JPS5937580A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPS5937580A
JPS5937580A JP14822782A JP14822782A JPS5937580A JP S5937580 A JPS5937580 A JP S5937580A JP 14822782 A JP14822782 A JP 14822782A JP 14822782 A JP14822782 A JP 14822782A JP S5937580 A JPS5937580 A JP S5937580A
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layer
fixing device
roller
rotating body
heat
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/206Structural details or chemical composition of the pressure elements and layers thereof
    • GPHYSICS
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    • G03G15/2053Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
    • G03G15/2057Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating relating to the chemical composition of the heat element and layers thereof

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、未定着画像例えば粉体像を紙などの画像支持
材に加熱定着するための定着装置に関し、電子写真記録
装置や、レーザービーム。
ファク7ミリ、複写機等の画像形成装置に適用できる定
着装置に関する。
従来、電子写真法等の画像形成法によって形成された未
定着画像(以−トトナー像と呼ぶ)を紙等の記録材11
C定着する定着装置には加熱定着方式が採用されている
。この種の加熱定着には熱源を備えた加熱ローラとこれ
に圧接する加圧ローラとの間にトナー像を支持した紙を
搬送するものが多用されている。
この加熱定着を行なう画像形成装置では150度乃至2
00度の定着温度が必要であるため、メインスイッチを
オンしてからのウェイトタイムとしてかなシの時間、即
ち4分程度が必要であった。このウェイトタイムを減少
させるために多くの電気的蘭御手段や加熱源の出方増加
等の技術革新が行なわれているが、かえってコスト増加
、他の諸問題や装置の複雑化を招いてしまっていた。
又加熱ローラ、加圧ローラのローラ構成における問題点
も数多くある。例えば加熱ローラにおいては、軸方向に
関して熱分布が不均一になり易く、−一う端部において
熱の散逸が激しくウェイトタイム増大の原因をなしてい
る。さらに定着作用時、異′&、2.幅の紀会Jオを…
(八7.占さらに最大ザイズの幅よりもローラ長を長く
している点等のことから端部における昇温を招き易いこ
とがある。
一方、この加圧ロージー側に設けられているものとして
は以下の3棟類に大別でき、それぞれ彼達の如き欠点τ
有している。
第1の場合を土、芯金上にプライマーを払りシリコーン
ゴム等を厚く表面に設けたもの即ち、ローラー基体上に
一様の弾性体層を設けたものである。この袖のローラー
においては、弾性体例えばゴムの如きものの弾性を低く
するのに油や添加剤等を加えなければならず、結果とし
て弾性体の機緘的、物理的特性を変えてしまう。
従って、その%性を維持しながら硬度を余り低くできな
い。又、電子写真法等によって形成されたトナー像を支
持する支持材に対して得られる圧接部は小さなもので単
位時間当りに与えることのできる熱量が少なくなってし
まうこと及び、弾性体層として多用されるゴム等の使用
材料が非常に多く必要であり、不経済であること、さら
に、弾1生体層全体を加温するたy)にウェイトタイム
が大きくなり、初期ローラー表面の立ち下りを大きくし
てしまい、定着不足を引き起こしていた。′またこれを
防ぐためヒータを増加する方法では不経済であった。
第2の場合は、芯金上にプライマーを塗り、さらにシリ
コーンゴムからなる多孔質の部材を設けてなる定着ロー
ラーである。このローラーの欠点は、定着ローラーの表
面平滑性に欠は定着性を低下させてしまうことや、M型
剤を塗布する場合多孔質中に離型剤を多層に含有してし
まい、多孔質部材自体が劣化し易くなり、耐久性がソリ
ッドよりも劣る。
第3の場合は、耐油性向上のため弾性層を2重、3重に
設ける多層構成のものがある0しかしながら、このよう
に単に耐油性向上のためだけに弾性層を多数設けると、
そのコストは前述した如く多層の弾性材を用いることに
より、非常に増大するものであった。
この第1.v、3の場合では数層又は厚いゴム層のため
に熱容糊が非常に大きくなり、ウェイトタイムの増大を
生み、全長における温度分布も不均一になりやすいため
定着不良も生じ易く;給2の場合も同様であった。又、
ゴム材を多く必要とすることから高価で耐久性に乏しか
った。
以上の様に加熱ローラ、加圧ローラを有する定着装置u
においては、構成要素の個々の問題の・みならず、その
必要とされる構成が故に生じる相剰的な問題点があり、
特にウェイトタイ・ムの増大を引き起こしていた。
本発明は上記の如き被定着物の定着に生じてしまう問題
点を解決するためになされ丸ものである。
本発明の目的はウェイトタイムを短縮し、従来よりも優
れた定着性能を有する定着装置を提供することである。
本発明の別の目的は、物理的特性を維持しつつ、回転棒
表面における温度の均一化をはかり、耐久性の高いもの
を提供することである。
本発明の他の目的は、従来より安価で省資源を達成する
回転体を備えた定着装置aを提供することである。
本発明の更なる目的は以下の説明で明らかになる。
第1図においてlけ、加熱定着ローラーで、内部に加熱
手段4を有する金属ローラー50表面にテフロン被櫟層
6を設けたものである。2は加熱定着ローラー1に圧接
する加圧ローラーで、回転中心軸となる芯金7上に一液
性RTVシリコーンゴムのプライマー7、を塗り、その
上にシリコーンスポンジからなるスボ/ジ層8を接着さ
せ、さらにRTVシリコーンゴムを塗ってなる弾性被株
層9を有しているものである。
この加圧ローラー2の表面は、一般にRTV (室温加
硫型)シリコーンゴムを払った後ローラーとしての形状
を整える為研摩し仕上げたものである。
又、加熱定着ローラー1のテフロン被覆層6フ゛。
には、クリーニングlレード16@=のクリーニング手
段と特開昭55−144268号公報−記叔の如き、オ
フセット防止液塗布手段3(図のように、シリコーンオ
イル含浸部拐10と防害部材12と連k・h;多孔質部
材11 J:を有す)が当接している。
さらに、加圧ローシー2は、加熱定着ローラー1v(対
してその圧接状態を可変にする手段例え&、i’、芯金
7の回転を可能に支持(−7て、これの位置を装2h点
右と共に相変にするアーム17とアーム17の回動中心
となる地点171とアーム17を破線矢印の如き位置変
化させるだめのカム手段18とが図中の如く設けられて
いるものを有1.ている。
さて、所定の画1′家形成手段(/(よって形成された
トナー像Tを有する紙Pは、搬送ローラ一対14に担け
られたベルト15の移動と共に搬送される。次にベルト
15から案内部材13に紙Pは移され、該加熱、加圧ロ
ーラー1.−2のなす広い圧接部に導かれる。
一力、上記広い圧接部でけ、加熱手段4によって均一加
熱された層6と、加熱定着ローラー1からの伝導熱によ
って均一加熱された弾性替神層9とが形成されており、
加圧ローラー2にいたっては、上記構成によりそのスポ
ンジ層8よりも被覆層9の方が熱伝導性が高くなってい
るので立」二り時のウェイトタイム(プロセス開始可能
になるまでに喪する時間)が極めて高度に短縮化されて
いる。さらに、スポンジ層8には、スポンジ成分の他に
空気等の気体が占める体積が多くあるので、このスポン
ジ層8の熱伝導性は、被覆層9に比べて悪くなる。つま
り、加熱定着ローラー1が加圧ローラ−2自体全体を所
定温度に保持するのに要する加熱量は、従来のものに比
べてわずかなもので良く、又、他に太址且つ無駄に消費
されることがないのでその熱効率も大幅に向上せしめた
高効率のものである。
さらに、ローラー表面のみかけ上の硬度を同一としても
スポンジ層8を有する一ヒ記実施例は、ンリット単体の
ものよりも変形し易く、又、ローラー間の圧接部を広く
とれる。
従って単位時間当りにトナーによる熱植が回−でも、長
時間加熱接触することができるので熱をトナー像(又は
紙P)に与えることができる。
次に、紙Pが上記広い圧接に’lSへ進入するとそれが
支持するトナー像は、均一化された上下からの熱によっ
て紙Pへ永久定着される。この際支持材の一例である紙
I)には定着の際にみられがちなしわが、しわに対する
処置として一般に知られているような、逆クラウン形状
等に加工する処置がとられていないにもかかわらず全く
発生していなかった。
次に、−ト記実施例による結果を続開的に評価して本発
明による実施例の優れた効釆を説明する。以下の実験は
、ローラー外径25φで、(1)その構成をシリコーン
スポンジ層6 mg厚の上にゴム層1關厚を有する2重
構造のものと、(2)シリコーンゴム層7關厚たけから
在る弾性層を有する単一構造のものとt/、それらのロ
ーラー状での表面硬度を共にJ]’、5−A6°という
同一条件下で行つ/こ。そ1.てこのローラーを外径2
5φのテフロンコ1トローラ−に対向させ、一定の圧力
で加圧しそのときのニップ量の変化としわの発生率を調
べた。
その結果、本発明に従うローラー(1)を用いた場合、
全圧で4Kl加圧したとき圧接幅は4.6朋であり、A
4サイズの紙を連続1000枚コピーした際のしわの発
生は0.15’fi以下であった。
ところが従来のものによるローラー(1)を用いた場合
、全圧で(11と同様に4 Kl加圧したとき圧接幅は
2.7Iとわずかであり、(1)と同様にA4サイズの
紙を連続1000枚コピーした際のしわの発生は常時、
0.7〜1係の範囲にあった。
又、上記実験比較による定着性を比較すると、連続コピ
一時は共に一定の圧力(全力3.5Kf以上)と一定の
温度(175°0以上)であれば、単位面積当りの圧力
差はあるものの単位時間あたりの圧力と温度の積がほぼ
等しくなるため、従来のもの(2)よりも上記例(1)
の方がより高品位の画質を得るリグ1は、連続コピー中
という安定条件のため両者に格別たる差異は児い川ぜな
かつだ。
しかしながら、シぜ着を開始する初期状Q唄や、定着(
加熱)ローラーと上記圧接用ローラーを定着毎に接離す
る装Jiffにおいては、本発明に従う上記例(11の
方が格別たる定着性と高品位を有する画像をイUること
ができた。
以−にの如く、本発明に従った上記実施例、即ち、スポ
ンジ層の上にシリコーンゴム層を有する如き関係にある
2重構造の定着ローラーを用いることによって次の様な
多くの利点を得ることが可能になった。
即ち、下ローラーの熱伝導がスポンジ層で極度に悪くな
るため、Waitup  直後のローラー表面温度の低
下が少なく、従来、どうしても解決できなかったWai
t up時の定着性低下を防止することができた。
さらに、−上記の如くローラーを製造するため、ゴム使
用址が約1/2以下となり省資源、コスト・ダウンに貢
献することができた。
又、加圧ローラーと定着ローラーの当接圧な少なくして
、大きく均一な圧接部をとれるため、駆動のだめのトル
クも少なくでき、さらには、ゴムローラーの圧縮永久歪
による整置も少なくテキタ。又、シリコーンスポンジ単
層でローラーを形成して定着に用いた時、その気泡のた
めに定着の良好な部分と定着のよくない部分がつくられ
るので好′ましくなく、表面平滑性が必要であることが
わかった。
従ってさらに実験を行ったところ、0.3IIMから5
闘までシリコーンゴム表面層の厚さを変えて検討したが
、厚すぎると、弾性、抜元性に豊むスポンジ層の効果が
あまり有効に利用できなくなり、また薄すぎると強度的
、そして製造上コスト高となり、また安定性にかけるた
め、好ましくは0.5 am乃至21Mの厚さが適当で
あり、より好ましくは0.7〜1jIjIが適当である
ことがわかった。(ただし、ローラー径が25φに対し
て)この加圧−一うは第3図に示すようにローラ一端部
面にはシリコーンゴム層で覆わないようにしである。す
なわち、ゴム層は加圧ローラーの円周面のみに設けられ
ており、その左右の側面ではその周面にゴム層があり、
内側に徒すコーンゴムスポンジ層を有するようにして港
る。これによって熱分布がその長手方向に関してより均
一化できる。
又、上記実施例の他の実施例としては、シリコーンスポ
ンジ層を形成する為にスポンジのチューブをかぶせる方
法だけでなく、一般的な芯金のまわりにゴムをまき発は
うさせ、その抜加流させる方法であってもよい。
又、安価につくる方法としては、シリコーンゴムのナユ
ープをかぶせた後それを金型に入れ、インジェクション
方式によりNVR(低温加硫型)シリコーンゴムをスポ
ンジ層と金型の間に流し込んでもよい。この場合、金型
の離型面の精度により仕上げ研磨の必要もなく犬量生産
向きである。
ローフ−基体上にシリコーンスポンジ層や弗素ゴムから
なる多孔質層の様な熱伝導性が悪く、弾性板元方に豊む
ものからなる層ぞして薄層のシリコーンゴムなどの弾性
体層をその表面に設け、2重構造とすることで熱容歓の
大きな、そして表面平滑性に豊み、さらに低接触圧で均
一な一定のニップ巾を形成することができるローラーを
提供することができ、従来の問題点を除去すると同時に
、より安価で省資源を考慮したかつ紙しわに対する許容
度も大きく、さらに組み立て精度の誠差範囲も大きくす
ることが可能となった。
以上の説明の如く立上り時の定着性能を良好にせしめ、
自由な弾性変形ができ、格別たる定着性から生まれる高
品位画質を維持し、しわ防止効果が極めて商い定着装置
であって、従来のように充てん剤を加える必要性がなく
なり、構成自体の物性を低下させることなく、経済的且
つ省資源であり製造性をより容易にした定着装第2図は
第1図の実施例をさらに改良した実施例を示している。
M2図の構成は第1図と同一の部分もあるため、以下の
睨明は第1図と異なる構成部分を中心に行う0第2図の
特徴は、前述した加熱定着ローラの構成が肉厚d(D薄
肉金属ローラ5aとその周囲に4弗化エチレン樹Jjぽ
の被積層6を南していることにある。本実施例ではロー
ラ5aの径rが25繻に対し肉厚dは2.5關としであ
る。加圧ロー22は前述した芯金7、−液性几TVシリ
コーンゴムのプライマー72、シリコーンスポンジから
なるスポンジ層8、kL ’II’ Vシリコーンゴム
からなる弾性被積層9を有している。この上りに弾性r
有するスポンジ層8、弾性被稜層9を同柚の材料をベー
スとす7Lは接合性がルく耐久性が向上される。芒らに
本例ではプライマー7、にも同柚の材料を用いているの
で芯金に対しての接合性が向上され/)O この7141性被缶層9はスポンジ層8よりも薄い)g
I厚であり、加熱さj’L 7′c除の温度分イIJか
安定化本実施例中の他の構成は、前述した圧調整手段金
有している。
本例では加熱定着ローラ1と加圧ローラ2の間に15#
/(1!in度の圧力が印加されている。
このカム手段18の作動は紙P等の記録材の接近に応じ
て行なってもコピー開始信号で圧接するようにしても良
いが通常(非使用時はロー21.2間は接触又は離間す
る。ただしこの圧調整手段を設けることは好ましいが、
必ずしも必要でない。
又、この加熱定着ロー21の周面には、接触型のサーミ
スタ13mが板バネ24によって弾性で所定圧接力を維
持するように押圧されている。
このサーミスタ13□は表面に定着ロー21の表面を傷
つけないように樹脂テープ様のものを有し、温度検知光
子(不図示)をスポンジ様の弾性体で保持し〜ている。
23は分離爪で加熱定着ローラ1から紙Pを分離する。
22は加圧ローラ2側の案内板で11)、分離爪23と
共に紙Pの搬送路を確保している。
16、.16.は定着後の紙Pを画像形成装置外又は積
載部へ挟持搬送する排紙ローラでるる。
尚、本図において25は定着ユニット(前記構成を第1
図で睨明したもの、第1図参照)を一体重に保持する支
持上ワクで、26は同様の支持下ワクである。27は画
像形成装置内の案内部材で定着ユニットの支持下ワク2
6を着脱可能に支持している028は画像形成装置内の
固定ワクで、サーミスタ131を包囲する支持上ワクと
間隙°ヲ有して離間している。
さて、所定の画像形成手段によって形成されたトナー像
Tを有する紙Pは、搬送ローラ対14に掛けられたベル
ト15の移動と共に搬送式れる。次にベルト15から案
内部材13aに紙Pは移され、該加熱、加圧ロー21,
2のなす圧接部に導かれる。この圧接部でトナー像Tは
紙Pに溶融定着され、紙Pと共に排出される。
一方、上記圧接部では、加熱手段4の作動によって即応
し、均一加熱された金属ローラ・表面5と上記被積層6
と加熱定着ロー21からの伝導熱によって均一加熱され
た弾性被積層9とが形成されている。この加熱定着ロー
ラlは薄い肉厚であるから即座に所定温度に達している
〇又加圧ローラ2にいたっては、高温の加熱定着ローラ
に加温され、ざらに上記構成によりそのスポンジ層8よ
りも被積層9の方が熱伝導性が高くなっているので立上
り時のウェイトタイム(プロセス開始可能になるまでに
要する時間)が第1図のものよシも極めて高度に短縮化
されている・さらに、゛スポンジ層8には、スポンジ成
分の他に空気等の気体が占める体積が多くあるので、こ
のスポンジ層8の熱伝導性は、被覆層9に比べて低くな
る0つまシ、加熱定着ローラ1が加圧ローラ2自体全体
を所定温度に保持するのに簀する加熱量は、従来のもの
に比べてわずかなもので良く、又、他に大蓋且っ無駄に
消費されることがないのでその熱効率も大幅に向上せし
めた高効率のものである。さらに、ローラ表面のみかけ
上の硬度を同一としてもスボンジ層8を有する上ml実
施例は、ゴムソリッドX、 単体のものよりも変形し易く、。ロ、−ラ間の圧接部を
広くとれる。
従ってこの圧接部をトナー像T′t−有する紙Pが通過
する際、ロー21,2の表向が熱的に均一化さnている
のでトナー像は急速に融解して紙Pへ確実に定着される
0 上記第2図のローラ構成についてざらに詳述する。
1ず加熱定着ローラlの肉厚arc−Bいて説明する。
この肉厚dは薄くする程加熱に要する時間は少なくなり
、定着装置全体のウェイトタイムの減少を達成できる。
このような可能な限り薄いローラを作る場合、ローラ径
や材質のヤング率等を考慮して機械的強度を保つための
強度計算は通常行なわれる。
しかしながら、所定の強度を得るように肉厚′fr設定
しても、加熱定着ローラ表面における温度分布か不均一
になることがあり、かえって定着性が思くなることがめ
ることt見出したO例えば、薄い肉厚である妙5ために
ローラの表面全体に対して同様の熱を保持することがで
きない程局部的な過熱現象が生じたり、ローラ表面上に
おける熱移動が緩慢になシ特に加熱定着ローラ表面の母
線方向の熱移動性が得られない。又、薄い肉厚であるが
ために熱に対して即応性が得られるものの加熱源の熱放
出特性に左右され易く、熱の保温性や強度性に問題を生
じ、十分な定着を行なうことができない場合かめる。
つ゛まり、ウェイトアップタイムを短縮させるような必
要最低限の肉厚は、定着ローラ母線方向の熱の移動が谷
筋であるような肉厚とし、その肉厚の芯螢が変人変動し
ないだけの全圧力で加圧ローラを当接させることが最も
有効である。
本発明はこの肉厚dに関して回転体の外径「(1131
)に対して一一≦d≦−■の式に適合するものが上記問
題点を解決するものであることを見い出した。さらにこ
の肉厚dは外径rが30龍以上ある場合等のように厚く
なると熱容量が大きくなるので強度面を4崖して3 m
m以°トーでめれげ、tlflL、い粘接481:を侍
られることtも見い出した。
さらに本実施例では上述した加熱定着ローラの問題点を
′lJI決しより一層ウェイトタイムを短縮したい場合
や、機械的な強度r優先し熱的な視点からの定着ローラ
肉厚あるいは材質が自由に選択できない場合を解決する
構&を有している。即ち、薄肉定着ローラであるために
、母線方向の熱の移動が行ンよイノれなくなる欠点を対
向圧接するローラの構造により、補償した本実施例の如
き定着構成(すなわち、前述の如き空気を含んだ多孔實
7mと表面平滑層を有する加圧ローラを当接させること
)をとることによp解決することである。
これにより、定着ローラ氷面よりの熱は空気中への放熱
及び定着ローラ支持部材への熱の逃げを除いてはその大
部分がカロ圧ローラへ伝達していくことになる。
このとき力ロ圧ローラの1仰jが熱を伝えにくい多孔質
層であるためその扱憶層の表dBたけに熱か早く伝わシ
、定着ロー2母緘方向の熱伝達を助ける・さらに加圧ロ
ーラへの熱の伝達が従来のソリッドゴムのローラよりも
著しく悪くなるため、ウェイトアップタイムを早め、か
つ定着動作時の立ち下多現象もほとんどないローラ構成
を得ることが可能となった。
従って、単位時間肖りにトナーによる熱電が同一でも、
長時間加熱接触することができるので熱をトナー像(又
は厭P)に与えることができる。この際支持材の一例で
ある紙Pには定着の際にみられがちなしわが、しわに対
する処置として一般にしられているような、逆クラウン
形状等に加工する処置がとられていないpcもかかわら
ず発生しなかった。
第3.4図において、定着ロー211は円筒からなって
いる。このロー21.は、薄肉のアルミニウムのパイプ
5.の表面に、オフセット防止層として4弗化工チレン
樹脂層6.を25〜30μコーテイングしたものである
。定着ローラ1.の端部には、切シ込み部30aが設け
られ、祁励ギア(後述する)との嵌合溝となっている。
なお、図中AはB5サイズのシートが通過する領域、B
はA4サイズのシートか通過する領域で、その両端部が
7一ト非通過域Cとなる。
31a・31bはころがシ軸受で、定着ロー21、を回
転自在に支持する。なおこの軸受31a・31bは、定
着器の支持枠(不図示)に取付けられている。まfc3
0は駆動ギアで、切シ込み部30aで定着ローラ1.に
獣舎して固設δれており、僧写機本体側の駆動源33か
らの駆動を本体側のギア29を介して伝達びれ、定着ロ
ーラ1.を回転する◇さらに4.は、電極を兼ねた支持
部材4a、4bにより保持された加熱源としてのハロゲ
ンヒータで、定着ローラ11の表面に接触する温度検知
素子131と制御回路(不図示)によって、定着ロー2
11の表面を所定温度に保つ様オン・オフ制御され@0
なお、駆動ギア30金切り込み部30aと炊合してネジ
寺によって定着ローラ11の周面に固設しているので、
定着ローラ1.の軸受け31a、31bに対する「ズレ
」等rも防止している・ 2、は加圧ローラで、定着ロー21.と加圧対峙されて
おり、ステンレス製の芯金7の周囲に耐熱性の多孔′j
![弾性層8Iを設け、さらにその表面を非常に薄肉の
シリコーンゴムの弾性体層91で被徨さnている。この
芯金16はやはシころが9軸受17a−17bにより回
転自在に支持されている。
本実施例においても、前述したような効果が得られ、定
着ロー21.の表面温度の均一化を加圧ローラ2.の弾
性体層9Iの前記作用でより助長し、各ローラの特徴で
あるウェイトタイムの短縮化をさらに相剰的に向上でき
る。
本実施例では、定着ローラ1m及びパイプ5.は、その
両端部が開放されほぼ同一径の円筒である。
そこで本実施例では、余分な熱は外部へも効率よく逃が
すために、ローラ周面のシート非通過域Cの昇温を効果
的に防ぐことができる。しかも、加熱時ローラ支持部へ
奪われる熱量が減少するので、各ローラ11・91J!
!iiI面を速やかに所定均一温度に達することができ
る。また本実施例では、パイプ51はシートの励過域(
AあるいはB)及びパイプ51を支持する軸受の取付け
られている軸受部ともに同−母線上にある。そこで、際
に生ずるciJ能性のあるローラ肉厚の偏肉等が生ずる
恐れがなくなり、これによってもローラ周面F′i、M
分布が均一になり、均一温度に昇温された。
従って本実施例では、パイプ5.の肉厚がシートの通過
域(AあるいはB)及びパイプ5.を支る 持す軸受の取付けられている軸受部とも、即ちΔ パイプ51の全域にわたって均一薄肉に形成することが
でき、熱分布の不均一性を減少させ、ローラ周面を均一
温度にすることができた0さらVこは、製造工程が鉛線
でさた。
上dピ装置に通用でき、はは同程度の効果を得られる加
熱定着ローラの例を第5図乃至第7図に示す@ 第5図の実施例は、第4図で示す様に駆動ギア29・3
0により円筒36の「抜け」とが「ズレ」を防止する代
りに、例えば0−リングの様な軸止め34a、34bを
円筒36周面に設けた鍔35a・35bに係合するもの
である。これによっても、円筒36の軸受31a・31
bに対する「抜け」あるいは「ズレ」を防ぐことができ
、円筒36は常に所定の位置で回転することかでさる。
さらに第6図に他の実施例を示す。
本実施例は、円筒36の非通紙部のよりな端部37の内
側に駆動ギア39を固設したものである。駆動ギア39
tj:、やFi、9円筒36の切9込み部38と嵌合し
ている。なお本実施例では、駆動伝達のため前1ピ実施
例と比べて円筒端部37の開放される割合は少し減少す
るが、円筒36の他端側は完全に開放されてお9、前6
ピ十分な効果を得ることができる。
またさらに第7図は、駆動伝達の他の実施例を示したも
のである。
本実施例では、日向J6の端部37の周面に駆動ローラ
40を圧接し、この駆動ローラ40の回転駆動により円
筒36を回転させるものである。駆動ローラ40は、本
体側の秘動源(図示ゼ−ず)より駆動を受けて、回転駆
動する。
なお、以上述べた実施例はいずれも定着ローラ”t+”
3+14に本体側の駆動を伝達するものを示したが、例
えば同様の方法で加圧ローラに駆動を伝達しても良い。
さらには、両ローラに駆動を伝達しても良い。
上記実施例では、定着ローラ内部に熱が滞留することが
できないので、シート非通過域のローラ周面の昇温を約
30〜40℃以内におさえることができた。また加熱立
ち上がり時、ヒータがONI、てロー2周面が均一に1
80℃近辺に達するまでのウェイトアップに嶽する時間
を、端部を小径にしているような支持部付のローラを使
用した場合と比べて約5秒@(従来20秒かかったもの
が15秒になった)短縮することかで′@た。
るローラ肉厚の偏肉等が生ずる恐れがなくなる。
この加熱定着ローラによっても定着ローラ、加圧ローラ
周面は全域ycわたって熱分布が均一になシ、均一温度
に昇温されることになる。
灰に本発明を適用した具体例について説明し、本発明に
ついて詳述する。
〈具体例1〉 加熱定着ローラとして全長230 (m)・外径25 
[sm)・肉、111.6 (m)のアルミニウム裏回
転体に、25μmの四弗化エチレンJdfコーティング
し、1.2にνVの710ゲンヒータを内蔵したものを
使用し、加圧ローラとして外径24−でその内層として
6wx厚のシリコーンスポンジ層ト、この層上に0.7
 m 厚Dゴム表面層を有するものを使用した。又温反
は加熱ローラ表面を180℃に通常設定し、ヒータはメ
インスイッチのオンと共に作ibするようにした。
本具体例においては、通常圧接した状態でもウェイトタ
イム時間が従来より大幅に(従来4分〜5分であったも
のが15〜20秒程度に)短縮され、(1)この加熱ロ
ーラにシリコンゴム単体ローラを加圧したものや、(2
)この加圧ローラに適格の加熱ローラ勿圧接したものに
比較して、ウェイトタイムをさらに減少できた。さらに
(1)。
12)のものよシもはるかに均一な温度分布が得られ、
格別な定着性と高品位の画像が得られた。
〈具体例2〉 加熱定着ローラlは外径25■長さ約280■ノ円筒ロ
ーラで肉厚1.6■のアルミニウムFHMffローラに
四弗化エチレン−パーフロロアルコキシエチレン共重合
体(P、F、A)の被覆層を25μm 十/θ敗の厚さ
で有している。
−tβ 加圧ローラ2は外径約24箇長さ約230 vmのロー
ラで10φの芯金上にHTV (高温加硫型)・のシリ
コンスボン゛ジ層を6■厚有し、さらにその外周に0゜
7txm乃至1m0RTV(室温加硫型)シリコンゴム
層を有している。
加熱定着ローラ1の加圧ロー22と接しない表面部分に
ギアが嵌合されておシ、その内部に1.0〜1.2KW
のハロゲンヒータを内蔵しである。加熱定着ローラ1と
加圧ローラ2とは常時総圧約7Kfで圧接されている。
その圧接部の幅は約2.51〜3.0鱈である。
加熱定着ローラlを駆動し、加圧ロー22をこれに従動
させる。
上記シリコーンスポンジ層の硬度はアスカ−Ctype
のスポンジ用ゴム硬度計(高分子科学社製品)で荷重3
00?を付加して測定した際27°:t3°である。
以上の構成による定着装置を使用して粉体画像を紙に定
着する行程を行った。これによって加熱定着ローラのヒ
ータに電流を印加した時点から定着ローラ表面温度が1
80℃になる擾でのウェイトタイムはたった15秒程度
になった。
又加圧ローラ表面温度は160℃にまで上昇することが
できた。さらに粉体画像は定着性がほぼ均一な状態で紙
に定着できた。。
この優れた画期的な成果は従来のいかなる加熱定着装置
でもウェイトタイムが4分乃至10分程度要していたこ
とと比較すれば理解できよう。又従来の装置の加圧ロー
ラはゴム層がlO日単位であるために最高でも70℃程
度にしか加熱できなかった。即ち、上記具体例の加圧ロ
ーラでは160℃にまで急速に加熱できるためウェイト
タイムを減少でき、又、十分な弾性をもっているため定
着性を向上できることか理解される。
上記具体例1,2のシリコンスポンジI−はチュービン
グ法又は紙管を用いた注入型方法によって形成した。チ
ュービング法は高温加儲シリコーンゴムパウンドをリン
グ状の開口を有する容器から注出した後その円筒状のゴ
ム′#を円筒状の加熱器の内部に入れ周囲から加熱し発
泡させてスポンジ管を形成するものである。スポンジ管
の形状はリング状の開口の内径及び円筒状の加熱器の内
径で決定される。加圧ローラは以下の手順で成形した。
このスポンジ管は表面にスキン層を有しているので、そ
の層會周囲から吸引してその内径をひろげる。表面に接
着用のシリコーンプライマーを塗布しである芯金をこの
内径内に挿入する。この後吸引’t1%除して芯金にス
ポンジ管を接着する。さらにスポンジ管の表面にあるス
キン層を削るようにlう「定肉厚のスポンジ層とする。
このスポンジM N 11[17にRTVシリコーンゴ
ムヲ所定肉厚ラミネートコーテングする。この後仕上は
研磨ヲ施して上記加圧ローラとした。
又紙管を用いた注入型方法は所定径の円筒紙管中にプラ
イマー処理の芯金を挿入しておき、この紙管と芯金との
間に高温加硫シリコーンゴムバウンドを注入して加熱し
てスポンジ状のシリコーンゴム層とする。さらにこの後
紙管を削除すると共に研磨する。このような工程を紙管
を用いた注入型方法と呼ぶ。以下加圧ローラの成型とし
ては上述したRTVシリコーンゴムのラミネートコーテ
ィングによって行えば良い。
上記の実施例、具体例において、加圧ロー2の構成は加
熱ローラに対して温度分布の均一化とウェイトタイムの
短縮化の面で多大なる効果を奏している。
これは、ローラの熱伝導がスポンジ層で極度に悪くなる
ため、ウェイトアップ直後のローラ表面温度の低下が少
なく、従来、どうしても解決できなかったウェイトアッ
プ時の定着性低下を防止することができた。
即ち、表面層における熱伝導率が、スポンジ層のように
ローラ内部層における熱伝導率よシも大きいことによっ
て熱効率を向上させ、熱を加熱ローラ表面の温度の均一
化に作用せしめることができる。
さらにスポンジ層のように、ローラ内部)dの弾性率が
表面層のものよシも大きいため、加熱ローラ表面に対し
て大きな圧接部を安定した状態で形成することができる
。依って、加熱ローラの熱伝導に即応できると共に加熱
ローラ表面温度を確実に保証できるといったよシ好まし
い効果も実施例中の例では奏せられている。
さらに、上記の如くローラを製造するため、ゴム使用量
が約1/2以下となシ省資源、コスト・ダウンに貢献す
ることができた。
又、加圧ローラと定着ロー20当接圧を少なくして、大
きく均一な圧接部をとれるため、駆動のためのトルクも
少なくでき、さらには、ゴムローラの圧縮永久歪による
整置も少なくできた。
さらに本発明者はさらに好塘しい実施列を得るために実
験を行ったところ、以下の要件を満たしているものはさ
らに好!J[2いことを見出した。
シリコーンスポンジ単層でローラを形成して定着に用い
た時、その気泡のために定着の良好な部分と定着のよく
ない部分がつくられることがあるので好ましくなく、表
面平滑性を有していることが好ましいとわかった。つま
り、加圧ローラにおける表面層には表面平滑性を有して
いる方がよシフi4度な定着を得られて好ましい。
また、別の観点から表面層の厚みについて、0、3 s
gから5目厚までのシリコーン表面層の厚さ実験を検討
した。この結果厚すぎると、弾性。
復元性に豊むスポンジ層の効果があまシ有効に利用でき
なくなシ、また薄すぎると強度的、そして製造上コスト
猷1となり、また安定性にかけるため、0.01m乃至
2fiの厚さが好ましく、より好ましい範囲は0,5鮎
乃至2−の厚さが適当であシ、さらに好ましくは0.7
〜1■が適当であることがわかつ九(ただし、ロー2−
径が25φに対して)。
これを総合的に池の結果(年配)をも踏まえルト、シリ
コンスポンジ層のような弾性下層の厚さの1以下の厚み
であることが表面の熱良伝導性の層には好ましいことが
わかった。
又、上記加圧ローラの他の実施例としては、シリコンス
ポンジ層を形成する為にはスポンジのチューブをかぶせ
る方法だけでなく、一般的な芯金のまわシにゴムをつけ
発ぼりさせ、その後加流させる方法であってもよい。
を同時に形成してもよいしシリコーンゴムのチューブを
かぶせた後それt金型に入れ、インジェクション方式に
よりNVR(低温加硫型)シリ2コーンゴムをスポンジ
層と金型の間に流し込んでもよい。この場合、金型の離
型面の精度によル仕上げ研賠の必要もなく大景生肢向き
である。
加圧ローラとしては基体上にシリコーンスポンジ層や弗
素ゴムからなる多孔質層の様な熱伝導性が比較的悪く弾
性復元力に豊むものからなる弾性層、そして薄層のシリ
コーンゴムなどの熱伝導性耐熱層をその表面に設け、複
数層構造である回転体であれば良い。これに依って低接
触圧で均一な一定のニップ巾(圧接力)を形成すること
ができる。
尚、上記加熱定着ローラlや定着−一うl、の表面に設
けられる表面離型性物質は設けなくても良いが、オフセ
ット防止のためには設けた方が好ましい。この材料とし
ては、4弗化エチレン、FEP樹脂、PFA樹脂等の弗
素樹脂或いはシリコーン系の樹脂やゴム材等が適してい
る。
上記第1図、第2図の説明では説明しなかったが定着ロ
ーラと加圧ローラとの圧接力は加圧ローラの変形量が大
きいため、その圧接部における熱効率が極めて好ましい
ため小さいものでよいが、耐久性を向上させる目的で、
未定着画像のような被定着物を定着する際又は紙のよう
な記録材を通過搬送する際定着、加圧ローラ間にかかる
全圧力が20Kg以下であることが好ましい。このこと
は紙シワを防止するためにも効果的な構成となっている
以上の如く、上記定着装置の如く、薄肉回転体と耐熱性
回転体であって内層にスポンジの如き多孔性の弾性層と
その表面に薄肉のシリコンゴムの如き耐熱性表面層を有
している加熱定着装置を用いることによって両回転体の
相剰的作用が生じ極めてウェイトタイムの短かい理想的
な装置を得ることができ、定着作用時被定着物に対して
均一な加熱定着ができた。
さらに薄肉の回転体を有することで、立上シ時のウェイ
トタイムを大幅に減少せしめることができた。
尚、上記「スポンジ」及び「スポンジ層」なる用語は、
英語でのcettutara tByer (気泡M 
)を意味し、具体的には、気体を含有する気泡を多量に
有するもので、その大部分は、おのおののセルがが独立
で他から隔離されている独立気ip4 f (expa
nded foeeins or 、 expande
d ceLls )である。
しかし、この「スポンジ」としては、互いにセルが通じ
合っている連続気泡(sponge ) f多少含んで
いても、所望の弾性と所望の断熱性が得られていれば本
発明に含まれるものである。
本実施例及び以下のしUにおけるceuut&rLay
e rは大部分、気体(例えば空気やゴム内のふ加物が
気化したもの等)τ含んだ独立気泡からなり、その隔壁
としてシリコンゴム等の樹脂膜を有しているものである
。これは連続気泡よシ独立気泡の方が断熱効果が高く、
弾力に畳み所定圧力τ得やすいという利点がある。
本発明は未定着画像例えば粉体gRヲ紙などの画像支持
材に加熱定膚するための定着装置の構成に関し、従来の
ウェイトタイムを大幅に短縮した新規且つ新歩的な装置
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一笑施例の説明図、第2図は本発明の
他の一実施例の説明図、第3図は本発明の別の一実施し
リの説明図、第4図は第3図の要部説明図、第5図乃至
第7図は夫々本発明に適用できる加熱定着ローラの実施
例の説明図である。 1は加熱定着ローラー、2は加圧ローラー、8はスポン
ジ層、9tよ弾性被検層、rは半径、dは肉厚。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、未定着画像を画像支持材に定着するために該画像支
    持材を挟持する第1.第2の回転体と、該第x、g62
    の回転体を加圧する手段と、少なくとも第1回転体を加
    熱する加熱手段と、 該M2回転体は人血に耐熱性樹脂で構成された第1層と
    第1層の内側に設けられ多数の気体気泡を有する多孔質
    樹脂で構成された第2層を有するととt特徴とする定着
    装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の定着装置において、 −): Ni:第1層はゴム材料からなるゴム層である
    0 3、特許61′1求の範囲第1狽dtj載の定着装置に
    おいて、 上’g己m 2層は弾性ケ有する多孔質樹脂層である。 4、特許請求の範囲第3項記載の定着装置において、 上記第1層は弾性を有する樹脂層である。 5、特許請求の範囲第1項又は第4項記載の定着装置に
    おいて、 上記第2層は独立気泡(expanded celeu
    ear8)を多量に有する気泡層(ceeeuears
    ムyer)である。 6、特許請求の範囲第1項記載の定着装置において、 上記第2層は多孔質樹脂の多孔部分に熱伝導性の低い気
    体を有し、上記第1層の熱伝導率よりも小さい熱伝導率
    を有する。 7、特#!l:請求の範囲第4項記載の定着装置におい
    て、 上記第2層の弾性率は上記第1層の弾性率よりも大きい
    。 8、特許請求の範囲第1.2,3,4,6.7項のいず
    れかに記載の定着装置において、上Nr”、 M 1層
    の厚ざは上記第2層の厚さよ郵小さい。 9、特許請求の範囲第8項記載の定着装置においで ある。 10、特許請求の範囲第5項記載の定着装置において 上記第1層の厚さは上記第2層の厚さより小さい。 11、特許請求の範囲第10項記載の定着装置において 以下である。 12、特許請求の範囲第11項記載の定着装置において 上ni2 M 1 層CD 厚すn O,5mttt以
    上2 mm 以下テろる。 13、特許請求の範囲第12項記載の定着装置において 上記第1層の厚さは0.7緒V上l關以下である。 14、特許請求の範囲第1項記載の定着装置において 上記第1層、第2層は同種類の樹脂からなる0 15、特許請求の範囲第1又は14項記載の定着装置に
    おいて 上記第2回転体は回転中心軸にプライマーを塗布して編
    2層を有し、第2層上に密接して第1 Jfj ’r:
    有している。 16、特許請求の範囲第15項記載の定着装置6におい
    て 」ニロ己ン“ライマー、第1,2層はすべて同釉樹脂か
    らなる。 17、未定着画像を画像支持材に定着するために該画像
    支持材を挟持する第1.第2の回転体と、該第1.第2
    の回転体を加圧する手段と、少なくとも第1回転体を加
    熱する加熱手段と、 第1回転体は薄肉の金84層を有し第2−転体は表面に
    耐熱性4)1脂で構成された第1層と第1層の内側に設
    けられ多数の気体気泡を有する多孔質樹脂で構成された
    第2層を有することを特徴とする定着装置1ffi 。 18  特iVf請求の範囲第17項記載の定着装置に
    おいて 上記第1回転体は両端開放型のほぼ同一径のロー ツで
    ある。 19、特許請求の範囲第17項記載の定石装置にお・し
    )で 上hf4第1第1捧転捧F1夕i径のローラであり、上
    n己金M層の厚δdは−≦d≦荀の関係を満だす。 2、特許請求の範囲第19項記載の定着装置において 上記1’l−色dは3 mm以下である。 2、特許請求の範囲第17項Hr2載の定着装置に■?
    いて 上記第1層を:lゴム44旧からなるゴムj繭である。 2、特許請求の範囲第17項記載の定着装置において 上記第2層は弾性を有する多孔質樹脂層である。 2、特許請求の範囲第22項記載の定着装置において 上iピ%1層11弾性を有する樹脂層である。 2、特許請求の範囲第17項又は第23項記載の定着装
    置において、 上記第2層は独立気泡(expanded ceeeu
    lars )を多量に有する気泡層である。 2、特許請求の範囲第17項記載の定’717装置にお
    いて 上記第2層は多孔質樹脂の多層部分に熱伝導性の低い気
    体を有j〜、上記第1層の熱伝導率よりも小さい熱伝導
    率を有する。 2、特許請求の範囲第23項記載の定着装置において 上記第2層の弾性率は上記第1層の弾性率よりも大きい
    。 2、特許請求の範囲第17項乃至第26項いずれかに記
    載の定着装置において、 上61シ第1層の厚さは上記第2層の厚さより小さい。 2、特許請求の範囲第17項乃至第20項いずれかに記
    載の定着装置uにおいて、 上記第1層、第2層は同種樹脂からなる。 2、特許請求の範囲第17項記載の定着装置において、 −り記第2回転体は回転中心軸にプライマーを塗布して
    第2層を有し、第2層上に密接して第1層を有している
    。 30、  q4j許請求の軛囲第29項−凸1攬の定着
    装置において、 上記プライマー、第1,2層はすべて同種樹脂からなる
    。 31、特許請求の範囲第18項記載の定着装置において
    、 上記第1回転体はローラの投手方向の端部に駆動源から
    の駆動を受けるギアヶ有している。 32、特許請求の範囲第18項記載の定着装置において
    、 上記第1回転体はそのローラ表面に接触し7て駆動倭伝
    達するローラによって回転される。 33、特許請求の範囲第2,4,6,7,14゜21.
    23,25,26,29.30項いずれかに記載の定着
    装置において、 上記第1層はシリコーンゴム層である。 34、特許請求の範囲第33項記載の定着装置において
    、 上記第1層はRTVシリコーンゴムからなる0 35、特許請求の範囲第3.6,7,14,22゜25
    .26.29.30項いずれかに記載の定着装置におい
    て、 上記第2層は、シリコーンゴムを主成分として形成され
    、気体を含有している独立気泡を多数有する気泡層であ
    る。 36、  %許請求の範囲第34.35項いずれかに記
    載の定着装置において、 」二記第2層はTf T Vシリコーンゴムを主成分と
    して形成ちれ、気体を含有している独立気泡を多数有す
    る気泡層である。 37、特け゛「請求の範囲M1項又は第17項記載の定
    着装置において、 上記第1回転体は未定着画像と接触する側にある。 38、特許請求の範囲第17.18,19.20゜31
    .32項いずれかに記載の定着装置・において、 上HIシ第1回転体はその端部を軸受によって支持へれ
    ている。
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