JPS5936805Y2 - 車両の車体直付形スイツチ装置 - Google Patents
車両の車体直付形スイツチ装置Info
- Publication number
- JPS5936805Y2 JPS5936805Y2 JP1817279U JP1817279U JPS5936805Y2 JP S5936805 Y2 JPS5936805 Y2 JP S5936805Y2 JP 1817279 U JP1817279 U JP 1817279U JP 1817279 U JP1817279 U JP 1817279U JP S5936805 Y2 JPS5936805 Y2 JP S5936805Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting bolt
- vehicle body
- threaded
- switch device
- operator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両のドアスイッチ等の車体に直接取付けられ
るスイッチ装置の改良に関する。
るスイッチ装置の改良に関する。
例えば自動車のドアスイッチでは、取付ボルトを車体に
形成したねじ孔に螺着することによって、取付ボルトを
車体に電気的に導通させ、ドアの開放によって接触子を
該取付ボルトに接触させることこより、車体を介する室
内灯の通電路を閉成するようにしている。
形成したねじ孔に螺着することによって、取付ボルトを
車体に電気的に導通させ、ドアの開放によって接触子を
該取付ボルトに接触させることこより、車体を介する室
内灯の通電路を閉成するようにしている。
ところで、車体は前記ドアスイッチの取付前に塗装処理
されるため、ねじ孔内にも塗膜が形成されてし1う。
されるため、ねじ孔内にも塗膜が形成されてし1う。
従ってねじ孔への取付ボルトの螺合時に談取付ボルトに
よりその塗膜が破られて始めて、車体に対する取付ボル
トの電気的導通が完全になる。
よりその塗膜が破られて始めて、車体に対する取付ボル
トの電気的導通が完全になる。
ところが車体の塗装にカチオン塗料等硬質塗料が用いら
れつつある現状を考慮すると、従来の取付ボルトでは塗
膜剥離作用はほとんど期待できず、車体と取付ボルトと
の電気的導通に完全を期すことができ々いという虞れが
ある。
れつつある現状を考慮すると、従来の取付ボルトでは塗
膜剥離作用はほとんど期待できず、車体と取付ボルトと
の電気的導通に完全を期すことができ々いという虞れが
ある。
そこで本考案の目的は、車体のねじ孔内に形成された塗
膜を、取付ボルトによって確実に破ることができて、車
体と取付ボルトとの電気的導通の完全を期すことができ
る車両の車体直付形スイッチ装置を提供するにある。
膜を、取付ボルトによって確実に破ることができて、車
体と取付ボルトとの電気的導通の完全を期すことができ
る車両の車体直付形スイッチ装置を提供するにある。
以下本考案の一実施例を自動車のドアスイッチに適用し
て第1図乃至第3図に基づき説明する。
て第1図乃至第3図に基づき説明する。
1ず第1図において、1はドアスイッチの本体部分を構
成する中空の取付ボルトで、その先端部は比較的大きく
面取りされており、この面取り部分を被接触部2として
いる。
成する中空の取付ボルトで、その先端部は比較的大きく
面取りされており、この面取り部分を被接触部2として
いる。
筐た取付ボルト1のねじ部3の途中には、第2図に示す
ように、ねじ山を形成することなく、素材径の11残さ
れた干渉部たる円周面部4が存在している。
ように、ねじ山を形成することなく、素材径の11残さ
れた干渉部たる円周面部4が存在している。
5はドアスイッチの操作棒で、その一端部にはプラスチ
ック製の絶縁体6がインサート成形等により固着されて
おり、この絶縁体6に略円筒状をなす接触子7がかしめ
手段によって取着されている。
ック製の絶縁体6がインサート成形等により固着されて
おり、この絶縁体6に略円筒状をなす接触子7がかしめ
手段によって取着されている。
斯る操作棒5は、前記取付ボルト1に軸方向に移動可能
に挿通支持されており、取付ボルト1の頭部1a側に突
出する他端部にはキャップ8が被着されている。
に挿通支持されており、取付ボルト1の頭部1a側に突
出する他端部にはキャップ8が被着されている。
そして、取付ボルト1内には操作棒5へのキャップ8の
被着前に挿入された圧縮スプリング9が配設されており
、該圧縮スプリング9はキャップ8を介して操作棒5を
常時矢印入方向に付勢している。
被着前に挿入された圧縮スプリング9が配設されており
、該圧縮スプリング9はキャップ8を介して操作棒5を
常時矢印入方向に付勢している。
従って、操作棒5の操作端部を押圧すると、該操作棒5
は圧縮スプリング9のばね力に抗して反矢印A方向に移
動して接触子7を取付ボルト1の被接触部2から離反さ
せ、その押圧を解くと、操作棒5は圧縮スプリング9の
ばね力により矢印A方向に移動して接触子7を取付ボル
ト1の被接触部2に接触させる。
は圧縮スプリング9のばね力に抗して反矢印A方向に移
動して接触子7を取付ボルト1の被接触部2から離反さ
せ、その押圧を解くと、操作棒5は圧縮スプリング9の
ばね力により矢印A方向に移動して接触子7を取付ボル
ト1の被接触部2に接触させる。
一方、10は自動車の車体11の図示しないドアによっ
て開閉される乗降用開口部に形成した円形の透孔、12
は車体11の裏側にねじ孔13が透孔10と連通するよ
うに溶接等によって固着した座付ナツトであり、この座
付ナツト12は前記取付ボルト1よりも硬質の材料によ
って形成されている。
て開閉される乗降用開口部に形成した円形の透孔、12
は車体11の裏側にねじ孔13が透孔10と連通するよ
うに溶接等によって固着した座付ナツトであり、この座
付ナツト12は前記取付ボルト1よりも硬質の材料によ
って形成されている。
ところで前記車体11はドアスイッチ取付けの前工程で
塗装されるため、その際に塗料が座付ナツト12内にも
浸入してそのねじ孔13内面に塗膜を形成してし1う。
塗装されるため、その際に塗料が座付ナツト12内にも
浸入してそのねじ孔13内面に塗膜を形成してし1う。
そして、次工程でドアスイッチを車体11に取付けるべ
く、その取付ボルト1を座付ナツト12に螺着してゆく
わけであるが、ねじ孔13の塗膜はその螺着過程で以下
述べる如く強制剥離される。
く、その取付ボルト1を座付ナツト12に螺着してゆく
わけであるが、ねじ孔13の塗膜はその螺着過程で以下
述べる如く強制剥離される。
即ち螺着過程で取付ボルト1の円周面部4が座付ナツト
12のねし孔13内に侵入してゆくと、該円周面部4は
ねし孔13のねじ山13aと干渉し、硬質のねし孔13
のねじ山13aによって螺条溝14が該設されるように
なり(第3図参照)、この螺条溝14の形成時に作用す
る強い刻設力によってねじ孔13の塗膜が完全に剥離さ
れる。
12のねし孔13内に侵入してゆくと、該円周面部4は
ねし孔13のねじ山13aと干渉し、硬質のねし孔13
のねじ山13aによって螺条溝14が該設されるように
なり(第3図参照)、この螺条溝14の形成時に作用す
る強い刻設力によってねじ孔13の塗膜が完全に剥離さ
れる。
従って、取付ボルト1を座付ナツト12に完全に螺着し
た状態においては、座付ナツト12のねし山13aのう
ち、取付ボルト1の円周面部4が通過した部分は塗膜が
完全に剥離された状態にあり、この塗膜剥離部分を通じ
て取付ボルト1が車体11と完全に電気的に導通される
。
た状態においては、座付ナツト12のねし山13aのう
ち、取付ボルト1の円周面部4が通過した部分は塗膜が
完全に剥離された状態にあり、この塗膜剥離部分を通じ
て取付ボルト1が車体11と完全に電気的に導通される
。
このようにしてドアスイッチを車体11に取付けた後、
ドアスイッチの接触子7を図示しない負荷たる室内灯を
介してバッテリの例えばプラス側に接続すると共に、該
バッテリのマイナス側を車体11に接続する。
ドアスイッチの接触子7を図示しない負荷たる室内灯を
介してバッテリの例えばプラス側に接続すると共に、該
バッテリのマイナス側を車体11に接続する。
而して、ドアを閉じると、ドアスイッチの操作棒5がド
アに押圧されて反矢印A方向に移動するため、接触子7
が取付ボルト1の被接触部2から離れて室内灯を消滅さ
せ、ドアを開くと、操作棒5がドアによる押圧から解除
されて圧縮スプリング9のばね力により矢印A方向に移
動するため、接触子7が取付ボルト1の被接触部2に接
触して車体11を介する室内灯の通電路を閉成し該室内
灯を点灯させる。
アに押圧されて反矢印A方向に移動するため、接触子7
が取付ボルト1の被接触部2から離れて室内灯を消滅さ
せ、ドアを開くと、操作棒5がドアによる押圧から解除
されて圧縮スプリング9のばね力により矢印A方向に移
動するため、接触子7が取付ボルト1の被接触部2に接
触して車体11を介する室内灯の通電路を閉成し該室内
灯を点灯させる。
尚、取付ボルト1に設ける干渉部としては上記実施例の
ような円周面部4に限らず第4図に示すような不完全ね
じ部15であってもよく、要はねじ孔13のねじ山13
aと干渉する形状のものであればよい。
ような円周面部4に限らず第4図に示すような不完全ね
じ部15であってもよく、要はねじ孔13のねじ山13
aと干渉する形状のものであればよい。
また、座付ナツト12を取付ボルト1よりも軟質の材料
で形成し、座付ナツト12のねじ山13aが取付ボルト
1の干渉部によって潰されるように構成してもよい。
で形成し、座付ナツト12のねじ山13aが取付ボルト
1の干渉部によって潰されるように構成してもよい。
本考案は以上説明したように、取付ボルトのねじ部の途
中に、相手側のねじ孔のねじ山と干渉する干渉部を設け
ることにより、車体の塗装時にねじ孔内に塗膜が形成さ
れても、これを取付ボルトの螺着時にその干渉部によっ
て強制的に剥離することができて、車体と取付ボルトと
の電気的導通の完全を期すことができ、また干渉部によ
ってねし孔との螺合がより強固になるので振動等による
取付ボルトの緩みを有効に防止できるという附随的効果
をも得ることができる車両の車体直付形スイッチ装置を
提供し得る。
中に、相手側のねじ孔のねじ山と干渉する干渉部を設け
ることにより、車体の塗装時にねじ孔内に塗膜が形成さ
れても、これを取付ボルトの螺着時にその干渉部によっ
て強制的に剥離することができて、車体と取付ボルトと
の電気的導通の完全を期すことができ、また干渉部によ
ってねし孔との螺合がより強固になるので振動等による
取付ボルトの緩みを有効に防止できるという附随的効果
をも得ることができる車両の車体直付形スイッチ装置を
提供し得る。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、第1図は
全体の断面図、第2図は取付ボルトの部分的な拡大断面
図、第3図は作用説明図で、第4図は本考案の他の実施
例を示す第2図相当図である。 図中、1は取付ボルト、2は被接触部、3はねじ部、4
は円周面部(干渉部)、5は操作棒(操作子)、7は接
触子、11は車体、12は座付ナツト、13はねじ孔、
15は不完全ねじ部(干渉部)である。
全体の断面図、第2図は取付ボルトの部分的な拡大断面
図、第3図は作用説明図で、第4図は本考案の他の実施
例を示す第2図相当図である。 図中、1は取付ボルト、2は被接触部、3はねじ部、4
は円周面部(干渉部)、5は操作棒(操作子)、7は接
触子、11は車体、12は座付ナツト、13はねじ孔、
15は不完全ねじ部(干渉部)である。
Claims (1)
- 塗装された車体に設けられたねじ孔に螺着することによ
り該車体に電気的に導通される中空の取付ボルトと、こ
の取付ボルトに軸方向に移動可能に挿通支持された操作
子と、この操作子の一端側に取付けられ該操作子の移動
により前記取付ボルトに接離して前記車体を介する負荷
の通電路を開閉する接触子とを具備し、前記取付ボルト
に、前記ねじ孔のねじ山と干渉して該ねじ孔に付着した
塗膜を剥離させる干渉部がねじ部と連続して設けられて
いることを特徴とする車両の車体直付形スイッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1817279U JPS5936805Y2 (ja) | 1979-02-14 | 1979-02-14 | 車両の車体直付形スイツチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1817279U JPS5936805Y2 (ja) | 1979-02-14 | 1979-02-14 | 車両の車体直付形スイツチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55117727U JPS55117727U (ja) | 1980-08-20 |
JPS5936805Y2 true JPS5936805Y2 (ja) | 1984-10-11 |
Family
ID=28844931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1817279U Expired JPS5936805Y2 (ja) | 1979-02-14 | 1979-02-14 | 車両の車体直付形スイツチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936805Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5849828U (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-04 | いすゞ自動車株式会社 | ボルトねじ込み式ドアスイッチ |
-
1979
- 1979-02-14 JP JP1817279U patent/JPS5936805Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55117727U (ja) | 1980-08-20 |
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