JPS5940012Y2 - 血行促進器用の急速排気弁 - Google Patents
血行促進器用の急速排気弁Info
- Publication number
- JPS5940012Y2 JPS5940012Y2 JP6860676U JP6860676U JPS5940012Y2 JP S5940012 Y2 JPS5940012 Y2 JP S5940012Y2 JP 6860676 U JP6860676 U JP 6860676U JP 6860676 U JP6860676 U JP 6860676U JP S5940012 Y2 JPS5940012 Y2 JP S5940012Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- pipe
- blood circulation
- chamber
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Massaging Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は圧搾空気を利用した各種機器、特に血行促進器
に組込使用する急速排気弁に関するものである。
に組込使用する急速排気弁に関するものである。
身体に外部より圧迫を加え、次いでこれを解放すること
を繰返し行うと、当該部分の血行が促進され、血液の循
環がよくなって疾患の治療に効果があるとされている。
を繰返し行うと、当該部分の血行が促進され、血液の循
環がよくなって疾患の治療に効果があるとされている。
上記のような圧迫の附加とその解放を圧搾空気を利用し
て自動的に確実に行うことができる血行促進器は周知で
あるが、このような血行促進器は圧搾空気の開放が急速
なほど効果がよいとされている。
て自動的に確実に行うことができる血行促進器は周知で
あるが、このような血行促進器は圧搾空気の開放が急速
なほど効果がよいとされている。
本考案の目的は、上記のような血行促進器において、圧
迫の急速解放を鋭敏確実に行うことができる急速排気弁
を提供せんとするものである。
迫の急速解放を鋭敏確実に行うことができる急速排気弁
を提供せんとするものである。
次に本考案の一実施例を示す添付図面に基づいて、その
詳細を説明すると下記の如くである。
詳細を説明すると下記の如くである。
第1図は本考案の急速排気弁を組込使用する血行促進器
の一例を示すもので、同図において、1は身体に装着す
る伸縮自在の空気バッグであり、図示の場合でブロック
線図として示しているが、任位形状、より好ましくは身
体に適合する形状に形成される。
の一例を示すもので、同図において、1は身体に装着す
る伸縮自在の空気バッグであり、図示の場合でブロック
線図として示しているが、任位形状、より好ましくは身
体に適合する形状に形成される。
空気バッグ1は第2図に示す如く、首から下の身体全体
を覆うタイツ状に形成するほか、上衣状、下半身だけの
ズボン状、頭部や肩部治療用としてのずきん状、眼球を
覆うようなマスク状、シャツにおせる袖状、手袋状、ス
トッキング状、帽子状等をあげることができ、腹部や胸
部に着用される空気バッグは血圧計にお・けるマンシエ
ツテのような形状でもよい。
を覆うタイツ状に形成するほか、上衣状、下半身だけの
ズボン状、頭部や肩部治療用としてのずきん状、眼球を
覆うようなマスク状、シャツにおせる袖状、手袋状、ス
トッキング状、帽子状等をあげることができ、腹部や胸
部に着用される空気バッグは血圧計にお・けるマンシエ
ツテのような形状でもよい。
また空気バッグ1は上記マンシエツテや救命胴衣等と同
様に材質及び袋構造のものを使用できる。
様に材質及び袋構造のものを使用できる。
また、空気バッグを身体に装着するには、空気バッグが
ずれ動かないようにこれを行うことが好ましく、これに
は締付バンドによる等それ自体慣用的手段を採用するこ
とができる。
ずれ動かないようにこれを行うことが好ましく、これに
は締付バンドによる等それ自体慣用的手段を採用するこ
とができる。
空気バッグ1に圧搾空気を供給するための圧搾空気供給
系2は、一端が圧搾空気源、例えばエアーコンプレッサ
ー3に接続される圧搾空気管4を有し、鎖管4の他端に
は逆止弁型排気弁5が備えられている。
系2は、一端が圧搾空気源、例えばエアーコンプレッサ
ー3に接続される圧搾空気管4を有し、鎖管4の他端に
は逆止弁型排気弁5が備えられている。
この排気弁5はカム6により一定の時間間隔で開放され
、該カム6は後述するように、一定の時間間隔で間歇的
に回転する。
、該カム6は後述するように、一定の時間間隔で間歇的
に回転する。
上記圧搾空気管4には、安全弁型圧力制御弁7及び空気
バッグ1と接続する圧搾空気導出管8が枝設され、この
導出管8の途中で空気バッグ1寄りの個所において急速
排気弁9が組込まれる。
バッグ1と接続する圧搾空気導出管8が枝設され、この
導出管8の途中で空気バッグ1寄りの個所において急速
排気弁9が組込まれる。
上記カム6は、自己保持リレー10、これをオンさせる
ための自動復帰型常時開の接点11及び、すセット用の
自動復帰型常時閉の接点12を挿入した操作回路13を
有するモータ14により駆動される。
ための自動復帰型常時開の接点11及び、すセット用の
自動復帰型常時閉の接点12を挿入した操作回路13を
有するモータ14により駆動される。
上記接点11は安全弁型圧力制御弁7の吹出管15前面
に臨む受風板(図示せず)を形成した操作レバー16を
有する。
に臨む受風板(図示せず)を形成した操作レバー16を
有する。
今一つの接点12は、カム6に植設したピン17が行う
円運動線上に先端が臨む操作レバー18を備えている。
円運動線上に先端が臨む操作レバー18を備えている。
空気導出管8の途中に組込み使用する急速排気弁9は第
3図に示すように中心部に弁孔26および同弁孔を開閉
する逆止弁27を具えた弁体25を弁箱・20内へ摺動
可能に装入して弁箱20内を一氷室23と二次室24に
二分し、−氷室23に連通ずる二次管21を弁孔26よ
り偏位した位置に設け、二次室24に連通ずる二次管2
2を弁孔26と同一線上に設けると共に、二次室24に
は空気流により二次室24の外壁に接した弁体25で閉
塞される排気孔28を適宜数開設し、−氷管21を導出
管8に、二次管22を空気バッグ1に接続使用する。
3図に示すように中心部に弁孔26および同弁孔を開閉
する逆止弁27を具えた弁体25を弁箱・20内へ摺動
可能に装入して弁箱20内を一氷室23と二次室24に
二分し、−氷室23に連通ずる二次管21を弁孔26よ
り偏位した位置に設け、二次室24に連通ずる二次管2
2を弁孔26と同一線上に設けると共に、二次室24に
は空気流により二次室24の外壁に接した弁体25で閉
塞される排気孔28を適宜数開設し、−氷管21を導出
管8に、二次管22を空気バッグ1に接続使用する。
本考案は上述せる如き構造を有するものであり、血行促
進器への組込み状態における作動を説明する。
進器への組込み状態における作動を説明する。
エヤコンプレッサー3の始動スイッチ38を入れ、エヤ
コンプレッサー3を駆動すると、供給管4に圧搾空気が
供給される。
コンプレッサー3を駆動すると、供給管4に圧搾空気が
供給される。
供給管4内の圧搾空気は制御弁7により設定圧力に保持
される。
される。
供給管4内の圧搾空気は、導通管8、急速排気弁9の二
次管21.−次室23に流入し、その圧力により押され
て二次管22の方へ移動した弁体25により排気孔28
は閉塞され、逆止弁26を押し開いて二次管22がら空
気バッグ1に導入される管4の圧縮空気圧が設定圧力を
超え、安全弁型圧力制御弁7の吹出し管15より圧縮空
気が吹出すと、その吹出し圧力により操作レバー16の
受風板(図示せず)が押されて操作レバー16が第1図
の時計回り方向へ回動され、自動復帰型常時開の接点1
1が閉じられる。
次管21.−次室23に流入し、その圧力により押され
て二次管22の方へ移動した弁体25により排気孔28
は閉塞され、逆止弁26を押し開いて二次管22がら空
気バッグ1に導入される管4の圧縮空気圧が設定圧力を
超え、安全弁型圧力制御弁7の吹出し管15より圧縮空
気が吹出すと、その吹出し圧力により操作レバー16の
受風板(図示せず)が押されて操作レバー16が第1図
の時計回り方向へ回動され、自動復帰型常時開の接点1
1が閉じられる。
従って自己保持リレー10が働き、操作回路13が閉路
され、モーター14の電源回路に電流が流れモーター1
4が回転し、カム6が駆動される。
され、モーター14の電源回路に電流が流れモーター1
4が回転し、カム6が駆動される。
逆止弁型排気弁5がその弁棒をカム6によりおされて開
放すると、管4内の圧搾空気は大気中に放出され、且つ
この際、管8内圧力の低下に伴い急速排気弁9の弁体2
5が二次室24内の圧力と一氷室23内の圧力との差に
よる空気流のため弁孔26は逆止弁27により閉ざされ
ると共に弁体25は二次管21の方へ押し動かされ、排
気孔28は開放されて、空気バッグ1内の空気は二次管
22、二次室24及び排気口28を通じ短絡的に放出さ
れ、かくして空気バッグ1内圧力は急速に常圧になる。
放すると、管4内の圧搾空気は大気中に放出され、且つ
この際、管8内圧力の低下に伴い急速排気弁9の弁体2
5が二次室24内の圧力と一氷室23内の圧力との差に
よる空気流のため弁孔26は逆止弁27により閉ざされ
ると共に弁体25は二次管21の方へ押し動かされ、排
気孔28は開放されて、空気バッグ1内の空気は二次管
22、二次室24及び排気口28を通じ短絡的に放出さ
れ、かくして空気バッグ1内圧力は急速に常圧になる。
管4内の圧力が下ると、これに追従して自動復帰型常時
開の接点12が自動復帰して開く。
開の接点12が自動復帰して開く。
しかし、上記モーター14の電源回路は自己保持リレー
10により尚閉路状態を保持し、カム6は回転を続ける
。
10により尚閉路状態を保持し、カム6は回転を続ける
。
やがてカム6が1回転を終え、該カム6上の植立ピン1
7が自動復帰型常時閉の接点12の操作レバー18を押
し、該接点12が開放されると、リレー10がリセット
され、モーター14換言すればカム6の回転が停止する
。
7が自動復帰型常時閉の接点12の操作レバー18を押
し、該接点12が開放されると、リレー10がリセット
され、モーター14換言すればカム6の回転が停止する
。
一方、逆止弁型排気弁5は再び閉鎖する。
以下、同様にして上記動作が順次繰返し行われ、圧搾空
気導出管8に接続されている空気バッグ1に圧搾空気が
一定圧力を以て一定の時間的間隔で供給される動作、大
気中への空気の急速放出が繰返し行われ、かくして空気
バッグ1は一定の時間的間隔で膨張、急速収縮を反復繰
返し、これにより空気バッグ1を装着した個所の血行を
促進させるものである。
気導出管8に接続されている空気バッグ1に圧搾空気が
一定圧力を以て一定の時間的間隔で供給される動作、大
気中への空気の急速放出が繰返し行われ、かくして空気
バッグ1は一定の時間的間隔で膨張、急速収縮を反復繰
返し、これにより空気バッグ1を装着した個所の血行を
促進させるものである。
以上のようにこの考案は中心に逆止弁27を設けた弁体
25を弁箱20内へ摺動可能に設けて一氷室23と二次
室24に区分し、各室に連通ずる二次管21と二次管2
2を喰い違い状に形成し、−氷室23と二次室24との
圧力差の利用して弁体25を移動させ、特に空気バッグ
1の排気時には二次管21と二次管22の位置の違いに
より弁体25で二次管21および弁孔26を閉塞すると
共に二次室24の排気孔28を開放し、空気バッグ1内
の空気を最短距離の排気孔28から迅速に排出させ、血
行促進効果を高めることができる。
25を弁箱20内へ摺動可能に設けて一氷室23と二次
室24に区分し、各室に連通ずる二次管21と二次管2
2を喰い違い状に形成し、−氷室23と二次室24との
圧力差の利用して弁体25を移動させ、特に空気バッグ
1の排気時には二次管21と二次管22の位置の違いに
より弁体25で二次管21および弁孔26を閉塞すると
共に二次室24の排気孔28を開放し、空気バッグ1内
の空気を最短距離の排気孔28から迅速に排出させ、血
行促進効果を高めることができる。
第1図は本考案に係る排気弁を組み込み使用する血行促
進器の一例を示す全体の概略図、第2図は血行促進器に
使用する空気バッグの一例を示す正面図、第3図はこの
考案に係る排気弁の縦断正面図である。 9・・・・・・急速排気弁、20・・・・・・弁箱、2
1・・・・・・−氷管、22・・・・・・二次管、23
・・・・・・−氷室、24・・・・・・二次室、25・
・・・・・弁体、26・・・・・・弁孔、27・・・・
・・逆止弁、28・・・・・・排気孔。
進器の一例を示す全体の概略図、第2図は血行促進器に
使用する空気バッグの一例を示す正面図、第3図はこの
考案に係る排気弁の縦断正面図である。 9・・・・・・急速排気弁、20・・・・・・弁箱、2
1・・・・・・−氷管、22・・・・・・二次管、23
・・・・・・−氷室、24・・・・・・二次室、25・
・・・・・弁体、26・・・・・・弁孔、27・・・・
・・逆止弁、28・・・・・・排気孔。
Claims (1)
- 弁孔および同弁孔を閉塞する逆止弁を設けた弁体を弁箱
内に摺動可能に装入し、上記弁体により弁箱内を一次室
と二次室に区画し、上記弁孔より偏位した一次室に一次
管を設けると共に、弁孔と同一線上の二次室に二次管を
設け、弁体の摺動により、同弁体で閉塞される排気孔を
二次室に設けたことを特徴とする血行促進器用の急速排
気弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6860676U JPS5940012Y2 (ja) | 1976-05-26 | 1976-05-26 | 血行促進器用の急速排気弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6860676U JPS5940012Y2 (ja) | 1976-05-26 | 1976-05-26 | 血行促進器用の急速排気弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52158592U JPS52158592U (ja) | 1977-12-01 |
JPS5940012Y2 true JPS5940012Y2 (ja) | 1984-11-12 |
Family
ID=28536423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6860676U Expired JPS5940012Y2 (ja) | 1976-05-26 | 1976-05-26 | 血行促進器用の急速排気弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5940012Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014139091A (ja) * | 2012-12-20 | 2014-07-31 | Technocrats Corp | 注出キャップ及び注出容器 |
-
1976
- 1976-05-26 JP JP6860676U patent/JPS5940012Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52158592U (ja) | 1977-12-01 |
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