JPS5936798Y2 - 加工機械の安全装置 - Google Patents

加工機械の安全装置

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Publication number
JPS5936798Y2
JPS5936798Y2 JP1977138761U JP13876177U JPS5936798Y2 JP S5936798 Y2 JPS5936798 Y2 JP S5936798Y2 JP 1977138761 U JP1977138761 U JP 1977138761U JP 13876177 U JP13876177 U JP 13876177U JP S5936798 Y2 JPS5936798 Y2 JP S5936798Y2
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JP
Japan
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door
support bar
protrusion
ram
work head
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977138761U
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English (en)
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JPS5465076U (ja
Inventor
治 妹尾
Original Assignee
ヤマハ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ヤマハ株式会社 filed Critical ヤマハ株式会社
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Publication of JPS5465076U publication Critical patent/JPS5465076U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えばプレス加工機やパンチャーやプラス
チックの射出成形機などの様に作業ヘッドが往復動みて
所定の加工作業を行う機械に関し、例え作業具や機械に
誤作動があってもこれによって作業ヘッドが不測に動き
出して人身事故を起す様な事をなくしようとしたもので
ある。
上記の様な加工機械、例えばプレス加工機においては、
上記作業ヘッドに相当するラムがダイ上の工作物に対し
て進退して作業を行うのだが、作業が完了してラムが上
昇した後は、ダイ上のプレスされた工作物を取除いてや
ったり、その他の附帯作業をラムの往復動ストローク域
内で作業具が行う事が多い。
本来ならかかる作業間、ラムはその上昇位置にある筈な
のであるが、作業中に作業具の身体が不用意にリミット
スイッチに触れたり、流体圧系の弁に洩れが発生したり
、電気系に短絡が生じたりして、不意にラムが下降して
作業員の人身事故の因となる危険がある。
従来、かかる不測の事故を予防するために、作業中はラ
ムに支え棒を添えて、その動きを錠止してやる事が行わ
れている。
しかし、これは全く作業員の注意力だけにたよった防止
法であるだけでなく、仮にまちがいなく支え棒を用いた
としても、その後の機械振動や作業具の身体との接触で
支え棒が外たてしまう事もあり、万全にして確実な防止
策とは言こなかった。
そこで本考案者は、通常上記のラムの様な作業ヘッドの
ストローク域の前面にはドアーか゛設けられており、作
業ヘッドの作業中はこのドアーが必ず閉じられており、
非作業時にはこのドアーが必ず開かれる点に着目したの
である。
即ち作業ドアー側方に突起を形成するとともに上記のド
アーに連動させて支えバーを設け、ドアーが開いている
ときにはこの支えバーを突起に当る錠止位置におき、ド
アーが閉じるときにはこの支えバーを突起に当らない非
錠止位置に転位させる様にしたものである。
以下、添付の図面によって更に詳細にこの考案について
説明する。
第1図に示すのはこの考案をプレス機械に応用した例で
ある。
即ちプレス基台1上に立設されたフレーム3の四隅には
ガ゛イド5a〜5dが固定されており、ラム7はこれら
のガイド5a〜5dに導かれて上下動する。
作業具が位置する側(図中では下側になる)のガイド5
a、5d間の部分にはドアー9が設けられており、この
ドアー9の両端縁に設けられたローラー11はガイド5
a、5dの導溝13に係合しており、これによってドア
ー9はその上下動を規制される。
尚、作業ヘッドであるラム7はガイド5a、5b間の位
置においてその側部に外方に突出した突起15を有して
いる。
後述する様に、ドアー9が開けられた状態、即ちドアー
9が上に押し上げられた状態で、ちょうどこの突起15
の下側に来るように安全用支えバー17が懸垂支持構造
19によって直立状態に支持されている。
この懸垂支持構造19は後述する支えバー17の移動を
円滑に行うためのもので、その具体的な一例を第2図に
示す。
即ちフレーム3の外側に固定されたブラケット21には
ボス23が支持されておりこのボス23から下方に突出
したピン25の下端にはフランジ27が固定されている
該ピン25に遊嵌されたボス29はアーム31を介して
前記の支えバー17に一体に連結されている。
このボス29とフランジ27間には圧縮バネ33がピン
25を巻回して挿設されている。
このバネ33の弾撥力によってボス29を介して支えバ
ー17は常時基台1から若干浮上った状態に支持されて
いる。
下側の懸垂支持構造19も同様の構成である。
尚、懸垂支持構造19の取付は必ずしも2組に限られる
ものでなく、支えバー17が支えるべきラム7の大小に
応じて適宜その組数を増減できることは勿論である。
上記のボス29の周上に突出したフック35とフレーム
3上に固定したフック37との間には引張バネ39が挿
設されており、このバネ力によってアーム31は常時ピ
ン25の軸芯について図中反時計回り方向に回動すべく
付勢されている。
尚、フック35の上方に近接して機台フレームにはリミ
ットスイッチLS6が設けられている。
フレーム3に固定したブラケット41にはガ゛イドプー
リー43が設けられている。
一端を支えバー17に係合したコネクター45は水平に
のびてこのプーリー43に係合してがら下方に延び、そ
の下端においてドアー9に固定したフ゛ラケット47に
固定されている。
このコネクター45はチェーン、ロープ、ワイヤー等の
適宜な可撓性線状連結材で構成する。
更にドアー9の下方に接近してリミットスイッチLS7
が設けられている。
次に第3図A、 Hによって上記の様な構造の装置の作
用について説明する。
まずドアー9が閉っている状態、即ちプレス作業中で作
業具が外部から手等を装置の中に挿入できない状態では
、ドアー9が下っているがら、フレーム3に固定したプ
ーリー43からドアー9に固定したブラケット47(こ
こにコネクター45の下端が固定されている)が離れ、
このためプーリー43と支えバー17上のコネクター結
合点との間の距離は短くならさ゛るを得す(コネクター
45の全長は一定だから)、従ってコネクター45を介
して尺えバー17が引かれ、アーム31はバネ39(第
1図)に抗してピン25の軸芯Pについて図中矢印Aの
方向に揺動し、支えバー17はラム7の突起15の真下
から外れた位置にくる。
従って、ラム7は支えバー17に妨げられる事なく自由
に上下する事ができる。
次にドアー9が開いている状態、即ち作業が完了して作
業具が外部から装置内に手等を入れる状態では、ドアー
9は上っているから、フレーム3に固定したプーリー4
3にドアー9に固定したフ゛ラケット47が近づき、バ
ネ39(第1図)のバネ力によってアーム31は先と反
対の矢印Bの方向に揺動し、支えバー17はラム7の突
起15の真下の位置にくる。
従って作業員もしくは機械の誤動作によってラム7が下
降しようとしてもその突起15が支えバー17に当るた
めそれ以上は下る事ができないのである。
ところで、支えバー17の支持に懸垂支持構造19を用
いたのは、上記したアーム31の揺動に伴う支えバー1
7の移動を円滑に行わしめるためのものである。
更にこの考案の装置にあっては、既に言及した2個のリ
ミットスイッチLS6.LS7を含んで、第4図に示す
様な電気回路が用いられている。
こて、リミットスイッチLS6はこの考案の安全装置が
働いて支えバー17が第3図Bに示すような作動位置に
あるときは「開」に、第3図Aに示すような待機位置に
あるときは「閉」に保たれている。
又、リミットスイッチLS7はドアー9が開いている時
には「開」に、閉じている時は「閉」に保たれている。
従って、例えば支えバー17が作動位置にある場合は、
仮に何等かの不測の原因によってリミットスイッチLS
7が実質的に閉状態となってリレーR57が働いても、
リミットスイッチ6が開いているのでリレーCR4は働
かず、従ってソレノイドSQL 1は作動しないからラ
ムは下らず、機械の安全が保証される。
又、例えばドアー9が開いているときは、仮に何等かの
原因でリミットスイッチLS5が実質的に閉状態となっ
てリレーCR4が働いても、リミットスイッチLS7か
開いているのでリレーCR7は働かず、従ってソレノイ
ドSQL 1は作動しないからラムは下らず、作業員の
安全が保証される。
以上の説明から明らかな様に、この考案においては、人
身事故が発生する危険を含んだ状況が始まるためのその
第1の動作、即ち機械の作業ヘッドの前ドアーを開くと
いう動作に関連して人身事故のもとどなる作業ヘッドの
動きを自動的に錠止してしまうので、前ドアーを開けた
後で作業具もしくは機械に誤動作があっても、人身事故
は絶対に発生しないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案をプレス加工機に応用した一例を示す
一部切除平面図、第2図はその支えバーの懸垂支持機構
周りを示す一部切除一部断面側面図、第3図A、 Bは
その作用説明図、第4図はこの考案の装置の電気回路を
示す説明図である。 1・・・プレス基台、3・・・フレーム、7・・・ラム
(作業ヘッド)、9・・・ドアー、15・・・突起、1
7・・・支えバー19・・・懸垂支持構造、25・・・
固定ピン、29・・・ボス、31・・・アーム、39・
・・引張バネ、43・・・ガイドプーリー、45・・・
コネクタ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所定の加工作業のために往復動するラムなどの作業ヘッ
    ドの往復動ストローク域の前面を開閉すべくドアー9が
    設けられており、 上記作業ヘッドには側方に突出して突起15が形成され
    ており、 上記のドアーに固定したブラケット47と、引張バネ3
    9により反時計回り方向に回動すべく付勢されている支
    えバー7とを適宜手段にて連結することにより、ドアー
    が開いているときには上記の支えバーが引張バネの力に
    より作業ヘッドの突起に当る位置に置かれて作業ヘッド
    リ往復動を阻止し、かつ ドアーが閉じるときにはその動きによって駆動されて上
    記の支えバーが引張バネの力に抗して作業ヘッドの突起
    に当らない位置に転位される如き加工機械の安全装置。
JP1977138761U 1977-10-18 1977-10-18 加工機械の安全装置 Expired JPS5936798Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977138761U JPS5936798Y2 (ja) 1977-10-18 1977-10-18 加工機械の安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977138761U JPS5936798Y2 (ja) 1977-10-18 1977-10-18 加工機械の安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5465076U JPS5465076U (ja) 1979-05-09
JPS5936798Y2 true JPS5936798Y2 (ja) 1984-10-11

Family

ID=29112232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977138761U Expired JPS5936798Y2 (ja) 1977-10-18 1977-10-18 加工機械の安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5936798Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS499821U (ja) * 1972-04-26 1974-01-28
JPS5061763A (ja) * 1973-10-06 1975-05-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS499821U (ja) * 1972-04-26 1974-01-28
JPS5061763A (ja) * 1973-10-06 1975-05-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5465076U (ja) 1979-05-09

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