JPS5940672A - 画像形成装置に於ける分離装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本案は静電分離方式を用いて、転写紙を感光ドラムから
はがして、搬送、定着させる画像形成装置に関するもの
である。

従来この方式を用いる場合第１分離手段として、用紙と
ドラムの静電吸着力を少なくする帯電器を利用する手段
と、第一分離手段として分離爪または空気吹きつけ等を
利用してドラムから転写紙を分離する手段と、それ等一
手段を併用する場合が多い。

何故ならば、第１分離手段だけ用いた場合、使用する転
写紙の種類の違い所鯖腰の強い紙或は弱い紙、または吸
湿の度合の差＃ζこより確実に分離させる事が難しい為
であり、この第７分離手段で分離せず、ドラムに巻付い
たま＼、転写紙が移動すると、クリーナ部へ突込んで行
き、所請ジャムとなってし才う。

その為に例えばドラム転写部直後の近傍に風の吹き出し
部を設け、転写紙先端を空気の風力によって、分離した
り、または分離爪を軽くドラムに接触させたりして、物
理的に分離する手段を設ける場合が多い。

しかし、これらの手段を用いた場合、下記の欠点が生じ
る。

先づ分離爪を用いた場合は、紙を分離するため、どうし
ても感光ドラムに接触させる為に、多数の枚数をコピー
すると感光ドラムに傷が生じ、画像に悪影響を及ぼす。

或は分離するため１こ風圧を用いた場合確実に分離させ
るため風圧を強くし、ドラム上の未転写トナーおよび転
写紙上の未定着トナーを吹きとばし、所謂トナーの飛散
が生じる。このトナーの飛散の度合を少くするため、空
気の吹きつけ圧を極力少くする事が理想的であるが前記
の如く、転写紙の種類静に起因して風圧が決るため、風
圧を減少するには限度がある。つまり、分離しにくい転
写紙例えば、第コ原図用紙、軽量紙等を確実に分離させ
るためには大きな風圧が必要となるからである。

本考案はこの欠点を解消する為のものである。

即ち分離し易い紙を使用した場合は、分離のための風の
風量を落し、分離しにくい紙（＠せ紙、第コ原図等腰の
弱い紙）を使用した場合には分離するための風量を確実
に分離するための必要にして、且つ充分な量に調整する
ことにより、飛散をできるだけ少くしようとすることで
ある。

以下本発明の実施例を図面に従って説明する。

第１図に本発明を用いた複写装置（但し、光学系は図示
せず）を示す。転写紙／はカセットコから給紙ローラ３
によって送り出され、紙ガイドダを通って、レジスタロ
ーラ５の所で待機する。転写紙が紙ガイド７内を通過す
る際に検知レバー６をはね上げ、そのはね上げ量が一定
以上においてレバー６がスイッチ／６を押し転写紙の厚
さを検知する。同時に原稿台（図示せず）に乗せられた
原稿（図示せず）は走査光学系（図示せず）により感光
ドラム７上に結像して感光ドラム７上に生じた静電潜像
は、現像器／ｌのトナーによって可視像となり、転写紙
／は、この可視像と同期するようレジスタローラ！によ
って送り出される。送り出された転写紙ｌは感光ドラム
クと接触し、転写・分離の為の帯電器ｔ（前述の第１分
離手段）及び空気吹きつけのプロワタより発生する風／
θによって分離させられ、ベルトコンベアのような搬送
部／ｌへ導かれる。その後、定着進入ガイド／２定着装
ｗ１３排紙コロ／ｌを経てトレイ／Ｓへ排出される。本
発明はこのような複写装置に於て、レジスタ前の転写紙
厚さ検知レバー６の動により、紙厚を測定し、ある厚さ
以上の転写紙が検知された場合、プロワタの風量を減す
るものである。

第一図、第３図に紙ガイドダ附近の詳細図を示す。転写
紙／が送られてこない時、検知レバー基の先端は紙ガイ
ドダの下辺部の表面に接触しており、この際検知用スイ
ッチ／６はＯＦ’Ｆの状態である。次に転写紙ｌが、こ
の紙ガイドに送られてきた除レバー６はその厚さに応じ
て第３図の如くビン６ａを中心に時計方向に回転し、検
知用スイッチ／６をＯＮ　させる。但しこの検知スイッ
チはある一定量レバー６が動かない限りＯＮ　ｌ、ない
位置に設定する。第λ、第３図でビン／７ｅＬに枢着さ
れたレバー／りは紙の厚さを誤検知しないよう取付けら
れた重力による紙押えレバーである。転写紙／の厚さは
一般に厚紙（１０を紙）の場合／θθ〜／／θμ軽量紙
、第λ原図の場合ｂｏ−ｇｒμである為、この検知スイ
ッチ／６の設定はＩＯθμ以上の厚さのある転写紙の場
合ＯＮするように設定すればよい。尚当然のこと乍ら、
レバー基の動きを光等で検知してもよい（フォトインタ
ラプタ使用等）。

この検知スイッチ／６とプロワタの回路およびタイムチ
ャートを第９図、第５図に示す。

第を図に於て検知スイッチ／６がＯＮすると、例えば検
知スイッチ１６の閉成と同時に転写紙／を検知して動作
するプロワタのモータＭデを附勢させる図示されないス
イッチにより該モータＭｑは附勢されるようになってい
て、制御回路、２０を介してプロワタを駆動するモータ
Ｍ９は緩速度で回され、プロワタは風１０をゆるい風速
で送り出し、検知レバー６が開いた後も制御回路−〇に
より複写紙／が感光ドラム７から離れるまでモータＭ９
を回転させる。そして転写紙／を検知するスイッチのみ
動作して検知スイッチ／６が図示ＯＦＦに投入されてい
ると制御回路−〇を介してプロワタを駆動するモータＭ
？は急速度で回され、プロワタは風ｌθを早い風速で送
り出し、転写＃、ｌが感光ドラム７から離れるまでモー
タＭ？を回転させる。上述のモータＭ？の回転期間はタ
イマまたは感光ドラムクから分離した転写紙／を検知す
るセンサーが感応するまでモータＭｑへ通電することに
より行われる。

第５図１こ於て横軸は時間、縦軸はブロワデの駆動信号
、検知スイッチ／６のＯＮ　、ＯＦＦ、ブロワデの風１
０の風量の大小を表わす。時間１．において厚い転写紙
ｌが検知スイッチ／６を押すと同時に図示されないスイ
ッチが投入されてモータＭｑは緩速度で回転し、緩い風
／θを吹き出す。そして時間ｔ、には転写紙／の通過に
より検知スイッチ１６は開くが制御回路、２０にて保持
された接点等によりモータＭ９は回転を続け、転写紙ｌ
が感光ドラムクから分離したことを検知する図示されな
いセンサの信号により制御回路２０を介してモータＭ？
は時間ｔ３にて停止する。時間ｔ４にて薄手の転写紙ｌ
が来るとブロワデは大風量を吹き出して、時間ｔ、に於
て転写紙／の感光ドラム７からの分離を確認するとブロ
ワデは消勢される。

第６図は本発明の紙厚検出装置の他の実施例を示す図面
である。第７図のレジストローラよ。

５の一方のローラを固定ローラとし、他方のローラｊを
軸コ／に固定し、軸２／はガイド部材２λに清い滑動可
能な軸受コ３に嵌入してあり、軸受コ３と固設部分との
間に嵌入された圧縮ばね２ＩＩにより附勢されており、
レジストローラｊ−，ｊは圧接している。

可動のローラｊの方には軸、２基に枢着されたベルクラ
ンク２７の一端１こビンλｊにより枢支されたコロ２ｇ
が接しており、ベルクランクλ７の他端は検出スイッチ
／Ａａのアクチュエータを押すようになっている。ベル
クランクλ７の軸コ乙とピン２よ間の長さよりも軸２６
と検出スイッチ／Ａａのアクチュエータまでの長さは大
でレバー比により検出スイッチ／Ａ＆の動作を確実にし
ている。

転写紙ｌがレジストローラｊ−，ｔの間にくると上側の
ローラｊはばね−ｌに抗して持上げられコロコｇを押し
、ベルクランクコアは軸コロを中心に反時計方向に回り
検出スイッチ／Ａａを押すようになっており、厚手の転
写紙／がレジストローラＳ、Ｓ間に来たときのみ検出ス
イッチ／６ａが動作するようになっている。

尚、転写紙ｌの紙厚検出は感光ドラム７への進入側であ
ればよく位置に限定はないがブロワの起動立上り時間を
計算に入れて適度の位置におく必要がある。

以上のとおり、本発明は静電転写複写機における静電装
置とブロワを設けたものにおいて、感光ドラムに供給す
る像支持材の転写紙の厚さをあらかじめ検出する装置を
設け、該装置により紙の厚さに従ってブロワの風力を加
減するようにしたから、分離部におけるブロワの吹出風
によるトナー飛散が解消する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施した複写材の側面図、第一図、第
３図は第１図の一部拡大図、第７図は制＠１ブロック図
、第Ｓ図はタイムチャート、第６図は紙厚検出装置の他
の実施例である。 ６・・検知レバー　１６・・検知スイッチ、２７・・ベ
ルクランク　／Ａａ・・検知スイッチ。 特許出願人　キャノン株式会社 代理人　新　井　−部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ｌ　＃電転写画像形成装置であって静電分離装置及び風
   力分離装置を併用したものにおいて、給紙される像支持
   材の厚さを転写前に検知する手段を備え、像支持材の厚
   さを転写前に検知する手段の検知する信号を受けて像支
   持材の厚さが大きい場合には風力分離装置の風力を小と
   し、像支持材の厚さが小さい場合は風力を大とする制御
   回路を設けられたブロワを備えた画像形成装置に於ける
   分離装置。