JPS5938950B2 - イミダゾ−ル類の製造方法 - Google Patents
イミダゾ−ル類の製造方法Info
- Publication number
- JPS5938950B2 JPS5938950B2 JP13417878A JP13417878A JPS5938950B2 JP S5938950 B2 JPS5938950 B2 JP S5938950B2 JP 13417878 A JP13417878 A JP 13417878A JP 13417878 A JP13417878 A JP 13417878A JP S5938950 B2 JPS5938950 B2 JP S5938950B2
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- Japan
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- phosphite
- manufacturing
- imidazole
- ester
- triphenylmethylimidazole
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はトリフェニルメタノール類と1−無置換−イミ
ダゾール類とを3価のリンオキシ酸エステルの存在下に
反応させることを特徴とする1−トリフェニルメチル−
イミダゾール類の製造方法に関するものである。
ダゾール類とを3価のリンオキシ酸エステルの存在下に
反応させることを特徴とする1−トリフェニルメチル−
イミダゾール類の製造方法に関するものである。
本反応において使用されるトリフェニルメタノール類と
はそのフェニル基部位が置換または無量換のフエニル基
であるトリフエニルメタノールを意味する。
はそのフェニル基部位が置換または無量換のフエニル基
であるトリフエニルメタノールを意味する。
置換のフエニル基としては例えば、・・ロゲン原子、ア
ルコキシ基、低級アルキル基、ニトロ基、アリール基で
置換された置換フエニル基があげられ、具体的にはパラ
ニトロフエニル、オルトクロロフエニル、パラメトキシ
フエニル、メタメチルフエニルおよびビフエニル基等が
あげられるが、特にこれに限定するものではない。また
、1一無置換一イミダゾール類とはイミダゾール環の1
位窒素原子が無置換であつて、他の位置が置換または無
置換のイミダゾールを意味する。イミダゾール環の置換
基としては、たとえば低級アルキル基、アルコキシル基
、アリール基、ニトロ基、ハロゲン原子等の通常の置換
基があげられる。また、本反応において使用される3価
のリンオキシ酸エステルとは、具体的には、亜リン酸ト
リフエニルエステルP(0C6H5)3、亜リン酸ジフ
エニルエステル等の亜リン酸アリールエステル、エチル
亜ホスホン酸ジフエニルエステル〔C2H5−P(0−
C6H5)2〕等のアルキル亜ホスホン酸アリールエス
テル、フエニル亜ホスホン酸ジフエニルエステル等のア
リール亜ホスホン酸アリールエステル、ジエチル亜ホス
フイン酸フエニルエステル〔(C2H5)2P−0−C
6H5〕等のアルキル亜ホスフイン酸アリールエステル
、ジフエニル亜ホスフイン酸フエニルエステルなどのア
リール亜ホスフイン酸アリールエステル等のアリールエ
ステル類、亜リン酸トリエチルエステル、亜リン酸トリ
メチルエステル等の亜リン酸アルキルエステル、フエニ
ル亜ホスホン酸ジエチルエステル等のアリール亜ホスホ
ン酸アルキルエステル、エチル亜ホスホン酸ジエチルエ
ステル等のアルキル亜ホスホン酸アルキルエステル、ジ
フエニル亜ホスフイン酸エチルエステル等のアリール亜
ホスフイン酸アルキルエステル、ジエチル亜ホスフイン
酸エチルエステル等のアルキル亜ホスフイン酸アルキル
エステル等のアルキルエステル類があげられるが、反応
を促進させる目的においては、アリールエステル類を使
用するのが好ましい。特に好ましくは亜リン酸トリフエ
ニルエステル、亜リン酸ジフエニルエステル等の亜リン
酸アリールエステルがあげられる。なお、3価のリンオ
キシ酸エステルのうち、\P−0Hの構造を有する化合
物は以下に示さ/る互変異性体が存在する。
ルコキシ基、低級アルキル基、ニトロ基、アリール基で
置換された置換フエニル基があげられ、具体的にはパラ
ニトロフエニル、オルトクロロフエニル、パラメトキシ
フエニル、メタメチルフエニルおよびビフエニル基等が
あげられるが、特にこれに限定するものではない。また
、1一無置換一イミダゾール類とはイミダゾール環の1
位窒素原子が無置換であつて、他の位置が置換または無
置換のイミダゾールを意味する。イミダゾール環の置換
基としては、たとえば低級アルキル基、アルコキシル基
、アリール基、ニトロ基、ハロゲン原子等の通常の置換
基があげられる。また、本反応において使用される3価
のリンオキシ酸エステルとは、具体的には、亜リン酸ト
リフエニルエステルP(0C6H5)3、亜リン酸ジフ
エニルエステル等の亜リン酸アリールエステル、エチル
亜ホスホン酸ジフエニルエステル〔C2H5−P(0−
C6H5)2〕等のアルキル亜ホスホン酸アリールエス
テル、フエニル亜ホスホン酸ジフエニルエステル等のア
リール亜ホスホン酸アリールエステル、ジエチル亜ホス
フイン酸フエニルエステル〔(C2H5)2P−0−C
6H5〕等のアルキル亜ホスフイン酸アリールエステル
、ジフエニル亜ホスフイン酸フエニルエステルなどのア
リール亜ホスフイン酸アリールエステル等のアリールエ
ステル類、亜リン酸トリエチルエステル、亜リン酸トリ
メチルエステル等の亜リン酸アルキルエステル、フエニ
ル亜ホスホン酸ジエチルエステル等のアリール亜ホスホ
ン酸アルキルエステル、エチル亜ホスホン酸ジエチルエ
ステル等のアルキル亜ホスホン酸アルキルエステル、ジ
フエニル亜ホスフイン酸エチルエステル等のアリール亜
ホスフイン酸アルキルエステル、ジエチル亜ホスフイン
酸エチルエステル等のアルキル亜ホスフイン酸アルキル
エステル等のアルキルエステル類があげられるが、反応
を促進させる目的においては、アリールエステル類を使
用するのが好ましい。特に好ましくは亜リン酸トリフエ
ニルエステル、亜リン酸ジフエニルエステル等の亜リン
酸アリールエステルがあげられる。なお、3価のリンオ
キシ酸エステルのうち、\P−0Hの構造を有する化合
物は以下に示さ/る互変異性体が存在する。
本発明によつて得られる1−トリフエニルメチルイミダ
ゾール類は公知化合物であり、抗真菌活性を示す事が既
に知られている〔Chem.Ber.、92巻、92頁
(1959年);Chem.Ber.、93巻、570
頁(1960年);Chem.Ber.、93巻、57
6頁(1960年);特公昭47一18752号公報〕
。
ゾール類は公知化合物であり、抗真菌活性を示す事が既
に知られている〔Chem.Ber.、92巻、92頁
(1959年);Chem.Ber.、93巻、570
頁(1960年);Chem.Ber.、93巻、57
6頁(1960年);特公昭47一18752号公報〕
。
これらの公知製法はトリフエニルメチルハライド類とイ
ミダゾール類の銀塩またはナトリウム塩と反応させる方
法であるが、これらの方法は一連の欠点を有するのであ
る。例えばイミダゾール類Q銀塩は光に対しての安定性
を欠く事、さらには非常に高価な原料である事などであ
る。一方トリフエニルメチルハライド類は水に対して不
安定であり加水分解をうけやすいのである。しかもこれ
ら公知製法においてはそのほとんどが収率が50%以下
の低収率である欠点を有しているのである。また本方法
において使用されるトリフエニルメチルハライド類は、
一般にはトリフエニルメタノール類より製造されうるの
である。従つてトリフエニルメタノール類を出発原料と
して使用し1−トワフエニルメチルイミダゾール類を製
造する場合はトリフエニルメチルハライド類を製造する
工程が省略できるという大きな工業的利点を有するので
ある。以上の観点からその後トリフエニルメタノール類
とイミダゾール類とを反応させる改良製法が検討されて
きた。
ミダゾール類の銀塩またはナトリウム塩と反応させる方
法であるが、これらの方法は一連の欠点を有するのであ
る。例えばイミダゾール類Q銀塩は光に対しての安定性
を欠く事、さらには非常に高価な原料である事などであ
る。一方トリフエニルメチルハライド類は水に対して不
安定であり加水分解をうけやすいのである。しかもこれ
ら公知製法においてはそのほとんどが収率が50%以下
の低収率である欠点を有しているのである。また本方法
において使用されるトリフエニルメチルハライド類は、
一般にはトリフエニルメタノール類より製造されうるの
である。従つてトリフエニルメタノール類を出発原料と
して使用し1−トワフエニルメチルイミダゾール類を製
造する場合はトリフエニルメチルハライド類を製造する
工程が省略できるという大きな工業的利点を有するので
ある。以上の観点からその後トリフエニルメタノール類
とイミダゾール類とを反応させる改良製法が検討されて
きた。
例えばトリフエニルメタノール類とイミダゾール類を1
40〜230℃の温度で加熱する事により、1−トリフ
エニルイミダゾール類が製造されうる(特公昭47−2
0015号公報)。本方法においてはトリフエニルメチ
ルハライド類を使用していないという工業的利点を有す
るのであるが、その反面不活性なトリフエニルメタノー
ル類を使用しているため、工業的に不利な高温を必要と
しなければならない事および収率が低い事等の欠点を有
するのである。
40〜230℃の温度で加熱する事により、1−トリフ
エニルイミダゾール類が製造されうる(特公昭47−2
0015号公報)。本方法においてはトリフエニルメチ
ルハライド類を使用していないという工業的利点を有す
るのであるが、その反面不活性なトリフエニルメタノー
ル類を使用しているため、工業的に不利な高温を必要と
しなければならない事および収率が低い事等の欠点を有
するのである。
以上の工業的製法における欠点を改良する目的で、本発
明者等はトリフエニルメタノール類とイミダゾール類と
の反応に関して詳細な検討を行なつたところ、本反応に
おいて3価のリンオキシ酸エステルの存在下に反応を行
なうと、150℃以下の温度においても反応は進行し、
目的物である1−トリフエニールメチルイミダゾール類
を与える事を初めて見い出したのである。
明者等はトリフエニルメタノール類とイミダゾール類と
の反応に関して詳細な検討を行なつたところ、本反応に
おいて3価のリンオキシ酸エステルの存在下に反応を行
なうと、150℃以下の温度においても反応は進行し、
目的物である1−トリフエニールメチルイミダゾール類
を与える事を初めて見い出したのである。
本発明方法をさらに詳しく説明すると、使用される反応
溶媒としてはトルエン、ベンゼン等芳香族炭化水素化合
物、クロロホルムまたは塩化メチレン等のハロゲン化炭
化水素、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒、ジメ
チルホルムアミド、ピリジン、アセトニトリル等の含窒
素化合物およびジメチルスルホキシド等の含硫黄化合物
等があげられるが、特にこれに限定するものではない。
溶媒としてはトルエン、ベンゼン等芳香族炭化水素化合
物、クロロホルムまたは塩化メチレン等のハロゲン化炭
化水素、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒、ジメ
チルホルムアミド、ピリジン、アセトニトリル等の含窒
素化合物およびジメチルスルホキシド等の含硫黄化合物
等があげられるが、特にこれに限定するものではない。
また、イミダゾール類はトリフエニルメタノール類に対
して等モルあるいはやや過剰量を使用すれ三:ばよい。
さらにイミダゾール類に対する3価のリンオキシ酸エス
テル類の使用量は0.5〜 3.0モル当量である。反
応温度は0℃ないし溶媒の沸点、好ましくは室温ないし
溶媒の沸点である。次に実施例によりその詳細を説明す
る。
して等モルあるいはやや過剰量を使用すれ三:ばよい。
さらにイミダゾール類に対する3価のリンオキシ酸エス
テル類の使用量は0.5〜 3.0モル当量である。反
応温度は0℃ないし溶媒の沸点、好ましくは室温ないし
溶媒の沸点である。次に実施例によりその詳細を説明す
る。
実施例 1
ピリジン15m1に亜リン酸ジフエニル2.34V(1
0mM)、イミダゾール680即(10mM)、トリフ
ェニルタグノール2.08y( 8mM)を溶解し3時
間還流させる。
0mM)、イミダゾール680即(10mM)、トリフ
ェニルタグノール2.08y( 8mM)を溶解し3時
間還流させる。
ピリジンを留去後残渣に水を加え塩化メチレンにて抽出
し有機層は5%NaOH水で1回、水で2回洗浄後硫酸
マグネシウムで乾燥し溶媒留去すれば残渣粗結晶として
2.23Vを得た。さらにアセトニトリルより再結晶し
、融点221〜223℃を示す1−トリフエニルメチル
イミダゾール2.05V(収率82.7%)を得た。元
素分析値 実施例 2 実施例1と同様の方法にて、トリフエニルメタノールの
代わりにオルトークロロフエニルジフエニルメタノール
2.36yを用い反応し、1−〔オルトークロロフエニ
ルピスフエニルメチル〕イミ.ダゾール2.161(収
率78.3%)を得た。
し有機層は5%NaOH水で1回、水で2回洗浄後硫酸
マグネシウムで乾燥し溶媒留去すれば残渣粗結晶として
2.23Vを得た。さらにアセトニトリルより再結晶し
、融点221〜223℃を示す1−トリフエニルメチル
イミダゾール2.05V(収率82.7%)を得た。元
素分析値 実施例 2 実施例1と同様の方法にて、トリフエニルメタノールの
代わりにオルトークロロフエニルジフエニルメタノール
2.36yを用い反応し、1−〔オルトークロロフエニ
ルピスフエニルメチル〕イミ.ダゾール2.161(収
率78.3%)を得た。
アセトニトリルより再結晶し、融点142〜143℃の
純粋な化合物を得た。元素分析値 実施例 3 実施例1と同様の方法にて、亜リン酸ジフエニルの代わ
りに亜リン酸トリフエニル1.55V( 5mM)を用
い反応し、1−トリフエニルメチルイミダゾール2.0
5V(収率82.7%)を得た。
純粋な化合物を得た。元素分析値 実施例 3 実施例1と同様の方法にて、亜リン酸ジフエニルの代わ
りに亜リン酸トリフエニル1.55V( 5mM)を用
い反応し、1−トリフエニルメチルイミダゾール2.0
5V(収率82.7%)を得た。
融点218〜221℃実施例 4
実施例1と同様の方法にて、亜リン酸ジフエニルの代わ
りに亜リン酸ジメチルを用い反応し、1−トリフエニル
メチルイミダゾールの結晶を得た。
りに亜リン酸ジメチルを用い反応し、1−トリフエニル
メチルイミダゾールの結晶を得た。
実施例 5実施例1と同様の方法にて、亜リン酸ジフエ
ニルの代わりに亜リン酸トリエチルを用い反応し、1−
トリフエニルメチルイミダゾールの結晶を得た。
ニルの代わりに亜リン酸トリエチルを用い反応し、1−
トリフエニルメチルイミダゾールの結晶を得た。
実施例 6
ベンゼン20m1に亜リン酸ジフエニル5.62y(
0.024M)、イミダゾール2.45( 0.036
M)、オルトークロロフエニルジフエニルメタノール2
.95y( 0.0IM)を溶解し8時間還流させ次に
反応液を室温まで冷却後5%一水酸化カリウム水溶液2
0m1を加え充分洗浄した。
0.024M)、イミダゾール2.45( 0.036
M)、オルトークロロフエニルジフエニルメタノール2
.95y( 0.0IM)を溶解し8時間還流させ次に
反応液を室温まで冷却後5%一水酸化カリウム水溶液2
0m1を加え充分洗浄した。
有機層を分離し、水洗2回後硫酸マグネシウムで乾燥し
溶媒留去して得られる残渣にアセトニトリルを加え結晶
化させれば、融点143〜144℃を示す1〔オルトー
クロロフエニルビスフエニルメチル〕イミダゾール2.
72y(収率79%)を得た。実施例 7トルエン20
m1に亜リン酸トリフエニル2.077(6.7mM)
、イミダゾール1.09y(16mM)およびオルトー
クロロフエニルジフエニルメタノール2.95y(10
mM)を溶解し4時間還流した。
溶媒留去して得られる残渣にアセトニトリルを加え結晶
化させれば、融点143〜144℃を示す1〔オルトー
クロロフエニルビスフエニルメチル〕イミダゾール2.
72y(収率79%)を得た。実施例 7トルエン20
m1に亜リン酸トリフエニル2.077(6.7mM)
、イミダゾール1.09y(16mM)およびオルトー
クロロフエニルジフエニルメタノール2.95y(10
mM)を溶解し4時間還流した。
次に反応液を室温まで冷却後、5%水酸化ナトリウム水
溶液および水で洗浄し、溶媒留去して得られた残渣をア
セトニトリルより再結晶し、融点142〜143℃を示
す1−〔オルトクロロフエニルビスフエニルメチル〕イ
ミダゾール2.807(収率81%)を得た。実施例
8 オルトークロロフエニルジフエニルメタノール11.7
8y(0.04M)とイミダゾール5.447(0.0
8M)をメチルイソブチルケトン60m1に溶かした溶
液に亜リン酸ジフエニル13.17(0.056M)を
滴下し85℃にて4時間反応後10%水酸化ナトリウム
水溶液1107を加え1時間還流させ次に反応液を室温
まで冷却し静置する。
溶液および水で洗浄し、溶媒留去して得られた残渣をア
セトニトリルより再結晶し、融点142〜143℃を示
す1−〔オルトクロロフエニルビスフエニルメチル〕イ
ミダゾール2.807(収率81%)を得た。実施例
8 オルトークロロフエニルジフエニルメタノール11.7
8y(0.04M)とイミダゾール5.447(0.0
8M)をメチルイソブチルケトン60m1に溶かした溶
液に亜リン酸ジフエニル13.17(0.056M)を
滴下し85℃にて4時間反応後10%水酸化ナトリウム
水溶液1107を加え1時間還流させ次に反応液を室温
まで冷却し静置する。
有機層を分離し水洗後、溶媒留去して1一〔オルトーク
ロロフエニルビスフエニルメチル〕イミダゾール13.
8y(収率100%)を得た。この粗結晶をメチルイソ
ブチルケトンより再結晶し融点143〜144℃の純粋
な化合物12.3y(89%)を得た。実施例 9 メチルイソブチルケトン150TI11VC亜リン酸ト
リフエニル24.8f1(0.08M)、イミダゾール
12.37(0.18M)およびオルトークロロフエニ
ルジフエニルメタノール29.5f1(0.1M)を溶
解し、100゜Cで5時間加熱した。
ロロフエニルビスフエニルメチル〕イミダゾール13.
8y(収率100%)を得た。この粗結晶をメチルイソ
ブチルケトンより再結晶し融点143〜144℃の純粋
な化合物12.3y(89%)を得た。実施例 9 メチルイソブチルケトン150TI11VC亜リン酸ト
リフエニル24.8f1(0.08M)、イミダゾール
12.37(0.18M)およびオルトークロロフエニ
ルジフエニルメタノール29.5f1(0.1M)を溶
解し、100゜Cで5時間加熱した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 トリフェニルメタノール類と1−無置換−イミダゾ
ール類とを3価のリンオキシ酸エステルの存在下に反応
させることを特徴とする1−トリフェニルメチルイミダ
ゾール類の製造方法。 2 トリフエニルメタノール類がトリフェニルメタノー
ルである特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3 トリフェニルメタノール類がハロゲノフエニルジフ
エニルメタノールである特許請求の範囲第2項記載の製
造方法。 4 ハロゲノフエニルジフエニルメタノールがオルト−
クロロフェニルジフェニルメタノールである特許請求の
範囲第3項記載の製造方法。 5 1−無置換−イミダゾール類がイミダゾールである
特許請求の範囲第1、2、3または4項記載の製造方法
。 6 3価のリンオキシ酸エステルが亜リン酸アリールエ
ステルである特許請求の範囲第1、2、3、4または5
項記載の製造方法。 7 亜リン酸アリールエステルが亜リン酸トリフェニル
エステルである特許請求の範囲第6項記載の製造方法。 8 亜リン酸アリールエステルが亜リン酸ジフェニルエ
ステルである特許請求の範囲第6項記載の製造方法。 9 3価のリンオキシ酸エステルが亜リン酸アルキルエ
ステルである特許請求の範囲第1、2、3、4または5
項記載の製造方法。 10 亜リン酸アルキルエステルが亜リン酸トリエチル
エステルである特許請求の範囲第9項記載の製造方法。 11 亜リン酸アルキルエステルが亜リン酸ジメチルエ
ステルである特許請求の範囲第9項記載の製造方法。 12 1−トリフェニルメチルイミダゾール類が1−ト
リフェニルメチルイミダゾールである特許請求の範囲第
1、2、5、6、7、8、9、10または11項記載の
製造方法。 13 1−トリフェニルメチルイミダゾール類が1−〔
ハロゲノフエニルビスフエニルメチル〕イミダゾールで
ある特許請求の範囲第1、3、4、5、6、7、8、9
、10または11項記載の製造方法。 14 1−〔ハロゲノフエニルビスフエニルメチル〕イ
ミダゾールが1−〔オルト−クロルフェニルビスフェニ
ルメチル〕イミダゾールである特許請求の範囲第13項
記載の製造方法。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13417878A JPS5938950B2 (ja) | 1978-10-30 | 1978-10-30 | イミダゾ−ル類の製造方法 |
US06/007,843 US4216333A (en) | 1978-10-30 | 1979-01-30 | Process for preparing N-tritylimidazole compounds |
DK43779A DK43779A (da) | 1978-10-30 | 1979-02-01 | Fremgangsmaade til fremstilling af n-tritylimidazolderivater |
HU79SU1007A HU180087B (en) | 1978-10-30 | 1979-02-02 | Process for producing n-trityl-imidasole derivatives |
DE7979100316T DE2963998D1 (en) | 1978-10-30 | 1979-02-02 | Process for preparing n-tritylimidazole compounds |
EP79100316A EP0010565B1 (en) | 1978-10-30 | 1979-02-02 | Process for preparing n-tritylimidazole compounds |
AT78079A AT359061B (de) | 1978-10-30 | 1979-02-02 | Verfahren zur herstellung von n-tritylimidazol- derivaten |
PT7969177A PT69177A (en) | 1978-10-30 | 1979-02-05 | Process for preparing n-tritylimidazole compounds |
ES477468A ES477468A1 (es) | 1978-10-30 | 1979-02-05 | Un procedimiento para preparar compuestos de n-tritilimida- zol. |
CA000320936A CA1120042A (en) | 1978-10-30 | 1979-02-06 | Process for preparing n-tritylmidazole compounds |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13417878A JPS5938950B2 (ja) | 1978-10-30 | 1978-10-30 | イミダゾ−ル類の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5562067A JPS5562067A (en) | 1980-05-10 |
JPS5938950B2 true JPS5938950B2 (ja) | 1984-09-20 |
Family
ID=15122259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13417878A Expired JPS5938950B2 (ja) | 1978-10-30 | 1978-10-30 | イミダゾ−ル類の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5938950B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5562068A (en) * | 1978-10-31 | 1980-05-10 | Sumitomo Chem Co Ltd | Production of 1-(ortho-chlorophenylbisphenylmethyl) imidazole |
-
1978
- 1978-10-30 JP JP13417878A patent/JPS5938950B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5562067A (en) | 1980-05-10 |
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