JPS5939368A - 糊引き方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は美しい糊引面を形成するこ七ができる糊引き方
法に関するものである。

段ボール函組立機等には段ポールシートの所定８１（分
に自動的に糊引きを行なうための糊吐出ノズルが設（〕
られでおり、ノズルの前面を段ポールシートが通過する
間だけ糊を吐出するよう構成されている。ところが、段
ボールシートが通過し終わり糊吐出が停止した際に糊引
面と糊吐出ノズルとの間に糊が細い糸を引いて残り、段
ボール函の表面に４７１着して外観を損なうのみならず
、乾燥後に剥離して内容物中に混入する等の問題点を生
じていた。

この糸引きを防出するために、糊吐出か停止した瞬間に
糊吐出ノズル内の糊をザクジョンバックする方法か行な
われているか、既に糊吐出ノズルから吐出された糊か糸
引きの原因上なるのであるからこの方法によって糸引き
を完全に防止するこ七は不可能であった。

本発明は上記のような従来方法の欠点を解決するために
なされたものであって、糊を断続的に吐出する糊吐出ノ
ズルの後方近接位置に吸引ノズＪＬを設け、糊吐出の停
止時に糊吐出ノズルと糊引面との間に生ずる糸引きを吸
引ノズルにより吸引切断しつつ断続的な糊引きを行なう
ことを特徴とするものである。以下に本発明を図示の実
施例により更に詳細に説明するが、本発明はこの他にも
様々な分野において用いうるものであることは勿論であ
る。

第１図は本発明をたて型の段ボール函組立機に利用した
状態を示す説明図であり、■は糊引きされるべき段ボー
ルシート、２は送り用ローラ、３．４．５は段ボールシ
ートを垂直下方に移動さ＋ｊ、セるためのガイドである
。ガイド４の前方には糊吐出ノズル６が設けられている
。この糊吐出ノズル６は摩擦ローラ７を備えており、段
ボールシート１が糊吐出ノズル６の前面を通過するとき
摩擦ローラ７が段ボールシー　トにより回転させられ、
糊吐出ノズル６の本体８内に設けられたギアポンプを駆
動する。従って段ボールシー１・１が糊吐出シズルの前
面を通過する間のみ糊が吐出され、通過後は糊吐出は停
止することとなる。この糊吐出ノズルの後方近接位置に
は吸引ノズル９が設置ノられている。このノズルはファ
ン１０の如き適当な空気吸引手段に連通されており、空
気を常時吸引している。

先ず、段ボールシー１−１が送り川［１−ラ２によって
下方に送られ、糊吐出ノズル６の前方を通過すると、前
述の如く糊吐出ノズルから糊１１が吐出され、段ボール
シー１−１の所定表面に糊引きが行なわれる。段ボール
シー１−１が糊吐出ノズル６の前面を通過し終わると、
摩擦ローラ７が停止するので糊の吐出は直ちに停止する
こととなるが、糊引き面と糊吐出ノズル６との間に存在
する微量の糊が段ボールシートの移動につれて細く糸を
引く。ところが本発明方法においてはこの糸引きは糊吐
出ノズルの後方近接位置に設けられた吸引ノズル９に直
ちに吸引切断され、段ボールシート１に（＝Ｊ着するこ
とがない。

このように本発明方法は糊を断続的に吐出する糊吐出ノ
ズルの後方近接位置に吸引ノズルを設け、糊吐出の停止
時に糊吐出ノズルと糊引面との間に生ずる糸引きを吸引
ノズルにより吸引切断するので、糸引きのない美しい糊
引面を得ることがてきる利点がある。しかも本発明方法
は吸引ノズルの設置きいう極めて簡便な手段によって、
わずられしい糸引きを確実に防止することに成功したも
のであるから、段ボール函組立機のみならず、断続的な
糊引きが必要とされる多くの産業分野において利用され
うるものである。特に、飲料水ビンや食品のような異物
の混入を極度にきらう内容物を包装するための段ボール
シート組立機に本発明を利用した場合には、糸引きの剥
離に起因するトラブルを有効的に防止することができる
から、その実用的偏置は極めて大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明をたて型の段ボール函組立機に利用した
実施例を示す説明図、第２図は糸引きが吸引切断される
状態を示す説明図である。 １：段ボールシート、 ６：糊吐出ノズル、 ９：吸引ノズル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）糊を断続的に吐出する糊吐出ノズルの後方近接位
   置に吸引ノズルを設け、糊吐出の停止時に糊吐出ノズル
   と糊引面との間に生ずる糸引きを吸引ノズルにより吸引
   切断しつつ断続的な糊引きを行なうことを特徴とする糊
   引き方法。