているので、海象条件に左右さ
れることなく作業が行なわれるものである等、本発明は
多くの利点を有するものである。
以下本発明を図示の実施例について説明する。
第1図に示すように陸地に仮締切矢板1を貫入してその
内周を掘削し、コンクリート製浮函体接続用スペースA
を作る。
内周を掘削し、コンクリート製浮函体接続用スペースA
を作る。
コノ際、同スペースAの後端には土留兼用反力壁2を構
築し、また外洋Bに接する前端の仮締切矢板1の内側に
止水装置3の装備された止水ゲート4が配設される。
築し、また外洋Bに接する前端の仮締切矢板1の内側に
止水装置3の装備された止水ゲート4が配設される。
図中Cはコンクリート製浮函体建設ヤード、5はコンク
リート製浮函体沈設りレンである。
リート製浮函体沈設りレンである。
第8図は前記止水装置3の詳細を示し、止水ゲート4の
両側面及び底面に亘って配設された凹条溝6に、圧力空
気の注排される気嚢体よりなる止水シール7が取付金具
8を介して装着されている。
両側面及び底面に亘って配設された凹条溝6に、圧力空
気の注排される気嚢体よりなる止水シール7が取付金具
8を介して装着されている。
また前記スペースAの前面には、浮函体を案内する一双
のガイド杭9が嵌入され、同各ガイド杭9の対向面には
浮函体のガイドローラ10が装着され、また相対するガ
イド杭9間に横架された水平梁11には浮函体の上下方
向の変位を拘束するガイドレベルジヤツキ12が配設さ
れている。
のガイド杭9が嵌入され、同各ガイド杭9の対向面には
浮函体のガイドローラ10が装着され、また相対するガ
イド杭9間に横架された水平梁11には浮函体の上下方
向の変位を拘束するガイドレベルジヤツキ12が配設さ
れている。
(第9図参照)
次イで前記建設ヤードCにおいて第1のコンクリート製
浮函体S1を建造し、前記クレン5によって吊上げて前
記スペースA内に設置し、次いで同スペース内に注水し
て止水ゲート4の部分の仮締切矢板1を撤去する。
浮函体S1を建造し、前記クレン5によって吊上げて前
記スペースA内に設置し、次いで同スペース内に注水し
て止水ゲート4の部分の仮締切矢板1を撤去する。
(第2図参照)次いで前記第1の浮函体S1を止水ゲー
ト4を潜通してその大部分を海洋B内に前記ガイド杭9
のガイドローラ10を案内として前進させ、その後方に
おいて前記スペースA内に第2のコンクリート製浮函体
S2を沈設する。
ト4を潜通してその大部分を海洋B内に前記ガイド杭9
のガイドローラ10を案内として前進させ、その後方に
おいて前記スペースA内に第2のコンクリート製浮函体
S2を沈設する。
(第3図参照)次いで前記第1、第2両浮函体S7.S
2を夫夫水面に浮揚した状態で引寄せウィンチ13によ
って引寄せ、同浮函体S1.82間及び前記第2の浮函
体S2と反力壁2との間に夫々介装された第1及び第2
の方向修正ジヤツキ14,15と各浮函体S1 、S2
との間に隙間の生じない程度にする。
2を夫夫水面に浮揚した状態で引寄せウィンチ13によ
って引寄せ、同浮函体S1.82間及び前記第2の浮函
体S2と反力壁2との間に夫々介装された第1及び第2
の方向修正ジヤツキ14,15と各浮函体S1 、S2
との間に隙間の生じない程度にする。
この状態で前記同浮函体S1 、S2に同時に注水して
、前記スペースA底部のレベル調整ジヤツキ16上に着
座させる。
、前記スペースA底部のレベル調整ジヤツキ16上に着
座させる。
次いでガイドレベルジヤツキ12を伸長して、次の段階
で前記第1の浮函体S、に浮力の働いたときの反力を支
持するようにしておく。
で前記第1の浮函体S、に浮力の働いたときの反力を支
持するようにしておく。
(第4図参照)次いで前記止水装置3における止水レー
ル7に圧力空気を封入して、前記第1の浮函体S、に圧
着して止水したのち、前記スペースA内の排水を行なう
。
ル7に圧力空気を封入して、前記第1の浮函体S、に圧
着して止水したのち、前記スペースA内の排水を行なう
。
この際前記第1の浮函体S、には4BH2(但しB及び
Hは同浮函体S1の幅及び吃水)の水圧が働き、この水
圧は前記各方向修正ジヤツキ14.15によって後方の
反力壁に伝達される。
Hは同浮函体S1の幅及び吃水)の水圧が働き、この水
圧は前記各方向修正ジヤツキ14.15によって後方の
反力壁に伝達される。
(第5図参照)
次いで第5図に示すように、レベル調整ジヤツキ16及
び第1、第2各方向修正ジヤツキ14゜15によって前
記第1、第2浮函体S1.S2の方向修正を行なう。
び第1、第2各方向修正ジヤツキ14゜15によって前
記第1、第2浮函体S1.S2の方向修正を行なう。
次いで間両浮函体S1 、S2内のバラスト水を排水し
て、第1の浮函体S1については浮力により上方に力が
働くようにし、この浮力に対して前記のように予めセッ
トしたガイドレベルジヤツキ12で反力をとり、波浪や
風による外力により同浮函体S1が動揺しないように抑
制し、また外力の横方向力に対しては、ガイドローラ1
0によって抑制する。
て、第1の浮函体S1については浮力により上方に力が
働くようにし、この浮力に対して前記のように予めセッ
トしたガイドレベルジヤツキ12で反力をとり、波浪や
風による外力により同浮函体S1が動揺しないように抑
制し、また外力の横方向力に対しては、ガイドローラ1
0によって抑制する。
この状態において前記第1、第2両浮函体S 1 t8
2の接合作業を行う。
2の接合作業を行う。
先ずエポキシ樹脂によるドライジヨイントを構成する場
合、第1の方向修正ジヤツキ14によって前記第1、第
20両浮函体S1.82間に間隙があるので、これを利
用して同浮函体S1 、S2の接合面に接合材としての
エポキシ樹脂を塗布する。
合、第1の方向修正ジヤツキ14によって前記第1、第
20両浮函体S1.82間に間隙があるので、これを利
用して同浮函体S1 、S2の接合面に接合材としての
エポキシ樹脂を塗布する。
次いで第1の方向修正ジヤツキ14のストロークを縮め
ながら、第2の方向修正ジヤツキ15のストロークを伸
長して前記第2の浮函体S2を前方に移動させる。
ながら、第2の方向修正ジヤツキ15のストロークを伸
長して前記第2の浮函体S2を前方に移動させる。
同浮函体S2が完全に移動を完了した時点では、第1の
方向修正ジヤツキ14は水圧+BH2の反力を受けず、
前記同浮函体S1゜S2の接合面で反力を受けることと
なる。
方向修正ジヤツキ14は水圧+BH2の反力を受けず、
前記同浮函体S1゜S2の接合面で反力を受けることと
なる。
エポキシ樹脂を使用した場合、塗布後の可使用時間内に
接合面に反力を導入して固定しなくてはならない固定で
きるという利点がある。
接合面に反力を導入して固定しなくてはならない固定で
きるという利点がある。
次に場所打ちコンクリートによってウェットジヨイント
を構成する場合、前記同浮函体S1.S2の各接合面か
ら予め突出しておいた鉄筋をグリップジヨイントするか
、或は新らたに接続鉄筋を配筋した後、型枠をセットし
て、接合材として膨張コンクリートを打設する。
を構成する場合、前記同浮函体S1.S2の各接合面か
ら予め突出しておいた鉄筋をグリップジヨイントするか
、或は新らたに接続鉄筋を配筋した後、型枠をセットし
て、接合材として膨張コンクリートを打設する。
コンクリートが硬化し、コンクリート強度が発現し始め
た時点で第1の方向修正ジヤツキ14のストロークを縮
め、膨張コ膨張が拘束され、接合部にケミカルプレスト
レスが導入されることとなり、高強度接合コンクリート
が得られる。
た時点で第1の方向修正ジヤツキ14のストロークを縮
め、膨張コ膨張が拘束され、接合部にケミカルプレスト
レスが導入されることとなり、高強度接合コンクリート
が得られる。
なお前記浮函体S1 、S2をプレストレストコンクリ
ート構造物とする場合は第6図に示すように、前記各浮
函体S1 、S2に亘ってPC鋼材17を挿通緊張する
。
ート構造物とする場合は第6図に示すように、前記各浮
函体S1 、S2に亘ってPC鋼材17を挿通緊張する
。
また不要になった第1の方向修正ジヤツキ14は第3の
コンクリート製浮函体S3に移設する。
コンクリート製浮函体S3に移設する。
次に第3のコンクリート製浮函体S3を接続する場合、
前記スペースAに注水して外洋Bの水面と同レベルにし
、止水バッキング7の圧力空気を排除してガイドレベル
ジヤツキ120ストロークを縮めて前記第1、第2両浮
体S1 、S2の接続体を浮上させ、これを外洋Bに前
進させるとともに、前記建設ヤードCで建設された第3
のコンクリート製浮函体S3を前記スペースAに沈設し
、(第7図参照)以下前記と同様の操作を反覆して、前
記第3の浮函体S3を前記第2の浮函体S2に接続する
。
前記スペースAに注水して外洋Bの水面と同レベルにし
、止水バッキング7の圧力空気を排除してガイドレベル
ジヤツキ120ストロークを縮めて前記第1、第2両浮
体S1 、S2の接続体を浮上させ、これを外洋Bに前
進させるとともに、前記建設ヤードCで建設された第3
のコンクリート製浮函体S3を前記スペースAに沈設し
、(第7図参照)以下前記と同様の操作を反覆して、前
記第3の浮函体S3を前記第2の浮函体S2に接続する
。
以下同様の操作を反覆して所要数のコンクリート製浮函
体を接続する。
体を接続する。
なお潮の満干に対しては前記浮函体に対するバラスト水
を調整することによって調整できる。
を調整することによって調整できる。
前記コンクリート製浮函体の断面が変化する場合、第1
0図に示すガイドローラ装置と、第11図に示す止水装
置とが使用される。
0図に示すガイドローラ装置と、第11図に示す止水装
置とが使用される。
先ずガイドローラ装置は第10図に示すように、ガイド
ローラ10の軸受18を、ガイド杭9に取付けたガイド
ローラ伸縮ジヤツキ19の先端にピンローラ20を介し
て取付ける。
ローラ10の軸受18を、ガイド杭9に取付けたガイド
ローラ伸縮ジヤツキ19の先端にピンローラ20を介し
て取付ける。
なお軸受18をピンローラ20を介して前記ジヤツキ1
8に取付けたのは、前記浮函体の側面が鉛直でない場合
にも追従させるためである。
8に取付けたのは、前記浮函体の側面が鉛直でない場合
にも追従させるためである。
次に止水装置においては、前記浮函体の断面変化が余り
大きくない場合には第8図に示すような止水シール7に
注入する圧縮空気量を調整することによって、同止水シ
ール7の突出量を調整できるが、前記浮函体の断面変化
が大きい場合には第11図に示すように、止水ゲート4
にアタッチメント21を介して止水シール7を取付けて
浮函体の断面変化に対応する。
大きくない場合には第8図に示すような止水シール7に
注入する圧縮空気量を調整することによって、同止水シ
ール7の突出量を調整できるが、前記浮函体の断面変化
が大きい場合には第11図に示すように、止水ゲート4
にアタッチメント21を介して止水シール7を取付けて
浮函体の断面変化に対応する。
なお前記アタッチメント21は前記浮函体を前方に移動
する段階で設置し、止水パツキン22を取付けてボルト
23等で固定する。
する段階で設置し、止水パツキン22を取付けてボルト
23等で固定する。
以上本発明を実施例について説明したが、本発明は勿論
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種種の設計の改変を施し
うるものである。
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種種の設計の改変を施し
うるものである。
第1A図、第1B図乃至第5A図、第5B図は本発明の
方法の一実施例の工程を示す縦断側面図盤に平面図、第
6図はコンクリート製浮函体にプレストレスを導入する
状態を示す側面図、第7図は3つのコンクリート製浮函
体を接合する場合の実施状況を示す側面図、第8A図及
び第8B図は夫々止水装置の一実施例を示す縦断正面図
盤に横断平面図、第9図はガイド杭部分の一実施例を示
す正面図、第10図はガイド杭部分の他の実施例を示す
要部正面図、第11図は止水装置の他の実施例を示す横
断平面図である。 A・・・・・・コンクリート製浮函体接続用スペース、
B・・・・・・外洋、Sl・・・・・・第1のコンクリ
ート製浮函体、S2・・・・・・第2のコンクリート製
浮函体、計・・・・・止水装置、4・・・・・・止水ゲ
ート、9・・・・・・ガイド杭、10・・・・・・ガイ
ドローラ、12・・・・・・ガイドレベルジヤツキ。
方法の一実施例の工程を示す縦断側面図盤に平面図、第
6図はコンクリート製浮函体にプレストレスを導入する
状態を示す側面図、第7図は3つのコンクリート製浮函
体を接合する場合の実施状況を示す側面図、第8A図及
び第8B図は夫々止水装置の一実施例を示す縦断正面図
盤に横断平面図、第9図はガイド杭部分の一実施例を示
す正面図、第10図はガイド杭部分の他の実施例を示す
要部正面図、第11図は止水装置の他の実施例を示す横
断平面図である。 A・・・・・・コンクリート製浮函体接続用スペース、
B・・・・・・外洋、Sl・・・・・・第1のコンクリ
ート製浮函体、S2・・・・・・第2のコンクリート製
浮函体、計・・・・・止水装置、4・・・・・・止水ゲ
ート、9・・・・・・ガイド杭、10・・・・・・ガイ
ドローラ、12・・・・・・ガイドレベルジヤツキ。
Claims (1)
- 1 止水ゲートを介して外洋と接するように陸地に構築
されたコンクリート製浮函体接続スペース内に第1のコ
ンクリート製浮函体を設置するともに注水し、次いで前
記第1の浮函体の大半を止水ゲートよシ外洋中に前進さ
せるとともに前記スペース内に第2のコンクリート製浮
函体を浮揚させ、次いで前記第1、第2両浮函体を引寄
せるとともに両浮函体にバラスト水を注入して前記スペ
ースに着底せしめ、次いで前記スペース内を排水して前
記両浮函体のレベル調整及び方向修正を行ない、次いで
間両浮函体内の各バラスト水を排水して前記第1の浮函
体の上下及び横方向の変位を抑制しながら前記両浮函体
の接合部に接合材を介装し、前記第1の浮函体に作用す
る水圧を前記接合部の反力で支持して前記両浮函体を接
合材を介して接合することを特徴とするコンクリート製
浮函体構造物の接合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12677777A JPS5940975B2 (ja) | 1977-10-24 | 1977-10-24 | コンクリ−ト製浮「かん」体構造物の接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12677777A JPS5940975B2 (ja) | 1977-10-24 | 1977-10-24 | コンクリ−ト製浮「かん」体構造物の接合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5460735A JPS5460735A (en) | 1979-05-16 |
JPS5940975B2 true JPS5940975B2 (ja) | 1984-10-03 |
Family
ID=14943665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12677777A Expired JPS5940975B2 (ja) | 1977-10-24 | 1977-10-24 | コンクリ−ト製浮「かん」体構造物の接合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5940975B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018143166A1 (ja) | 2017-01-31 | 2018-08-09 | サラヤ株式会社 | 細胞の凍結保存組成物および凍結保存方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4874587B2 (ja) * | 2005-07-07 | 2012-02-15 | 日本精器株式会社 | フロート式ドレントラップ |
-
1977
- 1977-10-24 JP JP12677777A patent/JPS5940975B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018143166A1 (ja) | 2017-01-31 | 2018-08-09 | サラヤ株式会社 | 細胞の凍結保存組成物および凍結保存方法 |
KR20190112746A (ko) | 2017-01-31 | 2019-10-07 | 사라야 컴퍼니 리미티드 | 세포의 동결 보존 조성물 및 동결 보존 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5460735A (en) | 1979-05-16 |
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