JPS5936881B2 - プレス状メ−クアツプ組成物 - Google Patents

プレス状メ−クアツプ組成物

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JPS5936881B2
JPS5936881B2 JP52080252A JP8025277A JPS5936881B2 JP S5936881 B2 JPS5936881 B2 JP S5936881B2 JP 52080252 A JP52080252 A JP 52080252A JP 8025277 A JP8025277 A JP 8025277A JP S5936881 B2 JPS5936881 B2 JP S5936881B2
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JP
Japan
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water
pressed
makeup
weight
composition
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JP52080252A
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English (en)
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JPS5414528A (en
Inventor
幸一 宿崎
純一 徳田
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Kobayashi Kose Co Ltd
Original Assignee
Kobayashi Kose Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なプレス状メークアップ組成物に係り、そ
の目的とするところは、使用(こ当って使用者の好みに
応じて塗布体lこ水を含ませずに使用することも、また
塗布体に水を含ませて使用することもてき、しかも安全
で、経時的にも安定で、従来のプレス状メークアップ組
成物と比較し同等またはそれ以上の化粧効果を有するプ
レス状メークアップ組成物を提供せんとするにある。
一般にプレス状メークアップ組向物は粉体、油脂類、水
溶性基剤、水分散性基剤等で構成されているが、これら
はメークアップ効果、使い易さ、化粧持ち等を考慮する
と塗布体を特定しなければその効果を充分に発揮し得な
かった。
すなわち、従来のプレス状メークアップ組成物は、 ■ 水を含まないパフ、ブラシ、フェルト状塗布体、ス
ポンジ等の塗布体により使用するタイプと ■ スポンジ、ブラシ等船こ水を含ませて使用するタイ
プ、 とがあった。
■のタイプの化粧料は仕上げ用メークアップ料が主体で
あり、一般的にはベースメークアップ料の油性感を押え
るために使用されるが、また単独で使用される場合もあ
る。
しかし、これらは汗、水等で化粧くずれを起すことが多
かった。
また汗、水等で化粧くずれを起さないタイプのものも全
く存在しないことはないが、使用時に清涼感を出し、さ
れやかな化粧を楽しむ目的で、塗布体に水を含ませて完
全に使いきるまで使用することは不可能であった。
すなわち、■のタイプの化粧料は、初めの数回は塗布体
に水を含ませて使用することができるが、その後は水分
がプレス状粉体粒子間に入り込んで粉体をぬらし、それ
が蒸発乾燥することを何度か繰り返すことによってプレ
ス状粉体が凝結を起し、表面がケーキングを起す。
そしてこのようにケーキングを起した化粧料は水を含ま
せた塗布体には最早付着せず、使用不可能となる。
また、■のタイプの化粧料は、水と化粧料中に配合され
た特定の基剤とが相互に物理化学的に作用して、その基
剤が塗布体に付着し、皮膚に塗布抜水が蒸発することに
よって汗や水に落ちない化粧膜を作るようなベースメー
クアップ用に組成されたものである。
しかし、これは水を含ませた塗布体を使用することが前
提であり、化粧時に水を必要とし、化粧する場所が制限
される欠点がある。
しかも、この化粧料を水を含まない塗布体によって使用
すると、初めの数回は塗布体に付着し、化粧が可能であ
るが、何回か繰り返すと中に配合されている結合剤等の
成分が粉体と共に圧着されて化粧料の表面がケーキング
を起し、これは最早水を含まない塗布体には付着しなく
なる。
更にまた、塗布体への水の付与に関係なく使用できる真
珠様光沢を出すために作られたプレス状粉体組成物が報
告されている(米国特許第3.978,207号)。
しかし、これら撥水性をもたず、粉体は水にぬれてしま
い、また塗布体への付着は雲母の粉体特性によるため化
粧膜の皮膜への付着力が弱い欠点がある。
本発明は斯る従来品の欠点を解決せんと鋭意研究を重ね
た結果完成されたもので、化粧料用粉体60〜90重量
%、撥水剤としての後記一般式で表わされるシリコーン
油5〜40重量%および結合油剤1〜25重量%からな
るプレス状メークアップ組成物である。
化粧料用粉体としては、通常プレス状メークアップ組成
物に使用される粉体は全て使用でき、例えばタルク、カ
オリン、炭酸マグネシュム、雲母、セリサイト、ポリエ
チレン末、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、有機顔料
等が挙げられる。
撥水剤としては次の一般式 (式中、nは5〜250の整数、Rは水素原子、低級ア
ルキル基またはフェニル基を示す)で表わされるシリコ
ーン油で、就中Rが全てメチル基のシリコーン油が好ま
しい。
従来、プレス状メークアップ組成物においてシリコーン
油を使用した例はあるが、これは他の油脂類に添加する
ことにより、主として塗布膜の改質をはかることを目的
としてつや出し剤、撥水剤、油分の補給等として使用さ
れているものであり、その使用量は本発明の場合にくら
べ非常に少ない。
撥水剤は本発明組成物全体の5〜40重量%、特に7〜
20重量%になるように配合するのが好ましく、撥水剤
の量がこれ以下のときは撥水性が充分でなく、特に塗布
体に水分を付与して使用するときはケーキングを起し、
使用できなくなり、またこれ以上のときは撥水効果は得
られるが、塗布体に水分を付与しないで使用する場合ケ
ーキングを起して使用できなくなると共にプレス状メー
クアップ組成物のもつ本来の形を維持しなくなる。
また、結合油剤としては、一般のプレス状メークアップ
組成物に使用されるもののうち、撥水性を妨げないもの
は全て使用できる。
すなわち、水に溶解あるいは膨潤することがなく、水に
対して親和性の少ない油剤、例えば流動パラフィン、ス
クワラン、ワセリン、ポリイソブチノン、マイクロワッ
クス、イソプロピルミリステート、ミリスチルオクチル
ドデカノール、ジー(2−エチルヘキシル)サクシネー
ト、ジイソオクタン酸ネオペンチルグリコール、モノス
テアリン酸グリセリン、イソステアリン酸トリグリセラ
イド、2−エチルヘキサン酸トリグリセライド、ヤシ油
脂肪酸トリグリセライド、ヒマシ油、オクチルドデカノ
ール、ヘキサテシルアルコール、セチルアルコール、オ
レイルアルコール、ステアリルアルコール、ラウリン酸
、パルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸、イソステ
アリン酸、ラノリン、ミツロウ、オリーブ油、ミンク油
等の炭化水素、エステル、グリセライド、高級アルコー
ル、高級脂肪酸等が挙げられる。
尚撥水性をより効果的に出すために、この結合油剤中に
は界面活性剤を含ませないのがよく、その結果皮膚刺激
の少ない組成物が得られる。
上記成分を混和し、プレスしてメークアップ組成物を得
る。
プレス圧は通常のプレス状メークアップ組成物を得るた
めに使用されている範囲のものでよく、化粧料の用途、
プレス皿の大きさ等によって適当なプレス圧が選択され
る。
斜上の如くして得られた本発明のプレス状メークアップ
組成物は、強い撥水性を有するので、塗布体に水を含ま
せて使用しても組成物中の粉体粒子をぬらすことがない
従って、清涼感のある化粧を楽しみたいときは、塗布体
に水を含ませて使用して充分な化粧効果が得られ、また
水を含ませない塗布体でも充分な化粧効果が得られる。
このように、本発明は、従来のプレス状メークアップ組
成物における塗布体の使用制限を消去し、使用者の好み
に応じて使用できる優れよものである。
次に実施例を差げて説明する。
実施例 1(ファンデーション) 成分■ ポリエチレン末 10.0(重量部)タルク
28.15 カオリン 5.0 セリサイ ト 25,0 酸化チタン 8.0 弁柄 1,0 黄酸化鉄 1.0 カーボンブラック 0.05 成分■ メチルポリシロキサン 〔東芝シリコーンオイルTSF451、 粘度500C8(25°C)、π−250〕5 スクワラン 1 流動パラフィン 1 ステアリン酸 2 ミリスチン酸 イソプロピル 2 香料 0.8 成分■をパルベライザーで混合粉砕し、これに成分■を
加熱溶解したものを加え、攪拌混合する。
再びこれを混合粉砕し、所定の形状にプレス成型して製
品とする。
実施例 2(頬紅) 成分■ タルク 27.0(重量部)ポリエチ
レン末 10.0 カオリン 5.0 セリサイト 27.0 酸化チタン 4.0 弁柄 2.2 成分■ メチルポリシロキサン 〔東芝シリコーンオイルTSF451、 粘度200C8(25°C)、五−150〕10.0 メチルフェニルポリシロキサン 〔東芝シリコーンオイルTSF437、 粘度15〜30(25°C)、五=5〜10〕5.0 ミリスチン酸 3.0 ラノリン 3.0 スクワラン 3.0 香料 0.8 上記成分■、■を実施例1と同様にして製品とする。
実施例 3(アイシャドウ) 成分■ 雲母チタン 20.0 (重量部)タル
ク 31.8 カオリン 5.0 セリサイト 20.0 群青 1.0 弁柄 3.0 黄酸化鉄 2.0 カーボンブラック 0.2 成分■ メチルポリシロキサン 陳芝シリコーンオイルTSF451、 粘度200C8(25°C)、n=150,15.0 ラノリン 1,0 グリセリン脂肪酸 5.0 エステル 液体パラフィン 4.0 オレイン酸 2.0 以上の成分■、■を実施例1と同様にして製品とする。
実施例 4(ファンデーション) 成分■ 酸化チタン 15 (重量部)マイカ
24,5 着色剤 3.5 ナイカン末 17 成分■ イソセチルステアレート 8 マイクロクリスタリンワックス 1.5 成分■ メチルハイドロジエンポリシロキサン〔信越シ
リコーンオイルKF99、 粘度15〜25C8(25°C)、π=40〕0 香料 0.5 (1)成分■を混合して均一にする。
(11)成分■を加熱溶解し、これに成分■を混合する
、([l01(1)に(11)を加えて混合し、顆粒化
し、プレス成型して製品とする。
実施例 5 実施例1で製したファンデーション囚、塗布体に水を付
与しないで使用する従来のファンデーション(X社製品
)(化粧料用粉体94.8%(重量)、油脂類4.1%
、香料その他1.1%)(B)、および塗布体に水分を
付与して使用する従来のファンデーション(Y社製品)
(化粧料用粉体83.3%、油脂類11.1%、水溶性
基剤0.7%、水分散性基剤3.5%、香料その他1.
4%)(0の3製品を50名のパネルに使用してもらい
、次に示す7段階評価方式によってその評価を行った。
その結果は第1表および第2表の如くである。
B製品はほとんど使用できなかった。
C製品は使用不可能であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 化粧料用粉体60〜90重量%、一般式(式中、n
    は5〜250の整数、Rは水素原子、低級アルキル基ま
    たはフェニル基を示す)で表わされるシリコーン油5〜
    40重量%および結合油剤1〜25重量%からなる混和
    物をプレス成型したことを特徴とするプレス状メークア
    ップ組成物。
JP52080252A 1977-07-05 1977-07-05 プレス状メ−クアツプ組成物 Expired JPS5936881B2 (ja)

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JPS5414528A JPS5414528A (en) 1979-02-02
JPS5936881B2 true JPS5936881B2 (ja) 1984-09-06

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