JPS5938313Y2 - X−yプロッタにおけるヘッド位置制御装置 - Google Patents

X−yプロッタにおけるヘッド位置制御装置

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JPS5938313Y2
JPS5938313Y2 JP13220678U JP13220678U JPS5938313Y2 JP S5938313 Y2 JPS5938313 Y2 JP S5938313Y2 JP 13220678 U JP13220678 U JP 13220678U JP 13220678 U JP13220678 U JP 13220678U JP S5938313 Y2 JPS5938313 Y2 JP S5938313Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
light
area
drafting
light beam
Prior art date
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Expired
Application number
JP13220678U
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English (en)
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JPS5547393U (ja
Inventor
司 早水
進 杉本
Original Assignee
セイコーインスツルメンツ株式会社
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Publication date
Application filed by セイコーインスツルメンツ株式会社 filed Critical セイコーインスツルメンツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動製図機等のX−Yプロッタにおけるヘッ
ド位置制御装置に関するもので、チーフルの作画領域内
周にこれと相似形をなす光線の検出エリアを形成し、こ
れにより作画領域→を物理的に検出してヘッドの作画領
域→外への逸脱を防止するとともに、任意箇所に位置す
るヘッドを上記検出エリアの光線を基準とした原点位置
に自動的に復帰せしめるようにしたものである。
各種産業分野における設計製図あるいは各種統計データ
の図式化等の分野に釦いては、人為的作図作業に代わっ
てそれらの作業を代行する自動製図機が導入されている
が、これら自動製図機においては、リニアパルスモータ
等で駆動される製図ヘッドを入力信号に応じて製図紙面
上を走行させて自動的に作画を行なうものであるが、現
在の自動製図機においては、その製図テーブル上の作画
領域Hコントロール用のコンピュータによってソフト的
に認識されてはいるが、しかし物理的な作画エリアの監
視は何らなされていない。
したがって、作画データのプログラムミスがあったり、
あるいは製図ヘッドのセット位置すなわち製図ヘッドの
作画スタート点の位置によっては、予めコンピュータで
認識された作画領域がテーブル上の有効作画領域をオー
バーしてし捷い、この結果、製図ヘッドがテーブル上の
ガードレールに衝突して正常な作画動作に著しく支障を
来たすおそれがある。
筐た、現在の自動製図機においては、製図ヘッドの作画
スタート点へのセットは、それぞれの図面に応じて目標
点を予め設定しておき、その目標点に対しマニュアル操
作によって遂次製図ヘッドを移動させてそのセット作業
を行なっているが、しかしその作業は製図ヘッドの目視
監視に基づくマニュアル操作であるために煩雑であると
同時にヘッドの位置精度にもおのずから限度があり、加
えて、作画中に伺らかの理由によって電源を一旦OFF
にして再びON状態に復帰させた時には、ヘッドの現在
位置が作画スタート点としてソフト的に認識されてし1
うために、一旦は必ずヘッドを作画領域の原点に戻す必
要がある。
この考案は上記のような種々の点に鑑みてなされたもの
で、作画テーブルの作画領域内周にこれと相似形をなす
光線の検出エリアを形成し、これにより作画領域を物理
的に検出して、作画ヘッドの作画領域外への逸脱を防止
するとともに、任意箇所に位置する作画ヘッドを上記検
出エリアの光線を基準とした原点位置に自動的に復帰せ
しめる機能を備えたヘッド位置制御装置を提供すること
を目的とする。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
1ず本案装置を適用した自動製図機の概略について説明
すると、原始データを大形コンピュータ等によって前処
理し、それによって得られた作画データを磁気テープや
紙テープの形で出力し、それをミニコンピユータにかけ
ることによって、そのミニコンピユータでコントロール
されている製図テーブル上の製図ヘッドに動作指令信号
を出力する。
上記製図ヘッドは製図テーブル上に垂直に、かつX、Y
方向の任意位置に走行可能に支持されているとともに、
その走行1駆動源として二軸同時型のりニヤパルスモー
タを備えて耘り、この製図ヘッドハ前記コントロール用
のコンピュータからのX、Y軸方向の移動信号ならびに
ペンのアップダウン信号を受けて走行するもので、これ
によって製図テーブル上の紙面に所要の図面を描くもの
である。
図にお−いて、10は水平な製図テーブル、11はその
上面に配設された製図ヘッドで、この製図ヘッド11/
/i前述したようにコントロール用のコンピュータから
の出力信号を演算処理するX−Y軸方向の走行制御回路
12ならびにモータ駆動回路13を介して出力される指
令信号に基づいて駆動・走行するとともに、前記テーブ
ル10の四周縁部vcI/′i、ガードレール10aが
配設されて釦り、したがって上記ガードレール10aに
よって囲撓された領域が製図テーブル10上の最大作画
領域となる。
上記製図テーブル10の一隅部外側にむいて、テーブル
上面よりもわずかに上方の位置には光源すなわちレーザ
管14が固定配置されているとともに、同じくテーブル
10の相隣接する二辺部において、上記光源→14の光
軸と同一高さ位置には、上記光源→14から放射された
レーザ光線を受光する4個の受光器X1 >X2 、Y
l tY2がそれぞれ配設されている。
そして、上記光源14から放射されて・・−フミラー1
5を透過し、かつ長手方向のガードレール10aと平行
な光線11はハーフミラ−16を透過して受光器X1に
受光され、一方、ハーフミラ−15ならびにミラー18
.19で反射し、光線11と直交方向の光線12はハー
フミラ−17を透過して受光器Y1に受光される。
また・・−フミラー17ならびにミラー20,21で反
射され、かつ光線11と平行な光線13は受光器X2に
受光され、さらに・・−フミラー16ならびにミラー2
2,23で反射した光線14r/′i光線12と平行と
なり、受光器Y2に受光される。
この結果、テーブル10の最大作画領域上の内周には、
第1図に示すような最大作画領域と相似形をなす光ビー
ムで囲撓された検出エリア30が形成される。
上記受光器X1.X2.Yl、Y2の検出出力は光電変
換されて減速制御回路24に入力されるとともに、その
出力はさらにモータ駆動回路13に人力されて、製図ヘ
ッド11が光線11,12゜13.14のいずれかを遮
断した時にはヘッド11自体の走行を定常走行から減速
走行に、さらには停止状態に移行せしめるようになって
いる。
したがってこのような構成の結果、今、製図ヘッド11
が第3図の実線で示す速度変化のもとに走行するものと
し、製図ヘッド11がA点もしくは8点でチーフルのガ
ードレール10aに接近シ、検出エリア30の131
t’2 、z3t14のいずれかの光線を遮断すると、
受光器X1.X2゜Yl、¥2のいずれかの信号によっ
てコントロール側のコンピュータへ製図ヘッド110走
行状態が異常である旨の警報信号を発し、製図ヘッド1
10走行が同図の二点鎖線を示すように減速制御され、
最終的には停止状態となってガードレール10aに対す
る衝突が防止される。
また、第4図に示すように作画スタート時点に釦ける製
図ヘッド11の原点Pは、検出エリア30上に釦いて、
光線l□、12からの距離関係によって予め設定されて
いるので、今、製図ヘッド11がC点に位置する状態で
何らかの理由により電源がOFFされたものとすると、
この状態の11で再びONライン状態に移行すると、現
在のヘッド位置C点が作画スタート位置として認識され
てし1う。
そこで、先の状態において原点復帰スタートボタンをO
Nにすると、製図ヘッド1Fは同図に示すようにC点か
らD点に左下がり45度の傾斜角で減速されて走行し、
D点にむいて光線11を遮断してこれを受光器X1が検
出すると、D点にむいて一旦停止したのち、再びE点寸
で低速でわずかに戻る。
そして再びE点からF点に光線11と平行に走行し、F
点において光線12を遮断してこれを受光器Y1が検出
すると、F点に釦いて一旦停止したのち、低速でわずか
に0点1で戻る。
この後、製図ヘッド11t/′iG点から光線11と1
2の交点に向かって走行し、その位置において光線11
,12を遮断してこれを受光器X1゜Ylが検出すると
製図ヘッド1Fは停止されて原点Pに自動的に復帰する
したがって、これ以後の作画にあたっては、コンピュー
タ側からの指令信号によって製図ヘッド11は原点Pか
ら所定の作画スタート点1で走行して作画を開始するの
である。
伺、前記実施例に釦いて製図テーブルと製図用紙との相
対的な位置決めは用紙のセット時において正確になされ
ているものとする。
以上の説明から明らかなようにこの考案に係るヘッド位
置制御装置においては、作画テーブルの一部に光源なら
びにこれによって放射される光線を受光する受光器を設
けて、上記テーブル上の作画領域内周にこれと相似形と
なすとともに上記光線によって囲繞された検出エリアを
形成し、上記作画ヘッドが検出エリアの光線を遮った時
の受光器の検出出力からヘッドの走行異常を検知する機
能、ならびに同じく上記受光器の検出出力から作画領域
上の任意位置にあるヘッドを、上記検出エリアの光線を
基準として設定された原点位置に復帰せしめる機能とを
備えてなるものであるから、作画領域が光線の検出エリ
アによって物理的に監視されているので、たとえプログ
ラムミス等があってもヘッドが作画領域外に逸脱して衝
突するようなこともなく、またヘッドを原点に復帰させ
るにあたっても上記光線を基準とした原点位置に自動的
に復帰でき、従来のマニュアル操作に比べてきわめて簡
単に、かつ正確に操作できる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るヘッド位置制御装置を説明する
ための製図テーブルの平面説明図、第2図は同じくその
ブロック図、第3図はヘッドの定常走行と異常時との特
性の関係を示す説明図、第4図はヘッドの原点復帰動作
を説明するための製図テーブルの平面説明図である。 10・・・・・・製図テーブル、11・・・・・・製図
ヘッド、14・・・・・・光源、Xl、X2.Yl、Y
2・・・・・・受光器、30・・・・・・検出エリア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作画テーブルの作画平面上をX−Y二軸方向に作画ヘッ
    ドを走行させて所定の作画を行なうXYプロッタに釦い
    て、上記テーブルの一部ニ光源ならびにこれによって放
    射された光線を受光する受光器を設けて、上記テーブル
    上の作画領域内周にこれと相似形をなし、かつ上記光線
    によって囲撓された検出エリアを形成し、上記作画ヘッ
    ドが検出エリアの光線を遮った時の受光器の検出出力か
    ら作画ヘッドの走行異常を検知する機能、ならびに同じ
    く上記受光器の検出出力から作画領域上の任意位置VC
    する作画ヘッドを、上記検出エリアの光線を基準として
    設定された原点位置に復帰せしめる機能とを備えてなる
    X−Yプロッタに釦ケるヘッド位置制御装置。
JP13220678U 1978-09-26 1978-09-26 X−yプロッタにおけるヘッド位置制御装置 Expired JPS5938313Y2 (ja)

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JP13220678U JPS5938313Y2 (ja) 1978-09-26 1978-09-26 X−yプロッタにおけるヘッド位置制御装置

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JP13220678U JPS5938313Y2 (ja) 1978-09-26 1978-09-26 X−yプロッタにおけるヘッド位置制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5547393U JPS5547393U (ja) 1980-03-28
JPS5938313Y2 true JPS5938313Y2 (ja) 1984-10-24

Family

ID=29099510

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JP13220678U Expired JPS5938313Y2 (ja) 1978-09-26 1978-09-26 X−yプロッタにおけるヘッド位置制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57140196A (en) * 1981-02-25 1982-08-30 Mutoh Ind Ltd Fixed origin returning method for automatic drawing instrument
JPS58116198A (ja) * 1981-12-29 1983-07-11 武藤工業株式会社 自動製図機用固定原点復帰装置
JPS59154140U (ja) * 1983-03-31 1984-10-16 段谷産業株式会社 収納箱

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JPS5547393U (ja) 1980-03-28

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