JPS5940305Y2 - 密封容器 - Google Patents
密封容器Info
- Publication number
- JPS5940305Y2 JPS5940305Y2 JP5887179U JP5887179U JPS5940305Y2 JP S5940305 Y2 JPS5940305 Y2 JP S5940305Y2 JP 5887179 U JP5887179 U JP 5887179U JP 5887179 U JP5887179 U JP 5887179U JP S5940305 Y2 JPS5940305 Y2 JP S5940305Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- lid
- polyethylene
- film
- polypropylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は密封の為の接着部にピンホール等の部分的接着
不良のない密封容器に係るものである。
不良のない密封容器に係るものである。
従来から、ポリエチレンのみならずポリプロピレンは比
較的価格が低廉にして衛生的である故、広く容器として
使用されてきた。
較的価格が低廉にして衛生的である故、広く容器として
使用されてきた。
そしてその蓋材には、容器がポリエチレンのときはポリ
エチレンをもってした蓋材を、容器がポリプロピレンの
場合はポリプロピレンをもってした蓋材を使用して、容
器に対する蓋材の接着を良好とし容易に密封を得るよう
にした。
エチレンをもってした蓋材を、容器がポリプロピレンの
場合はポリプロピレンをもってした蓋材を使用して、容
器に対する蓋材の接着を良好とし容易に密封を得るよう
にした。
ところで、ポリエチレン製容器にポリエチ・レンフイル
ム製蓋材をヒートシールする際第１図に示すようにポリ
エチレン容器１１の口縁部１２に水滴又は水分を含む充
填物が付着しているときは、蓋材１３を被蓋してヒート
シールを施すと、往々にして前記付着物が、蓋材にヒー
トシールを施行する時に気泡を発生し、蓋縁１５の該気
泡発生部分は非常に薄肉となっているから、ヒートシー
ル接着部における該薄肉部でピンホールを生じ、ヒート
シールによる密封を阻害することがあった。
ム製蓋材をヒートシールする際第１図に示すようにポリ
エチレン容器１１の口縁部１２に水滴又は水分を含む充
填物が付着しているときは、蓋材１３を被蓋してヒート
シールを施すと、往々にして前記付着物が、蓋材にヒー
トシールを施行する時に気泡を発生し、蓋縁１５の該気
泡発生部分は非常に薄肉となっているから、ヒートシー
ル接着部における該薄肉部でピンホールを生じ、ヒート
シールによる密封を阻害することがあった。
本考案は斯る欠点を排したものであること下記の通り。
第２図に示す如く、ポリエチレン又はポリプロピレン製
容器１１に同質の落し蓋１４を被蓋する。
容器１１に同質の落し蓋１４を被蓋する。
他方第３図に示すようにポリエチレン又はポリプロピレ
ンの相互を熱融着させる温度では溶融しない、例えば２
軸延伸ポリエステルフイルム１６を上面とし、容器と同
質のポリエチレン又はポリプロピレン１７を下面とする
積層フィルム１８を製作する。
ンの相互を熱融着させる温度では溶融しない、例えば２
軸延伸ポリエステルフイルム１６を上面とし、容器と同
質のポリエチレン又はポリプロピレン１７を下面とする
積層フィルム１８を製作する。
この積層フィルム１８を前記落し蓋１４を被蓋した上に
張りわたしヒートシールを施すときは、たとえ容器１１
の縁部１２に水滴又は含水充填物が付着しており、その
付着物によって落し蓋縁１５にビンポールが生じること
があっても、ポリエステルフィルム１６をもって積層と
したフィルム１８でもって最上層が密封されている故、
該容器１１の密封が阻害されることはない。
張りわたしヒートシールを施すときは、たとえ容器１１
の縁部１２に水滴又は含水充填物が付着しており、その
付着物によって落し蓋縁１５にビンポールが生じること
があっても、ポリエステルフィルム１６をもって積層と
したフィルム１８でもって最上層が密封されている故、
該容器１１の密封が阻害されることはない。
そして、積層フィルム１８の下面は、容器１１及び該容
器に被蓋する落し蓋１４と同材質であるから、ヒートシ
ール施行は従来と何ら変ることなく容易に施し得る。
器に被蓋する落し蓋１４と同材質であるから、ヒートシ
ール施行は従来と何ら変ることなく容易に施し得る。
要するところ本考案はポリエチレン又はポリプロピレン
よりなる容器１１に同材質の落し蓋１４を被蓋し、更に
同材質であるポリエチレン又はポリプロピレンのフィル
ムを下面とし且つ上面をポリエチレン及びポリプロピレ
ンのヒートシール温度では溶融しない熱可塑性合成樹脂
フィルムとした積層フィルムを使用し、該積層フィルム
の下面を前記落し蓋の上にわたしてヒートシールにより
密封した構造を特徴とする密封容器であるから、容器口
縁部に水滴又は含水充填物が付着している場合でも密封
を確実に行いうる。
よりなる容器１１に同材質の落し蓋１４を被蓋し、更に
同材質であるポリエチレン又はポリプロピレンのフィル
ムを下面とし且つ上面をポリエチレン及びポリプロピレ
ンのヒートシール温度では溶融しない熱可塑性合成樹脂
フィルムとした積層フィルムを使用し、該積層フィルム
の下面を前記落し蓋の上にわたしてヒートシールにより
密封した構造を特徴とする密封容器であるから、容器口
縁部に水滴又は含水充填物が付着している場合でも密封
を確実に行いうる。
尚積層フィルムを使用するから、該フィルムの裏面に美
しい印刷を施し得該印刷がフィルム裏であるから汚され
ることもない。
しい印刷を施し得該印刷がフィルム裏であるから汚され
ることもない。
尚本考案に係る容器は落し蓋１４を施した上に蓋フィル
ム１８を施すから、落し蓋１４と蓋フィルム１９との間
に、容器本体１１の充填物と異なる、例えばスプーン等
の付属品２０又はふりかけ等の加味品を収納し得る利点
がある。
ム１８を施すから、落し蓋１４と蓋フィルム１９との間
に、容器本体１１の充填物と異なる、例えばスプーン等
の付属品２０又はふりかけ等の加味品を収納し得る利点
がある。
第１図は従来の被蓋した容器の断面図、第２図は本考案
に係る容器の断面図、第３図は被蓋用積層フィルムの断
面図にして第４図は付属品を収めた本考案に係る容器断
面図。 １１・・・・・・容器、１２・・・・・・口縁部、１３
・・・・・・蓋材、１４・・・・・・落し蓋、１５・・
・・・・１４の口縁部、１６・・・…ホリエステルフイ
ルム、１７・・・・・・ポリエチレン又はポリプロピレ
ンフィルム、１８・・・・・・積層フィルム、１９・・
・・・・蓋フィルム、２０・・・・・・付属品。
に係る容器の断面図、第３図は被蓋用積層フィルムの断
面図にして第４図は付属品を収めた本考案に係る容器断
面図。 １１・・・・・・容器、１２・・・・・・口縁部、１３
・・・・・・蓋材、１４・・・・・・落し蓋、１５・・
・・・・１４の口縁部、１６・・・…ホリエステルフイ
ルム、１７・・・・・・ポリエチレン又はポリプロピレ
ンフィルム、１８・・・・・・積層フィルム、１９・・
・・・・蓋フィルム、２０・・・・・・付属品。
Claims (1)
- ポリエチレン又はポリプロピレンよりなる容器１１に同
材質の落し蓋を被蓋し、更にポリエチレン又はポリプロ
ピレンのフィルムを下面とし且つ上面をポリエチレン及
びポリプロピレンのヒートシール温度では溶融しない熱
可塑性合成樹脂フィルムとした積層樹脂フィルムを使用
し、該積層フィルムの下面を前記落し蓋の上にわたして
ヒートシールにより密封した構造を特徴とする密封容器
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5887179U JPS5940305Y2 (ja) | 1979-05-04 | 1979-05-04 | 密封容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5887179U JPS5940305Y2 (ja) | 1979-05-04 | 1979-05-04 | 密封容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55158871U JPS55158871U (ja) | 1980-11-14 |
| JPS5940305Y2 true JPS5940305Y2 (ja) | 1984-11-14 |
Family
ID=29292892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5887179U Expired JPS5940305Y2 (ja) | 1979-05-04 | 1979-05-04 | 密封容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5940305Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-04 JP JP5887179U patent/JPS5940305Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55158871U (ja) | 1980-11-14 |
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