JPS5940336B2 - Tdma通信システム - Google Patents

Tdma通信システム

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Publication number
JPS5940336B2
JPS5940336B2 JP53109887A JP10988778A JPS5940336B2 JP S5940336 B2 JPS5940336 B2 JP S5940336B2 JP 53109887 A JP53109887 A JP 53109887A JP 10988778 A JP10988778 A JP 10988778A JP S5940336 B2 JPS5940336 B2 JP S5940336B2
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JP
Japan
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group
station
stations
inter
burst
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Application number
JP53109887A
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JPS5461817A (en
Inventor
ジヨセフ・エイ・アルバレツ
パトリツク・エイチ・ヒギンス
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS5461817A publication Critical patent/JPS5461817A/ja
Publication of JPS5940336B2 publication Critical patent/JPS5940336B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/204Multiple access
    • H04B7/212Time-division multiple access [TDMA]
    • H04B7/2125Synchronisation

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は時分割多元接続(TDMA)通信システム、時
に衛星中継器に対して時間的に同期したバーストを送信
し、中継器から対応する変調情報を含む時間的に多重化
されたバーストを受信することにより、多数の無線局が
通信するTDMAシステムに関する。
〔従来技術〕
Ti)MA通信システムでは、多数の地球局が共通の搬
送周波数スペクトルにのせて時間的に集中した情報信号
のバーストを送信し、衛星による中継の後、異なつた搬
送周波数スペクトルで同じ情報信号を受信する。
各局には、自身のバーストを送信するため、並びに自身
のバースト及び他の局のバーストを受信するために、連
続する反復的なフレーム内の特定の時間スロットが割当
てられている。バーストは、衛星では、重なり合うこと
なく時間的に圧縮された形でインターリーフされている
。DA(デヤンドアサインメント)システムでは、各ノ
ードにおけるデマンド(接続要求)の相対的な分布に従
つて、割当てられるスロツトの長さを変えることができ
る。
相違なるトランスポンダ周波薮を用いてTDMAモード
で動作している局が、互いに通信できるようにする種々
のシステムが提案されている。
しかし、これらのシステムは種々の理由で受入れること
ができない。送信周波数スペクトルを時間領域で切換え
るシステムは処理しなければならない送信エネルギの大
きさの点で、過度に高価になりかつ効率が悪いため、受
入れることができない。各ノードで複数の周波数帯域で
の同時送信を行うシステムは、効率が悪いと共に複雑す
ぎる点で受入れることができない。〔発明の概要〕 本発明の目的は別々の搬送周波数(トランスポンダ周波
数)を使用する局の間の通信方式として、効率がよく、
実用的かつ経済的で簡単な通信方式を提供することであ
る。
この目的を達成するため、本発明においてはTDMAフ
レームがグループ内期間及びグループ間期間に分けられ
る。
各グループ内の局は、グループ内通信データをフレーム
のグループ内期間に挿入し、そのグループだけに割当て
られた単一のトランスポンダ周波数で送信する。その際
、グループ間通信を行える局はグループ間通信データを
フしームのグループ間期間に挿入する。これらのデータ
は中継手段(衛星中継器)によつて中継され、各々の局
に送り返される。グループ通信を行える局は、自グルー
プの局からのデータをグループ内期間に受信し、他グル
ープの局からのデータをグループ間に受信する。
ただし、これらのデータはトランスポンダ周波数が異な
つているから、グループ内期間とグループ間期間との間
(クロスオーバ時間という)で周波数を切換える必要が
ある。このような周波数切換えは、局の受信部又は中継
手段で行われる。次に説明する実施例においては、いず
れかのグループに属する基準局がクロスオーバ時間を設
定し、それをフレーム基準バーストに挿入して他のすべ
ての局に送信する。
〔実施例の説明〕
第1図に示す無線局の第1グループ10は、地球12の
表面上の地理的に離れた場所にあり、所定の送信搬送周
波数Ftlを使つて、衛星中継器14Rを介してTDM
Aモードで互いに通信する。
第2図は無線局の第2グループ16を示しており、これ
らは第1グループの局から地理的に離れていてよく、F
tlとは別の送信搬送周波数Ft2を使つて、同じ衛星
中継器14を介してTDMAモードで互いに通信する。
本発明は両方のグループの局を結合・する方法を与える
。第1及び第2のグループの無線アンテナをアクセスノ
ードNと呼び、2つの数字を添えて区別する。
第1グループではNlX(X=1,2,・・・・・・m
)であり、第2グループではN2Y(Y=1,2,・・
・・・・,n)である。これから説明する特定の実施例
では、m及びnはそれぞれ100という大きな数であつ
てよい。各々のアクセスノードNに関連する局の装置を
記号Sで表わしてあり、これも2つの数字を加えて区別
する。これらの局装置Sは無線送受信動作、情報処理動
作、中継接続動作及び信号変換動作をする。普通のTD
MA通信では、両方のグループの局が、各々のTDMA
フレームにおいて時間的に集中した情報信号のバースト
を送信する。
情報信号は、各々のグループの搬送周波数Ftl及びF
t2に対する変調として送られる。個々の局のバースト
は重なり合うことなく時間的に密な間隔で衛星中継器に
到達するように、各グループ内の基準局のバーストと同
期される。中継器はトランスポンダとして動作し、搬送
周波数をFtlからFrlへ並びにFt2からFr2へ
切換え、時間的に多重化したバーストで情報を送り返す
。このバーストは関連するグループの各局で受信される
。各局は受信バーストから制御情報と、当該局のポート
を介して接続するように予じめ計画されたトラヒツク情
報とを抽出する。第3図は代表的な局にあるアタセン装
置の全体的な構成を示す。
局のポートを順番に番号を付けられた一連の記号PO,
Pl,・・・・・・,Pkで表わしてある。ここでkは
予定の範囲内の整数である。局装置30はポートPと情
報信号のやり取りをすると共に、アクセスノード(アン
テナ)34に接続されたアクセスポート32での送受信
のために情報信号の時間的な圧縮/伸長と、時分割多重
化/分割処理とを行う。第4図について説明すると、こ
の局は音声(電話)トラヒツク信号用の音声ポート40
と、データ・トラヒツク信号用のデータポート42とを
有している。
音声ポート40からのアナログ・トラヒツク信号は変換
回路44で例えばデルタ変調によりデイジタル形式に変
換され、音声ポート40へ出力されるべきトラヒツク信
号は同じく変換回路44でデイジタル形式からアナログ
形式に変換される。回線走査回路46は変換回路44及
びデータポート42と回線バツフア48との間のインタ
ーフエストとして働き、それらの間でビツト直列形式で
トラヒツク信号をやり取りする。回線バツフア48は、
スロツト入替え回路52を介して、特定のポートに関連
した自身のバイト記憶場所とバースト・バツフア50内
のプロツク(チヤネル)記憶場所との間でバイト(ピッ
ト群)のやり取りをする。
バツフア50内の記憶場所は、衛星へのTDMAバース
ト通信路における時分割チヤネルに関連している。スロ
ツト入替え回路52はポート40,42と各チヤネルと
を動的に対応づける。バースト・バツフア50はバース
ト・トラヒツクの多重バイト・プロツク(チヤネル)を
バースト多重化/分割回路54とやり取りする。
回路54は、アクセスノード34に結合された送受信装
置56の変調/復調回路とバースト情報信号のやり取り
をする。接続処理回路58はポート40,42の接続要
求信号(例えばポート40のオフフツク信号)を感知し
、接続の設定を開始し、そして接続を解除する。
共通制御装置60(例えばプログラム式汎用データ処理
装置)は、接続処理回路58及び多重化/分割回路54
を制御して、アクセスノード34及び衛星中継器を介す
る他局との情報交換(接続要求、接続確認及び接続解除
情報を含む)を行わせる。装置60はスロツト入替え回
路52とも接続され、当該局装置において接続を設定す
る。また装置60は後で説明するように、TDMA通信
のために局同期を制御すると共に、衛星バースト時間を
各々の局に割振るためのスロツト/クロスオーバ時間割
当て処理のために局間通信を行つO衛星中継器を介する
接続の設定及び解除は例えば特開昭51−90207号
公報に記載の如くにして行われるが、これは本発明とは
無関係であるから詳細については省略する。
バースト・バツフア50とアクセスノード34の間でや
り取りされる情報チヤネルは時間的に圧縮されて、TD
MAフレームの一部分を占めるTDMAバーストになつ
ている。
回路54の多重化部54.1は出力情報チヤネルをバー
スト形式に構成する。送受信装置56の送信部56.1
は、衛星中継器に送信するため、この局が含まれるグル
ープの搬送波Ftl又はFt2をバースト情報で変調す
る。典型的には、この変調は直交位相シフト・キーイン
ク(QPSK)行われる。衛星はグループ1の信号の搬
送周波数をFrlに、グループ2の信号の搬送周波数を
Fr2に偏移させ、インターリーフされた合成バースト
を各々の周波数で送り返す。送り返されたバーストはノ
ード34で受信され、送受信装置56の受信部56・2
で復調され、回路54の分割部54.2で分割される。
分割部54.2は共通制御装置60の制御のもとに、受
信バーストの中にある全ての実施例チヤネルから、例え
ば装置60が管理する接続表並びに受信情報に含まれて
いる行先情報に基づいて、当該局で利用するか又はその
ポート40,42へ送り出すべきチヤネルだけを選択す
る。各々の局で、ポート・トラヒツクを表わす選択され
たチヤネルはバースト・バツフア50に送られ、スロツ
ト入替え回路52、回線バツフア48、回線走査回路4
6及び変換回路44を介してポート40,42に分配さ
れる。局制御情報を表わす選択された情報チヤネルは共
通制御装置60に送られ、局同期、接続設定(呼出し音
の発生を含む)及び接続解除に使われる。各グループ内
の特定の基準局で行われる時間割当て動作は後で説明す
る。グループ間接続 第1グループ(第1図)及び第2グループ(第2図)の
局間の相互接続が、本発明に従つて次のように行われる
両方のグループは、同じ時間間隔T及び所定の位相を持
つたTDMAフレームを使う(第5図〜第8図参照)。
各フレームはグループ内期間及びグループ間期間(小期
間)に区分される。グループ1の局(第1図)に関連す
るグループ内期間をTll、グル一゛プ間期間をTl2
で表わし(第5図及び第7図)、グループ2の局(第2
図)に関連するグループ内期間をT22、グループ間期
間をT2lで表わす(第6図及び第8図)。TllとT
l2の間のクロスオーバ時点T,/x(第5図)は、T
22とT2lの間のクロスオーバ時点T1/x(第6図
)と一致する。第5図及び第6図は、第1グループ内の
任意のアクセスノードNla及び第2グループ内の任意
のアタセスノードN2bからのバーストBの送信を示す
。第1グループ内の局Sla(及びノードNla)から
のバーストは、グループ内期間Tllの間に生じた場合
はBllaで表わし、グループ間期間Tl2の間に生じ
た場合はBl2aで表わす(第5図参照)。同様に、第
2グループ内の局S2b(及びノードN2b)からのバ
ーストは、T22ではB22b,T2lではB2lbで
表わす。Nla及び第1グループの他のすべてのノード
からのバーストは、搬送周波数Ftlで送信され、N2
b及び第2グループの他のすべてのノードからのバース
トは搬送周波数Ft2で送信される。第7図及び第8図
は各グループ内の局Sla及びS2bによつて受信され
る信号の形式を示す。
グループ間期間Tllの間、局Slaのような、第1グ
ループ内の各局は、Ftlと対をなす搬送周波数Frl
を持つた多数のバーストBlll.・・・・・・Bll
a,Bllm(第7図)を含む同一のフレームを受信す
る。Blllはフレーム基準バーストである。同時に、
グループ内期間T22の間、S2bのような局がバース
トBlll,B22l・・・・・・B22b、・・・・
・・等(第8図)を受信する。第8図では、Blllは
Frlを搬送波としているが、他のバーストは、Ft2
と対をなすFr2を搬送波としている。要するに、第1
グループ内の局はTllにおいては、第1グループ内の
ノードから出たバーストBllXだけを受信し、それと
同時に、第2グループ内の局はT22においては、フレ
ーム基準バーストBlll(第1グループ内の基準局か
らの)と第2グループ内の局からのバーストB22Xを
受信する。
グループ間期間Tl2では、Slaのような第1グルー
プ内の局が第2グループ内の局からのバーストB2lX
(第7図)を受信し、それと同時に第2グループ内の局
がT2lの時、第1グループ内の局からのバーストBl
2X(第8図)を受信する。
フレームの形式 上に述べた様な(別々のトランスポンダ周波数にのせた
)グループ内及びグループ間通信で使用されるTDMA
フレームの形式が第9図乃至第13図に示されている。
フレーム(FR)は持続時間が15ミリ秒である。相次
ぐ20個のフレームから成る群が持続時間300ミリ秒
のスーパーフレーム(SF)を構成する。スーパーフレ
ームは、デマンド情報をやり取りするための信号時間の
単位である。このやり取りの過程を後で第21図につい
て説明する。各フレームは1575個のチヤネル・スロ
ツトで構成され、各チヤネル・スロツトは512個のビ
ツト・スロツトで構成される。
局のバーストは種々の長さを持つが、普通は1チヤネル
の少なくとも半分にわたる。このフレーム構成は、毎秒
53×106ビツト以上のビツト伝送速度を持つように
設計されている。典型的なフレームFRuの形式が第9
図の100に示してある。フレームが始まる時点をTO
とする。TOより後の最初のチヤネル・スロツトはフレ
ーム基準バースト102(FRB)の通信用として割振
られる。このバーストは第1グループにおいて1次基準
局と呼ばれる予定の1つの局により、Ftlにのせて送
信される。FRBlO2は両方のグループ内の局によつ
て(Frlで)受信され、衛星中継器に対する全ての局
のバースト送信を同期させるための基準として利用され
る。第1グループ(グループ1)内の局は、そのグルー
プ内受信モード(第7図のTll)の初めにFRB(B
lll)を受信する。
第2グループ(グループ2)内の局は、そのグループ間
受信モード(第8図のT2l)の終りにFRBを受信す
る。FRBの形式は後で説明する。フレームFRuにお
いて最初のFRBチヤネルに続く4,5チヤネルはグル
ープ割当てバースト(G−AB)104に割振られる。
このスロツトでは1つのグループ割当てバーストG−A
Blが搬送周波数Ftlにのせてグループ1の局に送ら
れ、別のグループ割当てバーストG−AB2が搬送周波
数Ft2にのせてグループ2の局に送られる。G−AB
lはFRBを送信する1次基準局から送信することが好
ましく、スロツト104全体を占める。G−AB2はグ
ループ2内の予定の「割当局」(2次基準局とも呼ぶ)
から送信され、やはりスロツト104全体を占める。2
次基準局jまグループ2内の任意の局であつてよい。
バーストG−ABの形式は後で説明する。次の7.5チ
ヤネルのスロツト106は送信基準バースト(XRB)
に割振られる。
スロツト106は各1.5チヤネル幅の5個のXRBス
ロツトに細分される。各々のXRBを別の局に割当てる
ことができる。XRBの形式は後で説明する。第9図の
108に示した次の1559.5チヤネルは、別々の局
のポート間でのトラヒツクの交換、及び共通制御装置6
0(第4図)の間での局制御情報の交換を支援するため
に、デマンドに応じて多数の局に割振られる。グループ
1の局に割振られたバースト・スロツトは周波数Ftl
で搬送される。グループ2の局に割振られたバースト・
スロツトは周波数Ft2で搬送される。期間108にお
ける局制御情報の交換を利用して、局のポートに対する
接続を設定したり解除したりすることができ、更にグル
ープ内期間(Tll,T22)及びグループ間期間(T
l2,T2l)の相対的なタイミングを変えることもで
きる。T,/xは期間108内で、グループ内期間及び
グループ問期間の間の切換え時点を表わす。T1/Xに
先立つグループ内にトラヒツク・バーストは、グループ
1内の局ではFtlだけにのせて、グループ2内の局で
はFt2だけにのせて送信され、各々のグループ内の局
によつてのみFrl又はFr2で受信される。T,/x
に続くグループ間トラヒツク・バーストは、グループ1
内の局ではFtlだけにのせて、グループ2内の局では
Ft2だけにのせて送信されるが、送信するのは反対側
のグループの局である。(第7図及び第8図参照)。第
9図の110に示した各フレームの最後の2.5チヤネ
ルは、期間104内のバーストG−ABに対応するグル
ープ間割当てバーストCG−ABに割当てられる。G−
ABlに対応するバーストCG−ABlはグループ1の
基準局によつてTl2の間にFtlにのせて送られる。
従つて、これはグループ2内の局で受信される。G−A
B2に対応するバーストCG−ABはグループ2の割当
て局(2次基準局)によつてT2lの間にFt2にのせ
て送られ、グループ1内の局で受信される。バーストC
G−ABは、各グループの個々の局が、グループ間トラ
ヒツクの到着時間を決定しかつグループ間トラヒツクに
対する受信アパーチヤを設定することができるようにす
る。フレーム基準バーストFRBの形式を第10図に示
す。このバーストは前置ビツト列120を含み、フレー
ム識別ビツト列122(これは1次ノード源が可変であ
る場合、その源を識別するために使うこともできる)が
それに続く。その後、データ列124及びパツド列12
6が続く。前置ビツト列120は224ビツトの長さで
あり、各受信局においてFRB情報を受信するためのビ
ツト同期を確立するのに使用される。フレーム識別ビツ
ト列122は32ビツトの長さで、スーパーフレーム内
でのフレーム位置を識別するために使われる。128ビ
ツトのデータ列124は、両グループ内の局のバースト
送信を同期させるための情報を持つており、後で更に詳
しく説明する。
128ビツトのパツド列126はフイラ一として作用し
、グループ2の局が受信周波数をFrlからFr2に切
換える間、グループ1の局がビツト同期を保つことがで
きるようにするが、これは後で説明するOデータ列12
4の内容はフレームによつて異なる。
即ちデータ列124は、スーパーフレームのフレームF
RO,.FR5、FRlO及びFRl5では、基準局と
衛星との間の信号伝搬遅延の、予定の公称遅延時間から
の偏差を特徴づける遅延偏差(レンジ差情報)を含み;
フレームFRl、FR6、FRll及びFRl6では、
時間情報を含み;フレームFR2、FR7、FRl2及
びFRl7では、TOを開始点としたときのT1/Cの
生起時点を表わすクロスオーバ時間情報を含み;他の全
てのフレームでは、フイラ一・ビツトを含んでいる。最
後のフイラ一・ビツトは本実施例では、情報通信のため
に使用されることはないが、システムが将来拡大したと
きに更に多くの基準情報を収容するために使うことがで
きる。グループ割当てバーストG−ABを第11図に示
す。
このバーストの初め130はFRBの終りと一致する。
このバーストは前置列132(224ビツト)、識別列
134(32ビツト)、割当てデータ列136(179
2ビツト)及びガード・スペース138(256ビツト
・スロツト)を有する。前置列132は受信局において
ビツト同期のために使われる。識別列134はこのバー
ストの出所(グループ1の1次基準局又はグループ2の
2次基準局)であるノードを識別するために使われる。
割当てデータ列136はグループ内通信のための20個
までのノードの割当てと、グループ間通信のための20
個までのノードの割当てとを含むが、これについては後
で説明する。ガード・スペース138は静止期間(信号
なし)であり、G−ABが誤つて次のXRB(送信基準
バースト)と重なり合うのを防ぐ。割当てデータ列13
6は、20個までの特定の局に対し、それらのバースト
を送信するためのバースト割当て時間(TOを基準とす
る)を指定する。
G−ABlにおけるグループ内割当ては、グループ1の
局に対し期間Tll内での各々のバースト送信時間の割
当てを示す。このグループ内割当ては、各ノードで受信
される予定になつているTll内のトラヒツク情報を選
択する受信アパーチヤをグループ1の局で設定するため
にも使われる。G−ABlにおけるグループ間割当ては
、グループ1内の同じ局に対し、Tl2内での各々の送
信時間の割当てを示す。G−AB2におけるグループ内
割当ては、グループ2内の局に対し、その送信割当てを
示すと共に、これらの局がT22において受信アパーチ
ヤを設定することができるようにする。G−AB2にお
けるグループ間割当ては同じ局に対し、T2l内での送
信時間の割当てを示す。送信基準バーストXRBの形式
を第12図に示す。
各々のXRB(1フレームあたり5個のXRBがある)
は、前置列140(224ビツト)、識別列142(3
2ビツト)、データ列144(288ビツト)及びガー
ド・スペース146(256ビツト)で構成される。ガ
ード・スペース146には信号がない。1フレーム内の
5個のXRBスロツトは相異なる5つの局に割振ること
ができ、バースト送信の同期をとるため、並びに状況及
びデマンド要求を同じグループ及び他のグループ内の他
のノードに知らせるために、各々の局で使われる。
識別列142は、各XPBの出所となるノードを識別す
る。データ列144は状況及びデマンド情報を含む。第
13図はグループ1内の1次基準局及びグループ2内の
2次基準局によつて送信されるグループ間割当てバース
トCG−ABl及びCG−AB2の形式を示す。
これらのバーストは、グループ間期間Tl2及びT2l
の間に送信され、反対側のグループの局で受信される。
即ち、グループ1内の1次基準局から送信されたバース
トCG一ABlはグループ2内の局で受信され、グルー
プ2内の2次基準局から送信されたバーストCG一AB
2はグループ1内の局で受信される。これらのバースト
は対応するバーストG−ABのグループ間割当て情報を
含んでおり、このバーストを受信した局により、Tl2
及びT2l内の受信すべきトラヒツク情報を選択する受
信アパーチヤを設定するために利用される。各々のバー
ストCG−ABは2.5チヤネル幅であり、前置列15
0(224ビツト)、識別列152(32ビツト)、割
当てデータ154(896ビツト)及びガード・スペー
ス156(128ビツト)で構成されている。割当て情
報は、対応するG−ABバーストに含まれているグルー
プ間割当て情報と同一である。然し、バーストCG−A
Bはグループ間期間Tl2及びT2lの間に受信される
から、グループ間割当て情報は受信局がグループ間トラ
ヒツクの選択的な処理のために、選択的な受信アパーチ
ヤを設定することができるようにする。グループのトラ
ンスポンダ・スペクトル 第14図は2つのグループで使用される衛星トランスポ
ンダ設備のスペクトル分布を示す。
ただし本発明はこれに制限されものでなく、スペクトル
の所要の最小限の隔たり並びに帯域幅を示すために例示
したにすぎないことは云うまでもない。Ftl及びFt
2に関連する送信搬送周波数帯は54メガヘルツ幅であ
り、図示のように少なくとも7メガヘルツだけ離れてい
る。Frl及びFr2に関連する受信周波数帯も54メ
ガヘルツ幅であり、それらの間には7メガヘルツのガー
ド帯がある。送信周波数帯及び受信周波数帯は2.3ギ
ガヘルツだけ離れている。局の受信 第15図は局の受信装置を概略的に示す。
受信信号は広帯域の高周波増幅器170を介して混合器
172,174に入る。混合器172,174は発振器
176,178に各々結合される。混合器172,17
4の出力は狭帯域のフイルタ180,182に各々送ら
れる。フイルタ180,182の出力は、搬送波Fr2
及びFrlに対する変調(即ちグループ2及びグループ
1の局によつて送られた信号)に対応し、タツプA及び
Bへ送られる。スイツチ184(SW)は、グループ内
信号及ひグループ間信号を交互に再生するために、各フ
レームにおいてタツプA及びBを交互に切換える。スイ
ツチ184による切換えはTRP(トランスポンダ周波
数)選択線186によつて制御される。これについては
第16図のところで説明する。スイツチ184を通過し
た信号は搬送波回復回路188、クロツタ回復回路19
0及び記号(ビツト)回復回路192に印加される。搬
送波回復回路188及びクロツク回復回路190はビツ
ト同期(ビツト・クロツク)を回復するように動作する
。記号回復回路192は受信信号中に含まれるビツト情
報を回復するように動作する。回復回路190及び19
2の出力に結合されたユニークワード検出回路194は
、種々のバーストの前置列内に含まれているユニークワ
ードUWを検出する。フレーム基準バーストFRBlグ
ループ割当てバースト(G−AB,CG−AB)、送信
基準バーストXRB及びトラヒツク・バーストに同じユ
ニークワードを使うことができる。ユニークワードの形
式は本発明とは無関係であり、更に、TDMA通信バー
ストでユニークワードを利用することは周知であるから
、詳細については省略する。第16図はスイツチ184
(第15図)を作動するための情報回復回路を例示して
いる。
第15図の回路から出力されたビツト・クロツク、ビツ
ト信号及びユニークワードはFRB検出回路202に印
力Iされる。この検出回路202はFRBのユニークワ
ードに応答して、その出力204に付勢信号を発生する
。この信号は、時間ベース回路206及び208がバー
ストの送信及び受信のための時間ベースを各々発生でき
るようにする。受信時間ベース回路208はTO及びT
O+384に対応する受信時間信号を線210及び21
2に各々発生する。回路214は各スーパーフレームの
フレーム2,7,12及び17に含まれるFltIll
3を識別するように動作する。これらのFRBはクロス
オーバ時間データ(第10図参照)を持つている。クロ
スオーバ時間データは回路216によつて回復され、レ
ジスタ218に静置される。計数/比較回路220は、
各フレームのTOからT1/x(この時間はレジスタ2
18の内容によつてデイジタル形式で表わされる)まで
の時間を計数する。受信時間TO−128、TO+38
4及びT,/xに対応する信号は線224及び双極双投
スイツチ226(又はそれに相当する論理回路)を介し
て、スイツチ184に接続されたTRP選択線186(
第15図)に送られる。
スイツチ226はグループ1の局では、第16図に示す
上側位置に固定されており、タループ2の局では、それ
と反対の下側位置に固定されている。上側位置にあると
き、スイツチ226からTRP選択線186(第15図
)に送られた信号により、スイツチ184(第15図)
が、受信時間TO−128において、位置Aから位置B
に切換わり、受信時間T1/Xにおいて位置Bから位置
Aに切換わる。こうしてグループ1の局が、TOの後に
グループ1信号(Frlを搬送波とする)を受信し、T
1/x+128の後にグループ2信号(Fr2を搬送波
とする)を受信することができるようにする。下側位置
に固定されていると、TRP選択線186上の信号は、
スイツチ184をTO+384において位置Bから位置
Aに切換え、T1/xにおいて位置Aから位置Bに切換
える。こうしてグループ2内の局が、TO+512の後
にグループ2信号Fr2を搬送波とする)を受信し、T
1/x+128の後にグループ1信号(Frlを搬送波
とする)を受信することができるようにする。TO+3
84はFRBの有用な情報が到着した後に発生するから
、グループ2内の局はグループ1の基準局から送られて
来たFRBをも受信する。FRBはTO乃至TO+51
2の時間を占めるから、TO+384乃至TO+512
の128ビツトのパツド列126(第10図)により、
スイツチ184の切換を完了する時間が得られる。同様
な切換えのための時間をT1/Xについても設けなけな
ければならない。このために、線186(第15図)上
の゛F,/xに関連した信号は、グループ間期間(Tl
2及びT2l)内の有用な情報の到着時間より少なくと
も128ビツト先立つていなければならない。トラヒツ
ク・バーストの受信 トラヒツク・バーストの受信が第18図に例示されてい
る。
回路240は、受信したグループ割当てバーストG−A
B内のグループ内割当てデータ136(第11図)を回
復するように動作する。回路240は共通制御装置60
(第4図)と一体化することができる。回路240によ
つて回復された割当てデータはタイミング回路242に
印カ口される。タイミング回路242はグループ内トラ
ヒツク・バーストのための受信アパーチヤを発生する。
グループ内トラヒツク・バーストの受信期間はTO+6
656(TOから13チヤネル後に始まる。
第9図参照)からT1/Xまでの間である。この期間を
限定する信号が受信時間ベース回路208(第16図)
からタイミング回路242へ印加される。回路240か
らのグループ内割当てデータはどの送信局がどのトラヒ
ツク・チヤネルを割当てられているかを示すものである
から、受信側からみれば、このままではどの局からのグ
ループ内トラヒツク・バーストを受信してよいかわから
ない。
従つて、特定の局からのバーストを受信できるようにす
るグループ内接続データ(例えば相手局の番号)が24
4に加えられる。このデータは共通制御装置60に保持
されている局制御情報の1つであつて、前述の公開公報
にも記載されているように、接続設定の段階で相手局か
ら送られてくる。このような局制御情報の送受信は本発
明とは無関係であるから、詳細については省略する。タ
イミング回路242はグループ内割当てデータ及び持続
データを組合せることにより、自局向けのトラヒツク・
バーストを識別し、それを受信するための受信アパーチ
ヤ信号を発生する。
かくして受信用のゲート(図示せず)が開かれて、選択
されたトラヒツク・バーストが受信され、処理される。
グループ間トラヒツク・バーストの受信も同様にして行
われる。
即ち、回路246がグループ間割当てデータを検出して
回復し、回路248がこのグループ間割当てデータ及び
土述の接続データ(今の場合はグループ間接続データ)
に基いて受信アパーチヤ信号を発生する。ただし回路2
48が付勢されるのは、グループ1の局ではT1/Xか
ら次のフレームのTOまでの間であり、グループ2の局
ではT1/Xから次のフレームのTO+384までの間
である。バーストの送信 バーストの送信は、現在TDMA通信の分野で周知の同
期方式を用いる。
本実施例では、受信同期、グループ内送信同期及びグル
ープ間送信同期が必要である。システムの始動時間に、
グループ1の1次基準局が、内部フレーム・クロツクに
合せたFtlにのせてFRBを周期的に送信し始める。
そうしている間に、1次基準局の受信回路がFrlにの
せて戻つて来るFRBの信号を監視する。FRB信号が
検出されると、ドツプラ効果を補償するために、受信F
RBが真中にくるまで受信アパーチヤのタイミングが調
整される。送信から受信までのFRBの伝搬遅延が1次
基準局の図に示してない共通制御回路で監視され、それ
を使つて特定の時間におけるその局の公称伝搬遅延に対
する遅延偏差係数が計算される。
1次基準局は送信するFRBの中に遅延偏差係数及び時
間情報を挿入する。
更にFRBにはクロスオーバ時間データも含まれている
。最初クロスオーバ時間は任意に(例えばフレームの中
点に)設定することができる。1次基準局以外の局は、
回路250(第17?及びレジスタ218(第16図)
で1次基準局のFRB情報を回復することにより、受信
の同期を達成することができる。
最初スイツチ184(第15図)は、1次基準局から送
られるFRBが安定な形で相次ぐフレーム期間において
繰返し検出されるようになるまで、Frlを搬送波とす
る信号だけを通過させる位置におくことができる。その
後、スイツチ184は前述の切換えモードで動作し、T
1/Xでグループ間受信用の位置に切換わり、グループ
1の局の場合は、TO−128で、またグループ2の局
の,場合はTO+384でグループ内受信位置に切換わ
る。バースト送信のための同期を得ようとする局は、F
RBに含まれる遅延偏差、時間情報及びクロスオーバ時
間情報を使つて、その送信タイミング回路254(第1
7図)を作動し、自局に割当てられた予定のグループ内
スロツトで「自己同期」信号を送る。
最初、自己同期信号はその局に割当てられたトラヒツク
・スロツトで送られる。送信同期が得られた後は、この
信号はその局に割当てられたXRBスロツトで送られる
。各々のグループ内の全ての局がグループ間通信の設備
を持つている必要はない。
このような設備のない局は特定の搬送周波数(グループ
1ではFrl、グループ2ではFr2)の信号だけを受
信し、FRB信号の検出により、同期を達成する。した
がつて、グループ間通信設備を持たないグループ2の局
は、2次基準局から送られた2次FRB信号を受信する
ことになるが、これは後で説明する。混合通信(グルー
プ内及びグループ間)のための送信同期を得ようとする
局は、回路256(第17図)で自身の自己同期信号を
受信して、その送信タイミングを自局に割当てられたス
ロツトの前縁に合わせる。
最初、自己同期信号は他のスロツトとの干渉を避けるた
めに、割当てられたスカツトの中央に位置するようなタ
イミングになつており、その後、同じスロツトの前縁と
一致するまで、複数のフレームにわたつて段階的に調時
され !る。スロツトの前縁と一致すると、局はXRB
スロツトを利用して、自己同期信号、デマンド・データ
等の送信を開始することができる。グループ1の1次基
準局はそのグループ内の局のXRBを利用して、当グル
ープの状況及び接続条件を判断する。
1次基準局はグループ1内の同期した各局に対しグルー
プ内トラヒツタ・スロツトを割当て、それを示す割当て
データをG−ABlに挿入して送信する。
このデータは回路258(第17図)で受信され、その
制御のもとに回路254からグループ1のトラヒツク情
報が送信される。グループ2の2次基準局は、1次FR
B信号を検出することにより、その受信同期を達成する
受信同期が達成されると、2次基準局は、1次基準局か
ら送られた遅延偏差及び時間情報と、それに割当てられ
たスロツトを使つて、送信同期を達成することができる
。2次基準局は、1次FRB内のクロスオーバ時間情報
を監視することにより、クロスオーバ同期も達成する。
グループ2内の他の局は、1次FRBデータを使つて、
同様に受信同期を達成することができ、その後前述のよ
うに自己同期信号の送信及び受信を利用して送信同期を
達成することができる。両グループ内の局は、1次基準
局からのFRB内にあるクロスオーバ時間情報を鑑視す
ると共に各々のスイツチ184を前述のように適正な時
点で切換えることにより、グループ間同期を達成するこ
とができる。
その後、グループ1の局はG−ABl及びCG−AB2
にあるグループ間割当てデータを使い、グループ2の局
はG−AB2及びCG−ABlにあるグループ間割当て
データを使つて、グループ間通信を行うことができる。
グループ間通信のための設備がない局では、上に、述べ
た同期方式は次のように変更することができる。1次基
準FRBはTO乃至TO+512の期間を占めるが、そ
の搬送波はFtl及びFrlだけである。
従つて、Ft2及びFr2の搬送波に関しては、TO乃
至TO+512の同じ期間が実効的に空スロツトになつ
ている。この空スロツトを2次基準局で使つて、1次基
準局からの既に受信したFRB(即ち1次FRB)と同
一の2次FRBを送信することができる。こうすること
により、Fr2だけを受信するようになつているグルー
プ2内の局は2次FRBを受信し、その中のデータ及び
割当てられたXRBスロツトを使つて、送信同期を達成
する。前に述べたように、両方のグループ内にあつて、
グループ間通信ができるようになつている局は、直接的
に1次FRB信号に対して同期をとる。
グループ2の局で2次FRB信号に対して同期をとると
、各々グループで異なつたジツタが生じるおそれがある
ので、今述べたように、グループ2の局も1次FRBに
対して直接的に同期をとることが好ましい。しかし、1
次FRB及び2次FRBの源が十分に安定であれば、こ
れは問題ではない。十分に安定なFRB源を持つシステ
ムでは、2次基準局以外のグループ2内の全ての局が2
次FRB信号に対して同期をとり、2次基準局及びグル
ープ1内の全ての局が1次FRB信号に対して同期をと
つても満足な動作が可能である。このようなシステムで
は、2次基準局以外のグループ2内の局は、TO−12
8の時点で(即ちグループ1の局と同時に)グループ内
受信モードに切換わり、2次基準局だけがTO+384
の時点で切換わる。デマンドアサインメント本実施例で
は要求に応じて2種類の割当てが行われる。
一方の割当てはクロスオーバ時間割当てと呼ばれるもの
で、1次基準局がクロスオーバ時間T1/Xを決定し、
それを1次FRBで伝える。他方では、1次及び2次基
準局が各々のグループの局に対し、T1/Xによつて区
切られたグループ内期間及びグループ間期間内の使用可
能な時間スロツトを割当てる。1次基準局はグループ内
期間Tll及びグループ間期間Tl2内のスロツトをグ
ループ1の局に割当て、割当てバーストGABlでこの
割当てを通知する。
2次基準局はグループ内期間T22及びグループ間期間
T2l内のスロツトをグループ2の局に割当て、この割
当てを割当てバーストG−AB2で通知する。
このやり方が第20図に示されている。1次及び2次基
準局が、夫々のグループの局から、260及び262の
所で夫々のXRBを受信し、夫々264及び266にお
いてデマンド情報を抽出する。
次いで、268及び270において現在のデマンドに従
つて夫々のグループ内期間及びグループ間期間内の送信
時間スロツトを割当てる。この割当てはTDMA/DA
方式の普通のアルゴリズムに基づくが、このアルゴリズ
ムは本発明に関係ない。これまでのプロセスは線272
,274で示すように、繰返し実行される。
同時に1次及び2次基準局は、276及び278におい
て、夫々のグループでのグループ内及びグループ間期間
の全体的な利用度を調べる。2次基準局はトラヒツク・
バーストの信号チヤネルを利用して、280において1
次基準局にメツセージを送る。
この様子を線281で示してある。1次基準局は276
及び280での結果から、両グループのグループ内期間
及びグループ間期間の相対的な利用度を調べ、それに基
づいて両方の搬送波を釣合いのとれた形で利用するのに
適したクロスオーバ時間を決定する。
この時間が、FRBで現在送信中の時間と異なる場合、
282でFRBデータが更新され、284で更新された
クロスオーバ時間情報が全ての局に送られる。クロスオ
ーバ時間はスーパーフレームの境界でのみ変更される。
1次及び2次基準局による全ての割当ては現在の(更新
された)クロスオーバ時間によつて区切られた期間に基
づいてなされる。
行先(ポート)アドレス指定 上に述べたシステムでは、トラヒツク信号チヤネルは信
号チヤネル内のアドレス情報によつてポート40,42
(第4図)に向けることができる。
このシステムの興昧ある点は、各スロツトがいずれか一
方のグループ内の局だけによつて受信されるので、グル
ープ内期間及びグループ間期間のスロツトで共通のアド
レスを使用できることである。グループ2の或る局がグ
ループ内通信しかできないようになつている場合、グル
ープ間期間においてこの局に送られる信号は、グループ
2の局だけが発信地であり、グループ1の局については
使われていないFr2のスロツトだけを占めることは明
らかであろう。従つて、共通の行先アドレス指定のため
にあいまいさの問題が起ることはない。3つ以上のグル
ープへの適用 上に述べたクロスオーバ時間でトラヒツク・バーストを
区切る方法は容易に3つのトランスポンダ周波数(Ft
l/Ftl,ft2/Ft2,ft3/Ft3)を使う
3グループの局にも拡張することができる。
1次FRBで3つのクロスオーバ時間を定義し、第1及
び第2グループの局の間の通信期間、第2及び第3グル
ープの局の間の通信期間、並びに第1及び第3グループ
の局の間の通信期間を夫々区切りさえすればよい。
勿論、第15図乃至第18図の回路は、3つのクロスオ
ーバ時間を回復しかつ利用できるように変更する必要が
ある。基準局の変更 1次又は2次基準局が利用できなくなつた場合、新しい
1次又は2次基準局を設定できるようにすることが望ま
しい。
この目的のため、現存のどの局を基準局として使つても
よい。時間的な同期が失われていなければ、新しい基準
局は、前の基準局が沈黙した後、FRBスロツトでFR
Bの送信を開始することができる。また新しい基準局は
適当なバースト割当てスロツトで新しいグループ割当て
バーストを送信する。新しい基準局が2次基準局であれ
ば、更に1次FRBの写しがFt2のFRBスロツトで
送信される〇将来の衛星技術に対する対応 上に述べたシステムは、衛星に更に手のこんだ搭載装置
を使つた将来の衛星中継技術にも非常に簡単にかつ経済
的に対応できる。
例えば、通常はFtlからFrlへの変更及びFt2か
らFr2への変更を行うが、グループ間通信の場合はF
tlからFt2への変更及びFt2からFrlへの変更
を行うことが考えられる。
その例を第19図に示す。Ftl及びFt2の信号は衛
星受信器300に受信され、搭載処理装置302の回路
304へ送られる。
回路304はFRBを回復し、更に回路306がFRB
に含まれているクロスオーバ時間データを回復して、そ
の数値を記録する。このデータはレジスタ310に入つ
ている前のクロスオーバ時間データと比較回路308で
比較される。等しくなければスイツチ312が作動され
、回路合回路172及び174、発振器176及び17
8、並ぴにフイルタ180及び182もいずれか一方だ
けを備えることになろう。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は各々異なつたトランスポンダ周波数
を使用する2つのTDMA通信網を示すプロツク図、第
3図及び第4図は代表的な地球局の構成を示すプロツク
図、第5図乃至第8図はフレーム時間Tの分け方を示す
信号線図、第9図及至第13図はTDMAフレーム及び
その中に含まれる種々のバーストを示す線図、第14図
はトランスポンダ周波数スペクトルの一例を示す線図、
第15図、第16図及び第18図は局の受信回路を示す
プロツク図、第17図はこの発明に従つてバーストを送
信するためのアパーチヤを発生する局装置を示すプロツ
ク図、第19図は衛星内部におけるトランスポンダ周波
数の切換えを例示するプロツク図、第20図は1次基準
局及び2次基準局で行われるクロスオーバ時間決定プロ
セスを示すフローチヤートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1のトランスポンダ周波数を使用する第1の局グ
    ループと、第2のトランスポンダ周波数を使用する第2
    の局グループと、グループ内通信及びグループ間通信を
    フレーム単位で行なうための中継手段とを具備し、前記
    第1及び第2の局グループは前記グループ間通信が可能
    な局を含み、前記フレームをグループ内期間及びグルー
    プ間期間に分け、前記局の送信部は同じグループに属す
    る局へのグループ内通信データを前記グループ内期間に
    挿入し且つ他のグループに属する局へのグループ間通信
    データを前記グループ間期間に挿入して、自局が属して
    いるグループのトランスポンダ周波数を用いて送信し、
    前記中継手段で前記グループ内通信データ及び前記グル
    ープ間通信データを中継し、前記局の受信部は自局が属
    するグループのトランスポンダ周波数で送信されたグル
    ープ内通信データを前記グループ内期間に受信し、他の
    グループのトランスポンダ周波数で送信されたグループ
    間通信データを前記グループ間期間に受信することを特
    徴とするTDMA通信システム。 2 前記グループ間通信データを受信する際に前記受信
    部で周波数を切換える特許請求の範囲第1項記載のシス
    テム。 3 前記グループ間通信データの周波数を前記中継手段
    で相手側のグループの周波数に切換える特許請求の範囲
    第1項記載のシステム。
JP53109887A 1977-10-13 1978-09-08 Tdma通信システム Expired JPS5940336B2 (ja)

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GB (1) GB1565490A (ja)
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