JPS594076B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPS594076B2
JPS594076B2 JP13667977A JP13667977A JPS594076B2 JP S594076 B2 JPS594076 B2 JP S594076B2 JP 13667977 A JP13667977 A JP 13667977A JP 13667977 A JP13667977 A JP 13667977A JP S594076 B2 JPS594076 B2 JP S594076B2
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動販売機に係り、ことに野菜、生鮮魚肉、果
物等の食料品の自動販売に好適な自動販売機に関する。
従来、顧客が商品を購入するに際し、顧客自らの手によ
つて商品が取出されるようになつており、その取出され
た商品の重量の変量が電気信号に変換され、購入された
商品を自動的に計数するようになつている自動販売機が
本発明者によつて提案されている(特公昭56−111
94号等)。
これらの自動販売機は本体からの商品取出し前後の重量
を秤量し、その重量を電気信号に変換し、その電気信号
によつて商品の個数を自動的に計測する手段を具備する
ものである。しかし前記の自動販売機は市中一般に流通
する商品の中で、規格化、標準化が進んでおり、定型化
、定量化された商品、すなわち同一品目内では商品個々
の単位重量の誤差が少なく偏差限界または偏差値の設定
が容易な商品、たとえば缶詰、びん詰、袋詰、紙箱包装
等の商品で、自動連続計量充填装置、自動包装機等によ
つて均一化された、計量、充填、包装が容易な商品を取
扱いの対象としており、これらの商品を販売するには良
好な結果が得られるが、野菜、生果物、生鮮魚肉等のよ
うに、定型化、定量化の困難な商品を販売する場合は、
個々の商品相互の単位重量誤差が大きく、販売された商
品の個数計測に誤りを生ずるおそれがあつて、特に、単
位重量当りの価格で販売されることの多いこれらの商品
の販売管理上必ずしも好適な結果を期待しがたい。本発
明はこのような従来技術における事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、定型化、定量化の困
難な不定型不定量の商品を誤りなく自動販売することの
できる自動販売機を提供することにある。
本発明の構成を第10図に基づいて説明する。
図において1aは商品を収容する空間部を有し、箱状の
外殼を形成する本体、40aは本体1aの空間部の前面
に設けられた扉、12aは扉40aの開放動作を阻止す
る扉ロツク手段、3aは本体1aの空間部内に配置され
、商品を保有する保持器、Aaは保持器3aに保有され
た商品の重量を電気信号に変換して出力する第1の重量
計、Cは第1の重量計Aaの出力信号から商品の取出し
により生じた変量を演算し、その変量に応じた第1の電
気信号を出力する変量演算手段、Baは本体1aの空間
部の外部に配設され、取出された商品の載置された重量
に応じた第2の電気信号を出力する第2の重量計、18
aは扉40aが閉じられたとき閉信号を出力する扉スイ
ツチ、13aは買物の終了を指示するための終了指示手
段、Dは扉スイツチ18aから閉信号が出力され、かつ
終了指示手段13aによつて買物の終了が指示されたと
き、第1の電気信号と第2の電気信号とを照合し、第1
の電気信号と第2の電気信号とが一致しているとき照合
終了信号を出力する信号照合手段、5aは商品の売上情
報を磁気的に記憶する指示記憶媒体を収納する媒体収納
体、5bは信号照合手段Dから照合終了信号が出力され
たとき、媒体収納体5a内に収納された指示記憶媒体に
商品の売上情報を磁気的に書込む磁気書込み装置、5c
は媒体収納体5a内に指示記憶媒体が挿入されたとき、
指示記憶媒体を媒体収納体5a内に取出し不能に取込み
、磁気書込み装置5bによる書込みが終了したのち指示
記憶媒体を媒体収納体5aからはき出す媒体取込み、は
き出し装置、Eは指示記憶媒体が媒体収納体5a内に取
込まれたとき、扉ロツク手段12aを解錠し、指示記憶
媒体が媒体収納体5aからはき出されたとき、扉ロツク
手段12aを施錠するロツク制御手段である。この自動
販売機においては、顧客が指示記憶媒体を媒体収納体5
a内に挿入すると、媒体取込み、はき出し装置5cが指
示記臆媒体を媒体収納体5a内に取出し不能に取込み、
ロツク制御手段Eによつて扉ロツク手段12aが解錠さ
れる。
つぎに、顧客が扉40aを開き、保持器3a上から商品
を取出し、その商品を第2の重量計Baに載置し、扉4
0aを閉じ、終了指示手段13aによつて買物の終了を
指示すると、変量演算手段Cから第1の電気信号が出力
され、第2の重量計Baから第2の電気信号が出力され
て、信号照合手段Dにより、第1の電気信号と第2の電
気信号とが照合され、第1の電気信号と第2の電気信号
とが一致しているときには照合終了信号が出力される。
すると、磁気書込み装置5bにより商品の売上げ情報が
指示記憶媒体に書込まれ、その書込みが終了したのち、
媒体取込み、はき出し装置5cにより指示記憶媒体が媒
体収納体5aからはき出され、ロツク制御手段Eによつ
て扉ロツク手段12aが施錠され、扉40aの開放動作
が阻止される。以下、本発明の実施例を詳細に説明する
。第1図は本発明の自動販売機の一実施例を示す斜視図
である。
図において、1は自動販売機の本体で、商品2を収容す
る空間部を有し、その外殼は箱状に形成してある。なお
商品2は定型化、定量化の困難な生果物等の商品をここ
では例示している。7は本体1の上部に設けられた電子
計算機たとえばマイクロプロセツサユニツト(以下、M
PUという)で、MPU7は各種の演算、記憶出力指示
等自動販売機の機能制御を行なう。
そして、本体1の空間部の前面には、透明ガラス板を有
し、すれ違い開閉機構を有する扉40を設けてある。こ
の扉40は左右両開き、いわゆる観音開き機構からなる
ようにしてもよい。3は本体1の空間部内に配置し、商
品2を保有する保持器で、これは持運び自在に形成して
ある。
この保持器3は商品2の種類、形状により、適宜その形
状寸法が変更される。Aは第1の重量計で、それぞれの
保持器3ごとに、この保持器3に係着して設けてあり、
保持器3に負荷された商品2の重量を電気信号に変換し
てMPU7に出力する機構を備えている。すなわちそれ
ぞれの保持器3は各重量計Aの上に乗せてある。4は本
体1の空間部を仕切るとともに、重量計Aおよび保持器
3ならびに商品2を保持するたなである。
Bは第2の重量計で、これは本体1に設けた商品2を収
容する空間部の外部、すなわち本体1の下方部分に設け
た別の空間部19内に配設され、保持器3から取出され
た商品2の重量を電気信号に変換してMPU7に出力す
る機構を備えている。3′はこの重量計Bに載置した保
持器である。
12は適正な手続を経ない場合には扉40の開放動作を
阻止するようになつている扉ロツク手段、すなわち電磁
ソレノイドによつて作動する電磁施錠で、これについて
は後述する。
5は本体1の側縁部に設けられ、商品2の売上情報の記
憶を行なう指示記憶媒体すなわち買物カード(第5図の
符号20で示すもの。
これについても後述する。)を受入れ、この買物カード
20に付与された記録を読取り、この買物カードに商品
2の売上げ情報を書込むようになつている媒体読取書込
装置、いわゆる磁気カード読取書込装置(Magnet
iccardWriterandRea一Der)であ
る。13は本体1の側縁部に設けられ、買物の終了を指
示する終了指示装置に備えられる買物終了ボタンである
この終了指示装置は重量計A,Bに電気的に接続されて
いる。また8は保持器3の番号を指示するために設けた
購入ボタン、9は購入ボタン8が押された旨を表示する
表示ランプ、10は購入ボタン8による指示の取消用の
クリアボタンで、それぞれ各たな4の上の保持器3ごと
に、たな4の前面に取付けてある。これらの購入ボタン
8、表示ランプ9、取消用のクリアボタン10はMPU
7に接続されている。また11は各たな4の保持器3ご
とに設けられ、商品2の単位重量当りの単価が表示され
、たな4に対し着脱自在に設けた表示板で、14は為品
の購入を許容する旨を表示する青色信号灯、15は商品
の購入を許容できない旨を表示する赤色信号灯、16は
警報灯、17はブザーでこれらは一連の警報装置を構成
しており、これらはMPU7に接続されている。青色信
号灯14、赤色信号灯15は上記した買物終了ボタン1
3の下方部分に、また警報灯16、ブザー17は本体1
の上部に設けてある。警報灯16は赤色信号灯15の点
灯後10数秒以上経過しても正しい手順(後述)への訂
正が行なわれないときは、ブザー17とともに明滅して
店舗従業員を呼び、訂正または故障修理の必要があるこ
とを知らせる。18は扉スイツチで、その詳細は後述す
る。
35は重量計Bにおける秤量の結果を顧客に表示するデ
ジタルデイスブレ一で、本体1の下方、空間部19の近
傍に設けてある。
なお、第8図にMPU7、重量計A,B等の主要構成部
分の電気的接続関係を示す。第2図は本発明の自動販売
機の内部を例示する斜視図である。
たな4の上には重量計Aが載置され、重量計A上には重
量計1個ごとに保持器3が載置され、保持器3の中には
商品2が静置される。そして重量計A,Bおよび保持器
3,3′は重量計A,Bの検出感度を損なうことのない
ように、本体1の内壁に、または相互に接触することの
ないように設置してある。第5図aは上述した買物カー
ド20の表側を示す外観図、第5図bは買物カード20
の裏側を示す外観図、第5図Cは読取書込装置5の外観
図である。
買物カード20はいわゆる磁気カードであつて、たとえ
ば厚さ0,2mm、幅50.75mm1長さ270mm
の可撓性の大きいプラスチツク板からなり、その片側裏
面20bには磁気金属粉が塗布されている。また、この
裏面20bの一部分に顧客が目視できず、かつ簡単には
まつ消できないように、店舗名、番号、記号、および特
別な符号等が永久磁気記入されている。そして同一番号
、記号の買物カードが一定期間内には2枚以上存在しな
いように考慮して製作、発行管理を行なうことによつて
、買物カードを携行する顧客の個別確認が可能となる。
さらに買物カード20はMPU7と連動して本体1に設
けた電磁施錠12の開閉指示、ならびに重量計A,Bの
起動指示を行なうとともに、店舗出湯口における精算の
際には、所定の電子計算機構を備えた公知のレジスター
に挿入されることによつて、この買物カード20b上に
磁気記憶された買物情報が入力され、きわめて迅速な精
算および勘定書の印刷を可能にし、すなわち買物の精算
作業を簡素化し、店舗の売上情報資料の基礎となる情報
提供に寄与するものである。なおa図に示すように、磁
気金属粉の塗布されていない表面20aは、店舗名、広
告文等を印刷するようにしてもよい。また第5図cに示
す読取書込装置5は公知のものであるが、読取書込装置
5は買物カード20を収納する媒体収納体と、媒体収納
体内に収納された買物カード20に商品の売上情報を磁
気的に読取り、書込む装置と、買物カード20を媒体収
納体内に取込み、買物カード20を媒体収納体からはき
出す装置とからなり、その内部に磁気ヘツド、カード走
行用モータ、モータ制御回路、リードアンドライト制御
回路、読取書込増幅回路、およびスイツチ等の機構を具
有しており、買物カード20が差込口6に差込まれるこ
とによりMPU7に電気信号が送られ、さらにMPU7
から発せられる信号によつてこの読取書込装置5の作動
が制御されるようになつている。
第3図は重量計A,Bの機構の概略を説明する側断面図
である。
この重量計A,Bは公知のいわゆる電子はかりであつて
、秤量重量を電気信号に変換して出力するエネルギ変換
装置すなわちトランデユーサ22を具備している。トラ
ンデユーサ22としては通常、スリツト光電管組合せ方
式、ストレンゲージ、差動トランス等が用いられる。ト
ランデユーサ22により変換された電気信号は、MPU
7に内蔵された増幅回路、A/D変換回路によつて確定
数字となり、MPU7に記憶される。第3図はトランデ
ユーサ22としてストレンゲージを使用した場合を示し
てある。21は荷重集中点で、組合せてこおよびロバー
バル等の機構を利用してトランデユーサ22に負荷重量
を集中伝達する。
23は本体1の背面部に設けた空間部内に配設される導
線で、これらの導線23によつて重量計AあるいはBと
MPU7とが接続される。
第4図はトランデユーサとしてスリツト光電管組合せ方
式の変換装置24を用いた重量計A,Bの機構の概略を
示す側断面図である。なお同図においては、扉40は図
示省略してあり、また重量計Bは本体1の下方に設けた
突出部に載置してあるが、機能的には第1図に示した自
動販売機と何ら変りはない。この重量計A,Bは保持器
3の下部に配設される荷重支持棒に連動する針25が、
装置24のスリツトを通過する際に光電管にその変化量
が捕捉され、この変化量が電気信号に変換されて導線2
3によつてMPU7に送られる。なお上記した針25に
代え、円形スリツトの回転を光電管によつて電気信号に
変換する機構を備えるようにしてもよい。第6図は上記
した扉スイツチ18の作動状態を示す説明図で、ことに
第6図aは閉扉状態における扉スイツチ18の概略断面
図を、また第6図bは開扉状態における扉スイツチ18
の概略断面図を示す。
この扉スイツチ18は扉40の側縁41が当接する本体
1の内壁面に取付けてあり、扉40の開閉によつてオン
、オフされるようになつている。そしてこの扉スイツチ
18は、MPU7と重量計A、およびMpurと重量計
Bとによつて構成される回路にそれぞれ組込まれるよう
になつており、上記した買物終了ボタン13の指示動作
に対してインターロツクするために、いずれか一方の接
点が開のとき、他方が閉となる二重接点構造となつてい
る。第7図は上記した電磁施錠12の作動状態を示す説
明図で、ことに第7図aは扉40の開放動作を阻止する
状態にある電磁施錠12の概略断面を、また第7図bは
扉40の開放動作を許容する状態にある電磁施錠12の
概略断面を示す。
電磁施錠12の外殼を構成する匡体26は、扉40の下
縁42が当接する本体1の内部床面の裏側に取付けてあ
る。第7図aに示す状態にあつては、匡体26内を上下
動する施錠棒27が扉40に設けた穴31に嵌合される
ように、圧縮ばね30によつて矢印32方向に付勢され
ている。なお28は磁気コア、29はコイルである。そ
して上述したように買物カード20が読取書込装置5の
差込口6に挿入されると、この読取書込装置5からMP
U7に電気信号が発せられ、さらにMPU7からこの電
磁施錠12に電気信号が発せられて、第7図bに示すよ
うにコア28、コイル29の働きにより施錠棒27が矢
印33方向に急速に吸引され、扉40のロツクが解放さ
れる。これにより扉40はいつでも開必自在の状態とな
る。次に上記のように構成した本発明の自動販売機の各
構成部分の機能を、MPU7における演算処理の流れ図
を示す第9図を中心にして説明する。
第9図中の破線で示すプロツクは、自動販売機で商品を
購入する顧客の行なう動作であることを示している。な
お店舗従業員が行なう商品補充、価格変更、棚御等の種
々の業務動作(この場合は買物カード20の代りに外形
は買物カード20と同一の業務カードが使用され、この
業務カードには必要な情報が予め磁気記入されている)
は、顧客の商品購人動作に準じて行なわれるのでここで
は説明を省略する。MPU7の記憶装置には、重量計A
上の保持器3に載せられ、たな4の前面の表示板11に
表示された商品2とその単位重量当りの価格が予め記憶
されている。買物カード20は、店舗入口において顧客
1入に1枚ずつ渡される。
顧客は受取つた買物カード20を携え、購入希望商品が
収納されている。自動販売機の前に行き、本体1に設け
られた読取書込装置5の差込口6にその買物カード20
を挿入する。これが第9図流れ図のステツプP.lであ
る。ステツプP.2において、買物カード20は読取書
込装置5に内蔵された送り込み機構によつて装置5内に
吸引され、収容される。買物カード20が読取書込装置
5に収容されることによつて、読取書込装置からMPU
7に電気信号が発せられ、重量計A,B(5MPU7と
によつて構成される回路が閉じ(ステツプP.3)られ
、重量計A,BからMPU7にそれぞれ電気信号が送ら
れ、重量計A,B上のそれぞれの初荷重の確認の結果が
記憶される。即ち、ステツプP.4において、重量計A
よりの電気信号による今回の秤量重量Wa,と、MPU
7に記憶されている前回の最終重量Wa2とが同一であ
るか否か、つまりWal−Wa2であるか否かが確認さ
れ、同一であればステツプP.5にてこのWalがWP
U7に記憶される。また、ステツプP.6において、重
量計Bよりの電気信号による今回の秤量重量WblがO
であることの確認が行なわれ、Wbl−0であればステ
ツプP.7でこれがMPU7に記憶される。次のステツ
プP.8において、Wal−Wa2及びWbl−0が共
に成立するか否かが判断され、これらの条件が共に成立
したときはステツプP.9に進んで、MPU7から電磁
施錠12に電気信号が送られて、扉40のロツクが解放
されるとともに、さらにステツプP.lOに進んでMP
−U7から青色信号灯14に電気信号が送られて青色信
号灯14が点灯し、扉40が開放自在となつており商品
2の取出しを行なつても良いことが顧客に知らされる。
しかし、Wal−Wa2,Wbl−0のうちの少なくと
も一方が成立しない場合は、ステツプP.ll,P.l
2,P.l3として示すように、MPU7から電磁施錠
12へ電気信号は発せられず、従つて扉40のロツクは
解放されず、MPU7から赤色信号灯15及び読取書込
装置5に電気信号が発せられ、赤色信号灯15が点灯し
て何らかの訂正動作が必要であることが顧客に知らされ
ると同時に、買物カード20は差込口6から吐き出され
る。青色信号灯14が点灯し、扉40が開放自在の状態
になつた時点においては、買物カード20は読取書込装
置5の内部に保持されたままとなり、顧客はこの買物カ
ード20に手を触れることはできない。
ステツプP.l4に進んで顧客が扉40を開き、さらに
ステツプP.l5に進んで、購入希望商品2が載置され
ているたな4の表示板11の横に設けてある購入ボタン
8を押し、たな4のどの保持器から商品2を取出すか意
思表示をする。この購入ボタン8による保持器3の番号
を明示する電気信号は、ステツプP.l6においてMP
U7に送られ記憶される。また、購入ボタン8が押され
るとMPU7を経て表示ランプ9に信号が送られ、購入
ボタン8による信号がMPU7に受入れられたことを知
らせるために表示ランプ9が点灯する(ステツプP.l
7)。この段階で購入を中止したい時は、ステツプP.
l8のクリアボタン10を押せばよく、これによつてM
PU7に信号が送られて、MPU7に記憶されている保
持器3の番号は消滅し、同時にMPU7から表示ランプ
9に信号が送られ表示ランプ9が消灯する。青色信号灯
14が点灯している(ステツプP.lO)場合、顧客が
扉40を開ける(ステツプP.l4)と、扉スイツチ1
8が重量計A,B(!:.MPU7の計量回路を開き(
ステツプP.l9)、重量計A,Bの計測機能は停止す
る。
即ち、この時点においては、重量計A,BからMPU7
に電気信号は伝送されない。この状態で、即ち顧客が扉
40を開き(P.l4)、購入ポタン8を押し(P.l
5)てから、ステツプ20に進んで商品2を保持器3か
ら取出し、扉40を閉め、その商品を重量計B上の保持
器3′に載置(ステツプP.2l)し、買物終了ボタン
13を押す(ステツプP.22)と、次のステツプP.
23において、重量計A,BとMPU7の計量ラインが
接続し、重量計A,BからMPU7にそれぞれの秤量信
号が送られる。MPU7においては、これらの秤量信号
を取込んでそのA/D変換、記憶、演算が行なわれる。
即ち、ステツプP.24で重量計Aからの商品2が取出
された後のの重量Wa3の取込み、A/D変換記憶が行
なわれ次のステツプP.25において重量計Aの重量減
少分Wa4(=Wal−Wa3)の演算が行なわれ、方
、ステツプP.26では重量計Bが感知した商品2の重
量Wb2の取込み、A/D変換、記憶が行なわれる。さ
らに、MPU7において、次のステツプP.27に進ん
で上記した重量計Aの重量減少分Wa4と、重量計Bが
感知した商品2の重量Wb2との比較判断が行なわれる
。Wa4−Wb2であることが確認された場合には、ス
テツプP.28の方に進み、MPU7から読取書込装置
5に電気信号が送られ、この読取書込装置5において買
物カード20に買物情報が書込まれ、次いでステツプP
.29に進んで買物カード20の読取書込装置5からの
吐き出しが行なわれる。そしてこの買物カード20の吐
き出し操作の際に、買物カード20の一部に磁気記憶さ
れている符号の読取り操作によつて、読取書込装置5か
らMPU7を経て電磁施錠12に電気信号が送られ、施
錠棒27が扉40の穴31に挿入され、扉40は開放不
能の状態となる。これがステツプP.3Oである。また
、上記した吐き出し操作の際に買物カード20の一部に
記憶されている別の符号の読取り操作によつて、読取書
込装置5からMPU7に電気信号が送られ、重量計A,
BとMPU7の計量ラインが開放(ステツプP.3l)
され、またMPU7に記憶されている重量計Bによつて
感知された重量Wb2は顧客が重量計B上の商品2を取
出すことによつて零に戻される。顧客が買物カード20
を抜取ることにより自動販売機は最初の状態に復帰する
。これらがステツプP.32及びP.33である。なお
、上記の場合、ステツプP.l4で扉40が開き、ステ
ツプP.l5で購入ボタン8を押した際には、ステツプ
P.l9で重量計A,BとMPU7の計量ラインを開放
して、重量計A,Bの秤量信号がMPU7に伝送されな
いようにした理由は、顧客が商品2を保持器3から手に
取つて選択し、複数回の商品2の出入れ動作をくり返し
、または個数の変更をした場合でも、商品重量の変動が
その都度MPU7に送られることなく、顧客の行なう商
品の取出し動作、返却動作が発部終了して扉40が閉め
られた後に計量することとし、これにより計量の安定化
を実現可能としたものである。
顧客は、ステツブP.29において読取書込装置5の差
込口6から吐き出されてくる買物カード20を取出し、
購入希望の商品があれば別の自動販売機のところに行さ
、上記と同様の動作をくり返せば良い。なお、顧客が扉
40を開き(ステツプP.l4)、購入ボタン8を押し
(ステツプP.l5)た状態、で、商品2を取出すこと
なく買物を中止して買物カード20を取出したい場合は
、扉40を閉め、買物終了ボタン13を押せば、処理ス
テツプはP.23,P.24,P.25,P.26を経
てステツプ′P.27に進み、ここでWa4及びWb2
が共に零、従つでWa4Wb2が成立することが確認さ
れれば、ステツプP.28→ステツプP.29と進んで
買物カード20は吐き出されてくる。
ステツプP.27の比較判断処理において、Wa4とW
b2とが同一でないと判断されれば、ステツプP.34
に進んで警報灯16が明滅すると共にブザー17が動作
し、ステツプP.35で訂正または故障修理持ちとなる
このとき、電気施錠12はロツクされていない状態にあ
るので、扉40は開放可能状態にある。しかし、買物カ
ード20は読取書込装置5の中に入つているので顧客は
次の買物動作に移ることはできない。なお、上述実施例
においては、各自動販売機ごとに1台づつMPU7を設
置したが、数台の自動販売機に対して1台づつMPU7
を設置してもよい。
以上述べたように本発明の自動販売機によれば本体内の
空間部に保持器を配置し、保持器に商品を保有せしめ、
第1の重量計により保持器に保有された商品の重量を電
気信号に変換し、変量演算手段により第1の重量計の出
力信号から変量を演算して、その変量に応じた第1の電
気信号を出力し、第2の重量計から取出商品重量に応じ
た第2の電気信号を出力し、信号照合手段により、第1
の電気信号と第2の電気信号とを照合するから、野菜、
生鮮魚肉、果物等の食料品のように定型化、定量化の困
難な商品を誤りなく自動販売することができ、また商品
を収容する空間部の前面に扉を設け、買物カードが媒体
読取書込装置に挿入されない限り、扉ロツク手段により
扉を開くことができないようにロツクされており、かつ
買物カードが媒体読取書込装置内に挿入され、扉ロツク
手段が解除され、扉が開かれて商品が取出されても、顧
客が取出した商品を第2の重量計に乗せない場合には、
第1の電気信号と第2の電気信号とが一致しないので、
買物カードが媒体読取書込装置内に保持されたままとな
り、顧客はつぎの買物ができないのみか、そのまま取出
した商品を持つて出口精算所に行つても、顧客は買物カ
ードがないため精算をすることができないから、顧客に
よる不正購入を防止できる効果がある。
また買物カードに販売情報を記憶させるようにし、1台
もしくは数台の自動販売機に対し1台設けるだけで足る
小型の電子計算機、た“とえばMPUを備えるようにし
たことから、いわゆる中央電算機を必要とせず、配線が
非常に簡単になり、したがつて本体を容易に移動させる
ことができ、店舗の増設、拡張、縮少等に際しての設置
作業、ならびに保守、修理作業が能率良く行なえる効果
がある。
また従来のたばこ、生ジユーズ、生ビール等の自動販売
機にあつては品目が数種に限定され、また商品1個の購
入に際し、1度づつ所定量の硬貨を挿入しなければなら
ない不具合があつたが、本発明の自動販売機にあつては
、何ら販売品目に制約を受けず、すなわち上記した定型
化、定量化が困難な商品のみならず、たばこ、生ジユー
ズ、生ビール等の自動販売も可能であり、また顧客は一
度の購入動作で必要量の商品を購入することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動販売機の一実施例を示す斜視図、
第2図は第1図に示す自動販売機の部分的な内部構造を
示す斜視図、第3図は第1図に示す自動販売機の側断面
を示すもので、本発明の自動販売機に備えられる重量計
の構成の概略を示す説明図、第4図は第1図とは異なる
形態に形成した本発明の自動販売機の側断面を示すもの
で、第3図に示す重量計とは異なる構成の重量計を示す
説明図、第5図aは本発明の自動販売機に使用される買
物カードの表側を示す外観図、第5図bは同じく買物カ
ードの裏側を示す外観図、第5図Cは本発明の自動販売
機に備えられる媒体読取書込装置の外観を示す斜視図、
第6図は本発明の自動販売機に備えられる扉スイツチの
作動状態を示す説明図で、ことに第6図aは閉扉状態に
ある扉スイツチの概略断面図を、また第6図bは開扉状
態にある扉スイツチの概略断面図を示し、第7図は本発
明の自動販売機に備えられる電磁施錠の作動状態を示す
説明図で、ことに第7図aは扉の開放動作を阻止する状
態にある電磁施錠の概略断面図を、また第7図bは扉の
開放動作を許容する状態にある電磁施錠の概略断面図を
示しており、第8図は本発明の自動販売機の主要な構成
部分の電気的接続関係を示すプロツク図、第9図は本発
明の動作説明用の演算処理流れ図、第10図は本発明の
構成を示す図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・商品、3・・・・
・・保持器、4・・・・・・たな、5・・・・・・媒体
読取書込装置、7・・・・・・MPU(電子計算機)、
12・・・・・・電磁施錠(扉ロツク手段)、13・・
・・・・買物終了ボタン、20・・・・・・買物カード
、40・・・・・・扉、A・・・・・・第1の重量計、
B・・・・・・第2の重量計。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 商品を収容する空間部を有し、箱状の外殻を形成す
    る本体と、その本体の空間部の前面に設けられた扉と、
    その扉の開放動作を阻止する扉ロック手段と、上記空間
    部内に配置され、商品を保有する保持器と、上記保持器
    に保有された商品の重量を電気信号に変換して出力する
    第1の重量計と、その第1の重量計の出力信号から商品
    の取出しにより生じた変量を演算し、その変量に応じた
    第1の電気信号を出力する変量演算手段と、上記空間部
    の外部に配設され、取出された商品の載置された重量に
    応じた第2の電気信号を出力する第2の重量計と、上記
    扉が閉じられているとき閉信号を出力する扉スイッチと
    、買物の終了を指示するための終了指示手段と、上記扉
    スイッチから閉信号が出力され、かつ上記終了指示手段
    によつて買物の終了が指示されたとき、第1の電気信号
    と第2の電気信号とを照合し、第1の電気信号と第2の
    電気信号とが一致しているとき照合終了信号を出力する
    信号照合手段と、商品の売上情報を磁気的に記憶する指
    示記憶媒体を収納する媒体収納体と、上記信号照合手段
    から照合終了信号が出力されたとき、上記媒体収納体内
    に収納された上記指示記憶媒体に商品の売上情報を磁気
    的に書込む磁気書込み装置と、上記媒体収納体内に上記
    指示記憶媒体が挿入されたとき、上記指示記憶媒体を上
    記媒体収納体内に取出し不能に取込み、上記磁気書込み
    装置による書込みが終了したのち上記指示記憶媒体を上
    記媒体収納体からはき出す媒体取込み、はき出し装置と
    、上記指示記憶媒体が上記媒体収納体内に取込まれたと
    き、上記扉ロック手段を解錠し、上記指示記憶媒体が上
    記媒体収納体からはき出されたとき、上記扉ロック手段
    を施錠するロック制御手段とを具備することを特徴とす
    る自動販売機。 2 上記第2の重量計を上記本体の下方部分に設けたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動販売機
JP13667977A 1977-11-16 1977-11-16 自動販売機 Expired JPS594076B2 (ja)

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JP13667977A JPS594076B2 (ja) 1977-11-16 1977-11-16 自動販売機

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JPS5470897A JPS5470897A (en) 1979-06-07
JPS594076B2 true JPS594076B2 (ja) 1984-01-27

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10500874B2 (en) 2017-09-28 2019-12-10 Seiko Epson Corporation Recording apparatus

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US10500874B2 (en) 2017-09-28 2019-12-10 Seiko Epson Corporation Recording apparatus

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JPS5470897A (en) 1979-06-07

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