JPS5937422B2 - 密封容器 - Google Patents

密封容器

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Publication number
JPS5937422B2
JPS5937422B2 JP2765881A JP2765881A JPS5937422B2 JP S5937422 B2 JPS5937422 B2 JP S5937422B2 JP 2765881 A JP2765881 A JP 2765881A JP 2765881 A JP2765881 A JP 2765881A JP S5937422 B2 JPS5937422 B2 JP S5937422B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
sealed container
cooled
membrane
container
Prior art date
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Expired
Application number
JP2765881A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57142468A (en
Inventor
清悦 武田
直樹 豊田
幸慈 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority to JP2765881A priority Critical patent/JPS5937422B2/ja
Publication of JPS57142468A publication Critical patent/JPS57142468A/ja
Publication of JPS5937422B2 publication Critical patent/JPS5937422B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は密封容器に係り、特Oこ被冷却物Oこ水を散布
しつつ冷却する加水型真空冷却装置に使用する0こ好適
な密封容器に関する。
真空冷却方法は、真空槽内を減圧することlこより、真
空槽内の被冷却物Oこ付着したまたは被冷却物Oこ含ま
れた水の蒸発潜熱Oこより冷却するものである。
従って、水の付着量か少なく、その表皮か透水しOこく
い塊状物、例えば、人参、きゅうり、トマト等を充分冷
却するためQこは、散水して被冷却物に水分を付加する
8袈かある。
しかし、被冷却物は、一般にダンボール箱やコンテナ等
の容器Oこ納められて流通している。
そのため、従来の加水型真空冷却方法Oこおいて、被冷
却物への水分の付加は、前記容器の外部から散水して行
なをねばならなかった。
このため、容器内の被冷却物全体Oこ散水することか困
難で、加水効果が少なく、被冷却物全体を充分に冷却す
ることができない欠点かあった。
また、前記塊状野菜を充分に冷却するため、長時間Oこ
わたり冷却処理0こ付すると、野菜内部から多量の水分
が蒸発し、その味を損うこと(こなる。
本発明は、前記従来技術の欠点を解消するためOこなさ
れたもので、加水型真空冷却装置において、容器内Oこ
収納された被冷却物全体に散水可能な加水用の密封容器
を提供することを目的とする。
本発明は、密封膜と液体の散布量調整膜との二重膜を取
り付けた孔大が設けられた容器Oこ液体と気体とを封入
し、その容器の内圧と外圧との圧力差Oこより密封膜が
破れるようOこし、封入された液体が一定時間散布され
るように構成されたものである。
本発明Oこ係る密封容器の好ましい実施例を添付図面O
こ従って詳説する。
第1図は、本発明に係る密封容器が、加水型真空冷却方
法Oこ適用された実施例の状態である。
密封容器10は被冷却物12の上に載置され、上部側面
に通気口16が設けられたダンボール箱14に収納され
ている。
このダンボール箱14は、冷却用の真空槽18内に収納
されており、その真空槽18の内部は、ダクト20及び
蒸気捕集用のコールドトラップ22を介して、真空ポン
プ24により減圧できるようOこなっている。
第2図は、本発明に係る密封容器の実施例の斜視図であ
り、そのI−1断面図を第3図Oこ示す。
本実施例において蜜月容器10は、硬質な材料Oこよっ
て内部を空洞Qこし、下側に多数の散数口26が設けら
れた板状に形成されている。
密封容器10の内部は、第3図に示すようOこ仕切り2
8によってほぼ3等分に分動され、各分割部分330こ
水34と空気36が封入されている。
散水口26は、内側に透水性のある不織布または耐水性
クラフト紙等による散水調整膜30と、その外側にビニ
ール等の軟質な材料による不透水性の密封膜32とが設
けられている。
この散水口26は、各分割部分33cこ複数個設けられ
ている。
前述の如く構成された実施例の動作は以下の通りである
真空槽18の内部が真空ポンプ24により減圧されると
、真空槽18内に収納されたダンボール箱14の内部も
通気口16を通して減圧される。
そのため、ダンボール箱14の内部に収納された密封容
器10は、その内部と外部との間に圧力差を生じ、相対
的に圧力が大きくなった密封容器10の内部の空気34
が膨張する。
そして、真空槽18内の圧力が所定の圧力に達すると、
密封膜32は空気36の膨張圧力に抗しきれず破裂し、
水34が散水調整膜30を通して散水口26から流出し
、被令却物12cこ散水される。
散水は、多数の散水口26により行なわれることにより
、被冷却物12全体に及ぶ。
しかも散水が散水調整膜30を介して行なわれるのです
定時間継続し、その間被冷却物12を濡らし続けるので
、被冷却物12はその水の蒸発潜熱番こより充分Oこ冷
却される。
なお、前記実施例においては、被冷却物を均−Oこ散水
するため、密封容器の内部を三つに分割したのであるが
、密封容器自体を小さく分割してダンボール箱内に配置
してもよい。
また、前記実施例では、密封容器の各分割部分の散水調
整膜及び密封膜を全て同じ仕様としたが、各分割部分の
散水調整膜の細孔の孔径を異ならせて、それぞれの散水
時間を変えることができるし、密封膜の厚さを異ならせ
て、それぞれの散水開始圧力を変えることができる。
さらに、前記実施例では、密封容器を硬質材にて形成し
たが、軟質材を用いて形成してもよい。
また、前記実施例では、封入物が水と空気の場合につい
て述べたのであるか、他の液体及び気体を封入しうろこ
とはいうまでもない。
本発明は、上述のように本発明に係る密封容器を真空冷
却が困難な人参、きゅうり、トマト等の塊状物とともに
ダンボール箱等の容器に収納し、真空槽内に収納して減
圧することOこよって密封膜を破り、これら塊状物Oこ
一様に散水して冷却困難な塊状物を短時間、容易、かつ
、充分に冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る密封容器が加水型真空冷却装置O
こ適用された一実施例を示す説明図、第2図は本発明に
係る密封容器の実施例の斜視図、第3図は第2図のI−
l線における断面図。 10・・・・・・密封容器、12・・・・・・被冷却物
、14・・・・・・ダンボール箱、18・・・・・・真
空槽、26・・・・・・散水口、30・・・・・・散水
調整膜、32・・・・・・密封膜、34・・・・・・水
、36・・・・・・空気。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 密封膜と液体の散布量調整膜との二重膜を取り付け
    た散水口が設けられた容器に液体と気体とを封入し、そ
    の容器の内側の圧力と外側の圧力との圧力差Oこより密
    封膜が破れ、内部の液体を放出することを特徴とした密
    封容器。
JP2765881A 1981-02-28 1981-02-28 密封容器 Expired JPS5937422B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2765881A JPS5937422B2 (ja) 1981-02-28 1981-02-28 密封容器

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JP2765881A JPS5937422B2 (ja) 1981-02-28 1981-02-28 密封容器

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Publication Number Publication Date
JPS57142468A JPS57142468A (en) 1982-09-03
JPS5937422B2 true JPS5937422B2 (ja) 1984-09-10

Family

ID=12227022

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JPS57142468A (en) 1982-09-03

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