JPS5937179B2 - 自動組付装置 - Google Patents

自動組付装置

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JPS5937179B2
JPS5937179B2 JP6966877A JP6966877A JPS5937179B2 JP S5937179 B2 JPS5937179 B2 JP S5937179B2 JP 6966877 A JP6966877 A JP 6966877A JP 6966877 A JP6966877 A JP 6966877A JP S5937179 B2 JPS5937179 B2 JP S5937179B2
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door
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floating
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博和 島武
芳一 伊藤
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は製品本体に部品を、たとえば自動車車体にドア
−を、自動的に組付ける自動組付装置に関する。
従来から切削加工或いは研削加工された製品本体に対す
る切削、研削加工部品の自動組付は広く行なわれている
が、研削、切削加工品に比較して板金加工品は、プレス
加工時のスプリングバックや溶接加工時の歪等のため、
加工誤差が比較的大きく、また位置決めが困難である等
の理由から、板金加工品の自動組付は、例えばマルチス
ポット溶接機、自動アーク溶接機等による場合を除いて
はあまり普及されていなかつた。
特に自動車車体にドア−を組付ける場合については、ド
ア−オープニング部とドア−周縁部との隙間、段差を一
定に保つための位置調整をしながら、前記組付けを行な
う必要があるため、ドア−の組付作業の自動化は困難で
あつた。本発明は以上のような点に鑑みなされたもので
あり、切削あるいは研削加工品に比較して比較的製作誤
差の大きい製品本体に板金加工等の部品を位置調整しな
がら正確に組付ける作業を自動的に行なうことを目的と
するものであり、製品本体を固定して、該製品本体への
部品組付部位を所定位置に位置決めする治具と、前記所
定位置に対向して前進および後退できる装置本体と、装
置本体の後退位置において前記製品本体に組み付ける部
品を受け取り、前記部品組立部位に対向させて保持する
フイクスチヤーと、該フイクスチヤーを前記製品本体に
浮動状態で支持するフローディング機構と、このフロー
ティング機構を拘束し、かつ前記部品受け取り後に作動
して前記拘束を解除するロケート手段と、装置本体の前
進途上で製品本体に係合してフイクスチヤ一を位置決め
する別の口ゲート手段と、装置本体が最前進したときに
作動して前記製品本体へ、前記部品を組み付けるボルト
等の自動締め付装置とを備えることを特徴とする自動締
め付け装置を提供するものである。
以下図面に基いて本発明に係る自動組付装置を自動車車
体の組立ラインにおける車体に、あらかじめヒンジのセ
ツトされたドア一の該ヒンジを車体側方からボルト締め
して組付ける作業に適用した場合について説明する。第
1図は本実施例に係る自動組付装置の概略の構造を示す
斜視図であるが、煩雑さを避けるためボルト等の自動締
め付け装置は省略してある。第2図は自動組付装置の正
面図、第3図はその側面図である。第1図ないし第3図
において、車体1は位置ぎめ治具2によつて車体の組立
ラインの所定の位置に位置決め固定される。自動組付装
置の装置本体10の下端はベース3に設けたスライドレ
ール4上に摺動可能に嵌合しており、ベース3には装置
本体10をX方向(車体の巾方向)に移送するシリンダ
5が取付けられ、装置本体10は該シリンダ5のピスト
ンロツドに連結されている。装置本体10にはフローテ
イング機構30Aおよび30Bが設けられている。該フ
ローテイング機構30Aはドア一をバキウムカツプ等に
て固定した後述するフイクスチヤ一40を連結部材を介
して昇降させて定位置に保持する機能と、微かな力によ
り微昇降させうる機能を持つたバランスシリンダ装置(
例えば市販のシリンダポジシヨナ一付エヤーシリンダ)
20と該バランスシリンダ装置20のピストンロツド2
1とフイクスチヤ一40とを連結する連結部材とからな
り、該連結部材は次のように構成する。すなわち、装置
本体10の上部に2組のブラケツト12A,12A;お
よび12B,12Bを固設し、該ブラケツト12Aには
その先端部に1本の固定軸13を取付け、また前記ブラ
ケツト12Bには1本の回転軸14をベアリングを介し
て回転可能に取付け、一方ピストンロツド21の先端に
は鎖22の一端が連結されており、鎖22の他端部は鎖
歯車23に巻きつけられその先端が連結される。鎖歯車
23は前記の回転軸14にキー等によつて固定されてお
り、回転軸14にはさらに2つの歯数の等しい鎖歯車2
4がキー等によつて固定され、それぞれの鎖歯車24に
は鎖25の一端部が巻きつけられ、その先端が連結され
固定軸13に回転可能に嵌合している鎖歯車26を経由
し、その他端はそれぞれフイクスチヤ一40の上部に取
付金具42を介して装着したばね27に連結している。
以上述べたフローテイング機構30Aに加え、後述する
フローテイング機構30Bを垂直方向に固定させるため
、装置本体10の両外側面にシリンダ11をX方向に固
設し、該シリンダ11のピストンロツド11Aの先端部
を口ゲートピン11Bとする(第7図)。
フイクスチヤ一40はアングル等より構成され、中央に
フイクスチヤ一取付用のブラケツト41が固設され、該
ブラケツト41を後述するフローテイング機構30Bに
連結する。フイクスチヤ一40の車体側の面および前記
ブラケツト41の装置本体側の面は正確な平行面として
加工して後述の各種のコマ等を設置する際のベースとす
る。またこのフイクスチヤ一40には車体側の前記ベー
スに対しドア外板面、ドア外縁、およびドアサツシユ部
を所定位置に位置決めするコマ43と、このコマにドア
一を固定するための図外のクランプ機構を設ける他、中
央部にはドアを前記クランプ機構の解放後においてもコ
マ43に確実に保持可能な吸引力を有するバキウムカツ
プ44と、前記ベース面を車体のドアオープニング部に
対し正確な位置にガイドして位置決めする第1の位置決
め手段、たとえば第10図に示すような先端部を円錐状
とし、中央部をたとえば、フロントピラー1Aに設けら
れた口ゲート穴1Cに対応して円柱状に形成した上下1
対の口ゲートピン45と、更にドア一組付時にドア一外
縁とドア−オープニング部との間隙H1段差をそれぞれ
規制するための第2の位置決め手段、たとえば口ゲート
片46とを設ける。尚前記コマ43の詳細形状および前
記クランプ機構については、板金組立治具、検査ゲージ
等で一般に知られているので図示を省略する。第4図は
フローテイング機構30Bの一例を示す一部断面を表示
した側面図、第5図はフローテイング機構30Bの各構
成部品の詳細を示す斜視図、第6図はフローテイング機
構30B0)X軸回りの回転調整機構の説明図である。
第4図ないし第6図において、フローテイング機構30
Bは固定板16、第1遊動子31、第2遊動子32、遊
動板33、軸34、2本の水平ピン35、2本の垂直ピ
ン36および後述する回転調整機構、フイクスチヤ一取
付部(第8図)より成つている。固定板16は装置本体
10に固定され、装置本体10に固定された面と反対の
面には2個のブラケツト16Aが垂直に取付けられ、各
ブラケツト16Aには上下に各2個計4個の孔16Bが
穿孔されている。また固定板16の上方および下方には
各2個宛計4個のばね箱16Cが設けられ、ばね箱16
Cには孔16Dが穿孔され孔16Dにはばね押棒16E
1ばね16Fが嵌装されている。第1遊動子31には上
方およ得下方に各2個宛計4個のホルダー31Aが設け
られ、各ホルダー31Aには、第1遊動子31が前記水
平ピン35に対し摺動自在となるように、水平方向に孔
31Bが穿孔されている。また各ホルダー31Aには垂
直ピン用の固定板31Cが固定され各固定板31Cには
前記垂直ピン36を通す孔31Dが穿孔されている。第
1遊動子31は、固定板16の2個のブラケツト16A
の間に挿入され孔16Bと孔31Bとが芯合わせされた
後2本の水平ピン35が各孔16B,31Bに挿入され
ることにより、固定板16に取付けられる。
水平ピン35はブラケツト16Aにキー16Gによつて
固定される。各ホルダー31Aの外側面間の水平方向の
寸法を11とし、各ブラケツ口6Aの内法寸法を12(
第5図)とすると、(12−11)の寸法は車体1のY
方向(第1図参照、車体の長手方向)の位置決め誤差、
ドアオープニングのY方向の製作誤差等の総和を相当に
上廻る値に余裕を以つて設定するのが好ましく、たとえ
ば、5關と設定した場合は、第1遊動子31はY方向に
5mmの自由度をもつことになるから、フイクスチヤ一
40を少くともY方向に5mm自由に移動させることが
できる。第2遊動子32には、上方および下方に各2個
宛計4個のホルダー32Aが設けられ、各ホルダー32
Aには、第2遊動子32が垂直ピン36に対し摺動自在
となるように、垂直方向に孔32Bが穿孔されている。
なお、固定板16および第1遊動子31の中央部には後
述するベアリングケース32Cの外径より大きな円孔を
設ける(第4図)3第2遊動子32の中央部の円孔32
Eには円筒状のベアリングケース32Cが内接してX方
向に固設され、ベアリングケース32Cの両端部および
前記円孔32Eにはベアリング32Dをそれぞれ装着す
る(第4図)。第2遊動子32は第1遊動子31の2個
の垂直ピン固定板31Cの間に挿入され、孔31Dと孔
32Bとが芯合わせされた後、2本の垂直ピン36が孔
31D,32Bに挿入されることによつて第1遊動子3
1に取付けられる。垂直ピン36はキー31Eによつて
第1遊動子31の垂直ピン固定板31Cに固定される。
各ホルダー32Aの上下面間の垂直方向(Z方向)の寸
法を13(第5図)とし垂直ピン固定板31Cの内法寸
法を14とするとき、(14−1,)の寸法設定につい
ては前述した(12−11)の寸法の設定要領と、方向
が変つた他は同様であるので説明は省略する。第4図に
示すように遊動板33の中央にはボルト等により軸34
Aが取付けられている。
軸34は第2遊動子32のベアリングケース32Cのベ
アリング32Dに挿入され、回転可能に嵌合した状態で
軸端部にはナツト34Aをねじ込み同軸およびベアリン
グ32Dの抜け止めとする。遊動板33の第2遊動子3
2側の面には上部にストツパ一33A1下部にストツパ
一33B(第4図、第6図)が取付けられ、また左右両
側には前記したフイクスチヤ一固定用のシリンダ11に
対応する位置に嵌合プロツク33Cが設けられ、嵌嵌合
プロツク33Cにはそれぞれ前記シリンダ11の口ゲー
トピン11Bを挿入する嵌合孔33Dが穿孔されている
ストツパ一33Aは前記したばね箱16Cの孔16Dに
嵌装された2個のばね押棒16Eのそれぞれの端部と当
接し、ストツパ一33Bも同様2個のばね押棒16Eの
それぞれの端部と当接するように回転調整機構として構
成し、この回転調整機構は遊動板33がX軸回りの拘束
トルクを受けて回転した際、この回転を円滑化するとと
もに、前記拘束力の解放後に遊動板33を原位置に復帰
させるように作動する。遊動板33の他面の四隅はフイ
クスチヤ一取付部となつている。第8図はフイクスチヤ
一取付部すなわちフイクスチヤ一40の中央部のブラケ
ツト41と遊動板33との弾性的な締結構造の詳細を示
した図である。第4図ないし第8図において、フイクス
チヤ一取付部は当板33E1可撓環33F1ブツシユ3
3G1ピン33H1ナツト′3311ばね33J1取付
ボルト33Kより成つている。
遊動板33の四隅に固着したホルダー33Mに穿孔され
た孔33Lにはゴム等の可撓物でできた可撓M33Fが
嵌合し、可撓管33Fにはブツシユ33Gが凹凸面によ
つて固定され、さらにブツシユ33Gにはピン33Hが
遊嵌している。ピン33Hの一端はナツト331で止め
られ、他端は本体よりも大きい径に段付で削られており
、当該段付部分の端面とブツシユ33Gとの間にはばね
33Jが弾装されている。ピン33Hの前記他端には、
フイクスチヤ一40のブラケツト41が取付ボルト33
Kによつて取付けられている。以上でフローテイング機
構30Bの第1実施例に関する構成説明は終了する。第
9図はフローテイング機構30Bの第2の実施例の要部
を示した断面図である。
同図において、フローテイング機構30Bは装置本体1
0に固設した固定板16、遊動板33とこれらの間に配
設した適当数の可撓円筒37、自在継手38より成つて
いる。可撓円筒37はゴム等の可撓物より成る円筒37
Aと、該円筒37Aの両端部に一体的に構成されたフラ
ンジ37Bとよりなり、フランジ37Bの一方は固定板
16に、他方は遊動板33に取付けられている。自在継
手38は両端に球面38Aを持つ軸38Bと該球面に嵌
合する2個の軸受38Cとよりなり、軸受38Cの一方
は固定板16に、他方は遊動板33に固定されている。
固定板16には前記の第1の実施例の場合と同様、それ
ぞれ4個のばね受箱16C1孔16D1ばね押棒16E
、ばね16Fが設けられ、また遊動板33においてもス
トツパ一33A,33B1嵌合プロツク33C1嵌合孔
33Dが設けられており、フイクスチヤ一のブラケツト
41と遊動板33との弾性的な締結構造も第8図に示す
前記構造と変るところはない。第10図はドア一が車体
に自動締付装置により装着されつつある状態を示す説明
図であるが、本図および第2図において50はボルト等
の自動締付装置であり、この自動締付装置はベース3の
コラム51に固設され、ドア一のオープニング部への位
置決め終了後に、たとえば6本のボルトをそれぞれフレ
キシブルフイードホース52を介して各エアツール53
(本例の場合は計6基)に供給する自動供給装置54と
、フイクスチヤ一40の側部に設けられた3基1組のエ
アツール53(第10図は煩雑さを防ぐため1基のエア
ツールを省略して書いている。
)2組とから構成されるものである。また前記エアツー
ル53はエアモータおよび駆動軸側の構成部を装置本体
10の側面に固設したエアシリンダのピストンロツドに
連結してY方向に往復動可能に設けると共に可撓継手等
を介してフイクスチヤ一側に装着したエアツール53の
先端部のランナーに動力を伝達するようにしてもよく、
更に、前記先端部のボルトチヤツクホールダ一55を多
少の首振り運動ができるように該ボルトチヤツクホール
ダ一の基部に弾性部材を介装せしめて構成することによ
り、たとえばフロントピラー内側に設けられたドア一取
付用のナツトと前記ボルトとの芯ずれを吸収することも
可能であることは明らかである。次に以上説明した自動
組付装置の実施例により、車体1にドア−6を組付ける
作業を工程を追つて説明する。
(1)図示していないドア一送り込み装置によりドア−
6がフイクスチヤ一40の前面に送り込まれる。
(2)送り込まれたドア−6を前記コマ43に合わせて
位置ぎめしクランプ機構により確実に固定する。
この工程で、ドア−6はフイクスチヤ一40の前記ベー
スを基準面として位置決めされたことになる。(3)位
置決め固定されたドア−6をバキウムカツプ44によつ
て強力に吸引する。
次に前記クランプ機構を解放する。この解放は後述する
ドア一組付の際前記クランプ機構が車体のドア−オープ
ニング部に干捗するのを防止するために行なうものであ
る。(4)装置本体10がシリンダ5によつてX方向に
前進を始める。
前進の途中において、フイクスチヤ一固定用シリンダ1
1のピストンが後退し、フイクスチヤ一固定用の口ゲー
トピン11Bが嵌合孔33Dから抜かれて、フローテイ
ング機構30Bの装置本体10に対する拘束が解除され
る。しかしながらバランスシリンダ装置20は負荷の変
動があつても、前記連結部材を介して定められたフイク
スチヤ一40の垂直位置を保つポジシヨナ一としての機
能を持つているため、フイクスチヤ一40は所定の高さ
に保たれ(5)装置本体10が前進しドア−6が車体1
のドア−オープニング部に近接すると、この状態を図外
のリミツトスイツチ又は光電管等の検知器で検出し、こ
の検出信号により、たとえば作動流体回路のバランスシ
リンダ制御用の匍脚弁が切り換わり、前記バランスシリ
ンダ装置20はピストンロツド21にかかる微かな負荷
の変動に応答して、この負荷の方向にピストンを微かに
移動させることができるようにセツトされる。したがつ
てフイクスチヤ一40は前記したフローテイング機構3
0Aの連結部材およびフローテイング機構30Bを介し
て三次元方向に微かな外力により移動可能の状態となる
。(6)さらに装置本体が前進し、フイクスチヤ一40
に取付けられている上下2個の口ゲートピン45が第1
0図に示す車体1のフロントピラー1Aに設けられた口
ゲート孔1Cに挿入され始める。
この際口ゲートピン45のテーパー部と口ゲート孔1C
との作用により、フイクスチヤ一40はフローテイング
機構により、X方向、Y方向、Z方向の微少な位置調整
、X軸まわりの微少回転、Z軸、Y軸まわりの微少角度
の調整が行なわれ、結局フイクスチヤ一40は、車体1
の口ゲート孔1Cを基準として、X,Y,Z方向に位置
ぎめされる。(7)さらにフイクスチヤ一40の前進に
伴つて、ドア一外縁に外接した口ゲート片46(第10
図)がドア−オープニング部のX方向のパネル面63に
接しながら挿入されるため、ドア一外縁と前記パネル面
との正規の間隙、たとえば図示のHに対応して設定され
た該口ゲート片46の厚み(Y方向寸法)により前記間
隙を更に正確に規制することができる。
(8)次にシリンダ5のピストンロツドが停止しフイク
スチヤ一40は静止する。
なお、このピストンロツドの前記停止位置はドア−オー
プニング部を基準にすると多少変動するが、前述した構
成に係るばね33Jの伸縮により前記変動は吸収される
。さらにシリンダ5のエアクツシヨン部の長さを長くす
る等の手段により、シリンダ5のピストン前進ストロー
クの後段、すなわちフイクスチヤ一40が車体に近づい
た状態におけるピストン速度を減少させることが望まし
(9)次に前述したボルトの自動締付装置50が作動し
てドア−6を車体1に装着する。すなわち6本のボルト
カ巾動供給装置54からフレキシブルフイードホース5
2を通してそれぞれのエアツール先端部のボルトチヤツ
クホールダ一55に供給され、チヤツクされるとナツト
ランナ一が前進し、前記ボルトの頭部をとらえ、ドア一
に予めセツトされたドア−ヒンジ61およびフロントピ
ラー1Aのボルト孔を通して前記ボルトをフロントピラ
ー1Aの内側に設けられたナツト60に締結する(第1
0図)。次にバキウムカツプ52のバキウムが切れ、フ
イクスチヤ一40からドア−6が離れる。この過程にお
いてバランスシリンダー装置20の上側シリンダー室に
かかる作動流体の圧力をフイクスチヤ一40の重量のみ
を支えるように減圧させれば、フイクスチヤ一40のZ
方向の移動を防止することができる。(代)装置本体1
0はシリンダ5の作用により後退して前記(1)項に記
載したドア一送り込みの位置で停止する。
この過程においてフイクスチヤ一固定用シリンダ11に
加圧流体が導入され該ジリンダ11のピストンが前進し
、口ゲートピン11Bが嵌合孔33Dと嵌合してフイク
スチヤ一40のZ方向、Y方向の動きを規制する。以上
で車体1に対するドア−6の組付のサイクルは終了する
。以上の実施例は、本発明に係る自動組付装置を自動車
の組立ラインにおける車体とドア一の組付作業について
実施した場合について述べたが、本発明は車体にドア一
以外のメタルパーツあるいは犠装部品を組付ける場合に
も有効に実施できることは明らかであり、さらにまた本
発明は切削あるいは研削加工品に比較して製作誤差の大
きい製品本体に対して板金加工品等の部品を自動的に位
置調整をしながら正確に組付ける作業に広く実施できる
ものである。
本発明は以上詳細に説明したことから明らかなように自
動車車体にドア一を組付けるに際して、従来自動化が困
難であつたドア−オープニング部とドア一周縁部との隙
間および車体外板とドア一外板との段差の位置調整作業
と、前記組付作業とを同時に自動化した点において特に
顕著な効果を有するのみならず、本発明を広く板金部品
、犠装部品等の組立に適用することにより、製作誤差、
位置ぎめ誤差等により必要となる位置調整作業と前記部
品の組付作業とに係る工数を大巾に低減できると共に組
付精度向上を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動組付装置の全体の構造を示す
斜視図、第2図はその正面図、第3図はその側面図、第
4図はフローテイング機構30Bの一例を示す一部断面
表示した側面図、第5図はその部品の詳細を示す斜視図
、第6図は第4図の−線に沿つた回転調整機構に関する
一部断面表示をした説明図、第7図は装置本体10側の
口ゲートピンと遊動板33の嵌合プロツクとの係合状態
を示す説明図、第8図はフイクスチヤ一取付部、すなわ
ちフイクスチヤ一40の中央部ブラケツト41と遊動板
33との弾性的な締結構造の一部断面を含む説明図、第
9図はフローテイング機構30Bの別の実施例を示す要
部断面図、第10図はドア一の車体への組付状態図であ
る。 1・・・・・・車体、2・・・・・・位置ぎめ治具、3
・・・・・・ベース、4・・・・・・スライドレール、
5・・・・・・シリンダ、6・・・・・・ドア一、10
・・・・・・装置本体、11・・・・・・シリンダ、1
1B・・・・・・口ゲートピン、16・・・・・・固定
板、20・・・・・・バランスシリンダ装置、27・・
・・・・ばね、30A,30B・・・・・・フローテイ
ング機構、31・・・・・・第1遊動子、32・・・・
・・第2遊動子、33・・・・・・遊動板、34・・・
・・・軸、35・・・・・・水平ピン、36・・・・・
・垂直ピン、37・・・・・・可撓円筒、38・・・・
・哨在継手、40・・・・・・フイクスチヤ一、41・
・・・・・ブラケツト、43・・・・・・コマ、44・
・・・・・バキユームカツプ、45・・・・・・口ゲー
トピン、50・・・・・伯動締付け装置、52・・・・
・・フレキシブルフイードパイプ、53・・・・・・エ
アツール、55・・・・・・ボルトチヤツクホルダ一6
1・・・・・センジ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 製品本体を固定して該製品本体への部品組付部位を
    所定位置に位置決めする治具と、前記所定位置に対向し
    て前進および後退できる装置本体と、装置本体の後退位
    置において前記製品本体に組付ける部品を受け取り前記
    部品組付部位に対向させて保持するフイクスチヤーと、
    該フイクスチヤーを前記装置本体に浮動状態で支持する
    フローティング機構と、このフローティング機構を拘束
    し、かつ、前記部品の受取後に作動して前記拘束を解除
    するロケート手段と、装置本体の前進途上で製品本体に
    係合してフイクスチヤーを位置決めする別のロケート手
    段と、装置本体が前進動作を完了したときに作動して前
    記製品本体へ前記部品を組み付けるボルト等の自動締め
    付け装置とを備えることを特徴とする自動組付装置。 2 フローティング機構が部品を保持したフイクスチヤ
    ーをほぼ定位置に保持すると共に微少な外力により微移
    動させるように構成したバランスシリンダ装置をそなえ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動組
    付装置。 3 製品本体が自動車車体であり、部品がドアーである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記
    載の自動組付装置。
JP6966877A 1977-06-13 1977-06-13 自動組付装置 Expired JPS5937179B2 (ja)

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