JPS5937327B2 - 鉄鋼精錬剤 - Google Patents
鉄鋼精錬剤Info
- Publication number
- JPS5937327B2 JPS5937327B2 JP54155465A JP15546579A JPS5937327B2 JP S5937327 B2 JPS5937327 B2 JP S5937327B2 JP 54155465 A JP54155465 A JP 54155465A JP 15546579 A JP15546579 A JP 15546579A JP S5937327 B2 JPS5937327 B2 JP S5937327B2
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- JP
- Japan
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- refining agent
- refining
- present
- cao
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉄鋼精錬剤特に、鉄鋼の脱硫、脱酸用に適した
鉄鋼精錬剤に関する。
鉄鋼精錬剤に関する。
従来、鉄鋼の脱硫、脱酸用精錬剤としては種々提案され
ているが、最近インジェクション処理法において使用さ
れるＣａＯを主体とした粒状体が注目されている。
ているが、最近インジェクション処理法において使用さ
れるＣａＯを主体とした粒状体が注目されている。
例えばＣａＦ２ 、 ＮａＦ 、 Ａ１２Ｓ ｉＦ６．
ＡｌＦ３あるいはＮａ５Ａ７Ｆ６等の助剤をＣａＯに
配合したものまたはこれらの耐吸湿性を向上させるため
に電気炉等で溶融し吹飛ばし急冷した非破砕性を有する
粒状体としたものがある。
ＡｌＦ３あるいはＮａ５Ａ７Ｆ６等の助剤をＣａＯに
配合したものまたはこれらの耐吸湿性を向上させるため
に電気炉等で溶融し吹飛ばし急冷した非破砕性を有する
粒状体としたものがある。
しかしこれら精錬剤の脱硫、脱酸、など溶鋼の精錬能力
においては未だ充分でなく、その精錬剤の脱硫、脱酸効
率は２０〜３０係程度に過ぎず、製鋼コストの低減を図
るうえからも精錬効果の大きい精錬剤の開発が要望され
ている。
においては未だ充分でなく、その精錬剤の脱硫、脱酸効
率は２０〜３０係程度に過ぎず、製鋼コストの低減を図
るうえからも精錬効果の大きい精錬剤の開発が要望され
ている。
本発明の第１の発明は、ＣｅＦ３２〜１０重量係を含有
するＣａＯを主体とする鉄鋼精錬剤、第２の発明はＣｅ
Ｆ ３２〜１０重量係重量性し、しかもＣａＯ粒子の
表面にＣｅ Ｆ ｓが融着凝固した粒状体よりなる鉄鋼
精錬剤である。
するＣａＯを主体とする鉄鋼精錬剤、第２の発明はＣｅ
Ｆ ３２〜１０重量係重量性し、しかもＣａＯ粒子の
表面にＣｅ Ｆ ｓが融着凝固した粒状体よりなる鉄鋼
精錬剤である。
まず本発明の第１発明から説明する。
本発明の主剤であるＣａＯは鉄鋼精錬の有効成分として
優れていることは良（知られている。
優れていることは良（知られている。
また、ＣｅＦ３はいわゆる稀土類元素のひとつであるＣ
ｅを含有するものであり、溶鋼中の不純物である硫黄、
酸化物との親和力が太き（その除去効果が優れており、
その比重が溶鋼に近いことから溶鋼中での反応時間が充
分保持されるために精錬効果向上のための助剤としては
好適である。
ｅを含有するものであり、溶鋼中の不純物である硫黄、
酸化物との親和力が太き（その除去効果が優れており、
その比重が溶鋼に近いことから溶鋼中での反応時間が充
分保持されるために精錬効果向上のための助剤としては
好適である。
本発明の精錬剤に含有されるＣｅＦ３の含有量は、２〜
１０重量係重量性であり、２重量係未満においては顕著
な精錬効果が得られないし、１０重量係を超えると、そ
れ以上の精錬効果を期することが難しいこと、および生
産コストの増加を招来することになるので不利である。
１０重量係重量性であり、２重量係未満においては顕著
な精錬効果が得られないし、１０重量係を超えると、そ
れ以上の精錬効果を期することが難しいこと、および生
産コストの増加を招来することになるので不利である。
また、本発明の精錬剤はＣｅ Ｆ ３を２〜１０重量係
重量性することに特徴があり、そのために、ＣａＦ
ＡｔＦ ＮａＦ’、Ｎａ２ＳｉＦ６ あるいは２ ツ
３９ Ｎａ２ＡｔＦ６等の融剤と共に存在していたとしても何
ら、本発明による精錬剤の効果を妨げるものではない。
重量性することに特徴があり、そのために、ＣａＦ
ＡｔＦ ＮａＦ’、Ｎａ２ＳｉＦ６ あるいは２ ツ
３９ Ｎａ２ＡｔＦ６等の融剤と共に存在していたとしても何
ら、本発明による精錬剤の効果を妨げるものではない。
本発明による精錬剤を製造するには、生石灰とＣｅＦ３
とを２〜１０重量俸含有する様に配合する。
とを２〜１０重量俸含有する様に配合する。
次にこれをＩＴｒｒｒｎ以下の粒度に調整し単なる混合
物とし精錬剤とする。
物とし精錬剤とする。
次に第２発明の精錬剤について説明する。
第２発明はＣｅ Ｆ ３２〜１０重量係重量性し、しか
もＣａＯ粒子の表面にＣｅＦ３が融着凝固した粒状体よ
りなる精錬剤である。
もＣａＯ粒子の表面にＣｅＦ３が融着凝固した粒状体よ
りなる精錬剤である。
ＣｅＦ３はその融点が１３００℃前後であるのでＣａＯ
粒子の表面にそれを融着凝固させた粒状体を容易に得る
ことができる。
粒子の表面にそれを融着凝固させた粒状体を容易に得る
ことができる。
更に精錬効果面でもＣｅの化学活性度とあいまって溶鋼
中の脱硫、脱酸を促進するために有効である。
中の脱硫、脱酸を促進するために有効である。
本発明においてＣｅ Ｆ ３が２重量係未満では、顕著
な精錬効果、および耐吸湿性に優れた精錬剤を得ること
はできないし１０重量係を超えると、ＣａＯ粒子の表面
に融着するＣｅＦ３の量が過度となり、球形に近い均一
な粒状体を得ることが困難であると同時にそれ以上の精
錬効果が期待出来ずまたコスト的に不利である。
な精錬効果、および耐吸湿性に優れた精錬剤を得ること
はできないし１０重量係を超えると、ＣａＯ粒子の表面
に融着するＣｅＦ３の量が過度となり、球形に近い均一
な粒状体を得ることが困難であると同時にそれ以上の精
錬効果が期待出来ずまたコスト的に不利である。
本発明品を製造するには第１発明のようにＣｅＦ３と生
石灰、石灰石、消石灰などのＣａＯ源とを混合し、その
混合物中にＣｅＦ３が２〜１０重量係含有するように配
合し、粒度１問以下に調整＊＊する。
石灰、石灰石、消石灰などのＣａＯ源とを混合し、その
混合物中にＣｅＦ３が２〜１０重量係含有するように配
合し、粒度１問以下に調整＊＊する。
次いでこれをロータリーキルンなどの加熱装置に供給し
１２００〜１３５０℃の温度で焼成する。
１２００〜１３５０℃の温度で焼成する。
得られたものはＣａＯ粒子の表面にＣｅＦ３が融着凝固
した粒状体とする。
した粒状体とする。
これは第１発明の単なる混合物に比べて耐吸湿性がさら
に向上するという利点がある。
に向上するという利点がある。
次に本発明を実施例により説明する。
実施例
１ｒＩｒｒｎ以下の粒度に調整した生石灰（Ｃａ０９７
％）１００重量係にＣｅＦ３（工業用ＣｅＦ３９９％）
１０重量係を配合し充分混合し、この混合物を精錬剤（
１）とし、一方この混合物をガス専焼ロータリーキルン
に供給し、１３００〜１３５０℃の温度で焼成した。
％）１００重量係にＣｅＦ３（工業用ＣｅＦ３９９％）
１０重量係を配合し充分混合し、この混合物を精錬剤（
１）とし、一方この混合物をガス専焼ロータリーキルン
に供給し、１３００〜１３５０℃の温度で焼成した。
得られた焼成物の粒度は１ｒｒｒｒｎ以下であった。
これを精錬剤（２）とした。また精錬剤（１）および（
２）の化学組成は第１表に示す通りであるが、精錬剤（
２）の方が消化速度が小さく耐吸湿性に優れていること
が認められた。
２）の化学組成は第１表に示す通りであるが、精錬剤（
２）の方が消化速度が小さく耐吸湿性に優れていること
が認められた。
次に上記した本発明による精錬剤（１）および（２）を
１６００℃の温度に保持された溶鋼１０に７に対しアル
ゴンガスと共ＫＯ１５重量係重量上、１０分間処理した
ところ第２表に示すように本発明による精錬剤は、脱硫
、脱酸など精錬能力に優れていることを認めた。
１６００℃の温度に保持された溶鋼１０に７に対しアル
ゴンガスと共ＫＯ１５重量係重量上、１０分間処理した
ところ第２表に示すように本発明による精錬剤は、脱硫
、脱酸など精錬能力に優れていることを認めた。
比較のためにＣａＦ２５％含有させたＣａＯ焼結精錬剤
を用いた結果を第２表に併せて記載した。
を用いた結果を第２表に併せて記載した。
本発明による精錬剤は従来の精錬剤に比較し、精錬能力
において優れているために高級鋼を得るためにきわめて
適当であり、製鋼コストを低減させるのに寄与するもの
である。
において優れているために高級鋼を得るためにきわめて
適当であり、製鋼コストを低減させるのに寄与するもの
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ＣｅＦ３２〜１０重量係を含有したＣａＯを主体と
する鉄鋼精錬剤。 ２ ＣｅＦ３２〜１０重量係を含有し、しかもＣａＯ粒
子の表面にＣｅＦ３が融着凝固したものからなる鉄鋼精
錬剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54155465A JPS5937327B2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | 鉄鋼精錬剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54155465A JPS5937327B2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | 鉄鋼精錬剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5677315A JPS5677315A (en) | 1981-06-25 |
| JPS5937327B2 true JPS5937327B2 (ja) | 1984-09-08 |
Family
ID=15606637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54155465A Expired JPS5937327B2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | 鉄鋼精錬剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5937327B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113234896A (zh) * | 2021-05-13 | 2021-08-10 | 郑州东升冶金新材料有限公司 | 氟铝化渣剂制备方法 |
-
1979
- 1979-11-30 JP JP54155465A patent/JPS5937327B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5677315A (en) | 1981-06-25 |
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