JPS5940608Y2 - 送水管の押し込み閉塞弁装置 - Google Patents

送水管の押し込み閉塞弁装置

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JPS5940608Y2
JPS5940608Y2 JP11441677U JP11441677U JPS5940608Y2 JP S5940608 Y2 JPS5940608 Y2 JP S5940608Y2 JP 11441677 U JP11441677 U JP 11441677U JP 11441677 U JP11441677 U JP 11441677U JP S5940608 Y2 JPS5940608 Y2 JP S5940608Y2
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JP
Japan
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wall
water main
main pipe
actuating
water
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JP11441677U
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JPS5440525U (ja
Inventor
利彦 亀山
Original Assignee
コスモ工機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、現に送水中の任意個所に設置して流水を停止
せしめる送水管の押し込み閉塞弁装置に関する。
従来、このような送水管に設置する閉塞弁装置としては
各種のものが提案されている。
例えば、特開昭48−92916号公報に示される装置
は、送水本管の所定位置に弁ケーシングを固着した後、
弁ケーシングより挿入した穿孔機を用いて送水本管の土
壁部と底壁部とに送水本管よりも大径の貫通孔を穿設し
、この貫通孔に弁ケーシングを通して可動弁体を挿入す
ることにより、送水本管の内部を閉塞して流水を停止せ
しめるようにしたものである。
しかして、上記装置では、送水本管の閉塞に際し、送水
本管の土壁部と底壁部とに送水本管よりも大径の貫通孔
を穿設すると、送水本管が左右に分断されてこの部分の
強度と水密性が低下するため、この部分に予め大型の弁
ケーシングを取付けておく必要があり、また、必然的に
流水を遮断するための可動弁体も大型のものを使用しな
ければならないため、流水の停止に要する費用がコスト
高になるという欠点がある。
また、このように送水本管の土壁部と底壁部とに送水本
管よりも大径の貫通孔を穿設する必要のない装置として
は、例えば、特公昭51−336号公報に示される装置
が存在するが、この装置は、送水本管の所定位置に、弁
ケーシングを固着した後、弁ケーシングより挿入した穿
孔機を用いて送水本管の土壁部に送水本管の内径と同一
径の丸孔を穿設し、この丸孔内に同一径の弁体を挿入す
ることにより、その外径壁を送水本管の内径壁に圧着さ
せ、送水本管の内部を閉塞させて流水を停止せしめるよ
うにしたものである。
しかして、上記装置では、弁ケーシングより挿入した穿
孔機を用いて送水本管の土壁部に送水本管の内径と同一
径の丸孔を穿設する場合に、送水本管の穿孔する土壁部
が、弁ケーシングにより覆われて外部より確認すること
ができないことから、送水本管の土壁部に送水本管と同
一径の丸孔を穿設するのに高度に熟練した技術で慎重に
穿設しなければならないため、送水本管の内部を直ちに
閉塞して流水を停止しなければならないような緊急時の
作業が能率よく行えないという欠点がある。
本考案の目的とするところは、このような従来の欠点の
解消を意図するもので、流水の停止に際し、大型の弁ケ
ーシングや可動弁体を不要にしてコストの低廉化を促進
するとともに、送水本管の穿孔に際し、高度に熟練した
技術で慎重にする必要がなく、穿孔が容易に行えて緊急
時においても流水の停止が能率よく行える送水管の押し
込み閉塞弁装置を提供することである。
本考案の送水管の押し込み閉塞弁装置の特徴とするとこ
ろは、送水本管1に固着される分岐支管4を設けた二つ
割の固着具5よりなる弁ケーシング3と、分岐支管4の
内壁に圧接される開口縁8′、送水本管1の土壁部に穿
たれた送水本管1の内径より小径の透孔2に強挿される
筒体8″、透孔2より送水本管1の内部に挿入される押
圧壁80、閉塞壁8□を有する閉塞弁片8″よりなる弾
性閉塞弁体8と、該弾性閉塞弁体8の開口縁8′上に装
着される開口環9と、弾性閉塞弁体8の閉塞弁片8″の
有底部上に固設される上面中央に山形状の傾斜作動部1
2′ を設けた支承部材12と、その上方に嵌合する下
面中央に前記傾斜作動部12′ と対向する山形状の傾
斜作動部13′を設けた作動部材13と、支承部材12
と作動部材13との間に介装した内側面の上下に設けた
脚片が前記両傾斜作動部12′。
13′で押圧されて左右に開離する一対の弧状に湾曲し
た押圧部片10.11と、分岐支管4の周壁より挿通し
て作動部材13と開口環9を固定する係止ピン14を備
えてなることである。
以下、本考案の好適な一実施例を図面を参照して説明す
ると、1は送水本管、3は送水本管1にバッキング6を
介して固着される弁ケーシングで、この弁ケーシング3
は分岐支管4を設けた二つ割の固着具5よりなっている
2は送水本管1の上壁部に穿たれた送水本管1の内径よ
り小径の透孔で、この透孔2は弁ケーシング3の分岐支
管4より挿入された穿孔機により穿設される。
7は閉塞弁部材で、この閉塞弁部材7は有底状の閉塞弁
体8と、開口環9、押圧部片10.11と支承部材12
と作動部材13とよりなり、閉塞弁体8は分岐支管4の
内壁に圧接される開口縁8′、送水本管1の土壁部に穿
たれた送水本管1の内径より小径の透孔2に強挿される
筒体8″、透孔2より送水本管1の内部に挿入される押
圧壁81、閉塞壁8□を有する閉塞弁片8′″よりなる
弾性閉塞弁体8と、該弾性閉塞弁体8の開口縁8′に装
着される開口環9と、弾性閉塞弁体8に設けられた閉塞
弁片8″′の有底部上に固設される上面中央に山形状の
傾斜作動部12′ を設けた支承部材12と、その上方
に嵌合する下面中央に前記傾斜作動部12′ と対向す
る山形状の傾斜作動部13′ を設けた作動部材13と
、支承部材12と作動部材13との間に介装された内側
面の上下に設けた脚片が前記両傾斜作動部12’、 1
3’で押圧されたときに左右にスライドして開離する一
対の弧状に湾曲した抑圧部片10.11と、分岐支管4
の周壁より挿通して作動部材13と開口環9を固定する
係止ピン14とより横取されている。
しかして、本考案は上記した横取よりなるので、流水を
停止するに際し、第2図および第3図に示すように、送
水本管1の所定個所に分岐支管4を設けた二つ割の固着
具5よりなる弁ケーシング3をバッキング6を介してボ
ルト・ナツトにより固着し、この送水本管1の土壁部に
、分岐支管4より挿入した穿孔機を用いて、送水本管1
の内径より小径の透孔2を穿設する。
次に、第4図に示したように、分岐支管4より弾性閉塞
弁体8を挿入し、筒体8″を透孔2に強挿すると共に押
圧壁80、閉塞壁8□を有する閉塞弁片8″を透孔2よ
り送水本管1の内部に挿入した後、該弾性閉塞弁体8の
開口縁8′上に開口環9を装着する。
次に、弾性閉塞弁体8に設けた閉塞弁体8″の有底部上
に、上面中央に山形状の傾斜作動部12′ を設けた支
承部材12を固設し、その上に、内側面の上下に脚片を
設けた一対の弧状に湾曲した押圧部片10.11を介し
て下面中央に前記傾斜作動部12′ と対向する山形状
の傾斜作動部13′ を設けた作動部材13を挿嵌する
そして、この状態で作動部材13を圧下すると、この作
動部材13の下面中央に設けた山形状の傾斜作動部13
′ と、該傾斜作動部13′ と対向する支承部材12
の上面中央に設けた山形状の傾斜作動部12′ とは、
支承部材12と作動部材13との間に介装した一対の弧
状に湾曲する押圧部片10.11の各内側面の上下に設
けた脚片を上下より押圧して抑圧部片10.11を夫々
左右に開離させる。
すると、この左右に開離した押圧部片10.11は、第
5図に示したように、弾性閉塞弁体8に設けた閉塞弁片
8″′の押圧壁8□を内側より押圧して送水本管1の内
径壁に圧接せしめると同時に押圧壁8、と連なる閉塞壁
8゜を送水本管1の内径方向に引延ばして送水本管1の
内径を完全に閉塞する。
このとき、送水本管1に固着した弁ケーシング3の分岐
支管4の内周壁には弾性閉塞弁体8の開口縁8′は強挿
され、また、送水本管1の土壁部に穿たれた透孔2の内
壁には弾性閉塞弁体8の筒体8″の外周壁が気密状態に
嵌合してこの部分からの漏水を阻止しているので、この
状態で作動部材13と、開口縁8′上に装着した開口環
9とを、分岐支管4の周壁より挿通した係止ピン14に
て固定することにより、弾性閉塞弁体8を保持して流水
を停止する。
このように本考案は、送水本管に分岐支管を設けた弁ケ
ーシングを固着した後、送水本管の土壁部に送水本管の
内径より小径の透孔を穿つ。
そして、分岐支管より弾性閉塞弁体を挿入し、筒体を透
孔に強挿すると共に押圧壁、閉塞壁を有する閉塞弁片を
透孔より送水本管の内部に挿入して開口縁上に開口環を
装着のうえ、閉塞弁片の有底部上に、支承部材とその上
に一対の押圧部片を介して作動部材を挿嵌し、該作動部
材を圧下することにより抑圧部片を開離させ、閉塞弁片
にて送水本管の内径を閉塞した後、作動部材と開口環を
係止ピンにて固定するのみで、流水の停止ができ、従来
のように送水本管の流水を停止させるに際し、大型の弁
ケーシングや可動弁体を使用する必要がなく、小型の弁
ケーシングや弾性閉塞弁体の使用を可能ならしめて、コ
スI・の低廉化を図ることができるとともに、本考案で
は、送水本管の土壁部に、送水本管の内径より小径の透
孔を穿つのみでよく、従来のように、送水本管に送水本
管と同一直径の丸孔を、高度に熟練した技術で慎重に穿
設するものと較べて、穿孔作業が容易となるため、緊急
時における流水の停止作業を能率よく円滑に推進するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は送水本管
と弁ケーシングの分解斜視図、第2図は送水本管に弁ケ
ーシングを固着し、透孔を穿設した状態を示す縦断側面
図、第3図は同一の縦断正面図、第4図は作動部材を挿
嵌した状態を示す縦断正面図、第5図は閉塞弁部材の縦
断側面図、第6図は流水の停止状態を示す縦断正面図で
ある。 1・・・・・・送水本管、2・・・・・・透孔、3・・
・・・・弁ケーシング、4・・・・・・分岐支管、5・
・・・・・固着具、8・・・・・・弾性閉塞弁体、8′
・・・・・・開口縁、8″・・・・・・筒体、8″′・
・・・・・閉塞弁片、8□・・・・・・押圧壁、82・
・・・・・閉塞壁、9・・・・・・開口環、10.11
・・・・・・押圧部片、12・・・・・・支承部材、1
2′ ・・・・・・傾斜作動部、13′ ・・・・・・
傾斜作動部、14・・・・・・係止ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送水本管1に固着される分岐支管4を設けた二つ割の固
    着具5よりなる弁ケーシング3と、分岐支管4の内壁に
    圧接される開口縁8′、送水本管1の土壁部に穿たれた
    送水本管1の内径より小径の透孔2に強挿される筒体8
    ″、透孔2より送水本管1の内部に挿入される押圧壁8
    □、閉塞壁8□を有する閉塞弁片8′″よりなる弾性閉
    塞弁体8と、該弾性閉塞弁体8の開口縁8′上に装着さ
    れる開口環9と、弾性閉塞弁体8の閉塞弁片8′″の有
    底部上に固設される上面中央に山形状の傾斜作動部12
    ′ を設けた支承部材12と、その上方に嵌合する下面
    中央に前記傾斜作動部12′ と対向する山形状の傾斜
    作動部13′を設けた作動部材13と、支承部材12と
    作動部材13との間に介装した内側面の上下に設けた脚
    片が前記両傾斜作動部12’、 13’で押圧されて左
    右に開離する一対の弧状に湾曲した押圧部片10.11
    と、分岐支管4の周壁より挿通して作動部材13と開口
    環9を固定する係止ピン14を備えてなることを特徴と
    する送水管の押し込み閉塞弁装置。
JP11441677U 1977-08-26 1977-08-26 送水管の押し込み閉塞弁装置 Expired JPS5940608Y2 (ja)

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JP11441677U JPS5940608Y2 (ja) 1977-08-26 1977-08-26 送水管の押し込み閉塞弁装置

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Publication Number Publication Date
JPS5440525U JPS5440525U (ja) 1979-03-17
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JP11441677U Expired JPS5940608Y2 (ja) 1977-08-26 1977-08-26 送水管の押し込み閉塞弁装置

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JPS6113896Y2 (ja) * 1980-06-18 1986-04-30

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JPS5440525U (ja) 1979-03-17

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