JPS5936926B2 - 低比重ポリウレタン発泡体の製造方法 - Google Patents
低比重ポリウレタン発泡体の製造方法Info
- Publication number
- JPS5936926B2 JPS5936926B2 JP51118037A JP11803776A JPS5936926B2 JP S5936926 B2 JPS5936926 B2 JP S5936926B2 JP 51118037 A JP51118037 A JP 51118037A JP 11803776 A JP11803776 A JP 11803776A JP S5936926 B2 JPS5936926 B2 JP S5936926B2
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- specific gravity
- polyurethane foam
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なポリウレタン発泡体の製造方法に関する
ものであり、特に低比重のポリウレタン発泡体を得んと
するものである。
ものであり、特に低比重のポリウレタン発泡体を得んと
するものである。
一般に、プレポリマー法によるポリウレタン発泡体はポ
リオール類に有機イソシアネートを反応せしめてプレポ
リマーを生成し、このプレポリマーに有機イソシアネー
ト、触媒及び少量の水等を添加反応せしめることにより
得ているものである。
リオール類に有機イソシアネートを反応せしめてプレポ
リマーを生成し、このプレポリマーに有機イソシアネー
ト、触媒及び少量の水等を添加反応せしめることにより
得ているものである。
然しながらその比重は０．０１５以上のものであり、そ
れ以下にすることが出来ないものであつた。従つてポリ
ウレタン発泡体をクッション材、緩衝材等に適用する場
合に、軽量性、経済性等の観点から超低比重ポリウレタ
ン発泡体の出現が要望されていたものであつた。本発明
はかゝる要望に応じ鋭意研究を行つた結果見出した新規
な製造方法であり、ポリエステルポリオール又はポリエ
ーテルポリオールの如きポリオールに有機イソシアネー
トを該ポリオール中のＯＨ基が一部残存するように反応
せしめて得たウレタンプレポリマー（Ａ）１００重量部
にエチレンオキサイドが全エポキシド基の１５重量％以
上を占めるポリオールと有機イソシアネートとを反応せ
しめて得たＮＣＯ末端のウレタンプレポリマー（Ｂ６０
重量％以下及び有機イソシアネート、触媒、必要に応じ
添加剤と該有機イソシアネート中のイソシアネート基に
対し当量以上の水を夫々添加反応せしめることを特徴と
するものである。
れ以下にすることが出来ないものであつた。従つてポリ
ウレタン発泡体をクッション材、緩衝材等に適用する場
合に、軽量性、経済性等の観点から超低比重ポリウレタ
ン発泡体の出現が要望されていたものであつた。本発明
はかゝる要望に応じ鋭意研究を行つた結果見出した新規
な製造方法であり、ポリエステルポリオール又はポリエ
ーテルポリオールの如きポリオールに有機イソシアネー
トを該ポリオール中のＯＨ基が一部残存するように反応
せしめて得たウレタンプレポリマー（Ａ）１００重量部
にエチレンオキサイドが全エポキシド基の１５重量％以
上を占めるポリオールと有機イソシアネートとを反応せ
しめて得たＮＣＯ末端のウレタンプレポリマー（Ｂ６０
重量％以下及び有機イソシアネート、触媒、必要に応じ
添加剤と該有機イソシアネート中のイソシアネート基に
対し当量以上の水を夫々添加反応せしめることを特徴と
するものである。
本発明は上記反応工程において
ウレタンプレポリマー（２）はエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、１、４プタンジオール、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、
ソルビトール、トリエタノールアミン、エチレンジアミ
ン、蔗糖などにプロピレンオキサイド、エチレンオキサ
イド等のエポキシ化合物を適宜に附加重合させて得られ
るポリエーテルポリオール類又はアジピン酸の如きジカ
ルボン酸とグリコールの重縮合などにより得られるポリ
エステルポリオール類とトルイレンジイソシアネート１
、４フェニレンジイソシアネートなどの有機イソシアネ
ートと混合反応させてプレポリマーとする際に有機イソ
シアネート等をポリオール中のＯＨ基が一部残存するよ
うに少量添加するものであり、好ましくはポリオール中
のＯＨ基が一〜一程度が反応するように有機イソシアネ
ート量を調整することが望ましい。
ロピレングリコール、１、４プタンジオール、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、
ソルビトール、トリエタノールアミン、エチレンジアミ
ン、蔗糖などにプロピレンオキサイド、エチレンオキサ
イド等のエポキシ化合物を適宜に附加重合させて得られ
るポリエーテルポリオール類又はアジピン酸の如きジカ
ルボン酸とグリコールの重縮合などにより得られるポリ
エステルポリオール類とトルイレンジイソシアネート１
、４フェニレンジイソシアネートなどの有機イソシアネ
ートと混合反応させてプレポリマーとする際に有機イソ
シアネート等をポリオール中のＯＨ基が一部残存するよ
うに少量添加するものであり、好ましくはポリオール中
のＯＨ基が一〜一程度が反応するように有機イソシアネ
ート量を調整することが望ましい。
このように限定する埋由は０Ｈ基が一未満の如〈有機イ
ソシアネートを過剰に添加した場合には得られた発泡体
は収縮しやすく変形するおそれがある。乙 又０Ｈ基が一を越える如く有機イソシアネートを著しく
少量添加した場合には粘度が上昇して均一な気泡を有す
る発泡体をうることがむづかしいものである。
ソシアネートを過剰に添加した場合には得られた発泡体
は収縮しやすく変形するおそれがある。乙 又０Ｈ基が一を越える如く有機イソシアネートを著しく
少量添加した場合には粘度が上昇して均一な気泡を有す
る発泡体をうることがむづかしいものである。
又ウレタンプレポリマ一（ト）は上記ポリオールとして
エチレンオキサイドが全エポキシド基の１５重量％以上
を占めるポリオールを使用し、これに有機イソシアネー
トを反応せしめてウレタンブレポリマ一とするものであ
り、エチレンオキサイドが全エポキシド基の１５重量％
以上と限定した理由は１５重量％未満の場合には品質安
定性に欠けるためである。
エチレンオキサイドが全エポキシド基の１５重量％以上
を占めるポリオールを使用し、これに有機イソシアネー
トを反応せしめてウレタンブレポリマ一とするものであ
り、エチレンオキサイドが全エポキシド基の１５重量％
以上と限定した理由は１５重量％未満の場合には品質安
定性に欠けるためである。
而して本発明はウレタンプレポリマ一として上記の如き
プレポリマ一（Ａ）１００重量部に対しプレポリマ一（
Ｂ）６０重量部以下好ましくは２０〜４０重量部を添加
混合するものである。
プレポリマ一（Ａ）１００重量部に対しプレポリマ一（
Ｂ）６０重量部以下好ましくは２０〜４０重量部を添加
混合するものである。
このようにブレポリマ一６とプレポリマ一［有］とを混
合する理由は両者を混合することにより変形することが
ない所謂品質安定性の優れた発泡体をうることが出来る
ものである。
合する理由は両者を混合することにより変形することが
ない所謂品質安定性の優れた発泡体をうることが出来る
ものである。
又プレポリマ一（Ｂの配合量を６０重量部以下と限定し
た理由は６０重量部を越えた場合には得られた発泡体が
収縮をおこしやすく変形するおそれがあるためである。
又本発明に上記のプレポリマ一に有機イソシアネート、
触媒及び水を添加して発泡体とするものであり、この場
合水量を有機イソシアネート中のイソシアネート基に対
し当量又はそれ以上配合することが必要であり、通常末
端０Ｈブレポリマーポリオール１００重量部に対し８重
量部以上望ましくは１０〜２５重量部が好ましいもので
ある。なおこの場合水量とイソシアネート基量とがほぼ
当量の場合には得られた発泡体は軟質化になる傾向とな
り、又水量がイソシアネート基に対し過剰な場合には得
られた発泡体は硬質化するものである。本発明は上記の
如く夫々の反応工程を特定の条件の下に行い、これを組
合せることによりはじめて優れた低比重０．００７〜０
，０１５の発泡体をうることが出来るものであり、特に
異質のプレポリマ一を混合して使用することにより均一
気泡径の発泡体が得られるものである。
た理由は６０重量部を越えた場合には得られた発泡体が
収縮をおこしやすく変形するおそれがあるためである。
又本発明に上記のプレポリマ一に有機イソシアネート、
触媒及び水を添加して発泡体とするものであり、この場
合水量を有機イソシアネート中のイソシアネート基に対
し当量又はそれ以上配合することが必要であり、通常末
端０Ｈブレポリマーポリオール１００重量部に対し８重
量部以上望ましくは１０〜２５重量部が好ましいもので
ある。なおこの場合水量とイソシアネート基量とがほぼ
当量の場合には得られた発泡体は軟質化になる傾向とな
り、又水量がイソシアネート基に対し過剰な場合には得
られた発泡体は硬質化するものである。本発明は上記の
如く夫々の反応工程を特定の条件の下に行い、これを組
合せることによりはじめて優れた低比重０．００７〜０
，０１５の発泡体をうることが出来るものであり、特に
異質のプレポリマ一を混合して使用することにより均一
気泡径の発泡体が得られるものである。
なお本発明方法は整泡剤としてシリコン油を添加しなく
ても良好な発泡体をうるものである。
ても良好な発泡体をうるものである。
次に本発明方法の実施例について説明する。実施例Ａ．
官能基数３、０Ｈ価３５、分子量３０００のポリエーテ
ルポリオール１００重量部に対しトリレンジイソシアネ
ートを３重量部添加し９０℃、４時間加熱混合して末端
に一部０Ｈ基を残したウレタンプレポリマ一を得た。
官能基数３、０Ｈ価３５、分子量３０００のポリエーテ
ルポリオール１００重量部に対しトリレンジイソシアネ
ートを３重量部添加し９０℃、４時間加熱混合して末端
に一部０Ｈ基を残したウレタンプレポリマ一を得た。
Ｂ．酸化エチレンと酸化プロピレンを４０：６０（重量
比）としたものを付加重合？せた３官能、分子量３５０
０のポリオールにトリレンジイソシア不−トを遊離ＮＣ
Ｏ％が７．７％になる様に添加混合し８０℃、３時間加
熱混合してウレタンプレポリマ一を得た。
比）としたものを付加重合？せた３官能、分子量３５０
０のポリオールにトリレンジイソシア不−トを遊離ＮＣ
Ｏ％が７．７％になる様に添加混合し８０℃、３時間加
熱混合してウレタンプレポリマ一を得た。
上記配合処方によりフオームを製造した結果比重０．０
１０の超低比重フオームが得られた。
１０の超低比重フオームが得られた。
Claims (1)
- １ ポリエステルポリオール又はポリエーテルポリオー
ルの如きポリオール類に有機イソシアネートを該ポリオ
ール類中のＯＨ基が一部残存するように反応せしめて得
たウレタンプレポリマー１００重量部に、エチレンオキ
サイドが全エポキシド基の１５重量％以上を占めるポリ
オールと有機イソシアネートとを反応せしめて得たＮＣ
Ｏ末端のウレタンプレポリマー６０重量部以下及び有機
イソシアネート、触媒、必要に応じ添加剤と該有機イソ
シアネート中のイソシアネート基に対し当量以上の水を
夫々添加反応せしめることを特徴とする低比重ポリウレ
タン発泡体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51118037A JPS5936926B2 (ja) | 1976-10-01 | 1976-10-01 | 低比重ポリウレタン発泡体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51118037A JPS5936926B2 (ja) | 1976-10-01 | 1976-10-01 | 低比重ポリウレタン発泡体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5343798A JPS5343798A (en) | 1978-04-20 |
| JPS5936926B2 true JPS5936926B2 (ja) | 1984-09-06 |
Family
ID=14726474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51118037A Expired JPS5936926B2 (ja) | 1976-10-01 | 1976-10-01 | 低比重ポリウレタン発泡体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5936926B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61237189A (ja) * | 1985-04-15 | 1986-10-22 | 三洋電機株式会社 | 硬貨選別装置 |
-
1976
- 1976-10-01 JP JP51118037A patent/JPS5936926B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5343798A (en) | 1978-04-20 |
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