JPS5937615Y2 - 換気装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガス器具使用時、室内に排出される燃焼排ガ
スを室外に機械換気で強制的に排出して一酸化炭素等に
よるガス事故を防止する換気装置に関するものである。

従来ガス器具使用時に換気扇を連動させる方法として、
ガス器具のガス圧、水圧、つ壕みの位置にしていたが、
検出部と換気扇の信号回路が使用途上、結線外れ、断線
などの理由により、開いた１１になって、換気装置が働
らかない状態で、ガス器具が使用される危険性があった
。

捷た換気装置はガス器具を使用する時に連動するもので
あるため、ガス器具の使用を停止すれば、換気装置も即
運転を停止する。

このため調理の際の臭気が室内に残留するのを防ぐべく
、再度換気装置を手動で運転しなげればならないと云う
欠点があった。

本考案は上記従来の欠点を解消するもので、地下にその
実施例を第１〜２図にもとづいて説明する。

第１図にむいて、１はガス瞬間湯沸器、２はガス圧を検
出するための導管、３はガス圧を検知する圧力スイッチ
、４はタイマ回路を含む制御部、５は換気扇、６は電源
である。

上記構成に釦いて、湯沸器１のメインバーナのガス圧を
、導管２を経て圧力スイッチ３で検知し、湯沸器の使用
開始を検出する。

圧力スイッチ３の動作により制御部４に湯沸器１の使用
開始の信号が送られ、換気扇５が作動し、燃焼廃ガスを
強制排気する。

そして湯沸器１の使用を停止することにより、制御部４
に含１れるタイマ回路が働き、これにより換気扇５を継
続して運転し、一定時間後に運転を停止する。

次に第２図により電気回路を説明する。

７はトランス、８は整流用ダイオード、９は平滑用コン
デンサ、３は圧力スイッチの常閉接点、２０は換気扇５
の手動スイッチである。

１ず圧力スイッチがガス圧を検出することにより常閉接
点３が開き、リレー１０が励磁を解かれ、接点１１が閉
じる。

このためトランジスタ１４０ベース電位が下がり、トラ
ンジスタ１４がＯＦＦ状態になす、トランジスタ１６が
ＯＮし、エミッタ電流力流れる。

これに伴ってトランジスタ１７のベース電流が流れ、Ｏ
Ｎすることにより、リレー１８が励磁され接点１９が閉
じて換気扇が運転される。

従って信号回路が断線などにより開いた場合は、リレー
１０の励磁が必ず解かれるため、換気扇が運転される。

圧力スイッチがＯＦＦになった場合は、接点３が閉じ、
リレー１０に通電され、接点１１が離れるため抵抗に、
コンデンサ１３の時定数時間たけ、コンデンサ１３に抵
抗１２を通して充電が行われる。

このためトランジスタ１４０ベース１位が除徐に上り、
一定時間後には抵抗１５の両端の電位を上筐わるためト
ランジスタ１４がＯＮＬ、トランジスタ１６がＯＦＦと
なり、トランジスタ１７は入力信号を得られず、ＯＦＦ
となってリレー１８は通電がなくなり換気扇が運転を停
止する。

このように、本考案の換気装置は、ガス器具の燃焼を検
出する信号回路を、常閉回路としたため、結線外れ、断
線などに起因する換気装置不作動の事態には到らず、ガ
ス安全装置として安全側に働く効果を発揮すると共に、
タイマ回路を有することにより調理臭気、残留廃ガス等
を残置運転により完全に排気することを自動的に行わし
め、手動運転による換気扇再駆動のわずられしさをなく
するなど、優れた効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例にむける換気装置の説明図、
第２図はその電気回路図である。 １・・・ガス器具、３・・・検出装置、４・・・制御部
、５・・・換気装置、７・・・電源。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ガス器具の燃焼をガス圧、水星、あるいはつまみの位置
   等で検出する検出装置を設け、この検出装置の信号で換
   気扇を連動する換気装置に釦いて、前記検出装置を常閉
   回路とし、ガス器具の使用開始、回路の断線等で回路が
   開くことにより換気扇を始動させるとともに、ガス器具
   の燃焼終了後も換気扇を一定時間運転するよう構成した
   ことを特徴とする換気装置。