JPS5937605Y2 - 加熱調理器

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【考案の詳細な説明】本考案は流し台等の横に置く、いわゆる床置形の加熱調
理器に関するもので、特に加熱調理後に被調理物を取り
出しやすい加熱調理器を提供することを目的とする。

従来、この種の床置形の加熱装置にあっては、扉は前開
きあるいは引出し方式のものが使用されており、扉を着
脱自在としたものはなかった。

本考案は前記従来の扉構造の概念を打破するものであシ
、以下図面によシ説明する。

第１図は側断面図で、本体１内に加熱室２がある。

本体１の底部は、第２図の正面図かられかるごとく、左
右の側壁と本体後部で床３に接して設置される床置形で
ある。

加熱室の上下には加熱室内の温度を上昇させるヒータ４
，５が装着されている。

また、加熱室の前面開口部には、自在に開閉できる扉６
がある。

この扉６には、被加熱物７を載置する受皿８を着脱自在
に装着できるフック９が固着されている。

つ１り第３図に示すごとく、受皿８に穴１００ついた取
付金具１１が固着され、この穴１０にフック９の先端を
挿入して着脱自在としている。

ここで扉６の最下部には移動自在のコマ１２を装着し、
第４図に示すごとく扉６を加熱室本体１から自由に着脱
可能としている。

上記の説明により明らかなごとく、扉６に着脱自在の受
皿８を装着し、扉６が加熱室本体１から自由に着脱でき
るとともに扉６の最下部にコマ１２を装着しているので
、次のような効果が期待できる。

加熱調理後、最も便利な位置に扉を移動させて被加熱物
を取出すことができる。

従来のものでは扉を加熱室本体から引はなすことができ
ないので、熱い受皿を一度外部に取シ出して、被調理物
を皿に移しかえる必要があったが、本考案では扉を移動
させ受皿から直接器へ被調理物を移すことができるので
、きわめて便利である。

また、従来の如く熱い受皿を一度外部に移動する際、も
し落したりすると火傷をすぬ危険性があったが、本考案
では、このようなことが起らず安全な商品となる。

また、家族全員が食事をする際、扉を食卓近ぐ１で移動
させて皿にのせると、皿に載っている時間が少なくなり
出来たての美味な料理を楽しむことができる。

以上ヒータ付加熱調理器について記載してきたが、ヒー
タの代すに高周波あるいはガスでおこなっても同じであ
ることはぎう玄でもない。

なお、第４図でドア支持板１３上に載置している金属板
１４は受皿８からこぼれた場合の汁受皿であり、ドア支
持板１３の後部に突出ているピン１４はドアの開閉に応
じて、安全スイッチ１５をオン、オフするものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の１実施例を示す加熱調理器の側面断面
図、第２図は同正面図、第３図は同要部受皿の斜視図、
第４図はドアを本体から弓た状態の断面図である。１・・・本体、２・・・加熱室、３・・・床、４，５り
、６・・・扉、８・・・受皿、１２・・・コマ。き出し・・・ヒー

【実用新案登録請求の範囲】