JPS5937685A - 炭化水素地下資源電気加熱用電極装置の導管 - Google Patents

炭化水素地下資源電気加熱用電極装置の導管

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JPS5937685A
JPS5937685A JP14961082A JP14961082A JPS5937685A JP S5937685 A JPS5937685 A JP S5937685A JP 14961082 A JP14961082 A JP 14961082A JP 14961082 A JP14961082 A JP 14961082A JP S5937685 A JPS5937685 A JP S5937685A
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JP
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conduit
coating
electrode device
underground resources
hydrocarbon
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一郎 高橋
岡本 五郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、炭化水素地下資源電気加熱用電極装置の導
管に関するものであり、さらに詳しくいうと、電気加熱
法により炭化水素系地下資源を採取する際に用いられる
電極装置の電気絶縁被覆された導管忙関するものである
以下の記述において、炭化水素地下資源とはオイルサン
ドまたはタールサンドに含まれるビチュ−メン(Bit
umen )のことをいい、以下特記しない限りオイル
という。
近年、石油資源の高騰にともない、カナダ、ベネズエラ
等の地下に埋蔵されているオイルサンド層からオイル分
を採取することが、本格的に検討されつつある。このオ
イルサンド層は通常地下数lθθmの地中に厚さ約5o
WL穆度の層をなして存在するが、このオイルは粘度が
高いため常温で汲み上げて採取することができず、それ
故、オイルサンド層に加熱水蒸気を注入してオイル分の
温度を上昇させ、その粘度を低下させて汲み上げる方法
が採用されていた。しかしながら、この方法では効率が
わるく高価となるため、より生産性の高い方法として、
先端部に電極部を支持した鋼管またはステンレス管のご
とき導管を、その電極部がオイルサンド層に位置するよ
うに埋設し、かような採油用導管2本を約JO−コθθ
mの間隔で設置し、両電極部間に数百〜数千ポルトの電
圧を印加し、ジュール熱によりオイルサンド層の温度を
上昇させ、オイルの粘度を低下させて採油する方法が提
案されている。
この場合、オイルサンド層の比抵抗は上部地層の比抵抗
よりも数倍高いため、導管の地層部に埋設される部分を
電気絶縁体で被覆し、電流が上部地層を流れないように
しなければならない。もし電気絶縁体で被覆しないと電
流は地層部を流れ、オイルサンド層に埋設した電極間に
は電流が流れなくなるからである。したがって、このよ
5な特殊な条件下での使用に耐えつる電気絶縁体を被覆
した導管を開発する要求が急激に高まってきている。
かような電気絶縁体が具備しでいなければならない特性
としては、 (N 常温はもちろんオイルサンド層のオイル粘度を低
下させ5る約30θ℃の温度においても数百〜数千ボル
トの耐電圧特性ならびに少なくともiotΩ−a程度の
体積固有抵抗値を有すること。
(B)  オイルサンド層中に含まれている水がオイル
サンド層の粘度を低下させつる約3θO℃の温度に加熱
されるため約30θ℃の熱水に耐えうること。
(C)  電極を懸垂できる機械的強度ならびに導管の
先端に懸垂した電、極を埋設穴を通してオイルサンド層
に埋設する際、穴壁に接触して破損しない稈度の機械的
衝撃強度を有すること。
などが要求される。
この発明は、以上の事情に鑑みてなされたもので、本発
明者らが、前記(〜〜(C1のすべての特性を具備する
電気絶縁体を被覆した導管を開発すべく鋭意研究を重ね
た結果、得られたものであり、珪酸アルカリ塩類あるい
はリン酸金属塩の無機質塗料を導管外周面に塗布、硬化
して第1の被膜を形成させ、ついで静電粉体塗装により
ポリエーテルエーテルケトン樹脂でなる第コの被膜を形
成させることにより、前記(A)〜(C’)のすべての
特性を具備する電気絶縁体を被覆した炭化水素地下資源
電気加熱用電極装置の導管を枡供することを目的とする
ものである。
この発明に用いるポリエーテルエーテルケトン樹脂とし
ては、たとえば次の化学構造式で表わされ、英国インペ
リアル・ケミカル・インダストリーズ社によって開発さ
れた芳香族ポリエーテルエーテルケトン類があげられる
このポリエーテルエーテルケトン樹脂としては、粒径が
70〜700μmの粉体が用いられる。また、金属導管
としては、耐腐食性に優れ、良好な電気伝導性を有する
鋼管またはステンレススチール管などが好適である。
第7の被膜を形成する珪酸アルカリ塩の無機質塗料とし
ては珪酸ナトリウム珪酸カリウムあるいは珪酸リチウム
の水溶液に、充填材としてアルミナあるり、%はシリカ
を加え、硬化剤として、(1)リン酸、(11)リン酸
アルミニウム、リン酸亜鉛、リン酸マグネシウムやリン
酸鉄などの金属リン酸塩、(iii)亜鉛やマグネシウ
ムなどの金属、a曽酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化
ジルコニウムなどの金属酸化物、M炭酸亜鉛、炭酸マグ
ネシウム、炭酸カルシウム、炭酸アルミニウムなどの金
属炭酸塩、(vD硫酸亜鉛、硫酸マグネシウム、硫酸カ
ルシウム、硫酸アルミニウムなどの金属硫酸塩、あるい
は同塩化亜鉛、塩化マグネシウム、塩化カルシウムや塩
化アルミニウムなどの金属塩化物が用いられる。
リン酸金属塩の無機質塗料としては、リン酸アルミニウ
ム、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウム、リン酸鉄
あるいはリン酸亜鉛等の水溶液に充填材としてアルミナ
あるいはシリカを加え、硬化剤として酸化アルミニウム
、酸化ケイ素、酸化チタン、酸化鉄あるいは酸化スズを
加えたものが用いられる。
つき゛に、静電粉体塗装法により、金属導管表面にポリ
エーテルエーテルケトン樹脂の第2の被膜を形成させる
には、33O〜+7.tθ℃に予備加熱した導管に肖該
粉体を付着させ、再び330〜F&θ℃に加熱して粉体
を溶融させる。ここで、ポリエーテルエーテルケトン樹
脂の被膜と金属導管の膨張率が大きく異なっており、金
属導管と被膜の融着面に大きな内部応力が発生し密着力
が低下することが知られている。し゛たがって、導管の
外周面にポリエーテルエーテルケトン樹脂の被膜を直接
形成きせたものは、水中で、23°Cと3θO℃の熱水
サイクルを繰り返えした場合、ポリエーテルエーテルケ
トン樹脂の被膜が導管表面から剥離し実用に供すること
ができない。これに対し、前記の珪酸アルカリ塩の無機
質塗料あるいはリン酸金属塩の無機質塗料を導管外周面
に塗布し、水分を乾燥後、前記の所定の温度で加熱し反
応させて炉機質被膜を形成し、その上にポリエーテルエ
ーテルケトン樹脂の被膜を形成させたものは、密着度が
大きく、2左℃と30θ℃の熱水サイクルにも耐えるこ
とが確認され、オイルサンド層加熱電極装置の導管用絶
縁体覆とし、て好適である。
つぎに、この発明の導管用絶縁体の構成の一実施態様に
ついて述べる。
第1図は電気絶縁被覆された導管の先端部の部分縦断面
図であり、図に示すようにt椿lを接続した金属性導管
ユの外周面上に、この発明の第1゜第一の被膜でなる絶
縁体3が被覆されてなる。
一般に導管λの長さは約200−4θOmが必要である
が、通常の鋼管やステンレス管などの7本あたりの長さ
は、3−− s o mであるため、オイルサンド層に
その先端部を挿入するに際しては、導管を次々に接合し
ながら挿入する。第2図は電気絶N−被覆された導管の
前記の接合部の部分縦断面図であり、図に示すように、
電気絶縁層3aが被覆された導管2aと電気絶縁層3b
が被覆された導管、2bを接合する場合、導管2aおよ
び2bそれぞれの端部にテーパネジ3を切り、カップリ
ングリを用いて接合する。その場合、接合部からの漏電
を防止するために接合部、すなわちカップリングリの表
面と導管端部にわたって、さらに同様の電気絶縁層3C
を被覆する。
つぎに、第1図、第2図における絶縁層、? 、3 a
3bまたは3cの被覆条件およびその性質について実施
例および比較例をあげてより詳細に説明するが、この発
明はそれらの実施例のみに限定されるものではない。
実施例 / 固形分の重量組成比が、珪酸す) I)ウム/θ0部、
アルミナ100部、リン酸アルミニウム3部であり、固
形分濃度が20%の水性無機質塗料を導管外周面に塗布
し、90℃でコ時間と200℃で5時間加熱して硬化さ
せ、膜厚Oθ3flの無機質でなる第1の被膜を形成さ
せた。ついで、この無機質被膜を形成させた導管を、3
tO℃に予熱し、ポリエーテルエーテルケトン樹脂の粉
末を静電粉体塗装法により付着させ、3go℃で10分
間加熱溶融し、導管外周面に膜厚θ3關のポリエーテル
エーテルケトンでなる第一の被膜を形成させた。
静電粉体塗装と加熱溶融の操作をさらに3回(合計7回
)繰り返して所望の導管用絶縁体被覆を得た。
かくして得られた絶縁体被覆の23 ℃における付着強
度(〜)と耐電圧値(kv/−)およびその絶縁体を水
中に入れ3oo″CIfc加熱し、300 ’Cの熱水
中に700時間保持後、りま℃に冷却する。
この過程をlサイクルとして、Sサイクルの熱水サイク
ル後、23℃で測定した付着強度と耐電圧値を第1表に
実施例/として示した。
実施例 2〜lグ 無機質塗料の固形分の組成比およびその加熱硬化条件を
変化させ、その他の条件は実施例1と同様にして導管外
周面に電気絶縁体を形成させ、得られた電気絶縁体の特
性を第1表に実施例λ〜Nとして示した。
比較例 /〜コ 無処理およびプラスト処理をした導管の外周面にポリエ
ーテルエーテルケトン樹脂の被膜を直接形成した電気絶
縁体の特性を第2表に示した。
第1表および第2表に記載した結果から明らかなように
、この発明の電気絶縁被覆された導管は、その絶縁体が
電気的性質、機械的性質および耐熱水性に優れており、
電気加熱法により炭化水素地下資源を採取するために用
いる電気加熱用電極装置の導管として格別な効果を奏す
るものである。
44、図面の簡単な説明 第1図はこの発明の一実施例の部分縦断面図、第2図は
第1図のものの接合部の部分縦断面図である。
/・・電極、コ、2aおよびJb・・導管、3゜Ja 
、Jbおよび3C・・電気絶縁層、ぐ・・カップリング
、左・・テーパネジ。
代理人  葛  野  信  − 手続補正書(自発) 門、 71 7 昭和    月  日 炭化水素地下資源電気 加熱用1!極装置の導管 との関係   特許出願人 所     東京都千代田区丸の内二丁目2番3号称(
601)   三菱電機株式会社 代表者片山仁八部 所     東京都千代11]区丸の内二丁目2音3号
5、補正の対象 (1)  明細書の発明の詳細な説明の欄6、補正の内
容 (り  明#1書第3頁第77行[珪酸ナトリウム珪酸
カリウム」を「珪酸ナトリウム、珪酸カリウム」と補正
する。
(2)  同第7頁第73行「前記の所定の」を「所定
の」と補正する。
393−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  金属性導管と、この金属性導管の外周面に形
    成された無機質塗料でなる第1の被膜と、この第1の被
    膜上に静電粉体塗装によるポリエーテルエーテルケトン
    樹脂でなる第一の被膜を備えてなることを特徴とする炭
    化水素地下資源電気加熱用電極装置の導管。 (,2)  無機質塗料が珪酸アルカリ塩類である特許
    請求の範囲第7項記載の炭化水素地下資源電気加熱用電
    極装置の導管。 (3)無機質塗料がリン酸金属塩である特許請求の範囲
    第1項記載の炭化水素地下資源電気加熱用m他装置の導
    管。
JP14961082A 1982-08-26 1982-08-26 炭化水素地下資源電気加熱用電極装置の導管 Granted JPS5937685A (ja)

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JPS5937685A true JPS5937685A (ja) 1984-03-01
JPH0125198B2 JPH0125198B2 (ja) 1989-05-16

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6384669A (ja) * 1986-09-29 1988-04-15 Kouseinou Jushi Shinseizou Gijutsu Kenkyu Kumiai 塗装体の形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6384669A (ja) * 1986-09-29 1988-04-15 Kouseinou Jushi Shinseizou Gijutsu Kenkyu Kumiai 塗装体の形成方法

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