JPS5936915Y2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPS5936915Y2 JPS5936915Y2 JP8118980U JP8118980U JPS5936915Y2 JP S5936915 Y2 JPS5936915 Y2 JP S5936915Y2 JP 8118980 U JP8118980 U JP 8118980U JP 8118980 U JP8118980 U JP 8118980U JP S5936915 Y2 JPS5936915 Y2 JP S5936915Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- junction
- checking
- appearance
- reference line
- insulating film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は半導体装置に関し、特に不良半導体装置が次
工程へ送られないように外観チェック用基準線を設けた
半導体装置に関する。
工程へ送られないように外観チェック用基準線を設けた
半導体装置に関する。
一般に、トランジスタ、ダイオード、サイリスタ等の半
導体装置は、一枚の半導体ウェーハに拡散等によって多
数の半導体素子を形成し、ウェーハ状態のまま特性チェ
ックを行ない、不良素子にマーキングを行なった後、各
半導体素子に切断分離して製造されている。
導体装置は、一枚の半導体ウェーハに拡散等によって多
数の半導体素子を形成し、ウェーハ状態のまま特性チェ
ックを行ない、不良素子にマーキングを行なった後、各
半導体素子に切断分離して製造されている。
ここで、特性チェックのときは良品素子であったものが
、切断分離の際にクラック等によって不良になる場合が
ある。
、切断分離の際にクラック等によって不良になる場合が
ある。
このクラック等が明瞭であれば、不良素子として容易に
除去できるが、不明瞭であれば見逃がされて次工程に送
られてしまうおそれがある。
除去できるが、不明瞭であれば見逃がされて次工程に送
られてしまうおそれがある。
例えば、プレーナダイオードの場合について説明すると
、第1図および第2図において、1はN+型のサブスト
レート領域、2はN+型サブストレート領域1上に形成
されたN−型エピタキシャル成長面、3はN−型エピタ
キシャル成長層2内に選択拡散されたP型ベース領域、
4はPN接合、5はPN接合4の終端を被覆保護してい
る酸化膜、ガラス膜、窒化膜等の絶縁膜、6はP型ベー
ス領域3上の絶縁膜5を除去して形成されたオーミック
コンタクト用の窓孔、7は窓孔6がら露出しているP型
ベース領域3上に形成された金蒸着膜、8はN+型サブ
ストレート領域1の裏面上に形成された金蒸着膜、9は
金蒸着膜8上にメッキ等で形成された銀層、10は金蒸
着膜7上にメツ夫等で形成された銀のバンプ電極である
。
、第1図および第2図において、1はN+型のサブスト
レート領域、2はN+型サブストレート領域1上に形成
されたN−型エピタキシャル成長面、3はN−型エピタ
キシャル成長層2内に選択拡散されたP型ベース領域、
4はPN接合、5はPN接合4の終端を被覆保護してい
る酸化膜、ガラス膜、窒化膜等の絶縁膜、6はP型ベー
ス領域3上の絶縁膜5を除去して形成されたオーミック
コンタクト用の窓孔、7は窓孔6がら露出しているP型
ベース領域3上に形成された金蒸着膜、8はN+型サブ
ストレート領域1の裏面上に形成された金蒸着膜、9は
金蒸着膜8上にメッキ等で形成された銀層、10は金蒸
着膜7上にメツ夫等で形成された銀のバンプ電極である
。
この種のダイノードを半導体ウェーハを切断分離して製
造する際に、第3図に示すように、横方向にクラック1
1が入る場合がある。
造する際に、第3図に示すように、横方向にクラック1
1が入る場合がある。
もし、このクラック11がPN接合4に達すると特性不
良となるし、PN接合4に達しないまでもPN接合4に
ある程度以上接近するといずれ特性不良になる。
良となるし、PN接合4に達しないまでもPN接合4に
ある程度以上接近するといずれ特性不良になる。
したがって、このように限度以上のクラック11が発生
した素子は外観チェック工程で除去しなければならない
。
した素子は外観チェック工程で除去しなければならない
。
しかしながら、肉眼または顕微鏡によって外観チェック
をする場合に、クラック11の限度に対して個人差が生
じ、規格の甘い作業者では外観チェック時の良品率は高
くなるが、組立後の特性チェック時の良品率が低くなり
、資材を無駄にするし、規格の辛い作業者では良品素子
でも不良素子として除去することがあり、必要以上に良
品率を悪くするという問題点があった。
をする場合に、クラック11の限度に対して個人差が生
じ、規格の甘い作業者では外観チェック時の良品率は高
くなるが、組立後の特性チェック時の良品率が低くなり
、資材を無駄にするし、規格の辛い作業者では良品素子
でも不良素子として除去することがあり、必要以上に良
品率を悪くするという問題点があった。
このようなことは、単にクラック11のみならず、絶縁
膜5のピンホール12等においても同様の問題点があっ
た。
膜5のピンホール12等においても同様の問題点があっ
た。
この考案はこのような問題点を解決するよめに提案され
たもので、PN接合の終端がら所定寸法だけ外方に距っ
た部分に、前記PN接合の終端を囲む外観チェック用基
準線を設けたことを特徴とする特 以下、この考案の一実施例を図面により説明する。
たもので、PN接合の終端がら所定寸法だけ外方に距っ
た部分に、前記PN接合の終端を囲む外観チェック用基
準線を設けたことを特徴とする特 以下、この考案の一実施例を図面により説明する。
第4図はプレーナ型ダイオードの平面図を示し、第5図
は第4図の■−■線に沿う断面図を示す。
は第4図の■−■線に沿う断面図を示す。
図において、第1図ないし第3図と同一部分には同一参
照符号を付したのでその説明を省略する。
照符号を付したのでその説明を省略する。
この実施例の特徴は、絶縁膜5のPN接合4の終端から
外方へ所定寸法1(50〜100μ程度)だけ距った部
分に、PN接合4の終端を囲む外観チェック用基準線の
一例としての環状の溝13を形成したことである。
外方へ所定寸法1(50〜100μ程度)だけ距った部
分に、PN接合4の終端を囲む外観チェック用基準線の
一例としての環状の溝13を形成したことである。
上記の構成によれば、半導体ウェーハから各素子に切断
分離する際にクラック11が発生しても、このクラック
11の先端が溝13を越えていなければ良品素子と判定
でき、同様に絶縁膜5のピンホール12についても、前
記溝13よりも外方であれば良品素子と判定でき、いず
れにしても明確な判定基準となる溝13を設けたので、
外観チェネタ時に作業者の個人差によるばらつきがなく
なる。
分離する際にクラック11が発生しても、このクラック
11の先端が溝13を越えていなければ良品素子と判定
でき、同様に絶縁膜5のピンホール12についても、前
記溝13よりも外方であれば良品素子と判定でき、いず
れにしても明確な判定基準となる溝13を設けたので、
外観チェネタ時に作業者の個人差によるばらつきがなく
なる。
なお、この考案の基準線は図示例の溝13のみならず、
各種の変形が考えられる。
各種の変形が考えられる。
例えば、絶縁膜5を貫通する溝でもよく、この場合の溝
は外観チェック用の基準線であると同時に、チャンネル
ストッパーとしても役立つ。
は外観チェック用の基準線であると同時に、チャンネル
ストッパーとしても役立つ。
また、絶縁膜5上に金属層を環状に形成し電圧を印加す
るようにしたチャンネルストッパー兼用のもので゛あっ
てもよい。
るようにしたチャンネルストッパー兼用のもので゛あっ
てもよい。
あるいは、PN接合の終端を囲む環状のメサ溝を形成し
、ガラスを充填したものであってもよい。
、ガラスを充填したものであってもよい。
また、上記実施例はプレーナ型ダイオードについて説明
したが、トランジスタ、サイリスタ、集積回路等任意の
半導体装置は適用することができる。
したが、トランジスタ、サイリスタ、集積回路等任意の
半導体装置は適用することができる。
この考案は以上のように、PN接合の終端から外方に5
0〜100μだけ距った位置に、PN接合の終端を囲む
外観チェック用基準線を設けたから、外観チェック時に
クラックやピンホール等の発生状態の良、不良を前記基
準線を基準にして判定できるようになり、作業者の個人
差がなくなって、不良素子が次工程に送られたり、逆に
良品素子が除去されるといった問題が一掃できるという
効果を奏する。
0〜100μだけ距った位置に、PN接合の終端を囲む
外観チェック用基準線を設けたから、外観チェック時に
クラックやピンホール等の発生状態の良、不良を前記基
準線を基準にして判定できるようになり、作業者の個人
差がなくなって、不良素子が次工程に送られたり、逆に
良品素子が除去されるといった問題が一掃できるという
効果を奏する。
第1図はプレーナ型ダイオードの平面図、第2図は第1
図のII −II線に沿う断面図、第3図は不良半導体
装置の断面図、第4図はこの考案の一実施例のプレーナ
型ダイオードの平面図、第5図は第4図のv−v線に沿
う断面図である。 4・・・・・・PN接合、5・・・・・・絶縁膜、13
・・・・・・外観チェック用基準線(溝)。
図のII −II線に沿う断面図、第3図は不良半導体
装置の断面図、第4図はこの考案の一実施例のプレーナ
型ダイオードの平面図、第5図は第4図のv−v線に沿
う断面図である。 4・・・・・・PN接合、5・・・・・・絶縁膜、13
・・・・・・外観チェック用基準線(溝)。
Claims (1)
- 少なくとも一生面で終端するPN接合を有する半導体装
置において、前記PN接合の終端がら外方に50〜10
0μだけ距った部分に、前記PN接合の終端を囲む外観
チェック用基準線を設けたことを特徴とする半導体装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8118980U JPS5936915Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8118980U JPS5936915Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS574228U JPS574228U (ja) | 1982-01-09 |
JPS5936915Y2 true JPS5936915Y2 (ja) | 1984-10-12 |
Family
ID=29443596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8118980U Expired JPS5936915Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936915Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-10 JP JP8118980U patent/JPS5936915Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS574228U (ja) | 1982-01-09 |
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